権現岳（観音平〜青年小屋テン泊〜権現岳〜天女山）
imonee
体力度について
- GPS
- 14:58
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,667m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 10:48
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
小淵沢〜観音平 MOUNTAIN TAXI（前日17:00までの予約制）1,800円 甲斐大泉〜小淵沢〜甲府〜立川〜最寄駅 JR普通列車3,410円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★押手川分岐〜青年小屋に直行するルートはけっこう登るし歩きづらい ★青年小屋〜権現岳は岩場・鎖場あるが登りならほぼ問題ない。下りは雨だと緊張するかも ★権現岳から三ツ頭に向かう序盤に一箇所鎖場あり ★前三ツまでは展望よいが、その後は小石の多い下りで傾斜もやや強めで滑りやすい。段差のある箇所もたびたびあるので歩きづらい ★標高1,800m前後から傾斜がゆるくなり、遊歩道な道に(^_^)♪ ★全体的にコイワカガミ、キバナコマノツメ、下の方にはサラサドウダンツツジが多く咲いてました！ |
| その他周辺情報 | ★観音平駐車場に和式トイレ３個室（水？が枯渇していた） ★青年小屋 テント場800円（トイレ代含む） 名前や住所などの記入もしなくてよいのでラク トイレは男女兼用１個室・紙あり洋式 ★乙女の水 青年小屋から5〜10分ほど。水量豊富でした ★天女山にトイレあり |
写真
雲海までは遊歩道コースもいいけど、本日は確実にサラちゃん（ドウダンツツジ）が存在してるはずのこちらのコースで行きます。人多いケド
1
今日は混んでてはじっこが取れなかったけど、権現見える向きで設営。しかしこのあと、さらに密集して三方を囲まれることになる…（涙）
5
装備
| 備考 | 半袖ドライレイヤー、長袖ウィックロン、半袖Tシャツ、夏用トレッキングパンツが行動着。夜はフリースとレインウェア上下を着用で寒くはなかったが足が冷えて釣りまくった |
|---|
感想
(￣∀￣)
今年の夏山始めは権現岳！
観音平からの青年小屋はもはや4回目で、
いいかげん終わりにしたい。
今年こそ権現岳に登ろうと、
MOUNTAIN TAXIの運行開始に合わせて
このたび行って参りました！
↓まぁおおまかなことは6/19の日記に書いてしまったのデスが
https://www.yamareco.com/modules/diary/79241-detail-302593
↓ちなみに2010年に美しの森から天女山まで歩いた時の過去レコはこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2308901.html
とにかく私には権現岳から天女山まで歩きたい理由があったのです。
がんばるぞぅ！
MOUNTAIN TAXIの車中もとにかく景色はすごくって、
時間と体力があれば登山口まで歩きたいぐらいです（やだけど）
お天気のいい週末とあって観音平駐車場は手前から路上駐車の大行列！
トイレも水？が枯渇していてヒサンな状況でした。
今日はひそかにサラサドウダンが咲いてることを期待して、
通常ルート（？）で出発です！
すると、咲いてましたよサラサちゃん！(・∀・)♪
最初たくさん散ってたからあーもう終わっちゃったかと思ったら
その先にあちこち咲いてます！
今日は青年小屋に着けばいいから、ゆっくり撮影しながらのんびり歩きます。
つーか、とにかく暑くって体力を消耗(;￣Д￣)ハァハァ
久々のテント背負ってのがっつり（私にとっては）登山でへばり気味。
編笠山？もう3回登ってるし、内2回は晴天だったから今日はパス！
押手川分岐ではすでに足が笑っていたため、躊躇なく巻道コースへ。
巻道と言っても私が勝手に言ってるだけで
実はそれほど楽じゃないンですよね。
半分ぐらいは登ってるし、石とか木の根っことかうざいし。
後半に平坦になるけど大岩が邪魔だし、
最後はやっぱり登るので疲れる（←登山だからアタリマエ）
今日もイワカガミとかたくさん咲いてたけど撮影する気力ナシ。
