越後駒ヶ岳 今日も熱中症警戒アラート発表中→猛烈な暑さに耐え切れず駒の小屋までで敢え無く撤退!
- GPS
- 08:33
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(駒の湯登山口駐車スペース5台位駐車可、少し離れた駐車スペースには10台位駐車可。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
枝折峠コースに特に危険箇所はありません。駐車場トイレ裏の登山口に登山ポストはあります。 (小倉山に向かう稜線の中間付近に西側に切れている箇所あり。小倉山手前 東側に切れてる箇所あり。前駒手駒の小屋手前の岩場。以上が危険と思われる箇所ですが、すべて注意して歩けば問題ありません。登山ポストは登山口にあります。) |
その他周辺情報 | 大湯温泉 日帰り温泉「ユピオ」は7/17で閉館となりました。日帰り温泉薬師温泉「ゆ〜パーク薬師」(タオル無し700円、火曜日定休日)、青島温泉「見晴らしの湯こまみ」(タオル無し600円、水曜日定休日)がお薦めです。今日は「ゆ〜パーク薬師」で汗を流しました。 疲れた身体には甘いものが必要です。そこで お帰りには「にいがた本高砂屋」が 超お薦めです。今回は 今年の新製品の新潟塩大福と新潟よもぎ大福(各税込130円)を二個ずつ買って帰りました。南魚沼市大崎の旧店名「栄泉堂菓子舗」の ほんのりスフレ、ほんのりスフレ・ド・ショコラ(各税別110円)もお勧めです。これは 長女の大好物です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日新潟県は4日連続の熱中症警戒アラートが発表されていますが、今年度初めての越後駒ケ岳にK姐さんと二人で登って参りました。梅雨入り後に雨の日が多く、予定が延期…延期…となり、とうとう真夏の…灼熱の中の登山となってしまいました。当初の予定では先日吊橋が復旧したばかりの駒の湯コースのピストンのつもりでした。がしかし、駒の湯コース登山口駐車場に車を停めると、ヒッチコックの映画「鳥」の様に大量のアブが車の周りに飛び廻っています。※推定100匹以上…。これでは車から降りる事は出来ませんし、ましてはドアを開ける事すら出来ません…。仕方なく、K姐さんと相談をし急遽、枝折峠登山口に向かいます。本当は枝折峠コースは下山時の小倉山〜登山口までの間のアップダウンが大嫌いなので、出来れば使いたくないんですが…。
自宅を予定通りAM4:00に出発して、K姐さんをピックアップ。R291を北上します。途中、いつもの様に道の駅「ゆのたに」にてトイレ休憩をはさんで、駒の湯コース登山口駐車場に向かいます。到着するも、大量発生しているアブの為、急遽予定変更して枝折峠登山口に向かいます。R352を上りあげると枝折峠登山口に到着。到着時間はAM5:30。先行車両は10台程。トイレで用を足し身支度をし、登山届を提出しAM5:41枝折峠登山口をスタート。自宅出発時の気温はほぼ熱帯夜の24℃でしたが、枝折峠登山口駐車場は標高1,070mですので、気温は20℃位でした。でも湿度は80%位あるので、蒸し暑い・・・。早くも大量の汗をかきます。雲は多めですが、頭上には青空が広がっています。この時点ではチョコットだけモルゲンロートの越後駒ヶ岳、刈羽三山、西蒲三山、権現堂三山、守門岳、毛猛山塊、未丈ヶ岳、荒沢岳、中ノ岳etcが良く見えていました。東の眼下には雲海と滝雲もチラッと見えました。
しかし、まだ日差しが無いのに早くも大汗をかいています。暑い日が続いているせいで少し夏バテ気味なので、身体が重く、足も上がりません。K姐さんと冗談半分で「途中撤退も考えましょう」なんて、この時点では笑いながら話していましたが…。この後、あまりの暑さに冗談が本気となって行きます。明神峠で先行していた僕達と同年代と思われる男性二人を追い抜きます。「暑いので、無理せずにお互いに途中撤退も視野に入れて歩きましょう」と声をかけます。※結局、この二人は途中撤退した様です。
