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Yamareco

記録ID: 5765
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

日原川水系/川苔谷逆川

2012年06月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.2km
登り
793m
下り
886m

コースタイム

6:52鳩ノ巣駐車場-7:12鳩ノ巣駅-7:25奥多摩駅=7:35大沢バス停-7:53川乗橋-8:50入渓(下降)点-8:57入渓-9:23/3m+7m-11:47核心4m滝-13:13山道-13:26大ダワ沢との二俣-14:40ウスバ林道手前の大滝〜装備解除-ウスバ林道下山開始16:00-16:17大ダワ-16:26-鳩ノ巣駅17:30
天候 雨のち曇り、時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
駐車場:鳩ノ巣町営駐車場(近くに民家があります。前泊の場合は十分に留意すること)
バス:奥多摩駅〜川乗橋は6月8日に崩落があり、大沢バス停〜川乗橋までは迂回を歩きます。迂回路は十分整備されているため問題なし。
コース状況/
危険箇所等
<遡行>
※ 全般的にヌメル。苔多し。
※ 最初の3m+7mの確保はハーケンとリンクカムで対応。
※ 前半4m滝の釜は埋まってない。残置ハーケン×1。確保は岩で。
※ ウスバ林道手前の大滝は、下部がヌメる。残置も見当たらず。中盤以降、残置×3.確保は立木で。
※ ロープは前記3ヶ所。

