ばんざーい!ヤッタヤッタ!
三度目の挑戦で、ようやく権現岳に登れた
imoneeですこんにちは!
権現岳は、昔、美しの森から天女山までハイキングした時に
『三ツ頭・権現岳登山口』という看板を見て(画像)
「私が八ヶ岳に登ることなんか絶対ないだろうな 」
と思ったことをよく憶えています。
その思い出の天女山に下るコースを使いたくて
何度も計画を立てたのに、
しんどくなってやめたり(←オイッ)
天気がイマイチで眺望が期待できないからやめたりで
2回も撤退していました
が、この土日、天気予報が良かったこともあり、
満を持して登ってまいりました!
欲を言えば、土曜日の方が景色クッキリだったンだけど
一日で権現岳まで登りつめるのは私にはムリなので、
青年小屋でテン泊して日曜の登頂となりました。
思えば青年小屋は、今回で4回目の利用。
私にとっては小梨平と並んで1位タイの利用率です。
1度目は、編笠山と西岳めあての利用で、
2日目の天気がよくなかったせいもあり観音平ピストンで。
2度目はあわよくば権現岳に登ろうと目論見ましたが
めんどくさくなったので(←オイッ)
せめて初めての道を歩こうと、西岳から富士見高原に下山。
3度目も権現岳に登るつもりでいましたが、
めんどくさくなったので(←オイッ)
もとい、天気がガスガスで眺望も望めなかったことから
編笠山から富士見高原に下るコースに変更。
観音平からの編笠山もすでに直登コースと巻道コース、
雲海から下の遊歩道コースも歩いてしまったので
もう言い訳(?)は出来ませぬ。
次こそ、次こそ権現岳に登らないと!
というわけで、今回は編笠山にも登らず体力を温存し
(というより久々のテン泊登山で暑くてしんどくてバテた)
権現岳にすべてを集中する作戦で行きました!
この日に運行開始したMOUNTAIN TAXIに乗り、
観音平手前から長く伸びる路上駐車の列に恐れおののき
以前普通のタクシーで来た時は路上駐車のせいで
500mほど手前で降ろされてしまったのですが
さすがにMOUNTAIN TAXIは駐車場まで行ってくれました。
こりゃぁテン場も混むだろうな、と不安になりながら出発。
密かに期待していたサラサドウダンがまだ咲いてたので嬉しかったけど
押手川分岐ですでに足が笑い出し(←体力なさすぎ )
毎週登山を続けていたつもりだったけど所詮ハイキングレベル、
夏山のがっつり登山には全く歯が立たないと痛感しました
それでも一晩ぐっすり寝て、翌日は朝6時出発という
私にしては異例の早出 (←通常は7時か8時。遅っ)
今までは不安ばかりだったのにこの日はやる気マンマン、
なんというかメンタルはバッチリでした
岩場や鎖場はそれほど難しくはないはずなので
むしろ楽しみに思いながらのスタート!
まぁ詳しくはWebで!じゃなくてレコに書きますが、
また写真を大量に撮ってしまったので時間がかかりそうです
そして念願の天女山ルートで下山したわけなのですが
まぁ 甘かった。自分の考えが甘かった。
あえて気づかないフリをしてたのですが、
天女山までは標高差約1,200m
心配してた序盤の鎖場はなんとかクリア、
前三ッまでは絶景だったもののすでに足が痛く
それでもここからはひたすら下山するのみ、
難所もないから問題なかろうとたかをくくっていたが
ザレて傾斜の強い道が延々と続き、
滑るのでスピードが上がらずイライラ。
もう、もうムリ… でも下らなければ帰れない…。
標高2,000mの看板を見て「まだ500m下るのかよ! 」と絶望しながら
比較的傾斜がゆるくなったところで倒木を利用したベンチがあり
ウンザリしながら休憩し、再出発。
するとここからは嘘のように、ほぼ平坦な遊歩道のような道となり
「もしかして、いい子にしてたから(←誰が? )
神様が助けてくれたのかしら?」と思うほど。
新緑が綺麗でサラサドウダンもちょいちょい咲いていて、まさに天国!
ほんと助かりましたよε=(^、^; )
というわけで詳しくはWebで!(←しつこい。知るか )
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5628466.html
念願の権現岳に登れ、周辺のルートもほとんど歩いたので
(※追記 西岳から立場川に下るルートは未踏でした)
残りは三ツ頭から観音平のルート、
こちらはいつかキレット縦走する時に利用しようかしら? (←出来るのか?)
テン泊ではたぶんムリなので その時は権現小屋泊で!
権現小屋、赤岳頂上山荘、の最低2泊は必要だな
いやキレット小屋にも泊まった方が無難かな?
というわけで、おそらく青年小屋利用は今回が最後。
さようなら、ありがとう青年小屋!
実は今回箸を忘れ、カップ麺を買えば付けてくれるかな?と思ったら
山小屋には珍しくカップ麺の取り扱いがなかった…
小屋のお姉さんに相談したら割り箸一膳分けてくれました。
ごめんなさい、ありがとう!(;>_<) 山で忘れ物は命取りですよ!
(ちなみにその後、ザックの中からいつ入れたかわからない割り箸が出てきた )
青年小屋は“遠い飲み屋”で有名ですが、私はお酒が好きじゃない。
トイレも一つしかなく、大変かぐわしくてキツイですが
でも紙は常備されてるし洋式便座だし、嫌いじゃなかったよ
特に何がってわけじゃないけど、青年小屋もテン場もお気に入りでした。
近くにある乙女の水も美味しくてネーミングも最高!
