会津駒ヶ岳〜七入（展望の稜線から静かな古道を下る）

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 09:06
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,553m
• 下り: 1,386m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:11
• 合計: 9:06

5:57 スタート地点
6:13 6:13 会津駒ヶ岳滝沢登山口
6:36 6:36 ヘリポート跡
7:09 7:16 水場
8:35 8:36 会津駒ヶ岳
8:56 9:10 駒の小屋
10:20 10:54 大津岐峠
12:01 12:07 電発避難小屋
12:57 12:58 大杉岳
13:32 13:32 会津駒ヶ岳 御池登山口
13:39 13:47 御池ロッジ
14:45 14:45 モーカケの滝展望台
15:03 七入バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

七入駐車場

コース状況／危険箇所等

・滝沢登山口〜会津駒ケ岳の間では距離の標識有り
・展望ベンチから山頂にかけては木道
　破損状態の木道があるため、足元注意
・濡れた木道は滑りやすいので転倒に注意
　（特に山頂を巻くコースでは要警戒）
・駒の大池から山頂へ向かうルート、中門岳へのルートは残雪に覆われている
　アイゼンなどは不要な印象（歩き易くはなるかと）
・水場は豊富な水量あり

・駒ノ小屋〜大津岐峠〜御池にかけての踏み跡は概ねはっきりしている
・部分的にコースを覆う残雪あり
・場所によっては足場が不安定につき油断は禁物
・梅雨、雪解け時期のため、泥濘箇所は数多くある