<登山ポスト>
奥多摩駅前

<温泉>
河辺駅前の「梅の湯」@840円あったらしくて綺麗な施設だよ
http://www.kabeonsen-umenoyu.com/

<メシ>
もちろん登戸「神洲之華」
本格中華たらふく食べて飲んで1人3,000円行かない。正に神。
ファイル
非公開 5765.xls
計画書
(更新時刻:2012/06/12 14:00)
鳩ノ巣町営駐車場を出発
鳩ノ巣町営駐車場を出発
川乗橋まで車道は崩落でバスは大沢?までしか入らず
川乗橋まで車道は崩落でバスは大沢?までしか入らず
至れり尽くせりの迂回路
至れり尽くせりの迂回路
探検気分も満喫
最初っからどっぷり系じゃねーか
1
最初っからどっぷり系じゃねーか
出だしの3m+7m
後半7mをトラバースするシゲル
後半7mをトラバースするシゲル
朝から滴ってますワ
朝から滴ってますワ
実際はこんなに明るくないし、寒かった。
実際はこんなに明るくないし、寒かった。
ジャグジー発見
サディスティックに馬乗り
サディスティックに馬乗り
ドヤ顔(ここまでは)
ドヤ顔(ここまでは)
ごるじゅ
テルマエ・ロマエ?
テルマエ・ロマエ?
それぞれに必死
ピリリ系小滝3連発
ピリリ系小滝3連発
問題の前半核心4m。かぶー崩壊の巻はじまりはじまり。
問題の前半核心4m。かぶー崩壊の巻はじまりはじまり。
釜に落ちる
リトライ!
オリャー!A0何がワリー
オリャー!A0何がワリー
振り出しに戻る
スリング巻けば良いんだ!
スリング巻けば良いんだ!
ママー!ウーウウウー!! 以上かぶーラプソディでした。
ママー!ウーウウウー!! 以上かぶーラプソディでした。
かぶー見てなさい、こうやって登るのよ
かぶー見てなさい、こうやって登るのよ
アラヨっと 苔大好きっ婆
アラヨっと 苔大好きっ婆
へつり気味に進む箇所多いっす
へつり気味に進む箇所多いっす
大ダワ沢手前も小粒な滝が続く
大ダワ沢手前も小粒な滝が続く
大ダワ沢出合い。右手に小滝。
大ダワ沢出合い。右手に小滝。
小滝の連続。沢2回目のシゲルも頑張ってます
小滝の連続。沢2回目のシゲルも頑張ってます
よいしょ〜
シゲル、ナイスつっぱり
シゲル、ナイスつっぱり
かぶーも元気を取り戻してきました。
かぶーも元気を取り戻してきました。
自称65度しか足開かないharuさん。120°は開いてると思いますけど・・・
自称65度しか足開かないharuさん。120°は開いてると思いますけど・・・
赤いの、邪魔!
お約束のウスバ林道手前の10m滝で記念撮影
お約束のウスバ林道手前の10m滝で記念撮影
この後、緊張のリードが待っていた。。。
この後、緊張のリードが待っていた。。。
写真では分かりませんが、沢で初めて見た、シゲルズカウンダーバランス。
写真では分かりませんが、沢で初めて見た、シゲルズカウンダーバランス。
大ダワ手前で視界がガっと開けます。すっごく気持ちよかった!
大ダワ手前で視界がガっと開けます。すっごく気持ちよかった!
どんだけ白いのやら。
2012年06月17日 07:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 7:36
どんだけ白いのやら。
入渓点。カブーミラーが目印です。
2012年06月17日 08:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 8:46
入渓点。カブーミラーが目印です。
3m+7m。
2012年06月19日 22:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:35
3m+7m。
巨岩のゴーロ帯。
2012年06月19日 22:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:35
巨岩のゴーロ帯。
2m滝。
2012年06月17日 11:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 11:30
2m滝。
へつり、もとい半身浴。
2012年06月17日 11:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 11:32
へつり、もとい半身浴。
『かぶー半泣き伝説』を残した4m滝。
2012年06月19日 22:37撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:37
『かぶー半泣き伝説』を残した4m滝。
『寒いの・・・。』『俺が暖めてやるよ』からの殴打の図。
2012年06月17日 12:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 12:53
『寒いの・・・。』『俺が暖めてやるよ』からの殴打の図。
いじめではないです。や、叩いたりゆすったりすると、ほんとに暖かくなるから不思議。
2012年06月17日 12:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 12:56
いじめではないです。や、叩いたりゆすったりすると、ほんとに暖かくなるから不思議。
大ダワ沢との二俣手前に橋。元登山道だったみたいだけど、、、。
2012年06月19日 22:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:40
大ダワ沢との二俣手前に橋。元登山道だったみたいだけど、、、。
頼りになるCLやっさん。
2012年06月19日 22:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:40
頼りになるCLやっさん。
つっぱり系女子。
2012年06月19日 22:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:41
つっぱり系女子。
たけいさんカッコいいです!
2012年06月19日 22:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:41
たけいさんカッコいいです!
がんばです!!
2012年06月17日 14:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 14:04
がんばです!!
トイ状滝を抜け、開けた所で休憩〜。
2012年06月17日 14:16撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 14:16
トイ状滝を抜け、開けた所で休憩〜。
ウスバ林道手前の10m滝。下部がヌメって怖い。。やっさんカッコいいです。
2012年06月19日 22:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:42
ウスバ林道手前の10m滝。下部がヌメって怖い。。やっさんカッコいいです。
ここまでくれば、あとはガバガバ。
2012年06月19日 22:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:42
ここまでくれば、あとはガバガバ。
2012年06月17日 15:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 15:06
シゲルの超絶ムーブSHOW!!このあとすぐ!!、、、見惚れてしまい写真取り損ねました。。
2012年06月19日 22:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:43
シゲルの超絶ムーブSHOW!!このあとすぐ!!、、、見惚れてしまい写真取り損ねました。。
2012年06月17日 15:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 15:22
終了点。ウスバ林道の橋。
2012年06月19日 22:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/19 22:43
終了点。ウスバ林道の橋。

感想

何とも4年ぶりの沢でございました。
クローゼットの奥で腐る寸前だった沢装備を引っ張り出して、いざ突撃!

歩き始めは寒くて、濡れないように頑張ったのだけど、シャワーで濡れそぼってしまって、諦めがついてからは滝が超楽しくって、楽しくって。
お釜のへつりも『落ちたらドボンって、ディープウォーターソロみたいだな〜♪』なんて、テンションUP!で本気トライ。というか、先行の皆さんがヌメリを落としてくれたので登りやすかったのです。

ゴーロ歩きが上手じゃないので、ヨレヨレと神経使って歩き、疲れて飽きてきたところに滝が見える。
きゃっきゃっ!滝じゃ!滝じゃ!
この沢は滝出現のタイミングが絶妙。あなた、それって計算ずくですか?あたし、心を鷲づかみされちゃったわ。
滝はそれぞれが個性的で印象深かし。トイ状は怖かったなぁ…下がドボンじゃなかったから。

ツメはないやら、下山道は快適やら、出会ってからお別れするまで素敵な沢でした。
夏の暑い日にまたお会いしたいです。ジャブジャブ泳ぎたい〜


今回、CL yakuさんを見ていて感じたのが、『沢のCLってスゲー!』でした。
ヌメル壁をプロテクションなしで登る姿は見ているだけでも冷汗ダラダラでした。フォローで登るのとは大違い。命がけです(私にとっては)。
沢は総合力が必要って聞くけれど、今回その難しさを実感。
登攀・遡行能力だけじゃなく、低体温症(ここは雪山か?)、読図(尾根の見えない読図って難しい…)、メンバーの状況の把握、支点の取り方、お助け紐が投げられた時の安心感つったら、もー。
他にも私が気付かないことも、CL様は色々考えてくれているのです。
フォローでくっついて行くのはとっても楽しい沢ですが、私は『自立した沢屋』には程遠い。たくさん修業しないとな。

久々なうえに初心者でしたが、お付き合いいただいた皆様、有難うございました。
また一緒に行ってください!

