薬師岳日帰り
- GPS
- 12:50
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 1,752m
コースタイム
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 12:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師峠から薬師平までの沢沿いの道は岩も大きく歩きにくい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
サーモス
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感想
折立キャンプ場駐車場車中泊。朝3時20分起床、お湯を沸かしサーモスに入れ朝食を食べる。昨日スーパーで調達したバナナとチーズトースト+コーヒーを食べトイレを済ませて4時30分に駐車場を出発。この時期はすでに空も明るくなっているので安心して登山口に向かう。最初から太郎坂の急登になるが前日晴れていたせいか登山道は乾いていて歩きやすい。標高1869m三角点到着6時3分までは結構な登りだった。ここからやや緩やかな登りで木々も低くなり視界も開け始める。標高1900mを過ぎるとゼンテイカ(ニッコウキスゲ)やツマトリソウ・アカモノなど花々がお出迎え。五光岩ベンチを7時16分に通過、すでに森林限界で北方には剱岳の三角錐がひときわ目立つ素晴らしい景色。ここからは傾斜も緩く木道が多くとても歩きやすい。登山道脇にはチングルマも満開になっていた。8時10分に太郎平小屋到着、バナナでエネルギー補給とともにトイレ休憩。100円でトイレを利用させていただいた。小屋前の広場からは北ノ股岳・黒部五郎岳・三俣蓮華岳が広がり、左手にはこれから登る薬師岳の稜線が大きく広がる。太郎兵衛平からは一旦薬師峠に向けて下る。薬師峠はキャンプ場にもなっているが沢音が響く気持ちの良い場所。ここからは薬師沢沿いに登り返し、沢を離れると今度は石ゴロゴロの歩きにくい登りが待っている。沢から岩場のあたりではアオノツガザクラ・コイワカガミ・シナノキンバイ・ハクサンイチゲと次から次と花の競演を歩く。花を見ながらゆっくり登り続け薬師平を9時19分に通過、木道脇にはミヤマキンバイ・ハクサンイチゲ・ミツバオウレンなどが目を楽しませてくれる。ここからは山頂に続く稜線を登る。一度だけ雪渓を登ったが距離も短く今年は残雪が少ない模様。ハイマツと砂礫の登りを続けるが、鷲羽水晶・槍穂高が徐々に見えだすと写真を撮るため振り返ることが多くなる。長い登りの後10時6分にやっと薬師岳山荘に到着、ここでザックをデポしてウエストポーチに非常装備と菓子パン+コーヒー飲料600mlを入れて山頂を目指す。快晴で山頂手前の避難小屋が良く見える。山頂と間違えやすいが、ここからさらに一山越さなければいけない。避難小屋先のピークに寄り眼下のカール、薬師本峰とその左側に連なる後立山連峰の峰々、正面の赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳、その向こうに槍穂高、さらに左には笠ヶ岳・黒部五郎岳、笠ヶ岳と黒部五郎岳の間には乗鞍岳、黒部五郎岳の左には御嶽と百名山の勢揃いといった感じで絶景が広がる。避難小屋からキンバイの黄色い花イワウメの白い花を見ながら稜線を歩き、11時10分にやっと山頂に辿り着く。遠かった。山頂では新たな薬師堂の祠が出来上がったばかりで祠の屋根に石を置いている所だった。御薬師様は今日は太郎平小屋だったようで祠に登頂感謝の参拝をする。祠の北側は今まで見えなかった北薬師と立山・劔のダイナミックな稜線が手前に広がる金作谷カールの雪渓の上に広がる。ひとしきり写真を撮りまくり山頂で菓子パンとコーヒー飲料で乾杯する。祠作りの人たちに挨拶して11時20分に山頂を後にする。復路も避難小屋のピークに寄り夏雲湧く槍穂高の雄姿を写真に収め薬師岳山荘に下る。12時10分山荘に到着、ここで昼食のカップそばと菓子パン+コーヒーを食べる。ちょっと風が吹いていたが昼過ぎまで全くの快晴、これから山頂に向かうパーティーが隣で登頂準備をしていた。昼食を済ませ12時45分に薬師岳山荘を出発、長い長い下りに入る。13時45分に薬師峠を通過、太郎平までの登りがこたえる。太郎平小屋には14時22分に到着、ここで長い休憩を取りシロップ入りミカンで糖分とエネルギーを補給して下りを再開。14時56分に五光岩ベンチ通過、三角点で最後の休憩をして水分補給、この時点で水はほとんど飲み尽くし、残ったのはサーモスのお湯900mlだけとなった。係かなり足も疲れてきたが何とか歩きとおす。遭難碑の十三の塔で手を合わせ17時23分に登山口に戻る。駐車場まで歩き、クーラーボックスにあったプリンとヨーグルトを食べて糖分を補給、冷たい水をゴクゴクと飲み干す。汗を拭きさっと着替えて18時には折立を出発して有峰林道を下る。目指す温泉はグリーンパーク吉峰590円(JAF割引)長い日帰り登山の疲れを癒す。
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