・御池〜七入は整備されているコース
・一部で階段の破損あり
・七入手前の沢には簡易橋あり
　ただし増水時の通過は慎重に

※ルートには部分的にズレがあるかと
※残雪の状況は6/17時点

写真

6/17 5:42

まずは自転車にてスタート地点へ

6/17 6:04

看板がありますが乗用車の乗り入れは可能です

6/17 6:08

最初の花はタニウツギ

6/17 6:23

一登りして辿り着く登山口

6/17 6:29

序盤はやや急登

6/17 6:46

目に留まったウラジロヨウラク

6/17 6:57

ブナの森へと入る

6/17 7:07

ツクバネソウで足休め

6/17 7:22

水場の水量は豊富です

6/17 7:28

咲き出しの(ヤマト)ユキザサ

6/17 7:35

ミツバオウレンが登場
今日一番多く見られた花でした

6/17 7:40

次第に所々で見晴らしが

6/17 7:54

小さなシルエットでも判別できる奥白根

6/17 7:59

日光連山
既に大剣に到達している方はいる？

6/17 8:04

梅雨時期ですが季節感が戻るエンレイソウ

6/17 8:06

ノウゴウイチゴのようです

6/17 8:07

残雪が所々に出てくると

6/17 8:11

ショウジョウバカマや・・・

6/17 8:11

イワナシの春花達

6/17 8:14

展望デッキより
白雲と残雪の会津駒ヶ岳

6/17 8:20

緑はまだ目立たない湿原
池塘の水は豊富

6/17 8:22

木道を進めば広がる大展望

6/17 8:24

山上のオアシス、駒の小屋

6/17 8:26

尾瀬の名峰、燧ケ岳と至仏山が揃う

6/17 8:28

奥には高原山
地元の名峰ですね

6/17 8:41

山頂前で振り返ればこの絶景が

6/17 8:42

ミネザクラではないですか

6/17 8:45

6/17 8:47

中門岳に続く稜線は残雪豊富

6/17 8:48

雪解け花の一番手、バイカオウレン

6/17 8:50

三ツ岩岳や丸山岳など奥深い山々の景色

6/17 8:51

裏越後三山など名山の景色

6/17 8:52

まだ残雪ハイクが楽しめる状態ですね

6/17 8:53

巻道を戻ります
傾き、濡れた状態の木道が危険・・・

6/17 8:56

安定した足場で望むのは平ヶ岳

6/17 9:00

足止めの要因はツバメオモト

6/17 9:13

駒の小屋でエコバッグをお買い上げ

6/17 9:23

小休憩の後は稜線歩きへ

6/17 9:27

富士見林道を行く
右奥の燧と至仏の間に見えるのが大杉岳かな

6/17 9:29

イワウチワとの再会

6/17 9:33

部分的に残雪あり
（首筋冷やしに有難かったです）

6/17 9:44

ミツバオウレンが足元を小さく飾る

6/17 9:47

アズマシャクナゲの華やかさ

6/17 9:47

荒沢、越後駒に掛かっていた雲が消えて晴天下

6/17 9:48

その右手には未丈ヶ岳や毛猛山

6/17 9:49

まだ咲き始め位と思っていましたが
イワカガミが見頃

6/17 9:50

この黄色スミレは・・・
そのままキスミレですね

6/17 9:52

振り返る会津駒の眺めが良い感じ

6/17 9:57

花開くシラネアオイ

6/17 9:59

今年のツツジは当たりですが
果たしてここのムラサキヤシオは？

6/17 10:06

降り注ぐ日差しと吹き抜ける風

6/17 10:13

森の中ではタケシマランがひっそりと

6/17 10:17

小湿原にはまだ花の存在は乏しく
ただ見晴らしは良好

6/17 10:29

6/17 10:45

峠で早お昼です
（つきまとう羽虫が煩わしい・・・）

6/17 11:12

予定通り御池に向けて足を進める

6/17 11:17

足踏み状態となる要因が発生

6/17 11:21

ハクサンコザクラに夢中

6/17 11:22

アピール度の高いシラネアオイ

6/17 11:26

ムラサキヤシオも負けじと咲き誇ります

6/17 11:28

そして足元にも群生が

6/17 11:44

緑に覆われた山腹で心を落ち着かせ

6/17 11:46

6/17 11:54

場所によってはまだ春花が登場

6/17 12:06

コミヤマカタバミ(白)ですね

6/17 12:12

電発避難小屋
ここから七入へと下るルートもあり

6/17 12:25

燧の姿が大きくなってきました

6/17 12:32

足元の泥濘が点々とあり
疲れでハマることが多々・・・

6/17 12:36

6/17 12:37

イワカガミ
花付きもなかなかの密状態

6/17 12:42

ズダヤクシュの姿が新鮮

6/17 12:52

幾度も見かけるミツバオウレン
時々小群生あり

6/17 13:01

振り返る会津駒
だいぶ離れました

6/17 13:06

6/17 13:12

針葉樹の森をひた下る

6/17 13:16

コミヤマカタバミ(ピンク)が印象的

6/17 13:35

6/17 13:45

舗装路は余計に暑さを感じます

6/17 13:57

御池で小休憩
スモウトリ田代ではレンゲツツジやコバイケイソウ

6/17 13:58

ロッジ裏ですが驚くほどの静けさを感じます

6/17 14:00

湿原をよくみると散らばる青、タテヤマリンドウが盛り

6/17 14:02

ゴゼンタチバナのシーズン間近

6/17 14:05

6/17 14:07

ワタスゲにフサフサ感がもう少し足りない

6/17 14:08

あれはチングルマ？
離れていて良く見えず

6/17 14:11

ブナ林の中を歩きます

6/17 14:17

重なる2花の時期、白と朱の共演

6/17 14:17

ここにも白、ツマトリソウですね

6/17 14:19

鳥を象る花、ハクサンチドリ

6/17 14:23

少々驚き
まだリュウキンカが見られるとは

6/17 14:25

車の騒音が若干残念ですが
木陰の続く森を下ります

6/17 14:54

モーカケの滝で最後の区切り

6/17 14:57

密になっているギンリョウソウ

6/17 15:00

怪しく影を落とす・・・

6/17 15:03

小さな白花はタニギキョウ

6/17 15:06

暑さを忘れる沢の光景

6/17 15:12

無事戻ってきました

6/17 15:13

なぜかここにクリンソウ

6/17 15:55

駒の小屋で貰った無料券で珈琲を頂きます
お疲れ様でした

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

wakasato

愚図つくお天気が続く正に梅雨の空模様。
中休みとなりそうな週末の予報。
好天気を期待しながら・・・

見上げれば青空に白雲。
天気は期待通りでしたね。
それもあって山上からの眺めは良きものでした。
会津駒ヶ岳や燧ケ岳、平が岳から裏越後三山など
残雪模様の山並みが素晴らしかったです。
そして足元の花事情も多種多彩。
ミツバオウレンやシラネアオイをはじめ、エンレイソウやイワナシなど
少し季節が戻る花々も見られました。
他にはコミヤマカタバミ、ハクサンコザクラなどが印象的でしたね。

登りでは風のお陰で体感がだいぶ違いました。
ただ稜線では日差しの暑さが優勢。
それでもブナの木々など日を遮る木陰を歩けば快適。
期待通りの天気に恵まれ、満足のハイクができました。

コメント

nyagi

こんばんは〜

毎年のように行かれてますが、展望よし花よしのお山！
いまだフレッシュな岩うちわから白山チドリまで、春から初夏まで網羅するお花たち🌸
土曜日は空気も澄んでたから、展望も素晴らしいですねぇ

しかし早出早足のわかさとさんが9時間かぁ。。。
我が家だったら日が暮れるなぁ😓

先日我が家は白山コザクラを見逃したかまだだったのか分かりませんが
とにかく見ることが出来なかったので羨ましいです！

wakasato

nyagiさん、こんばんは。

会津駒〜中門岳、大杉岳への稜線には残雪があるので
季節が進んでもまだ春の花が見られますね。
なので雪解けの時期には歩きたくなる山域です。

花の種類には満足ですが・・・
サンカヨウは空振り、ツバメオモトはやや振り遅れ状態？
２花が残念な結果。
そこを挽回したのがハクサンコザクラでした
てっきりもう少し先だと思っていたので
自分でも予想外の出会いに驚きましたね。

BOKUTYANN

一度は歩いてみたいルートです(^○^)

wakasatoさん　おはようございます

17日はこっち方面も良いお天気に恵まれたんですね
会津駒はここ数年続けて行ってますがいつもピストンばかり
このルートやキリンテなどへのハイクを一度はしてみたいものです
　※去年キリンテへの下山を計画しましたが思わぬ事情で結局ピストンだったし
waka様の様な快足を持ち合わせないので流石に御池〜七入りへはつなげませんが
御池〜アイコマ、またはアイコマ〜中門〜キリンテなど歩きたいものです

この時期でも見られたハクサンコザクラをはじめやはり花も充実
これから7月中旬頃までは一杯楽しめますヨネ

この日は全く別方向に行ってしまいましたが
このエリアも候補地の一つだったんですよ
今年は行くチャンスが巡って来るかな?（●＾o＾●）
爽やかなレコを楽しませていただきました　謝々

wakasato

こんばんは、BOKUTYANNさん。

木道の続く中門岳方面は歩き易くて良いですよね。
一方の大津岐方面も一般的な登山道レベル。
ルート上に変化があってこちらも楽しめます。
更に御池方面に足を延ばせばもう一押しの変化が。
今回はそこにハクサンコザクラが出現しましたね

アイコマ〜大津岐峠にある湿原ではまだ残雪があるので
それが融ける7月位は花がまた多彩になりそうです。
今年はチャンスが来たならば即決してみてはどうでしょう