大にぎわいの青年小屋に到着です！
あー混んでるね(￣▽￣)でもまだ場所はいっぱいある！
ちなみに青年小屋での受付は800円払うのみで、面倒な記入は一切ナシ！
水は乙女の水を汲み放題だし（枯れてなければだが）
トイレは1個室のみだが紙もあるし洋式だしじゅうぶん！
…ただ、今日はさすがにオーバーユース、ゴミ箱から紙があふれてました…。
テントはあまり張れる場所がなく、それでも権現岳を望める場所をGET！
しかしなぜか泥っぽい場所に張ってしまったような気がする。
張り終わってさっそく自分のテント越しの景色を撮影していたら、
すぐに単独の男性が目の前にテントを張り始めてガッカリ(TДT)
いや、その位置だったらせめて挨拶ぐらいしてほしかったわ…。
その後も斜め前やら隣やらにテント張られて私の周りだけ密集状態に。
他にもまだ空いてるとこあンだけど、石とか邪魔で張りにくいようです。
しかもデイキャンプの親子がいて、3時だか4時だかに撤収したから
遅く来た人がいい場所に張れて、ちょっとクヤしかった。
その親子も、張る場所探して放浪してる人が何人もいたのだから、
「もうすぐここ空きますよ」とか言ってあげればいいのに。
けっこう広く場所使ってたし…
でもまぁ、前にテント張られて気分悪かったけど
目隠しになってよかったかな。権現岳は見えるままだったし。
私は勝手に腹を立てていたから人のテントを見て
「張り方へったくそだなぁ」と心の中で罵っていたが、
朝起きたらロープがゆるんでるのは私のテントだけだった…（←下手なのお前やん）
でもフライをきちんと止めてない人多くて、なんで？流行りなの？
確かに風のない夜ではあったけど、なんで止めないん？
風強かったらバッサバッサうるさいよ？
夜は縦走する人が多いのかわりと早く静かになったけど、
一人なのに「これうまいな。うんうまい」とか大きな声で言ってる人とか
歯磨きみたいな音も聞こえてきて、なんなん一体とか思った(-_-)
みんなが静かになってる中で声や音立てる人ってマジなんなん。
隣の2人組も夜中の2時だかなんだかに起きた時
「おはよう。満天の星だね」などと言う声が聞こえ、
それ以上しゃべらなかったからまだいいけど、
みんなまだ寝てンだからその会話いらんだろ。
あと、ヘッドランプつけて頭動かしまくるとうざいのでやめて(>_<)
以上、いつもの愚痴でした！
そんなわけで今回は早起きする人が多かったので
3時4時にはけっこう賑やかになってきて（正確には忘れた）
私は7時に出発できればいいかななんてのんきに思ってたけど
けっきょく起きてしまい、
私としては奇跡的に早い6時出発となりました！すごい！
さすがにトイレはいちいち並ぶので面倒だったけど、
まぁせいぜい数人だったし。
さっそく出発したもののまたすぐにトイレに行きたくなり、
長丁場であることを考えると不安になって、
引き返してもう一度トイレに行きました（←バカ）
そしてやっと出発。今日は調子がいいです。
ストックを使用してゆっくり登りながら、振り返ると編笠山。
富士山も見えるし最高だな♪
せめて三ツ頭までは、天気持ってほしいな。
たぶんけっこう急登だったと思うけど、序盤は元気で気にならない。
昨日たっぷり眠ったし、ごはんもたくさん食べたしね！
写真が多すぎてレコ作成が遅くなったので記憶があやしいが、
確かパンとかもたくさん持ってきたんだよな。
あ、でも持ってきすぎてさすがに食べきれなかったケド（思い出した）
のろし場の手前でストックをしまい、岩場に備える。
ここからは絶景続きでもう撮影の手が止まらない！
でも時間は十分にあるから大丈夫！よかった6時出発にして！
さすがに昼ぐらいには前三ツまで行けるだろうし！
鎖場が出てくるとまた楽しくて、登りなら全然問題ないレベル。
ただ、下るとなると無理ではないが怖そうなので、
ピストンにしなくてよかったと思いました。
登山者は多かったけど渋滞するほどではなかったのでよかった。
ギボシは特に山頂標識とかなかったけど、
たまたま人が途切れたのでゆっくり景色を堪能。
標識がないから気付かないか、省く人も多いのかもしれない。
風も強くなくかといって無風でもなく気持ちよかった。
権現岳山頂に行く前にキレットの方をちょっとのぞいてみて、
ちょっとだけシャクナゲが咲いててうれしかった。
