山行記録: 八ヶ岳 大同心雲稜

記録ID: 5753544

全員に公開

アルパインクライミング

八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳　大同心雲稜

2023年07月23日(日) [日帰り]

kame3ma その他1人

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 09:43
距離: 15.1km
登り: 1,966m
下り: 1,788m

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歩くペース

速い

0.7～0.8

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 8:25
休憩: 1:18
合計: 9:43

4:57

46分

美濃戸口

5:43

35分

美濃戸

6:18

6:23

48分

堰堤広場

7:11

7:23

60分

赤岳鉱泉

8:23

8:43

167分

大同心基部

11:30

11:40

36分

大同心の頭

12:16

12:34

46分

大同心基部

13:20

13:30

35分

赤岳鉱泉

14:05

14:08

24分

堰堤広場

14:32

8分

美濃戸

14:40

車に乗せていただいた

歩き・クライミング共に、スピーディーに動けたタイムだと思います。
最後、美濃戸から歩きだしてすぐ、1人の登山者に乗せていただきました。
ありがとうございました！

天候	ガス、たまに晴れ間
過去天気図（気象庁）	2023年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車 ■八ヶ岳山荘：0266-74-2728　MC: 218 531 435*30　1日800円アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	■気象条件　前日降雨あり、当日岩はほぼ乾いていて、3P～4P目辺りが一部濡れていました。　ガスっていると1P～3P目のルーファイが難しくなるためご注意ください。 ■ピッチ切り　　4P目はトラバース手前から5P目基部・南稜合流地点まで。50mダブル5ピッチ。 ■各ピッチの気づいた点　全体的にもろく、かなり慎重な手足の動きが必要です。　強く引くときは必ず少し試してから。特に1～3P目は落石にご注意ください。　各終了点にはペツル2つやRCCボルト・リングボルトがあります。 ■カム　0.4～1くらいを使用。 ■下山　頭に抜けた後は5P目終了点まで5mほど歩いて下り、25m懸垂1本。　そこから踏み跡を辿り基部まで下りることが可能。　懸垂用スリングがあちこちにありますが、使わなくても歩けます。
その他周辺情報	■参考記録　msjさんが2022年10月16日に上げている記録　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4800791.html 　BoyHさんが2023年5月4日に上げている記録を参考にしました。　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5474313.html

写真

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赤岳鉱泉から大同心稜へ進み

2023年07月23日 07:23撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 7:23

赤岳鉱泉から大同心稜へ進み

1時間で基部到着。ガス💦

2023年07月23日 08:22撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 8:22

1時間で基部到着。ガス💦

踏み跡を辿り1P目へ

2023年07月23日 08:46撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 8:46

踏み跡を辿り1P目へ

1P目。最初は少し左上。終了点はちょうど取付きの真上。

2023年07月23日 08:57撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 8:57

1P目。最初は少し左上。終了点はちょうど取付きの真上。

2P目終了点。

2023年07月23日 09:42撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 9:42

2P目終了点。

3P目。ピナクルを目指す。

2023年07月23日 09:57撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 9:57

3P目。ピナクルを目指す。

4P目。今回のピッチ切り方だとまず少し登って、右側へトラバース

2023年07月23日 10:24撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 10:24

4P目。今回のピッチ切り方だとまず少し登って、右側へトラバース

中間支点の数は半分以下で良かった。(ロープが重くなる)

2023年07月23日 10:52撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 10:52

中間支点の数は半分以下で良かった。(ロープが重くなる)

5P目。懸垂してここへ戻ってくるので、不要なものはデポも可能。

2023年07月23日 10:59撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 10:59

5P目。懸垂してここへ戻ってくるので、不要なものはデポも可能。

ここはクライミングしている感じのする、すっきりしたパート。
ペツルがたくさん打ってあり安心。

2023年07月23日 11:03撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 11:03

ここはクライミングしている感じのする、すっきりしたパート。
ペツルがたくさん打ってあり安心。

頭に出ると広くなっていて一息。
無事登りきれたことに安堵しています。

2023年07月23日 11:32撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 11:32

頭に出ると広くなっていて一息。
無事登りきれたことに安堵しています。

懸垂します。
ガスの向こうは阿弥陀？

2023年07月23日 11:38撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 11:38

懸垂します。
ガスの向こうは阿弥陀？

途中から空中懸垂になります。

2023年07月23日 11:50撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 11:50

途中から空中懸垂になります。

踏み跡を辿り

2023年07月23日 12:02撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 12:02

踏み跡を辿り

大同心稜の基部へ

2023年07月23日 12:09撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 12:09

大同心稜の基部へ

あそこが取付きです

2023年07月23日 12:16撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 12:16

あそこが取付きです

赤岳鉱泉へ下山

2023年07月23日 12:39撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION

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7/23 12:39

赤岳鉱泉へ下山

今回のピッチ切りは①～⑤の通りです。

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今回のピッチ切りは①～⑤の通りです。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

kame3ma

目標にしていた大同心雲稜。
奥さんが数年前に登った際の情報とWEB上の山行記録を調べ、
事前にトレーニングを積み、いざ本番。

各ピッチのメモは以下の通り。
1P目：最初は少し左上。ハングを抜けた後は草付きの岩場を右上。終了点：ペツル×2。
2P目：数m登って左へ。その後凹角を直上して右上。終了点：ペツル×2とリングボルト。
3P目：右上ピナクルを目指す。中間支点少なく、カムがあると安心。草付きが多く染み出しあり。もろい。終了点：ペツル、RCCボルト、リングボルトが各1
4P目：数m直上してから右側へトラバース。中間支点を取りすぎるとロープが重くなってしまう。南稜側が見えるところまで進む。終了点：ペツル＋RCCボルトの支点が2箇所。
5P目：ドームの登攀。前半はペツル多め。中間で右にカンテをまわるところの手前が核心。全部の支点に掛けようとするとヌンチャク16本以上必要、間引けば12本くらいで間に合う。終了点：ペツル、ハーケン×2。

5P目を登りきると頭まで数m歩き。そこは広い。
戻って25m懸垂(空中)で4P目終了点へ。踏み跡を辿って大同心稜へ。

ガスっていて全然暑くなく、ガスが切れて景色も楽しめ、この夏思い出に残る山行となりました♪