鳥海山 鉾立ルート【お花天国と絶景の東北の名峰】

2023年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:38
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,432m
• 下り: 1,421m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 2:05
• 合計: 9:38

5:01 鉾立
5:09 5:10 鉾立展望台
5:56 5:56 賽の河原
6:23 6:29 御浜小屋
6:43 6:44 御田ヶ原
6:53 6:53 御田ヶ原分岐
7:00 7:01 八丁坂
7:16 7:16 七五三掛
7:23 7:28 外輪山・千蛇谷分岐
8:32 8:53 鳥海山山頂御室参籠所
9:08 9:27 鳥海山
9:43 10:05 鳥海山山頂御室参籠所
10:20 10:20 新山・外輪分岐
10:24 10:38 七高山
10:42 10:42 新山・外輪分岐
11:02 11:02 行者岳
11:09 11:09 伏拝岳
11:35 11:43 文珠岳
12:02 12:02 外輪山・千蛇谷分岐
12:07 12:07 七五三掛
12:23 12:23 八丁坂
12:27 12:27 御田ヶ原分岐
12:43 12:44 鳥海湖分岐
13:02 13:03 御浜・鳥海湖分岐
13:17 13:41 御浜小屋
14:00 14:00 賽の河原
14:34 14:34 鉾立展望台
14:38 14:39 鉾立
14:39 駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鉾立ビジターセンター付近の登山者専用駐車場（300台くらい）に駐車
駐車場満杯の場合は近くの吹浦口から登山もおススメです。

コース状況／危険箇所等

◆基本的によく整備された登山道で危険箇所はあまりありませんが、新山(鳥海山山頂)付近は岩だらけで山頂アタック時は三点支持を心がけトレッキングポールは格納しておくことをお勧めします。外輪山を歩く場合は所々植生のあるやせ尾根があります。切れてる箇所が植生で分かりづらく端を歩くといきなり滑落なんてこともあるかもしれないので道の中央を歩きましょう。

◆象潟登山口〜御浜小屋
とてもよく整備された登山道です。最初はコンクリート、その後削岩された岩が敷き詰められた登山道で最初はホタルブクロやクルマユリ、賽の河原付近ではニッコウキスゲやチングルマ、カラマツソウなどが咲いてます。

◆御浜小屋〜千蛇谷〜山頂御室
素晴らしい花の楽園です。道中は特にハクサンシャジン、ハクサンフウロ、トウゲブキが咲き乱れています。千蛇谷方面に向かう登山道は分岐から急な下りになるため注意がいります。行った時期は雪渓はわずかなのですべり止めは多分不要です。山頂御室ではイワブクロ、イワギキョウ、チョウカイフスマが沢山咲いてます。

◆新山
岩場が続きます。三点支持を心がけて登ればそんなに難しいところではありません。トレッキングポールを持っている場合は格納しておくことをお勧めします。ザックと一緒に御室周辺にデポしておくのもいいかもしれませんね。

◆外輪山
御室から外輪山への取り付きは急登です。鎖場もありますが鎖はこの時期使う必要はないでしょう。外輪山の標高の低い箇所は所々シャクナゲやハイマツなどでやせ尾根で切れている端が分かりづらいため足を踏み外さないように登山道中央を歩きましょう。こちらも色々な花が沢山咲いてる花畑ロードです。

◆鳥海湖方面
木道が続きます。木道が横に傾斜してる箇所もあり濡れてる場合は滑って転ばないように注意しましょう。

ちなみに「ハイキング」と「無雪期ピークハント・縦走」の区別はこちらを参考にしています。
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「ハイキング」の定義
　・日帰り＆一日のコースタイム6時間以内（昭文社登山地図のタイムで休憩含まず）＆一般登山道（白馬大雪渓などは一般道に含む）＆最高到達2000m未満　※すべて満たすことが定義ですね。
「無雪期ピークハント・縦走」
　・上記ハイキング以外の無雪期登山
******************************************
リンク先↓
https://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=38

その他周辺情報

あぽん西浜
営業時間：［4〜10月］6:00〜21:30【最終受付21:00】
入浴料：大人400円
http://chokai-yuza.com/apon/

写真

7/29 4:54

到着時駐車場はほぼ満杯状況
空いてた残り2台分のスペースにギリギリ駐車できました(^^;)