ゲンジー梯子は見えなかったけど、登山者多いから寄り道はやめた。
そしてやっと山頂へ。
撮影のために並んだけど大した時間ではない。
せっかくだからと後ろに並んでた若い男性に写真撮ってもらいました。
モタモタしていて待たせちゃって悪いことしたな…(-_-;)←毎度
みんないつもありがとうね！
そうして景色を堪能したら、三ツ頭方面へ下山開始！
いやぁ、楽しいなぁ！まだまだ見所がいっぱい！
すぐに不安だった鎖場登場で、後ろに人がいなかったから
ゆっくり焦ることなく下ることが出来ました。
途中までは問題ないンだけど最後の方に足場がなくて、
大した高さはないもののちょっと難儀しました。
（私の前に降りてた女性も後に来た男性も難儀してたから私だけバカだったわけではナイ。たぶん）
なんとか無事に下りて、これでもう難所はナシ！
しかし、その後に微妙な岩場で難儀してたら（←バカ）
後ろから来た若いカップルに追いつかれ、ぶつかるレベルで接近されたので
「そんな…（そこまで接近したらあぶないだろ！）」とつぶやいてしまった。
そりゃ私がモタモタしてたのは悪かったけど、あれじゃぁ煽り運転だよ！
岩場や鎖場では前後の人と距離あけましょう！
（↑その前にお前もも少し早くなれよ）
その後も若干傾斜の強い道を順調に歩き、
なんかピークっぽい場所に登れるような岩場があったけど
右手にしっかりしたトラバース道があったから
道こっちだよな？と思い、そちらへ。
しかし、もしやそのピークが三ツ頭だったら？（←いや絶対そんなことないンだけど、さっきのギボシだって何も書いてなかったし…）
少し先に進むと逆側から登れそうな道が出来てたので
戻るような形で登っていくと、小さな祠がありました！
その上が少し平坦になっていて、ちょっとした休憩スペース！
いや、こりゃいいやと思って腰を下ろしたら、その後次々と人が。
権現岳と赤岳の展望が良かったですが、混んできたので退散。
三ツ頭までは権現から40分のはずだけど、なかなか着きませぬ。
でも面倒な道はなく、後ろから来る人に追いつかれたくないと思いながら
なんとか三ツ頭に到着！
休憩してる人がいっぱいいて全体は写せなかったけど、大絶景です！
少し休憩して景色を堪能し、また出発。
すぐに観音平へ下るルートの分岐があり、
私がずっと「あそこの尾根を下るンだな」と思い込んでいた尾根が
この木戸口公園経由の道（だよね？）だとやっと気付いて愕然。
考えてみりゃそりゃそうなのだが私って自己中だから（←？）
すぐ先にちょっとした広場があったので再び休憩。
どんだけゆっくりなのって感じですが、けっこう疲れてきました…。
前三ツまでは大した距離ないはずですが、荷物重いし足も痛み出して
まだ？まだぁ？とか思いながらなんとか到着。
ゆっくりしすぎてお昼を過ぎてしまいました。
よかったよ、6時に出発して…。
時間があると思ったからあちこちでゆっくりしたとはいえ、
まさかこんなに遅いとは…。
そう考えると、前三ツからの下山も3〜4時間かかっちゃうかも？
天女山から駅までも歩くつもりだったが、最悪タクシーだな…。
少し気持ち悪くなったのでゼリー飲料飲んでお菓子食べたりしましたが
コースタイム通りに歩けたとしても2時間半は下り続けなきゃならんことに
うんざりしながら出発。
そうだよなぁ、考えてみたら権現岳からの下山は、標高差が1,200mもあるのだ…。
下りなら大丈夫だろなんて、甘かったな…。
でももう難所はないから大丈夫！
のはずだが、ロープが張られた急坂があったり、
全体的にけっこう傾斜が強くて砂利とかザレていて滑るし、
怖いとかはないけど段差の大きいとこもちょいちょいあって
足痛くてつらいしいらいらします。
樹林帯に入って景色もたまにしか見えなくなり、
新緑というのか夏だからか緑がイキイキとして綺麗で、
それだけが慰めでした。
人影は少なく、気楽ではありましたが。
心の中で「もう泣いちゃおうかなー」なんて思いながら
少し傾斜がゆるくなった気がしたところで
出現した倒木ベンチに座って休憩。
他の登山パーティが来たタイミングで出発したら
なんと！ここから奇跡のように、平坦な遊歩道のような道に？
なんで？なんで？うそみたい！
実際、さっきのような傾斜の下りが続いてたら、
かなりヤバかったかもしれない。
しかも予想外にサラサドウダンのお花も咲いてて、
たまにひらけた場所も出てきて気持ちがとても明るくなりました！
