乗鞍岳 霧の中でしたが高山植物に雷鳥も居ました〜♪

2023年07月16日(日) [日帰り]

• GPS: 05:01
• 距離: 5.9km
• 登り: 410m
• 下り: 413m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:01

9:40 畳平バスターミナル
9:45 9:45 雷鳥の碑
10:05 10:05 不消ヶ池
10:11 10:11 富士見口
10:16 10:17 摩利支天分岐
10:27 10:27 肩ノ小屋
11:20 11:21 朝日岳（乗鞍）
11:34 11:34 蚕玉岳（乗鞍）
11:42 11:42 乗鞍岳頂上小屋
11:55 12:04 乗鞍岳
12:20 12:21 乗鞍岳頂上小屋
12:24 12:24 蚕玉岳（乗鞍）
13:10 13:11 剣ヶ峰口
13:13 13:30 肩ノ小屋
13:53 13:53 摩利支天分岐
13:59 13:59 富士見口
14:19 14:29 雷鳥の碑
14:40 14:40 畳平バスターミナル
14:41 ゴール地点

今年も夏の遠征にやって来ました。
一日目は、木曽駒ヶ岳に行きましたが、もうガスで真っ白で強風に雨も少し降ったり止んだりで、千畳敷カールだけ散策して降りて来ました。

