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Yamareco

記録ID: 571129
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

登り初めは新雪モフモフの武尊山(川場スキー場から)

2015年01月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:58
距離
5.2km
登り
553m
下り
538m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:43
合計
4:58
8:56
47
スタート地点
9:43
10:04
118
12:02
12:22
71
13:33
13:35
19
13:54
ゴール地点
ルート開拓(深雪ラッセル)があったため、武尊山までの行きは時間が余分にかかっています。ルートが出来ていれば2時間半かからないぐらいで行けると思いますが、天候具合や積雪状況で所要時間は大きく異なると思いますので、余裕を持った計画がポイントでしょう。
天候 薄曇りから昼前は青空が広がるも昼過ぎからはガスガス降雪(湿雪気味の)
風は微風(午後は少し強めに)
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
川場スキー場を利用(無料屋内立体駐車場、リフト450円×4本分)
スキー場までは凍結路面があるので、スタッドレスタイヤ必須で4WD推奨(私の車はFF車ですが慎重な運転で何とか現地入り出来ましたが、無理な場合は川場村の道の駅に車をおいての無料シャトルバス利用という手もあります)。
ゲレンデトップまではリフト2本乗り継ぎですが、下りもリフト必須のため450×4=1800円が必要です。
コース状況/
危険箇所等
●登山届(川場スキー場のインフォメーションカウンターに提出必須)
登山でリフトを利用する際は必ず備え付けの登山届出用紙を出す必要があります。その届出+1800円と引き換えでリフトチケット4枚と登山届出証を渡されます。登山届出証は、ゲレンデトップに登るリフト乗り場で提示しないと乗せてもらえません。
下山後はインフォメーションカウンターに届出証を戻して無事下山したことを報告しなくてはなりません。

●川場スキー場(リフト2本利用:桜川エクスプレス・クリスタルエクスプレス)
ゲレンデトップへのリフトはこの日は8時半運転開始でしたが、コース整備状況や天候によってはこれよりも遅くなるパターンもあるようです。このリフトの運行開始時間によっては武尊山ピストン不可となる可能性もあるでしょう。
帰りもリフトで下ることになるので(ゲレンデ内は徒歩厳禁)リフト終了時刻を出発時に必ず確認しましょう。
川場スキー場は沼田ICからも近く首都圏でも人気のスキー場だけあって設備がキレイです。特に週末でも無料の屋内立体駐車場は出発準備や帰着撤収時に天候に左右される心配がないのでありがたいですね。スキーを楽しむ場合でも50歳からシニア割引です。

●コース状況
基本、ゲレンデトップからずっと尾根通しのルートとなるので、迷う箇所はそれほどないと思いますが、降雪後などは吹き溜まり箇所などで踏み跡が無くなるため、躊躇する場所があるかもしれません。特にそういう箇所は吹き溜まりで深雪ラッセル間違いなしの箇所とも言えます。今回もゲレンデトップから暫くと、剣ヶ峰山への登り部分、剣ヶ峰山と武尊山の中間点あたりの鞍部疎林帯は、腰よりも上の深雪をラッセルすることになり消耗しました。
ルートが既に出来ている状態であれば、日帰りピストン楽勝ルートですが、まさに天候次第(当日というよりも前日までの)で所要時間に雲泥の差が出るルートです。
※今回は複数人でのラッセル交替が出来たので、行きは3時間を要しました。帰りは既に出来ているルートを歩けたので1時間半でした。

●縦走時の装備
スタート時は深雪ラッセル対応のためにワカン・ストック装備を選択
剣ヶ峰山頂で急斜面下りへの対応を兼ねて、アイゼン&ワカン・ピッケル装備に変更し、以降はずっとその装備のままで山行終了まで(戻りはワカン不要なくらいルートが完全に出来ていましたが、単に装備変更するのが邪魔くさくて)
その他周辺情報 ●飲食設備
川場スキー場には立派な設備があるので、下山後にゆっくり休憩できます。
リフトの乗継ポイントとゲレンデ基部に食堂や無料休憩所がありました。
(帰る前に装備を乾かすことも可能なのでありがたいですね)