初の奥多摩の沢は逆川。

メンバーは5人だし初心者、久々の人もいるので、時間がかかるだろうと
思い、鳩ノ巣駅の町営駐車場に前泊。たまたま駐車場に宿泊してた横浜
蝸牛山岳会の方が当日逆川を遡行してきたとのことで、ここで川乗橋までの
道の崩落情報をいただいた。助かりました。

私は車中泊だったが、他の4名を収容したテントは浸水。吹き流しをきちんと
閉じていなかったらしい。これも経験か。

前日から降り続く雨は朝方に一旦止むも、結局は入渓するまで続いた。

逆川への下降ポイントは、トポで「左に曲がるカーブミラー」とあるが、
左に曲がるカーブミラーは沢山あるw。標高や周囲の地形を確認しながら
判断する。踏み跡は明瞭。地図上にある聖滝はそんなはっきりとは見えない。
但し、せせらぎとは明らかに異なる滝の音が聞こえる。

沢に降りたち、最初の二俣を右手へ入り逆川へ。地形図上、逆川と並行して
沢がもう1本あるため、やや不安になったが、その後の地形の変化と滝の出現により
一安心。

水量は特に多いとは思えないが、枝沢を始め普段は乾いていそうなところを含め至る
所から水は落ちてくる様子。

奥多摩の沢は苔むして、薄暗い。イメージ通り。

最初の3m+7mは下段からロープを出したがこれは失敗。3mはフリーで
抜けて2段目でロープを出せばよかった※。確保支点は薄暗すぎて残置が
見つけられず(ないのかな?)、持参したハーケンと海外通販からのデビュー戦
となったリンクカムで作成。

※ 途中で屈曲するうえ、ピナクルにとったランニングを外したため、
 フィックスで登る後続者が墜落した場合、空中にぶら下がる状態を
 作出してしまうことになる。(ランニング外さなければ大丈夫だったが、
 かなりの屈曲でロープが引けず、フィックスを動かすのも大変だったハズ)

その後は苔っこなゴーロ帯をズンズン進む。

すると、釜も持った小滝の連続。前半部の核心。
最初の釜は左壁をヘツるが、ホールドの関係で半身浴状態w意味ねーじゃん。
後続のharuさんは流木マタギ戦法で乗り越える。滝自体は問題なし。

2つ目の釜は右壁を簡単にへつる。
3つ目が確信の4m。

トポでは釜埋まってるとあったが、それほど埋まってない。ヘツリも難しい。
何とか滝に取り付き左フレークを取るが、スタンスが見つからず、シャワー浴びつつ、
またはヌメり、跳ね返され、釜にドボン。胸まで浸かる。これを何度か繰り返し、
身体も冷え切り、体力も吸われたため、一度帰還。ここで息を整え、モチ上げて
リトライ。

さっきドボンしたので、ヘツリは無視して胸まで浸かって取りつきへ。
フレークを保持して体を引き上げる。右足を水流沿いに決めて体をもう1歩
上げると、目の前に残置!頬ずりしてキスしようかと思った。

ここでロープを出そうかと思ったが、お助けスリングを2m伸ばしてそのまま
フリーで抜けた。抜け口もややスベル。

確保支点は岩で。大きさ的にはやや不安。

続いてシゲル。シゲルはモロクボ沢から2回目の沢。ヌメリに苦労するも何とか突破。

3番目はかぶー。来週の水根沢谷はSL。ここで良いところを見せねば。
が、お助けスリング引いてるのに何度も何度も滑ってドボン。何度もドボン。
水につかって体力、気力がドンドン減退しているのが分かる。何度目かには、
涙目で何かを訴えかけてくる。「ウンウン、分かる分かる。俺もさっきは同じ
ような気持ちになった。」と思いつつ、「ガンバー」のみ。
ロープも引きまくって何とか突破。登りきったときには抜けがら状態。
(水につかるリスクをよーく理解できたことは大きな収穫)

残りのyoshiさん、haruさんは、余裕でサクっと。
yoshiさんはヘツリも成功。ドボンしなかった。さすが!