乗鞍岳のこの日は、少し天気がマシになるかと思いましたが、畳平に到着すると、木曽駒ヶ岳で見た景色そのままのガスガスで真っ白でしたが、気を取り直して、出発です。

天候

ガスガス　のち少し晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

自家用車で乗鞍高原の観光センターの駐車場に停めて、畳平までバスで上がり、登山スタートです。

コース状況／危険箇所等

良く整備されて特に危険な個所等は見受けられませんでした。

その他周辺情報

周辺には、温泉や、観光施設など盛りだくさんです。

写真

7/16 9:06

乗鞍観光センターからなんか天気が回復するのではないかと思わせてくれていましたが、畳平が近づくと一気に霧で視界が無くなりました。（笑）

7/16 9:43

バスを降りると、景色はおろか、すぐ目の前のトイレも見えない、濃い霧に包まれていました。

7/16 9:59

強風なのに霧が立ちこめる中、登山のスタートです。
コマクサが可愛い〜♪

7/16 9:59

あちこちにコマクサが咲いています。

7/16 10:01

7/16 10:07

イワツメグサが咲いていました。

7/16 10:12

雨と霧で花はあまり開いていませんが、緑に白い花の取り合わせが爽やかですね。

7/16 10:15

摩利支天岳の上に薄らと見えているのが東京大学宇宙線研究所だと思ってしまいましたが、見えているのは自然科学研究機構乗鞍観測所こと旧コロナ観測所なんですね。

7/16 10:15

霧の中に小さな雪渓が見えました。

7/16 10:19

ミヤマダイコンソウが可愛いですね。

7/16 10:26

肩の小屋に到着ですがそのまま登ります。

7/16 10:28

まだまだ霧の中でどこに居るのか、本当に山に登っているのか、いや、ただの牧場に来ているのではないか？って感じです。（笑）

7/16 10:30

ハクサンイチゲもちょっとサンカヨウの様に透け気味ですね。

7/16 10:31

たくさん咲いていました。
見えませんが、こちらの赤い建物が東京大学宇宙線研究所なんですね。

7/16 10:36

キバナシャクナゲが見たいんですが、ハクサンシャクナゲみたいですね。

7/16 10:57

真っ白なので登っている実感がありませんが、時々小休止しながらボチボチと登ります。

7/16 10:59

人が集まっているので、こりゃ雷鳥さんが居るんだなと思いましたが、やはり雷鳥です。
ガスの中、地面にカモフラージュしたデザインなので、分かり難いですね。

7/16 10:59

写真のちょうど真ん中にいます。

7/16 11:00

調査対象なのか、右足にピンク、左足に水色の鑑札が取付られていますね。

7/16 11:04

少し場所を変えました。
こちらには2羽います。
左下と、真ん中の少し左寄りの下に居ます。

7/16 11:04

見付けた人は、凄いな〜と思いました。

7/16 11:04

写真ソフトでコントラストを調整して見えやすくしてみました。

7/16 11:04

本当は霧で霞んでいますが、こんな感じで少し見えやすくなりました。

7/16 11:25

この辺りにもコマクサ〜♪

7/16 11:33

頂上がだいぶ近付いて来ました。
その前に白い山頂、蚕玉岳です。

7/16 11:35

いよいよ乗鞍岳の頂上です。

7/16 11:43

頂上小屋に到着。

7/16 11:46

そのまま頂上へと登ります。
なんか小屋の前まで行列になっていますが、山頂の看板を持って記念撮影をするために並んでいるそうです。

7/16 11:54

そんなにのんびり待てないので、サッサと登ります。
木曽側の乗鞍岳の頂上です。

7/16 11:57

三角点です。
カメラを出したら、腰を掛けていた方や、荷物を置いていた方がみんなあけて、撮らせてくれました。ありがとうございました。

7/16 11:57

この行列が頂上小屋まで続いているんですね。

7/16 11:58

そして、乗鞍本宮です。
ちなみに御朱印は畳平の方で頂けます。
こちらで家族の健康と世界の平和をお祈り致しました。

7/16 12:01

こちらが飛騨側の頂上です。

そして、記念撮影会場となっておりました。

7/16 12:04

下山です。
本当は絶景に、日本百名山の内、41座が望めるそうです。
しかし、すぐそこに見えるハズの火口湖である権現池すら見えません。（笑）

7/16 12:06

小屋の方です。

7/16 12:06

頂上を見上げた景色です。

7/16 12:12

頂上小屋でお土産など見てみます。

7/16 12:12

記念撮影に並ぶ人、ランチにする人、ちょうどお昼です。

7/16 12:13

こんな天気ですが、三連休だけあって登山者がどんどん登って来ます。

7/16 12:14

相変わらずの景色です。

7/16 12:24

蚕玉岳まで戻って来ました。

7/16 12:24

長い時間高所にいると愛妻の高山病の症状が出始めるので、なるべく休憩しないでサクッと下ります。

7/16 12:32

名残惜しいですが、下ります。

7/16 12:34

少しガスが薄くなると凄い人が居るのが見えます・・・ちょっとした富士山状態ですね。

7/16 12:41

だいぶ下山したところで少し景色が見えました。

7/16 12:41

なんか歓声が上がった様に感じました。（笑）

7/16 12:41

が、また、ガスです。

7/16 12:43

7/16 12:45

ガスです。（笑）

7/16 12:47

見てみたかったキバナシャクナゲが咲いていました。
コイワカガミと一緒でした。

7/16 12:59

肩の小屋の周辺が見えたり・・・

7/16 12:59

また、隠れたり・・・刻々と変わります。
こちらの赤い建物が、東京大学宇宙線研究所なんですね。

7/16 13:06

摩利支天岳の上が少し見えました。

7/16 13:06

登りの時に出て来た自然科学研究機構乗鞍観測所こと旧コロナ観測所ですね。

7/16 13:07

登りの時は何も見えなかったので、少し見えただけで幸せな気持ちになります。（笑）

7/16 13:08

コイワカガミ

7/16 13:09

ハクサンイチゲ

7/16 13:19

肩の小屋まで降りて来ました。
ホットコーヒーを頂きます。
カレーが売り切れで、持って来たマーガリン入りロールパンをかじります。

7/16 13:30

乗鞍岳のバッジがめっちゃたくさん、色々な種類があり、選ぶのに苦労すると言う幸せな状態です。
トイレは、最近の流れで200円になっていますが、とても感じの良い山小屋でした。

7/16 13:39

雪渓が見えて来ました。

7/16 13:41

午前中は霧で真っ白で気が付きませんでしたが、ありんこさんみたいに、スキーヤーやら、ボーダーやらがいます。
ただ、滑って居る人は本当にチラホラで、大半の人は立ったまま動いていませんでした。（笑）

