記録ID: 559679
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
雪の日光白根山、菅沼から周回 下りはバリルート
2014年12月10日(水) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:31
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,206m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(金精峠は2014年12/25〜4/24は通行止めになります。) 湯元から上は、道路がほぼ全面積雪・凍結しており、スタッドレスまたはチェーン必要でした。 菅沼登山口の無料Pを利用。 ※トイレはありませんので、日光から来る方は中禅寺湖周辺で済ませておくとよいかもです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅沼〜白根山 登山口から15〜20cm積雪あり。 この辺で雪の深い所は、弥陀ヶ池から登り付近で、膝まで程度。 白根山山頂下の急登は凍結箇所あり。雪もクラスト状で、アイゼン必要でした。 ピッケルは使用せず、ストック2本でいきました。 白根山〜避難小屋 急な斜面を下りきると、谷間に避難小屋があります。 付近は特に雪が吹きだまっており、腿〜腰のラッセルになります。 避難小屋〜前白根山 稜線にあがるまで、一人分の明瞭なトレースがあり、助かりました。 前白根山〜五色山〜湯元分岐 樹木のない、気持ちよい稜線歩きです。雪も浅く、カリカリで歩きやすい 湯元分岐〜金精山 樹木が多く、北側斜面になるためか、それまでより雪が柔らかく深くなります。 湯元分岐を越えると、ルートが見えなくなり、尾根の上を進みました。 金精山〜国道120号線まで 金精峠まで行って、登山道を下る計画でしたが、金精山付近にトレースがなく、 さらにに藪と積雪でルートが不明瞭となりました。 また金精峠から谷間を縫って降りる登山道は、さらに深い積雪を想像しました。 そのため計画を変更し、金精山から国道までまっすぐ伸びる尾根を伝って下山しています。 今回のルートは登山道を外しており、参考になりませんのでご注意下さい。 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | 持って行って良かった物 地図、コンパスは携行しましたが、今回はGPSが大活躍でした。 |
---|
感想
2度目の日光白根山。前回はロープウェイ利用でしたが、今回は菅沼から登りました。
コースが違うと、山も別物になると実感しました。
今回は雪の状況とトレースの有無次第で、夏の登山よりはるかに時間がかかることを予想していましたが、終盤のバリルートは計画外でした。
結果的に短時間・無傷で降りられたものの、滑落は痛恨の失敗です。
レコを書いている時点で、あの判断が良かったのかどうか、自信を持って答えることはできません。
反省点はありますが、それ以上に大きなものも得られました。
目標であった、雪のナイトハイクを乗り切った達成感です。
くだらないことかもしれませんが、昨年の冬、実は浅間山で同じような失敗をしています。そのときはヘッデン無し、GPS無しの悲惨な状況で、もうほとんど遭難でした。これをずっと、抜けないトゲの様に抱えていたので、ようやく、自分でどうにか払拭できた感があります。
またひとつ貴重な経験を積むことができたと考えます。
さあ、スッキリしたところで、次はどこへ登ろうか!!!
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コメント
この記録に関連する登山ルート
ハイキング
日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山周回(湯元〜外山鞍部〜前白根山〜避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池〜五色沼〜五色山〜国境平〜湯元)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波 [日帰り]
日光白根山〈奥白根山〉(菅沼キャンプ場→弥陀ヶ池→山頂→五色沼→菅沼キャンプ場)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
常念岳でお会いしたHiroyansです!こんにちは!
写真とコメントを時系列で見ていて、ハラハラしてしまいました。僕の蝶ヶ岳からのナイトハイクなんて比べものにならないくらい怖いですね・・・。
暗闇。藪。雪。滑落。
精神崩壊しそうです(笑)。
とにかくこれからもあまり無理をなさらぬよう・・・。
コメントありがとうございます。
レコを読んでいただき、ご心配おかけしてすみません!
夜道は経験したいと思っていたのですが、藪にはばまれて道そのものが見つからなくなることまでは、正直頭が回りませんでした。
ラッセルを放棄して尾根へ入ったのは、天候がよく体力も残っていたうえでの判断でした。それでもGPSがなければ、ビバークしてでも来た道を引き返していたと思います。
いざ行ってみれば、尾根は思ったとおり雪が浅かったのと、地形的に通りやすいのか、木の幹のこすれや、枝打ちの跡など、人が入っているような形跡もみられ、意外に落ち着いて降りられました。(決してお勧めしませんが!)
と、いろいろ書いてますが本質は、運が良かった、これに尽きます。
不恰好ですが、反省も含めて自分の血肉となった山登りでした。
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