●温泉設備
川場村にはいくつもの日帰り温泉がそろっていて、スキー場のインフォメーションカウンターにそれぞれの設備のパンフや地図がおいてあります。リフト1日券で割引がある設備もあるようです。
川場スキー場のセンターハウス前から
見えている奥の山は剣ヶ峰山あたりかなあ
2015年01月04日 08:12撮影 by  CX2 , RICOH
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川場スキー場のセンターハウス前から
見えている奥の山は剣ヶ峰山あたりかなあ
ゲレンデトップに登るリフト(クリスタルエクスプレス)の運転開始を待つ間、開けてる南西方面を見ると
2015年01月04日 08:21撮影 by  CX2 , RICOH
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ゲレンデトップに登るリフト(クリスタルエクスプレス)の運転開始を待つ間、開けてる南西方面を見ると
上信越国境の山々が
2015年01月04日 08:21撮影 by  CX2 , RICOH
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上信越国境の山々が
真っ白な浅間山
2015年01月04日 08:21撮影 by  CX2 , RICOH
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真っ白な浅間山
草津白根山や志賀高原かなあ
2015年01月04日 08:21撮影 by  CX2 , RICOH
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草津白根山や志賀高原かなあ
スタート地点 いきなり踏み跡なしのモフモフの新雪ラッセルだぁ
2015年01月04日 08:58撮影 by  CX2 , RICOH
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スタート地点 いきなり踏み跡なしのモフモフの新雪ラッセルだぁ
踏み跡がないのを見て、あの先にある剣ヶ峰山までしか行けないかもと弱気に
2015年01月04日 08:58撮影 by  CX2 , RICOH
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踏み跡がないのを見て、あの先にある剣ヶ峰山までしか行けないかもと弱気に
風の通る稜線は新雪でも少し締まっているので、まだ歩きやすい(先行しているのは武尊山までの深雪の3/4ほどを先行開拓してくれた神奈川からの単独行者 私は2番目で追走)
2015年01月04日 09:17撮影 by  CX2 , RICOH
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風の通る稜線は新雪でも少し締まっているので、まだ歩きやすい(先行しているのは武尊山までの深雪の3/4ほどを先行開拓してくれた神奈川からの単独行者 私は2番目で追走)
谷川岳・巻機山方面も見えます
2015年01月04日 09:17撮影 by  CX2 , RICOH
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谷川岳・巻機山方面も見えます
向こうに浅間山
2015年01月04日 09:17撮影 by  CX2 , RICOH
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向こうに浅間山
向こうに赤城山 追ってくるのは3番目に出発のスノーシューを履いた単独行者
2015年01月04日 09:17撮影 by  CX2 , RICOH
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向こうに赤城山 追ってくるのは3番目に出発のスノーシューを履いた単独行者
剣ヶ峰山の尖ったところが見えてきました
2015年01月04日 09:35撮影 by  CX2 , RICOH
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剣ヶ峰山の尖ったところが見えてきました
武尊山本体も見えてきました
2015年01月04日 09:35撮影 by  CX2 , RICOH
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武尊山本体も見えてきました
向こうでとび出て見えるのは男体山かなあ
2015年01月04日 09:35撮影 by  CX2 , RICOH
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向こうでとび出て見えるのは男体山かなあ
赤城山・子持山・榛名山あたりですね
2015年01月04日 09:36撮影 by  CX2 , RICOH
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赤城山・子持山・榛名山あたりですね
3番目のスノーシューさんが追いついてきました
2015年01月04日 09:36撮影 by  CX2 , RICOH
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3番目のスノーシューさんが追いついてきました
ここまで来ると武尊山本体とそこへのルートが確認できます
2015年01月04日 09:40撮影 by  CX2 , RICOH
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ここまで来ると武尊山本体とそこへのルートが確認できます
こうやって見ると意外と遠い感じがします
2015年01月04日 09:40撮影 by  CX2 , RICOH
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こうやって見ると意外と遠い感じがします
剣ヶ峰山への登りラッセルを頑張る先行単独行者さん この箇所、急登なうえ、意外と雪も深かった
2015年01月04日 09:40撮影 by  CX2 , RICOH
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剣ヶ峰山への登りラッセルを頑張る先行単独行者さん この箇所、急登なうえ、意外と雪も深かった
谷川岳から巻機山、越後三山方面が見えました
2015年01月04日 09:40撮影 by  CX2 , RICOH
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谷川岳から巻機山、越後三山方面が見えました
向こうは谷川岳から苗場山方面、志賀高原、草津方面
2015年01月04日 09:40撮影 by  CX2 , RICOH
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向こうは谷川岳から苗場山方面、志賀高原、草津方面
剣ヶ峰山ピークから武尊山(ここでワカン+アイゼン装備に変更している間に3番目さんが2番目に)
2015年01月04日 10:04撮影 by  CX2 , RICOH
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剣ヶ峰山ピークから武尊山(ここでワカン+アイゼン装備に変更している間に3番目さんが2番目に)
見晴らしの良い剣ヶ峰山から振り返ると、後続者が続々追ってくるのが見えました。
2015年01月04日 10:04撮影 by  CX2 , RICOH
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見晴らしの良い剣ヶ峰山から振り返ると、後続者が続々追ってくるのが見えました。