いやでもまさか、こんな遊歩道が続くわけない。
そのうちまた下りになるだろう、でもなるべくこの道が続いてほしい。
そんな風に思いながら歩き続けましたが、本当にずっと楽な道。
ほんとうにラッキーでした。
やがてひらけた場所にぽつんと昭和レトロなベンチが。
ここがもしかして天の河原とかいう場所かな？と勝手に思い、
さらに進むと八ヶ岳横断歩道との分岐が！
いつかここも歩きたいなと思いながら、やった！やった！もうすぐ終わり！
そしてベンチがあるのが見えて、やった！天女山か？
昔来た時と全然違うけど、きっと変わっちゃったンだ！
と思ったら、ここが天の河原でした…。
でもまぁ、天女山までもあと10分の距離です！
日差しが強くてあっついです。
しかしここから天女山までは気が緩んだせいか長く感じまひた。
そういうお約束ですね。
駐車場から登ってきた観光客のような人もチラホラいた。
まだぁ？まだぁ？と思いながら駐車場に到着。
ここから少し下る感じで天女山山頂です！
山頂は広場になっていて、その先にトイレ、これは以前の写真と比べても変わっていないようでした。
そして、「展望台100m」とあり、まだ歩かせるのかよ！とイライラ。
でもその展望台が、以前来た時に休憩した場所でした。
ベンチとかあずまやとか以前とは違っていたようだけど、
「天女山」というでかい石碑は同じ。
やっと来れた、ずっと来たかった天女山に、戻って来れた！
2羽で追いかけっこしてる蝶々や虫が飛び交う中、あずまやの下で靴を脱いで休憩。
虫が目の中に2回ぐらい入っちゃってうざかった。
後半が遊歩道だったせいか、思ったより早く到着できて良かった。
でもなんだかんだ言ってもうすぐ4時になります。
車道に出るまでまだ山道があるので、さっさと行きませう。
この、登山口まで下るのがけっこう長かった（←また？）
普通に樹林帯の山道、しかも階段ばかりだったので
もし道を間違えてたら時間も遅いしやばいなと思ったが
間違えてるわけもないので気を落ち着かせます。
前回来た時も指導標の地名がなんかおかしくて、
途中ですごく焦った記憶があるのですが、
標識って却って迷わせる原因になることもあるんだよね。
駅とか登山口とか書いてくれればいいのに、
八ヶ岳横断道路って書いてあったから横断歩道と勘違いした。
道路の名前ね。
で、地図を見る限り天の河原〜天女山と同じ10分ぐらいだろうと思ってたが
20分ぐらいかかって登山口に下山。
途中に前回見た「天女山・三ツ頭・権現岳登山口」という看板を見つけられなかったのが残念でしたが、13年も前なので同じ看板が残ってるかどうかは定かではない。
まぁいいや。ぶじ天女山に下れたのだから、夢がかなったようなもの。
あとはなんとか、3km超の駅までの道を、黙々と歩こう。
ひたすらまっすぐ、微妙に下っている車道を歩きます。
途中に公園とか神社とかあれば休憩したかもしれないけど、何もなし。
たぶん前回も歩いたはずなのだがまったく記憶にない。
それでも1時間かからずに駅に到着、電車の時間も20分後ぐらいとちょうどいい。
実はけっこうトイレに行きたくなっていたが、天女山のトイレには入りたくなくて
観光案内所のところにあったトイレに入ることが出来てスッキリ（←はしたない）
小海線で小淵沢まで行き、中央線を乗り継いで帰りました。
足が痛くて痛くてつらかったけどそんなに眠くはなく、退屈でしたが。
なんとか鬼滅の刃最終回に間に合って良かった！(＾∀＾)
最高の一日でした！
というわけで、3度目の正直の権現岳はお天気に恵まれ、
最高に大満足の登山となりました！
いやぁ、ほんと楽しかった！
写真を撮りすぎて選ぶのが大変だったうえ
仕事も残業続きで全然余裕がなくてレコ作成が遅くなり
終わらないまま次の登山に行ってしまって
またそれも最高だったので記憶が上書きされてしまった気がしたけど
写真を見てるといろいろ思い出し（←当たり前）
本当に楽しかったなぁと思いました！
権現岳、次はキレット縦走できるかな？(;・∀・)
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
天女山の最新記録
権現岳の最新記録
三ッ頭の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する