7/29 5:01

登山開始です。
コースはこんな感じ

7/29 5:03

最初はコンクリ―トの登山道
この先もよく整備された登山道が続きます。
歩きやすく人気の登山コースなのがよく分かります。

7/29 5:05

早速、色違いのホタルブクロ達が出迎えてくれます。

7/29 5:07

クルマユリは花の盛りですね〜序盤からお花の期待値が膨らみますね〜

7/29 5:08

登山道脇の展望台へ少し寄り道

7/29 5:09

新山(鳥海山最高峰)が見えます。この先ずっと逆光で写真が撮りずらかった(*´Д｀)

7/29 5:20

初めて見た白くて小さい花
ツルアリドオシらしいです。

7/29 5:20

マイズルソウは実になってました〜

7/29 5:47

カラマツソウ、とっても綺麗

7/29 5:54

賽の河原の少し手前、火山って感じがします。

7/29 5:55

ニッコウキスゲ

7/29 6:05

チングルマ、まだ少し残ってました〜

7/29 6:14

振り返れば雄大な景色

7/29 6:17

チョウカイアザミ
花の始まりか終わりかよく分からない花です。

7/29 6:20

ハクサンフウロ
道中沢山咲いてて目を楽しませてくれます。

7/29 6:23

御浜小屋に到着〜
近くでオコジョがウロウロしてましたがすばしっこくて撮影できず(´゜д゜｀)

7/29 6:25

鳥海湖
ビューティホー！

7/29 6:26

逆光ですが山頂もよく見えました〜

7/29 6:30

鳥海湖をバックにハクサンシャジンを撮影
ハクサンシャジンもいっぱい咲いてました〜

7/29 6:36

トウゲブキと鳥海湖

7/29 6:45

山頂へ向かいます。がんばるマス

7/29 6:50

ハクサンイチゲもまだ咲いてます。

7/29 7:01

雄大な景色
秋には草紅葉がきれいなんでしょうね〜

7/29 7:05

日本海とハクサンシャジン

7/29 7:18

ミヤマアキノキリンソウ
声に出すと絶対噛みそうですよね〜

7/29 7:25

千蛇谷へは結構急な下りです。

7/29 7:27

斜面一面にトウゲブキ

7/29 7:28

シモツケソウ

7/29 7:32

途中雪渓もありますが平坦ですべり止めは必要なさそうです。

7/29 7:33

千蛇谷全景
もっと雪が残ってれば白蛇がうねってるように見えるのかな？

7/29 7:46

ベニバナイチゴ

7/29 8:20

振り返って千蛇谷

7/29 8:25

イワギキョウはちゃんと上を向いてくれてます。チシマギキョウはいつも下向いてるもんな〜

7/29 8:25

アオノツガザクラ
小さくて可愛いですね〜

7/29 8:33

これは…お目当てのチョウカイフスマなのか？
花びらが6弁でなんか違うみたいです。結局同定出来ませんでした〜

7/29 8:43

山頂広場へ到着〜賑わってます。
新山は岩だらけですな〜

7/29 8:43

ハラヘッタので持って来たパンを食べようと思い取り出したら袋がパンパンではないか〜パンパンなので2個に増えてればいいのにとバカなことを一瞬考えてしまいました〜美味かったです😋

