ツクモグサにギリギリ逢えた(？)かも 横岳・硫黄岳

2023年06月23日(金) [日帰り]

• GPS: 09:56
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,394m
• 下り: 1,389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 2:18
• 合計: 9:53

5:19 杣添尾根登山口
5:45 5:49 南八ヶ岳林道登山口
5:53 5:54 沢の木橋
7:00 7:05 「ここが中間点」標識
7:47 7:54 横岳展望地点
8:37 8:42 三叉峰
8:56 9:03 横岳（無名峰）
9:11 9:30 横岳
9:41 9:41 台座ノ頭
9:57 10:01 硫黄岳山荘
10:26 10:26 硫黄岳
10:39 10:41 硫黄岳山荘
11:01 11:01 台座ノ頭
11:19 12:41 横岳
12:46 12:46 横岳（無名峰）
12:55 12:56 三叉峰
13:24 13:24 横岳展望地点
13:56 13:56 「ここが中間点」標識
14:48 14:49 沢の木橋
14:52 14:52 南八ヶ岳林道登山口
15:11 15:11 杣添尾根登山口
15:12 ゴール地点

天候

曇り☁️のち雨☂️のち曇り☁️ 気温10〜15℃ 微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

杣添尾根登山者用駐車場(無料)を利用。冬道との比較をしたかったので敢えてこちらに停めましたが、南八ヶ岳林道駐車場(無料の簡易トイレ有り)に停める方が多い様です。

コース状況／危険箇所等

特記事項は特になし。下りでの雨で濡れた樹の根(立ち気味の奴)と沢の木橋の金網階段(下向きに傾斜している)はトレールグリッパーでも滑るので気を付けて。

写真

6/23 4:51

5時前に杣添尾根登山口駐車場に到着。先着1台。既に出発したのか、姿は見えず。
針葉樹系っぽく感じる甘い香りが漂っていて気持ち良い。

6/23 5:16

では出発。

6/23 5:17

登山口のすぐ横に池があった。すぐ上にもう1つ池があって、池が階段状になってた。

6/23 5:27

こちらは階段が池状に。マジで何か住んでそうだったw

6/23 5:37

前回は林道を通って少し巻いたが、今回は本来(？)の真っ直ぐルートで。適当に渡渉したけど、無理しないで林道巻道ルートの方が良いかも。

6/23 5:39

渡渉後すぐに良い感じの苔スポット。がしかし、道は右に上がっていく…。

6/23 5:42

南八ヶ岳林道の登山口に出た。東屋でレイヤリング修正して、トイレを借りた。東屋には椅子やテーブルなし。トイレ(2つ有り)は簡易トイレだけど、結構綺麗だった。

6/23 5:53

沢の木橋。雨上がりの緑はよりグリングリーンして綺麗。
此処を渡った処にある金網階段、結構下向きの傾斜があって、雨の日の下りは滑るので要注意。

6/23 6:24

本日の朝日⛅️(実は2回目。モタモタしてるとすぐ雲に隠れちゃう)
本日もよろしくお願いします👏👏

6/23 6:29

巨大チズゴケ

6/23 7:20

中間点の標識は何故か見当たらずスルーした(下りも)。2時間経ったので、樹林帯突破する手前の広場で休憩。

6/23 7:39

少し視界が開けた処で、雲海と富士山。

6/23 7:49

樹林帯突破し見晴台に到着。
東側方面からぐるっと一周。

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:49

6/23 7:55

見晴台の辺りからイワカガミ登場。白いのはミツバオウレンかな？よく一緒に咲いてる。

6/23 7:55

イワカガミ

6/23 8:01

冬に直登した処は夏も直登だった。

6/23 8:06

ハイマツの根っこって、こんなんなってたの？😳

6/23 8:20

三叉峰への最後の登り。見晴台から1時間以上掛かると思ったけど、意外と早く着きそう。

6/23 8:32

シャクナゲだけど丈が低くて葉が少し円い。キバナシャクナゲって奴でしょうか。

6/23 8:36

主稜線に乗った。冬に来た時よりだいぶ楽に此処まで来れた。アイゼン着けてないから？

6/23 8:38

イワウメ

6/23 8:39

チョウノスケソウ
いかりや長介を思い出してしまう。草ではなく低木だっていうのが凄いと思う。

6/23 8:40

何かわからないけど、パステルカラーもあり。

6/23 8:46

うぉ〜、ウルップソウだ‼️
今回の目的の2つの内、1つ達成。
同じ形をした葉っぱが周りに沢山あるので、これからが本番なんでしょう。

6/23 8:50

オヤマノエンドウ
鮮やかで良い。

6/23 8:57

無名峰に到着。
三叉峰から此処まで花が凄い。ツクモグサ見逃せないので超ゆっくり歩いているが、全然見当たらない。素人とは言え、見ればわかると思うんだけどな…

6/23 8:59

ハクサンイチゲ

6/23 9:13

奥の院到着。
此処までツクモグサ見当たらず。此処からが本番か？

6/23 9:15

ミヤマシオガマ

6/23 9:23

ん？横岳のおっかない岩場に来たのでストックを仕舞っていた時、ふと目に入ってきた花。
もしかしてこれがツクモグサでは？ 違うかな…自信なし。

6/23 9:26

こっちにも1輪だけ。隣に2輪、多分同じ花があったけど、それはもう終わってた。背後の崖にも1輪咲いてるけど、そっちは危なくて近付けない。多分ツクモグサだと思うんだけど、違うかな…。この先にもあるかも知れないので先に進む。

