高嶺（御座石鉱泉から＆広河原から）◆登るために下る？◆

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 12:10
• 距離: 22.4km
• 登り: 3,373m
• 下り: 3,360m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:09
• 休憩: 0:59
• 合計: 12:08

1:31 御座石鉱泉
2:48 2:48 旭嶽
3:07 3:09 燕頭山
4:05 4:20 鳳凰小屋
4:58 4:58 アカヌケ沢の頭
5:24 5:30 高嶺
6:03 6:03 白鳳峠
6:13 6:13 赤薙沢ノ頭
6:44 6:52 広河原峠
7:45 7:46 広河原峠入口
7:49 8:01 白鳳峠入口
9:40 9:41 白鳳峠
10:21 10:27 高嶺
10:55 10:55 アカヌケ沢の頭
11:19 11:25 鳳凰小屋
12:18 12:18 燕頭山
12:34 12:35 旭嶽
13:38 13:39 御座石鉱泉
13:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御座石鉱泉駐車場（無料・約50台・トイレあり）

コース状況／危険箇所等

御座石鉱泉 ↔ 地蔵岳は割愛します。

【アカヌケ沢の頭 ↔ 広河原峠】
稜線および林の中はコース明瞭です。高嶺〜白鳳峠間のゴーロ帯（ゴーロとハイマツが入り混じる）でコースがややわかりにくい箇所がありますが、注意深く見るとハイマツ入口にピンクが付けられたりしています。

【広河原峠 → 広河原峠入口】
全般にとても歩きやすいコースです。序盤にガレっぽいところがありますが、その後は総じて歩きやすいです。ピンクテープも新しいもの（今シーズン？）がわかりやすく付けられ、ルートも明瞭です。

【白鳳峠入口 → 白鳳峠】
広河原峠と比べると荒れている印象。崖の崩落や樹木が倒れた跡も残っています。途中で林を抜けて広いゴーロ帯へ出ます。歩く場所に迷いそうですが、基本的にはゴーロ帯の左端または右端にピンテがあり、よく見るとルートも見えてきます。

写真

6/17 4:12

鳳凰小屋到着前、薄暗い空に現れた富士山。

6/17 4:32

鳳凰小屋、朝は静かでしたが下山時の昼は大賑わいでした。

6/17 4:32

ここの水は本当においしいです。往きも帰りもたっぷり汲ませていただきました。

6/17 4:49

毎度の蟻地獄、ルート部分は砂がやや締まっていたのでそれほど苦労しませんでした。

6/17 5:04

お地蔵さんたち

6/17 5:09

昇る朝陽とオベリスクのシルエット。

6/17 5:32

早川尾根に入るとイワカガミいっぱい。

6/17 5:13

正面に高嶺。

6/17 5:34

今日の本番はこのあとなので、後ほどもう一度登頂することになります。

6/17 5:35

正面に北岳

6/17 5:35

間ノ岳

6/17 5:35

農鳥岳と西農鳥岳

6/17 5:35

観音岳とその向こうに富士山

6/17 5:42

八ヶ岳

6/17 5:44

アサヨ峰まで延びる早川尾根。その右にキング＆左にクイーン。

6/17 5:44

甲斐駒はやっぱりカッコいい！

6/17 5:44

仙丈もかなり雪融けが進んでいますね。明日どちらかに奥さんと登る予定。

6/17 6:05

高嶺から進んだ早川尾根はハイマツの中のゴーロ帯や、

6/17 6:13

シラビソの林や、

6/17 6:24

苔のエリアもあったりして、表情豊かです。

6/17 6:41

北岳から延びた稜線の右に小太郎山、あそこももう一度訪れなくては。

6/17 6:56

最近の山行で足が攣ったり、攣りそうになることが重なったので、今日の主食はバナナです。

6/17 6:51

登るために下ります。我ながらこの面倒くさい性格よ。

6/17 7:06

下りは嫌いだー！
下りが苦手です。
上りだけだったらいいのに。

6/17 8:06

広河原まで降りて、さぁ今日の本番。

6/17 8:57

広河原峠に比べると、全体にやや荒れている印象。崩落跡なども残っています。

6/17 9:00

途中ハシゴが何ヶ所か。

6/17 9:26

突然林を抜けて広いゴーロ帯に出ました。歩く場所に迷いましたが、左端をよくみると踏み跡らしきとピンテがあります。

6/17 9:37

ゴーロ帯は長く続きます。

6/17 9:51

白鳳峠に着きました。なかなか登り甲斐のあるルートでした。

6/17 10:06

2度目の高嶺へ。

6/17 10:29

岩稜をよじ登ったりして・・・

6/17 10:30

クモイコザクラ

6/17 10:35

本日2度目の登頂。

6/17 10:36

白峰三山をもう一度眺めて下山の途につきます。

6/17 11:10

陽が高く昇ったので、オベリスクもはっきり姿が見えました。

6/17 12:00

ツバメオモト

6/17 12:41

イチヨウラン（ネットで保護されています）

6/17 12:43

マイズルソウ

6/17 12:46

ウメバチソウ

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

yoisa

百高山2巡目「高嶺」

【回想】
「早川尾根を歩いてみたい」と2021年6月に御座石鉱泉からアサヨ峰をピストン。アカヌケ沢の頭から進んだ先、高嶺には「あっという間に」着いた印象だった。その後アサヨ峰まではゴーロ帯あり、シラビソの林あり、苔の表情もあり、そしていくつものアップダウンもありと、かなり楽しい稜線歩きだった。


もう一度高嶺に登るなら、なかなかハードだと噂に聞く「広河原からの登り」をやってみたいと思っていました。来週にはバスが走るが・・・ええい、自分の脚で（高嶺経由で 笑）広河原まで行ってしまえ！
早川尾根を進んで広河原峠。ここからの下りは想像以上に整備されており、歩きやすい道でした。ピンクテープも新しいものがわかりやすく付けられ、コースは迷うことなく明瞭です。想定時間より随分早く広河原に降りました。
ここから南側にわずかに進むと「白鳳峠入口」、今日の本番です。スタートしていきなりコース脇が崩落、これを避けながら進みます。その先は大きな岩が現れて広河原峠とは違った印象です。進んでいく先は全体にやや荒れた印象、斜面が崩落して樹木が倒れたままだったりします。
いくつかのハシゴを登り、苔むした林を進むと突然広いゴーロ帯に出ました。どこを歩いたらよいか少し迷いましたが、よく見るとゴーロ帯の端がコースになっておりピンテも見えます。ときどき北岳を振り返りながら長いゴーロを登り詰め、白鳳峠に。さらに進んだ先で大きな岩をよじ登り、本日2度目の高嶺に登頂。
広河原からの高嶺、なかなかに登り甲斐がありました。

コメント

ハルボー

yoisaさんこんばんは(^^) 懐かしの高嶺ですが、そう言えばようやく真冬に登頂したので残念ながら山頂標識は雪の下だったのを、yoisaさんの写真で思い出しました！標識との記念写真を撮りに夏も行ってみたいな〜♪ 白鳳峠のルートも楽しそうですね！お疲れ様でした！
明日も南アルプス北部を奥様と安全に楽しんできてください。

yoisa

ハルボーさん、こんにちは。
ハルボーさんにとっては「5回挑戦」と、思い出深い高嶺ですね！到達された残雪のレコはよく覚えています(^^)。
山頂標識は2年前は木板が割れてしまっていたのですが、その後付け替えられたようで白地にポップなゴシック書体（笑）が立っています。広河原から白鳳峠はなかなか登り甲斐ありましたよー。コースを変えると山の楽しみも拡がりますね