この少し先で、ご夫婦と思われるやはり同年代のカップルが休憩されていました。男性は辛そうな感じでしたので「熱中症の可能性があるみたいなので、撤退を考えてみたらどうですか」と声をかけたら、女性と一緒に撤退されました。暫くすると、道行山手前でやはり同年代と思われるソロの男性に追い抜かれます。「お互いに無理をしないで頑張りましょう」と声をかけると「道行山で撤退するかもしれない」と仰ってました。僕達が道行山に到着すると、先程の男性が休まれていて、「ここで、引き返します」と…。僕達は「行ける所まで、行って見ます」と話して、先に進みます。
日差しの無い樹林帯は涼しいんですが、日差しがある所は暑い…熱い…痛い…。小倉山〜百草ノ池〜前駒までは何とか彼んとか、ボロボロになりながら登り上げました。体力も大分消耗しています。おまけにガスが出て来て眺望も悪くなって来ました。K姐さんと相談をし、「今日は山頂は諦め、駒の小屋までのピストンにしましょう」と決定。岩場地帯を何とかクリアして、駒の小屋に到着。日差しは暑いですが、小屋前の広場でランチタイム休憩。最近、お気に入りのサッポロ一番旅麺京都背脂醤油ラーメンを頂き、食後にインスタントコーヒーをまったりと飲み約50分、いつもの様に山談義や世間話に花を咲かせます。因みに、画像は取り忘れましたが、小屋前に設置してある温度計は31度を指していました。恐らく、直射日光が当たっているからだと思います。日陰だったら20度位かと思われます。
相変わらず暑いので、下山開始。小屋前に出ている雪解け水(ちょっとヌルかった)を1リットル程頂きました。足元に注意しながら、慎重に下ります。小倉山までは順調に下れますが、ここから先は地獄のアップダウンが始まります。大小合わせて10箇所以上のピークのアップダウンが続き、疲れた身体や足にはキツイです。まだ登山口に着かないのか…まだ登山口に着かないのか…と精神的にもツライです。道行山〜明神峠まで来ると、後は下り一辺倒となり、登山口はもう直ぐです。そして、身体も心も❝ボロ雑巾❞の様になりながら、やっとの事でPM2:09に登山口駐車場に到着。やはり、暑い…。
まぁ、それでも今日も無事に(楽しい?)山歩きが出来ました。
※今日の最大のミッションは駒の湯コースに咲くツチアケビの開花状況を確認する事だったんですが、アブの馬鹿野郎…。近々ツチアケビの開花状況確認のリベンジを考えています。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
毎日暑いですね。
無理しなくて何よりです。
アブの大量発生とは驚きました。
いよいよそんな時期なんですね。
暑いのも、困りますが、アブの大量発生はもっと困ります。
ツチアケビは近々リベンジ致します。
ではまた〜
あまりに暑い日が続いていたので、同行者とこの日は中止にするか?と一時検討はしたんですが・・・強行しちゃったんですよね・・・。中止でも良かったかも・・・です。翌日から、軽い熱中症状態で体調が良くないです。現在は90%ほど回復していますが、完璧な状態にはまだ至っていません・・・。
さて、121枚目のクワガタなんですが・・・昆虫は詳しくないんで、Googleレンズで検索したらコクワガタって出たもんで・・・そのまま使っちゃいました。もし、オオクワガタでしたら、超勿体ない事をしてしまいました。一時は親戚の子供の為に持って帰ろうかとも考えたんですが・・・。持って帰れば良かったなぁ〜。昭和の男なんで、エサはスイカの残りとか、キュウリとかって同行者と話をしていたら、今は❝昆虫ゼリー❞ってのがあるらしい・・・なんて話までしていたんですが・・・。
疲れていたけど、もうひと踏ん張りして❝お持ち帰り❞だったなあ・・・。
ではまた・・・
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