2015年01月04日 10:04撮影 by  CX2 , RICOH
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後続者さん達は剣ヶ峰山への登り手前で休憩のようです
2015年01月04日 10:04撮影 by  CX2 , RICOH
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後続者さん達は剣ヶ峰山への登り手前で休憩のようです
不動岳から前武尊の尾根(以前に武尊に登った時は向こうのルートで登ったなあ)
2015年01月04日 10:05撮影 by  CX2 , RICOH
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不動岳から前武尊の尾根(以前に武尊に登った時は向こうのルートで登ったなあ)
武尊山までの稜線も細かなアップダウンが連続するようです
2015年01月04日 10:05撮影 by  CX2 , RICOH
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武尊山までの稜線も細かなアップダウンが連続するようです
剣ヶ峰山からの下り手前で1番目さんと3番目さんも装備変更しているようです(下りのルンゼが意外と急斜度)。
2015年01月04日 10:05撮影 by  CX2 , RICOH
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剣ヶ峰山からの下り手前で1番目さんと3番目さんも装備変更しているようです(下りのルンゼが意外と急斜度)。
2015年01月04日 10:05撮影 by  CX2 , RICOH
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あのピーク部分にいる1番目さん・3番目さんを追い越して先行して振り返ったところ(あの急斜面の新雪下り部分は正解ルートなのかしばらく判断を迷いました)
2015年01月04日 10:20撮影 by  CX2 , RICOH
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あのピーク部分にいる1番目さん・3番目さんを追い越して先行して振り返ったところ(あの急斜面の新雪下り部分は正解ルートなのかしばらく判断を迷いました)
2015年01月04日 10:20撮影 by  CX2 , RICOH
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この角度から見る剣ヶ峰山、カッコイイね
2015年01月04日 10:25撮影 by  CX2 , RICOH
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この角度から見る剣ヶ峰山、カッコイイね
2015年01月04日 10:25撮影 by  CX2 , RICOH
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2015年01月04日 10:25撮影 by  CX2 , RICOH
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武尊山本峰はなかなか骨太な大きさ
2015年01月04日 10:25撮影 by  CX2 , RICOH
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武尊山本峰はなかなか骨太な大きさ
風紋
2015年01月04日 10:29撮影 by  CX2 , RICOH
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風紋
白い砂丘みたいですね
2015年01月04日 10:29撮影 by  CX2 , RICOH
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白い砂丘みたいですね
剣ヶ峰山、目立つね
2015年01月04日 11:20撮影 by  CX2 , RICOH
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剣ヶ峰山、目立つね
意外と青空が広がって山頂からの展望も期待できそうかな
2015年01月04日 11:20撮影 by  CX2 , RICOH
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意外と青空が広がって山頂からの展望も期待できそうかな
青空が広がると雪の白さも眩くなるね
2015年01月04日 11:20撮影 by  CX2 , RICOH
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青空が広がると雪の白さも眩くなるね
谷川岳・巻機山方面も上空の雲がとれて青空のもとに
2015年01月04日 11:20撮影 by  CX2 , RICOH
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谷川岳・巻機山方面も上空の雲がとれて青空のもとに
2015年01月04日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
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なんとか無事に武尊山頂に到達、やったね!
2015年01月04日 12:12撮影 by  CX2 , RICOH
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なんとか無事に武尊山頂に到達、やったね!
山頂標識と一緒に
2015年01月04日 12:12撮影 by  CX2 , RICOH
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山頂標識と一緒に
山頂から登ってきた尾根ルートを振り返る
2015年01月04日 12:13撮影 by  CX2 , RICOH
1/4 12:13
山頂から登ってきた尾根ルートを振り返る
山頂到着時は青空も広がってたけど、いつの間にかガスがかかってきて、やがて展望なしに。
絶妙のタイミングで山頂に到着出来て良かったです
2015年01月04日 12:16撮影 by  CX2 , RICOH
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1/4 12:16
山頂到着時は青空も広がってたけど、いつの間にかガスがかかってきて、やがて展望なしに。
絶妙のタイミングで山頂に到着出来て良かったです
展望の無くなった下山時の風景
展望が無いので写真は途中、撮っていません。
これはもうリフトが見える終点間近で
2015年01月04日 13:52撮影 by  CX2 , RICOH
1/4 13:52
展望の無くなった下山時の風景
展望が無いので写真は途中、撮っていません。
これはもうリフトが見える終点間近で
見通しが悪くなると雪庇の見分けも解りづらくなりますね
2015年01月04日 13:52撮影 by  CX2 , RICOH
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1/4 13:52
見通しが悪くなると雪庇の見分けも解りづらくなりますね
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 冬靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 飲料 水筒(保温性) ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール ワカン ゴーグル

