塩見岳ー蝙蝠岳
- GPS
- 19:47
- 距離
- 32.8km
- 登り
- 2,840m
- 下り
- 2,843m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:44
- 山行
- 10:49
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 13:45
天候 | 曇り後快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報を見てみると、金土日と天気が良いとなっている。これは登山に行くしかないと、かねてより目指していた蝙蝠岳に登ることにした。一泊にするか二泊にするかを考えており二泊の場合は、蝙蝠の奥の徳右衛門岳を視野に入れていた。それは出たとこ勝負にすることにした。曜日は人が少しでも少ない金曜日にした。
運悪く金曜日は水道屋さんがくる日で、来る時間の幅が二時間とあり出来るだけ早く来てくれと思っていたが、一番遅い時間に来られて、簡単な部品の交換なのに会社の許可が必要と電話をかけに消え、何度も何度も作動確認をするため、山を登り始める時間が昼の二時になってしまった。
鳥倉ゲートから登山道まではアスファルト道で40分程度かかった。
鳥倉登山口からは、針葉樹の下に草がびっしり生えている不思議な箇所で、登山道のみ草が生えていなかった。その後は草が無くなり、急坂があったり平行歩道っぽい道があったりした。何にしても800mの登りが三伏峠まで続く。
塩見小屋までは、登ったり降ったりを繰り返して、徐々に標高が上がる。パラっと雨が数滴落ちたが、びっしょり濡れる感じではなく特に対策せずに登った。すると徐々に雲が切れてきて、景色が見えてきた。中央アルプスや南アルプスの南方面が見え始めた。塩見小屋に着いたのは20時前だった。塩見小屋は3畳らしく一人おられたので少し詰めてもらい何とか寝床を確保できた。ここまで狭いとは思っていなかった。あくまでも冬季の緊急避難小屋なんだと思い知らされた。急遽予定を立てたため情報収集が疎かになってしまった。
夜は山のことが色々頭から離れず、一睡もしない内に朝を迎えてしまった。夜中にバターロールを三個、朝にバターロールの残り一個とむすびを一個食べた。
二日目の山行は朝四時過ぎに始まった。塩見の頂上を登る途中に日の出になった。これも情報収集不足が悔やまれた。塩見の登りの途中は鎖場もあり、楽しんで登れたが回復時間が足りて無かったからか、調整不足のためか、足の動きが急に鈍くなった。それでも蝙蝠までは騙し騙し行けたが、帰りの登りはかなり遅くなってしまった。蝙蝠で徳右衛門岳を見たがとても無理だと思った。それでも何とか塩見に登り返し、塩見小屋まで戻って来れたが、降りも足が動かなくなってしまった。しょうがないので、塩見小屋で二時間の仮眠(眠れた)を取った。すると状態が良くなっていたので降ることにした。土曜日なので利用者が多い可能性も考えた。最初は登りも降りも少し良くなっていたが、徐々に鈍くなった。それでも三伏山まで着けて、あとはほぼ降りだったので、疲れたら座れそうな石を探して、一分くらいの休憩を繰り返して登山口に辿り着けた。
ゲート前まではダラダラ歩いていたが途中で山行ですれ違った方に出会い。話しながら歩いているとあっという間にゲート前に辿りつけた。
夜登山は涼しくて自分にとっては好ましいと思っていたが、大抵次の日に影響してしまい失敗する。単日行に使うか、早朝行にした方が良いことが改めて好ましいということがわかった。
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