7/29 8:51

山頂付近にはイワブクロが沢山咲いてました〜

7/29 8:51

アップで撮影
お初にお目にかかります。

7/29 8:53

休憩後、シンザンアタッーク！なんかの必殺技みたいですね〜

7/29 10:53

こちらはジェットストリームアタック！
三輪重なっている花は〇ムに見えてしまうのはガンダム世代だからでしょうか？ミヤマリンドウ様ド〇に例えてゴメンナサイ

7/29 8:58

シンザンアタッーク時は三点支持が必要なのでトレッキングポールを格納しておくことをお勧めします。岩場なのですれ違い時は登り下り関係なく譲り合いましょう。

7/29 9:02

鳥海湖があんなに遠くに

7/29 9:06

少し下って〜少し登ると山頂です。

7/29 9:16

山頂到着~
狭いので譲り合って撮影しましょう

7/29 9:20

新山からの帰り道、胎内めぐりをくぐります

7/29 9:21

中はこんな感じで祠もあります。

7/29 9:29

ちょっとした雪渓も
外輪山側からくるときはこちら方面から逆回りで歩きます。

7/29 9:39

戻ってきました〜
おや、岩に沢山白い花が、
もしかしてこれがチョウカイフスマでは？

7/29 9:39

社務所の方に聞いたら間違いなくチョウカイフスマだそうです。
こんなところにも咲いてるなんて、よく見ると山頂の広場には沢山咲いてました〜お初にお目にかかります。

7/29 9:50

御朱印も頂きました〜

7/29 10:02

社務所付近にあった山頂案内図

7/29 10:12

帰りは外輪山を回って帰ります。
取り付きの斜面はかなり急です。

7/29 10:12

ホソバイワベンケイのてんこ盛り

7/29 10:24

ほどなく七高山へ到着〜

7/29 10:43

トンボめっちゃいる〜

7/29 10:45

サラバシンザン

7/29 10:48

外輪山の縦走路、カッコイイ！

7/29 10:50

途中少しハシゴなんかもあります。

7/29 10:53

アカモノが少し残ってました〜
今年何回もお目にかかったけど何度見てもカワイイ

7/29 10:56

ウサギギクの群生

7/29 10:57

ミヤマキンポウゲ

7/29 10:58

長〜いヨツバシオガマ
トンボが3匹留まってます

7/29 11:25

少しずつ鳥海湖が近づきて来てます。

7/29 11:28

ミヤマダイモンジソウ

7/29 11:42

お花畑と奥に鳥海湖

7/29 12:09

シロバナトウウチソウ、この花もお初です。

7/29 12:13

登りでは気づかなかったのですが
よく見るとヒナザクラが咲いてます。

7/29 12:13

小さくてカワイイ
お初にお目にかかります。

7/29 12:28

ミヤマリンドウ、とても可憐な花です。

7/29 12:41

寄り道して鳥海湖方面へ向かいます。

7/29 12:45

近くで見るととっても綺麗

7/29 12:55

鳥海湖から山頂を撮りたかったのに山頂がガスってしまいました残念

9/24 12:44

本来ならこんな写真が撮りたかったのに〜
2016年9月下旬に撮影、草紅葉が綺麗ですね
秋もいいな〜

7/29 13:31

御浜小屋に戻ると晴れてきました
まぁ、そんなもんですね〜

7/29 13:31

鳥海湖をまたまた撮影
朝より色が鮮明に見えます。

7/29 14:38

( ´Д｀)=3 フゥ登山口まで戻ってきました〜
今日は暑かった〜お疲れさまでした〜

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 携帯トイレ

感想

猫先生

2回目の鳥海山です。前回行ったのは9月下旬で花もあんまり残ってなかったのですが、今回は沢山のお花に出会うことができました〜(9月下旬の草紅葉の頃の鳥海山も見事です)特に御浜小屋付近からはハクサンシャジン、ハクサンフウロ、トウゲブキが咲き乱れており山頂御室ではチョウカイフスマ、イワギキョウ、イワブクロが咲き乱れています。外輪山もお花畑ロードで上に上げた花の他にハクサンシャクナゲ、ミヤマリンドウも加わり疲れを吹き飛ばしてくれます。前回行った白馬岳も素晴らしかったですが鳥海山も負けず劣らずの景色とお花が迎えてくれました〜いや〜ホント感謝です。
鳥海山には花の時期、秋の草紅葉と行ったので次回は山スキーでも来てみたいですね〜その前に道具揃えないとだけど(;^ω^)
次はどこの山にお花を愛でに行こうかな〜

コメント

らんばらる

同じ日にあがってますね🙋‍♂️
わたしのクルマが写ってました😅
いやはや早いペースですごいです?

猫先生

らんばらる様、コメントありがとうございます。車の写真については失礼いたしました。ナンバーまでは確認できないよう登録してるとおもいます。ペース配分は今回は早めにと思って歩いていました。おかげで持って行った水は全て消費しちゃいました〜このコースは日光を遮るものがなくて大変です。それにしても暑かったですね〜

らんばらる

ニャンコ先生さん
ひょっとしたら会ってたかもですね〜
相方の水が枯渇して大変でした😅
午後からあんなに気温あがらなければ予定していた水でいけたと思いますが難しいですね……🤔

猫先生

らんばらる様、ホントに暑かったです。山頂御室と御浜神社でコーラを飲んでしまいました〜光岳はいつか行きたいと思っているので山行記録を参考にさせてもらいます。

らんばらる

ニャンコ先生さん
光岳行くですか😅
百名山狙ってないなら避けても良いですよ😅
秋の方がたぶん楽しめる気がします🍁
あと、1泊が良いです笑

猫先生

らんばらるさん
奥深い山々で南アルプスは人が少なく危険箇所も少なく意外と好きなんです。ただ稜線に出るまでの急登が難ですよね〜光岳は多分いつか行くと思います。また何処かで会えるといいですね〜