感想

2015年の登り初め、そして前日の誕生日で52歳を迎えての第1弾登山、選んだのが川場スキー場のリフトを利用しての上州武尊山ピストンルート。この山には2009年11月に前武尊ルートで登ったことがあったのですが、こちらのルートにある特徴的な剣ヶ峰山の稜線ルートを積雪期に日帰りで歩ける、しかも川場スキー場のリフトを利用できるので少々のラッセルがあっても山頂まで届く可能性が高そうというのもあってのチョイスです。
それから、先日の登山口にも到着できずの敗退(スタッドレスタイヤでもスタックして御座石鉱泉まで入れず)の教訓を生かして、駐車場まで到着できない状況だったとしても麓の道の駅からスキー場までの無料シャトルバス利用でリカバリ出来る点も重要ポイントでした。結局、無事に無料立体駐車場までたどり着けましたが(スキー場への道なので除雪がキッチリされていたのが勝因ですね、それでもFF車スタッドレスではギリギリな感じ)。

事前の天候予測では、風は少々強めで、曇、午後からは少し天候悪化(少々の降雪あり)と読んでいたので朝一番からの登りで挑戦したんですが、正月からの悪天で暫く歩いた形跡がなく、スタートからいきなり、こんもりした深雪のラッセルでスタート。幸い日曜日で同時に出発する人が2名(それぞれ単独行)いて、コース選定やラッセル交替で連携できたことで何とか山頂まで届いたのではないかと思います(たぶん一人ぼっちだったら剣ヶ峰山で引き返してた)。

