シモツケソウ咲く三倉山へ

2023年07月22日(土) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 14.3km
• 登り: 961m
• 下り: 959m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:15

6:48 スタート地点
6:58 6:59 林道大峠線終点駐車場
7:12 7:13 鏡沼分岐点
7:33 7:34 大峠
8:36 8:36 流石山
9:11 9:12 五葉の泉
9:29 9:29 大倉山
9:50 9:51 大倉山(三角点)
10:05 10:21 三倉山
10:47 10:48 大倉山
11:38 11:39 流石山
12:18 12:19 大峠
12:40 12:40 鏡沼分岐点
12:52 12:53 林道大峠線終点駐車場
13:03 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

三倉山山頂で近距離の藪から野生動物の音がしました（2方向から）。

その他周辺情報

弥五島温泉 郷の湯￥380
・最終受付〜20:30
・石鹸やシャンプーの備え付けなし

写真

7/22 6:23

観音沼の駐車場から朝の裏那須方向。ここでトイレが利用できる。

7/22 6:49

5キロほど先の駐車場の様子。500m程の間に路肩スペースが点在していて、合計で15台くらい停められそうだった。

7/22 6:53

駐車場の100m先から通行止めになっている。

7/22 7:10

しかし10分ほど歩いた先に地元のクルマが3台あった。かなりのデコボコ道だったはず。

7/22 7:14

標高1400m付近の鏡沼分岐。甲子山や三本槍岳に通じている。

7/22 7:35

標高1460mの大峠に着いて急に景色が開けた。

7/22 7:35

右手の三倉山方向。

7/22 7:41

この斜面を登っているときに振り返って撮った三本槍岳（1917m）。

7/22 7:41

その右の那須岳の山々。

7/22 7:42

左では甲子旭岳（かしあさひだけ：1835m）が厳つい。

7/22 7:46

那須の山域を感じながら先へ。

7/22 7:46

今回のもう一つお目当て、シモツケソウがこの斜面上に咲いていた。

7/22 7:47

東北ではあまり見かけない。

7/22 7:47

私は2018年に山形神室で見て以来になる。

7/22 7:49

花の付き方、色に差があり、落葉低木のシモツケと紛らわしかった。これはシモツケかも。

7/22 7:50

他に見たのはミネウスユキソウ。

7/22 7:51

ヤマオダマキ。

7/22 7:52

ハクサンフウロは道中いたるところに咲いていた。

7/22 7:53

これはシモツケソウだと分かりやすいタイプ。

7/22 7:57

アップで撮ってみると、、、

7/22 7:56

奥行きが生じて色の宇宙を感じるw

7/22 8:00

ミヤマコウゾリナ。

7/22 8:01

夏らしいアザミの姿。

7/22 8:19

茶臼岳（1915m）が溶岩ドームっぽい。その下で噴煙が上がっている箇所あり。

7/22 8:22

急登を登りきると両線の先が見えてきた。

7/22 8:22

右に振って切れ落ちた斜面の山が三倉山のようだ。

7/22 8:22

さらに右に振ると、下郷町や最初に写真を撮った駐車場が見渡せた。

7/22 8:29

左手（栃木県方向）は広大な雲海だった。

7/22 8:33

ミニ飯豊と呼ばれるのが分かる草付きの斜面。

7/22 8:36

これが大きなカーブを描いて何キロも続いている。

7/22 8:38

最初の山頂、流石山（ながれいしやま：1813m）に着いた。

7/22 8:47

楽しみな稜線だったけど雲に包まれ始めた。

7/22 8:49

クルマユリの花。ちゃんと葉っぱも確認した。

7/22 8:51

三倉山直下の切れ落ちた斜面の谷。

7/22 8:52

下の方に細い滝が見えた。期間限定の？

7/22 8:59

去年登った二岐山の西にあるポコポコした山々。

7/22 9:06

どこを見ても、那須の稜線が福島県への雲の流入を止めている状態になってきた。

7/22 9:08

三倉山まで晴れ間が持つかどうか心配。

7/22 9:10

視界いっぱいの草付き斜面！

7/22 9:13

「五葉の泉」を通過。

7/22 9:14

ここまでの道のり。

7/22 9:31

大倉山（1885m）もすぐに通過。

7/22 9:44

大倉山の先から見た三倉山。角度的に奇怪な形になる。

7/22 9:53

三倉山までの最後のピーク（大倉山三角点）で、少し青空が復活した。

7/22 9:54

なんとなく磐梯山山頂の東側と似ているかも。

7/22 9:54

ここからは尾瀬まで続く県境の尾根（中央分水嶺）が見えた。

7/22 10:07

ガスったけど三倉山山頂に到達した。

7/22 10:21

南の唐沢山へと道が続いている。近距離の藪で動物が騒ぐ音がした（2方向から）。なので15分くらいで休憩を切り上げて下山した。

7/22 10:52

大倉山の先から見た光景。帰りはずっとガス。

7/22 11:43

マルバダケブキ。

7/22 11:44

マルバダケブキの蕾。

7/22 11:56

熱中症や脱水症状の心配がなくて安心の終盤。

7/22 12:02

タテヤマウツボグサ。

7/22 12:12

最後のシモツケソウ。次にこの花を見るのは何時どこでになるか楽しみになってきた。

7/22 12:21

大峠は三斗小屋にも下りられるので十字路になっている。

7/22 12:27

帰りは違う道に少し迷い込んでしまった。

7/22 12:39

昔の街道の証拠である一里塚。

7/22 12:42

「会津藩主加藤明成が通ったこの道は「南山松川通り」と呼ばれました。会津藩の参勤交代の道として、野際新田と三斗小屋には番所が設けられ、行き交う旅人や荷馬で賑わいました」

7/22 15:07

下山後は121号線沿いの温泉で汗を流した。石鹸やシャンプーの備え付けはない。購入することはできる。

7/22 15:04

温泉から見た三倉山。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

りがとみ〜ぬ

今月初めに、登山者がクマと遭遇して軽いケガを負ったというニュースがありました。クマ鈴を2つ用意して出発しました。

しかし山頂で無音で休んでいると、近距離のハイマツがガサゴソ揺れてビックリしました。それも2方向からです。斜面の左右に分かれた2頭が山頂を通じて合流したがっていたように感じました。

山頂ではほかにもう一人の方が休んでいたので、心強かったです。


あとニッコウキスゲについて。今の時期の三倉山といえばニッコウキスゲが有名ですが、一輪も咲いていませんでした。これはどうもニホンジカの食害によるものだそうです。今後が心配な出来事です。

猟友会の知り合いの話しで、会津側から米沢の方にもニホンジカが出現し始めたらしいので、増えすぎるのは困ります。