滝上ではシゲルとかぶーが寒そう。まずは歩いて体温を取り戻して
ある程度乾いてから休憩。天気も回復傾向だったので順調に回復してくれた。

ここからも小滝が連続するが、ここまでで大分時間を使ったので、スピード
重視で遡行。

3段10mの上部はお楽しみのつっぱりで。手頃なところにスタンスが
あるので、見かけよりは簡単だった。

で、ウスバ林道手前の10m滝。
見るからにヌメってる。むー。緊張する。

右壁から取りつき一段上がって、残置探したり、ハーケン打ったり、
カム差したりしたが、ダメ。ということでフリーで突入。
スタンス決めて右足をハイステップ気味に上げるところが核心。
後続の皆がサクッと来たので、勇気あれば問題ないのだろう。
バンドに上がると残置が3つ連続する。

ここからはガバガバで快適。
シゲルに至ってはフリ使って登る始末。
登ったあと、皆でツッコミ。沢であんな大胆なムーブかますなー(笑)

ホントはさらに進んで左俣の大滝を登りたかったが、ここで時間切れ。
沢装備を解除して下山開始。

最新のエアリアではウスバ林道通行禁止とあるが、道は大ダワまで
問題ない。どころか大ダワ付近の深い谷は暗い沢から解放されて
とっても気持ち良く清々しい気分にさせられる。この沢のフィナーレとして
悪くない。

ウスバ林道崩壊の可能性を考慮して装着していたガチャ類も大ダワで解除。
あとはタッタタカーと鳩ノ巣へ下山。

トポにある「遡行ポイント分散して飽きの来ない沢」とは
ホントそのとおり。勘七と同じくらい楽しい沢でした。

真夏に来たらもっとドボンできる!

河辺駅前の梅の湯入って、登戸まで戻って「神洲之華」でたらふく食べて
解散。大満足な一日でした。

生涯通算、3本目の沢。

今回思った事。
・水の冷たさをナメたらあかん。
今回一番の反省点であり、ぜひ今後に生かさなきゃいけない経験と言えるかも。

前半核心の4m滝。
『へつりって何となく不安。いっそ最初から泳ご。』
実際やってみたら、、、。

寒っ。冷っ。いや無理ほんと無理ちょー冷たい。
グッ(←お助け紐使わずスタイリッシュ登攀すべく変な意地を張る)、、、。
なにこれ足ヌメヌメ。
ドボン。

離陸(もとい離水?)をミスるごとに、
メンタル・フィジカルともにドンドン擦り減る。
みるみる体が硬くなり、力が入らなくなっていく。
それでも登るしかない。
ドボン。
振り出しに戻るという悪循環。

何度かドボンしていると、水のあまりの冷たさに、だんだん頭が真っ白になる。
こうなるともう遅い。
お助け紐の使い方すらよくわからなくなってくる。
(今思えば、ハナからお助け紐使っておくべきだった。)
誰か助けてください。的な状態。
ヒロシ兄貴が言ってた『精神崩壊』って、もしやこんな感じ、、、??

最後は若干変な声出しつつ、泥臭〜い感じで無理くり登った。。

山を初めて、かれこれ約2年。
山で今回ほどの恐怖を感じたのは初めてだった。。
『水と戯れるの楽し〜な〜』
などと、何も考えずに水を攻める悪癖、大いに反省しなきゃと思った。。
時と場合をわきまえつつ、へつれる所はへつろう。。



・CL&SLはやっぱり凄い。
先述の4m滝やウスバ林道手前の10mヌメヌメ大滝をはじめ、
数多の滝をリードで突破していくCLやっさん。
CLのサポートをしつつ、メンバーに目を配り的確にフォローする、
抜群の安定感のSLはるさん。

自分は今回、完全に名ばかりSLになってしまっていた。。
何度か沢を経験して、徐々にではあるが沢での動きが見えてきた気もする。
フリクションノットとタイブロックの使い分けや、
要所での現在位置の確認などなど。
ついていくだけの沢登りから、積極的に動ける沢登りへと、
そろそろシフトしたい。