7/16 13:41

7/16 13:45

お〜視界がだいぶ良くなりました。

7/16 13:45

7/16 13:46

7/16 13:47

7/16 13:47

頂上が見えそうになり、みんなが立ち止まり、振り返って写真を撮ろうと構えています。

7/16 13:47

う〜見えそうで・・・

7/16 13:48

見えそうで？

7/16 13:48

7/16 13:49

なかなか見えない・・・

7/16 13:49

この辺りが・・・

7/16 13:49

最高に見えたところでしょう・・・

7/16 13:50

また、ガスが覆ってしまいます。

7/16 13:50

7/16 13:52

オンタデの向こうに、長野県側の乗鞍エコーラインが見えました。

7/16 13:54

畳平へと向かいます。

7/16 13:56

不消ヶ池と左は不動岳ですね。

7/16 13:56

雪渓と池の接点辺りがエメラルドグリーン？綺麗な色ですね〜♪

7/16 13:56

ずっとガスガスだったのが、急に夏の空と雲に切り替わりました。

7/16 13:56

7/16 13:57

7/16 14:01

富士見岳です。
登るか、そのままバス停まで戻るか悩ましいところです。

7/16 14:08

見ている内にガスに囲まれるので、お花畑の方を散策して畳平に戻ることにしました。

7/16 14:14

コイワカガミと、アオノツガサクラがいっぱい咲いています。

7/16 14:19

7/16 14:22

木道を歩いてお花畑の散策です。
木道など整備、工事中です。

7/16 14:22

作業資材を運ぶモノラックがちょうどやって来ました。
ご苦労さまです。

7/16 14:22

整備注のため、本来は一周出来る木道が途中で引き返して来ないといけませんでした。

7/16 14:32

何だと思いますか？
良く見ると・・・黒百合です。

7/16 14:34

ハクサンイチゲと一緒にたくさんのクロユリが咲いています。

7/16 14:35

白山以来の凄い数のクロユリさんです。

7/16 14:35

両性花ばかりが目に付きます。
うつむいて咲くので見にくいこともあり、雄花はちょっと分かりませんでした。

7/16 14:35

7/16 14:35

少し明るく撮るとちょっと可愛くなりますね。

7/16 14:36

なかなかの悪臭との噂で、犬好きは、犬のお尻の臭い、猫好きは、猫のお尻の臭いとか、あるいは、実が柔らかくなった銀杏の臭いとか言いますが・・・この時は、なんか栗の花みたいな青臭〜いのが充満していました。（笑）

7/16 14:36

7/16 14:39

トリカブトかと思いましたが・・・

7/16 14:39

ミヤマオダマキの花が咲いていました。

7/16 14:41

名残惜しいのですが、畳平の方まで戻って来ました。
そして、乗鞍本宮にお参りをして、山頂の御朱印も頂きました。
下山バス待ちの凄い行列に並びましたが、臨時バスをどんどん出してくれるので、たぶん6台目くらいで乗れました。
三十年あまり前は、まだ自家用車の規制が無かったので、ここまで自分で運転して来ました。

7/16 15:15

バスに乗り込んで降り始めると、先ほどのゲレンデになっている大雪渓に救難ヘリが飛んで来ていました。
ちょうどここにバス停があって、スキーヤーが乗り込んで来ます。
満席なので、後から乗る人は、補助席を出して座ります。
スキーは、観光バスと同じで、バスの下の専用の荷物入れに収納します。

7/16 15:20

飛んで来て、ホバリングして、また、離れて、しばらくするとまた、飛んで来てホバリングを繰り返しています。
車体のデザインから、長野県消防防災航空センターのSUBARU製のアルプスと言う愛称の機体の様です。

7/16 15:20

特に怪我して救護を待っている感じも無いので、どうも訓練の様です。

7/16 15:49

下に三本滝のバス停が見えて来ました。
下の駐車場が、一般車が来られる最終のところです。

7/16 17:18

バスセンターまで降りて、自家用車に乗り換えて、安房峠の下をくり抜いた安房トンネルを抜けて、奥飛騨温泉郷　平湯温泉のひらゆの森にやって来ました。
お腹が空いたので、施設の中の森のレストラン　もみの木に直行です。（笑）

7/16 17:41

ちょうど夕立みたいに雨が土砂降りになりましたが、森の見える席に着席です。

7/16 17:44

愛妻は、カルビ丼です。

7/16 17:45

私は、とんかつ定食です。

7/16 17:45

肉厚でジューシー、美味しかったです。

7/16 19:11

さるぼぼ〜♪

7/17 14:23

肩の小屋で購入した乗鞍岳のバッジ。

7/17 14:25

乗鞍岳頂上の神社さんで購入したバッジです。

7/17 14:26

乗鞍岳と併せて、平湯大滝なども回ってヤマスタのスタンプラリーのピンバッジもゲットです。

7/17 14:25

達成認定証も頂きました。

7/17 14:28

そして、こちらが乗鞍本宮さんの御朱印、頂上でもお参りさせてもらいましたので、登拝の文字が入った方になっています。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

EOS R ボディ CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ＹＡすべエ

バスに乗った時は陽も射して少し期待しましたが、畳平が近づくと真っ白で何も見えなくなりました。

畳平からは登山道がしっかりしているので、登山者の皆さんに付いてどんどん登って行けます。
ちょっと登ると、高山植物の女王　コマクサがお出迎え、イワツメグサや、ハクサンイチゲ、コイワカガミ、アオノツガザクラ、クロユリや、ミヤマダイコンソウや、色々な高山植物が見られました。
途中、ライチョウにも出逢うことが出来て良かったですが、カモフラージュデザインのライチョウを、あの霧の中で最初に見付けた人は凄いな〜と思いました。

午前中、頂上までは、ガスガスで何も見えませんでしたが、午後から下山して、肩の小屋を目の前にするくらいまで下山して来ると、下はガスが少しずつ晴れて、最後は何とか景色も見ることが出来ました。

もう少し早く天候が回復する予定だったので、頂上からの景色や、火口湖も見えなかったのは、少し心残りでしたが、それでも、最後に乗鞍らしい景色が見られて、なんとか気持ち良く帰ることが出来ました。