今後二度と行かないというわけではないけれど、
数年のうちに何度も来てしまったからしばらく行くことはないでしょう。
(※私が青年期を(とっくに)過ぎて、老年期に入ったからではありませぬ)
でもずっと存在し続けてくださいね!(←余計なお世話)
ちなみに今回、天女山に下りて
昔見た「三ツ頭・権現岳登山口」の看板の前で感慨に耽りたかったのですが
疲れて余裕がなかったこともあり、この看板を見つけることが出来ず。
まぁ2010年に見た看板が今でも変わらず設置されてるかはギモンですが
この看板まだあるよ!と知ってる方がいたら教えてください
その後、甲斐大泉駅まで3km超の車道歩きを経て
ダラダラ普通電車の旅で帰宅。
山梨県はお隣だからそんなに時間がかかるわけはないンだけど、
ぶじ鬼滅の刃の最終回スペシャルに間に合ったのでホッとしました
まぁ疲れて眠いし動きたくないしであまりちゃんと観れなかったケド
期待させたわりにアニオリが多く無理やり引き伸ばした感があったが
柱稽古編アニメ化決定に歓喜!
そしてその次は無限城編がもはや確実ですね!\(^∀^)/
いやー、でもほんと、夏のテン泊登山しんどいわ(;´д`)
みんななんで平気なの?
天女山からどーやって帰ったのかな?と思ったらやはり車道歩きでしたか😅
でもあそこは舗装道路とはいえ、延々と続く下り坂、膝をやられそうです
そして「箸」
私も念の為にと入れておいたはいいものの、すっかり忘れてザック整頓したらポロリと出てきた事がありました
備えは必要だけど、忘れたら備えても意味無し、と痛感した出来事でした😅😅
最後の車道歩きはタクシー呼ぼうか迷いましたが
車では近いからさすがにもったいないし
道がひたすらまっすぐでわかりやすいから良かったです。
途中に神社とか公園とかもなかった(たぶん)し
休憩したら絶対歩きたくなくなっちゃうからと1時間黙々と歩きました。
登山の最後っていつもこんな我慢大会ですね
箸を忘れたのはビックリしました。
今までも忘れかけたことはありますが、ギリギリで気付いたり、予備の箸をあらかじめザックの内ポケットに入れておいたり。
でも今回のデカザックには入れた覚えがないので、おそらく以前のテン泊の時に食料袋からこぼれたのでしょうね
もし割り箸をわけてもらえなかったら、メスティンの持ち手でどうにか食えないかな?とか思ったりあとはペグ?
丸っこい石でスプーンとか(始め人間ギャートルズ)指箸(火傷必至)はどーかな〜😅
石は考えなかったです。あ、小枝を探せばいいのかな?
今回のメニューはお茶漬けだったので、最悪は飲んでも良かったですね。
(翌朝はうどんの予定だったがごはんが余ったので朝もお茶漬けにしました)
実は小枝は危ないこともあるらしいです
というのは、「7シーズ」(漫画です)の中でその辺にあった木の枝を箸代わりにしたら猛毒だった、の話しがあり、おいそれと使ってはいけないのだと思いました(マジなお話しです)
そ、それは確かに!
自然界には毒もあると肝に銘じます
先ずは権現岳登頂かつ無事に下山でお疲れ様でした〜
下山後の車道歩きは特に足(と精神)に来るので大変ですよね
青年小屋はたまに幕営するですが、広いので遅着しても
張れない事がまずなさそうなのが気持ち的に楽なテン場かもです
なお忘れもの関係、
私はテン泊でガスボンベを忘れた事があります(苦笑)
小屋に縋るも当然売っておらず、たまたまあった忘れ物の
ボンベを譲っていただき事なきを得たことがあります・・・
(親切なバイトのおねーさんありがとうございました)
青年小屋のテン場は広いですが石が多く、張りやすい場所は意外と少ないようで
今回、私のテントの周りばかり後から来た人のテントで囲まれ、密集した状態に
しかも小屋泊でデイキャンプの人が4時前ぐらいにやっと撤収したので
遅く到着した人が私より良い場所に張れててううくやしい…
でもまぁ、確かにここは張れない心配はほぼないですね。
お金を払うだけで、名前や住所の記入がないのも楽でいいです
私は固形燃料派なので、毎回何個持って行くかで頭を悩ませるため
逆に持って行き忘れることがないです
私はバーナーと一緒に折り畳み式スフォーク(先割れスプーン)を入れっぱなしなので忘れることがありません。
マッタリしたいときには固形燃料を使うこともありますが分割箸 or 折り畳み式フォーク&スプーンの選択にいつも迷うため忘れません。
ここ数年の安い固形燃料はやわくて液体化のリスクがあるため燃焼カス僅少のエスビット個別パックを使っています。
ところで、鬼滅の作者自画像はワニですがブギウギアリゲータのあろひろし先生とは関係ありません。
私も以前はカトラリーセットを持参してましたが、洗ったらすぐにしまわず忘れてしまうこともしばしば…(バカ)洗うのもめんどくさいので割り箸に…しました…
エスビットは燃えにくいのがな〜まぁ、着火剤も持ってますが。
軽量化のためにも次のテン泊でまた試してみます。
>ブギウギアリゲータ
日本の漫画って幅広いなと思いました(?)
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