・ただ、やっぱり沢は楽しい。
状況判断や的確なロープワーク、読図技術、沢特有な歩行技術などなど、
要求されるスキルは幅広くて、難しさを感じる部分はとても多い。
けど、そのぶん奥深さも感じるし、何より楽しい!の一言に尽きる。
歩きつつ、登攀しつつ、泳ぎつつ、皆と一緒に登って行くのは楽しい!
存分に楽しめる余裕を持てるよう、沢経験を積んで研鑽していきたいですね〜♪

でびゅうから2回目の沢。初めての前泊。そしてお天気は雨模様。

まずは雨の前泊に怯えてました。なぜかお昼からずっと緊張しっぱなし。
夜はせっかくの機会なので迷走っぷりを諸先輩方にご相談したいものの、若干ココロここにあらず?そのうちまたちゃんとお話できたら、ご意見賜りたく存じます。
朝起きたら、背中に浸水。枕にしていた着替え服も浸水。
ごめんなさい。ちゃんと確認していませんでした。
不安からさらに緊張〜。での幕開けでした。

前回の沢で全くわからなかった読図に関して、講習・山行を経ての・・と思って臨んだものの、やっぱり難しかったです。コンパスの使い方は前回よりは身についていたかな?毎回少しずつでも学んでいけたら・・です。

今回の沢登りの感想は、いろいろと自分は甘かった・・と感じたのが一番です。
沢の危険性や冷えなどをちゃんと理解していませんでした。
なので、いろんな意味で震えてしまったと思います。

初めての滝登り。滑りそう、転びそう、冷たそう、不安でいっぱい。
最初に進んで行くCLやっさんにただただすごーい。尊敬のまなざしで見つめるも、その後に続いて行く?と表情も体もこわばりました。
はるちゃんにタイブロックをお借りして、使い方を教えていただき、いざスタートしたものの、水を頭から浴びた途端急に怖さを感じてきました。
なんとか辿り着くも、自分のびびっりっぷりに自分がビックリ。
やってみないとわからないものですね。

前回の経験から、チビッコは自分で想像するより水に深くまで浸かると学んだ私。
今回は本当によく浸りました!いろんな部分で未知との遭遇。
へつれなかったら泳げばいーじゃん。と思っていた自分をおばかさんと叱りたいです。冷えからガチガチ震えだした時には、あれ?・と頭の中に空白が。
ドボンした後、なぜか振り出しに戻ろうと泳ぐ。
戻ってきてるよ〜と言われて初めて戻ってどーする?と自問自答。
頭の中はノープラン。自分がどんな感じで登っているのかすら把握できていない。そんなこんなが続いた一日でした。

沢靴の感覚がまだまだよくつかめず、自分の足に全くの信用なし。
安定感バツグンの皆さんに尊敬と憧れの気持ちでいっぱいでした。
カッコ良くて、羨ましくて、俄然自分もそうなりたいという思いがムクムクと。
弟子入り希望いたしてます!
それになんといっても毎回思うのですが、自分のこと、目の前のことだけではなく、全体をみてテキパキと行動する姿に感動でした。

でもやっぱりまたすぐ沢に行ってみたい!と思っています。
皆さんのおかげで、本当に楽しかったですし、一緒に行けて嬉しかったです。
バシバシ叩いてもらって、ぶんぶん振り回されて、ココロも体もほっこりしました。
ありがとうございました〜。まだまだいろいろと学んで身につけていきたいと思っていますので、今後とも宜しくお願いします!

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コメント

水は
多い方なの?
雨上がりなので気に成ってました。
2012/6/18 12:09
水量
ちょっと多いくらいではないでしょうか。

ただ入渓まで雨降っていたので、乾いている
箇所は殆どなし。至る所からスダレのように
水が滴ってました。

雨降りの土曜日に入渓していた人もいるので
やっぱり現地に行って見てみないといけないですね。。。
2012/6/18 22:26
奥多摩の沢は
アクアはダメ??
2012/6/19 15:27
aqua
とりあえず無難にフェルトで行ってきました。

フェルトでよかったっす
2012/6/19 19:04
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)<たけいさんが沢やってる!
2012/6/20 1:27
雨上がりの判断は
難しいよね!
自分でもどうしたかシュミレートしちゃうよ。
ために成る情報を有り難う!
2012/6/20 12:30
再デビュー
なべちゃんも一緒に行ってね チュッチュッ
2012/6/21 0:38
いや〜
逆川って真夏に行くのが基本の沢だと思うのです。
今の時期に行けば耐寒訓練になってしまう。


自分は真夏の暑い時期に行こうかな。
2012/6/21 23:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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