特に神奈川からの単独男性は、雪山経験はそれほどないと言いながらもかなりの健脚で、深雪部分の3/4は彼に開拓してもらったほど。ホントに助かるとともに胸あたりまでの深雪ラッセルは遅々として進まないし体力は思い切り消耗するしで、ルートのあるないで全然所要時間も体力度も異なることを改めて痛感です。

まずはこのルート途中で一番目をひく尖峰がカッコイイ剣ヶ峰山頂へ。
左右が切り立った細尾根が尖がったって感じの山頂からは360度の大展望。
これから目指す武尊山、以前に歩いた前武尊からの尾根ルート、そして周囲の山々、
ここだけ登るのでも充分に雪山を堪能できるんじゃないかな。




剣ヶ峰山頂でそれまでのかなりの部分をラッセル開拓してもらったお礼もあって、彼が装備変更&休憩している間に先行してルート開拓しましたが、見通しの効く稜線ではせいぜい多くて膝程度の雪で負担なく進めるけど、鞍部疎林帯で腰から上の深雪になった途端に速度はガックリと落ちるし、バテバテにもなるし、おまけに見晴らしが効かないこともあって進行方向も判別しづらくなるしで、一気にペースダウンしてる間に追いついてこられ、ここから再度彼が先行開拓してくれました。ホントに感謝です。

武尊山手前の小ピーク手前で、それまでにかなり消耗していたこともあって、ちょっと弱気にあのピークで引き返すかもと彼に告げて、しばらく休憩後に追走してみたら、それ以降は風で締まった雪面続きで、また意外と武尊山頂までも遠くないことが解って、結局武尊山まで頑張り、結果、大満足な山行になりました。

山頂までの最後もちょっとした急登でしたが、もうゴールがそこということもあって何とか12時ちょっと過ぎに、まだ青空の残る山頂に到着。展望を楽しんでると、次々と後続の登山者も登ってきて、天候が崩れる寸前の展望を楽しめたのは10名ほど。

後続者は、皆さんワカンやスノーシューは装着せずアイゼンのみでずっと歩いてこれたそうで、これも先行ラッセルのお礼を言われましたが、1/4ほどしか深雪部分は開拓していないのでちょっと恐縮してしまいました(一番の功労者の彼は前武尊方面のルートをちょっと見に行って不在だったため)。

山頂で展望を楽しみながらランチしようかと準備を始めたら、アッという間に北西方面から一気にガスが流れて視界がなくなるとともに小雪も舞い始めたため、



ランチするのを諦めて、一気に下山することにし、ワカンをつけたまま来た道をスキー場まで戻りました(歩かれたデコボコ道はワカンでは歩きにくいんですが、装備変更するのも邪魔くさかったので)。

終わってみれば、所要時間も日帰りにちょうど良い時間、体力度もラッセル等で心地よい疲労度、そして天気の読みがあたって天気が良い昼までに山頂に登れて展望を楽しめた、結果的に恵まれた山行だったと思います。
もし1時間行動を遅らせてたら、バッチリ出来上がったルートをただ歩くだけになるわ、山頂では何も見えんわの少々モヤッとした山行になっていたんじゃないかなあ。

とりあえず、2015年、幸先良し ですね (^_-)-☆

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コメント

剣ヶ峰〜♪
kazさん新年山行からガッツリ雪山記録で幸先良いですねー。
上州武尊の剣ヶ峰は雪を纏うとマッターホルンみたいでカッコイイです♪
ラッセルも充分堪能して今年も冬山ばっちり行けそうですね。
是非、私もご一緒したいものです。
2015/1/12 15:01
Re: 剣ヶ峰〜♪
YAMA555さん、いつもコメントありがとうございます。
剣ヶ峰、プチマッターホルンって感じでなかなかカッコイイでしょ?!
日帰りに丁度いいサイズの雪山ルートでした、おすすめですよん。

今年こそはどこかでご一緒しましょ。 これ、今年の目標のひとつです。
2015/1/13 21:01
プロフィール画像
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