6/23 9:54

その後、ツクモグサらしい花は見ないまま硫黄岳山荘に到着。
トイレ借りよ。

6/23 10:00

硫黄岳山荘は無料休憩OKとの事で太っ腹、素晴らしい。多くの人が休んでた。トイレは￥100で、めちゃ綺麗で驚いた。雰囲気もめちゃ良いし、機会があったら泊まってみたい。
高山植物開花状況も有り難い。ツクモグサは1週間前で終盤だから、もう終わってしまったか？ さっきのそうだと思うんだけどな〜。

6/23 10:06

硫黄岳山荘近くのウルップソウ、横岳のより立派です。周りを見ても、これからどんどん咲きそう。

6/23 10:10

硫黄岳の山頂方面、ガスガスで見えず。

6/23 10:24

硫黄岳山頂に到着。

6/23 10:25

今回こそは爆裂火口の先端まで行ってみようと思っていたが、何も見えないのでヤメ。戻ろ💨

6/23 10:37

硫黄岳山荘近く。コマクサの蕾でしょうか？ コマクサの群生も見てみたい。

6/23 11:17

再び横岳のおっかない岩場の処。真ん中にツクモグサらしき花が1輪咲いているんだけど、これ以上近付けず。

6/23 11:22

再び奥の院。
今日は無線やる予定ではなかったが、某SSさんが北岳から出るらしいので、此処から迎え撃つ事にする。spotがまだ上がってないので、調べてみたら「だいぶ遅れてる」との事。お昼を食べて待つ事にする。

6/23 11:41

待ってる間、座ってる真下にウルップソウが咲いている事に気付く。
黄色いのはミヤマキンバイ。

6/23 11:41

チシマアマナかホソバノアマナのどっちか(だと思う。硫黄岳山荘の情報からするとチシマアマナか)。
他の花は雨や露に濡れて活き活きとしてるのに、この子は陽の光がないとションボリしちゃうらしい。何か可愛い。

6/23 12:36

12時丁度に雨が降り始めたので、レインウェアを羽織って待機。それから30分程待って漸く繋がった。ガスガスで見えないけど多分山頂間の見え飛びなので、パイルをものともせず1発で取って貰えた。
SOTAアクティベータの局長さんでタイミング的にS2S(山頂間交信)が無理だとわかると、途中の山頂や下手すると登山中歩きながら応答してくれる方がいるが、自分でやってみてつくづく大変だとわかった。本当、感謝しかない。

6/23 12:42

下山開始直後、正面にイワヒバリのシルエット。
いつも近くまで来てくれるのに、写真はなかなか撮らせて貰えないので、ちょっと遠いけど撮ってみた。

6/23 12:47

オヤマノエンドウ
本当、この鮮やかな色は目を惹きます。

6/23 12:52

三叉峰近くの岩場。
◯◯ガーデンとか名前を付けたくなるほど、花がびっしり。
こんなのとか

6/23 12:53

こんなのとか

6/23 12:55

いつも分岐には来るけど、山頂まではなかなか来ない三叉峰山頂。久しぶりに。

6/23 12:56

これから下山する杣添尾根(見えない…)。
雨がパラつきガスガスだったけど、花を見る分には問題なし。楽しかった。また来よう。
この後、雨に濡れたせいか、iPhoneが使用出来なくなり写真撮れず。
けど、湿度1000%の緑の中をゆっくり歩いて無事下山。大満足の山行だった。

6/23 15:54

久々、帰りにヤツレンでソフトクリーム￥380。ジャージー牛、旨。少し高くなっても良いので、コーンをもっと良いモノにして貰えると最高なんだけどな。
此処は八ヶ岳主稜を東から眺める展望スポットなんだけど、雲に飲み込まれて全く見えず残念。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ザック ココヘリ 熊鈴 おにやんま君 万能ナイフ ライター カラビナ スリング パラコード ヘッドライト 予備電池 ストック 靴 ツェルト エマージェンシーシート ファーストエイドキット トイレットペーパー タオル Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 フリース ライトダウン 雨具 ゲイター 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス GPSロガー 携帯 時計 眼鏡 コンタクトレンズ(予備) サングラス 日焼け止め 無線機 アンテナ ログブック 予備バッテリー 充電用各種ケーブル 計画書 メモ帳 筆記用具 保険証 財布

感想

jj1xgo

今回は柄にもなく、お花見山行🌸

昨年、山の用語集を使って色々勉強した時に、本州では白馬岳と八ヶ岳だけに自生するツクモグサとウルップソウを知り、見てみたいとずっと思っていた。

2つ同時に見れるのは今だけだという事で急遽参戦。

夏道がどんな感じなのかも知りたかったので、杣添尾根からの硫黄岳ピストンで。

ヤマテン予報ではお昼前後は晴れとなっていたが、Windyではお昼くらいから雨予報。お花見なので、どっちに転んでも問題ないでしょう。

ツクモグサはもうほぼ終わってしまった様で、これがツクモグサじゃないか？と思う花で、見たのは計4輪(+終わったの2輪)。それも自信なし。また来年、改めて参戦したい。

ただ、山行自体は気付きや収穫の多い山行だった。

前回の皇海山での小型ブラックホールの一因はザックだと言う事がわかったし、お花見山行だと多少の悪天候はあまり問題ではない事がよくわかった。寧ろ雨に濡れてた方が、植物や山が活き活きしている様に感じた。お花見山行、マジで良さそう。

山の楽しみ方は色々あって、本当に奥深いと思った。益々ハマっちゃうな。