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Yamareco

記録ID: 5793966
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

雨乞岳・清水頭【一ノ谷から西尾根へ上がり奥の畑谷へ周回】

2023年08月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:43
距離
15.9km
登り
1,121m
下り
1,129m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
2:13
合計
8:43
距離 15.9km 登り 1,129m 下り 1,129m
6:57
4
7:01
7:02
17
7:19
22
7:41
8:10
10
8:20
41
奥の畑一ノ谷出合い
9:01
9:05
30
西尾根に合流
9:35
9:45
20
三本杉の窯跡
10:05
10:08
21
雨乞岳西峰
10:29
10:39
14
10:53
11:02
22
11:24
12:13
47
清水頭
13:00
13:01
39
奥の畑・上
13:40
13:50
7
奥の畑谷分岐
13:57
13
14:15
14:20
3
14:23
18
14:58
14:59
3
15:02
ゴール地点
天候 曇り(一時雨)後 晴れ
【気温】
奥の畑谷分岐:25℃  雨乞岳:24℃  奥の畑・上:27℃  登山口:30℃
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R421(八風街道)→山上小学校前から甲津畑へ→永源寺グリーンランド
への案内板で甲津畑林道に出て右折→永源寺グリーンランド入口を見送り
藤切川に架かる鳴野橋手前の路肩スペースに駐車。
(湖東三山スマートインターを利用)
コース状況/
危険箇所等
今回はたまたま、西尾根にも奥の畑谷にもピンクリボンの目印を
目にしましたが、取り外されて全く無い時もありますので、
踏み跡や目印を頼り切った山行は慎みましょう。

【西尾根への取り付きルート】
千種街道の鉱山跡から西尾根へ登り上げるノーマルなルートに比べて
一ノ谷から登り上げても時間的には大差が無かった、それよりも
変化があって厳しい登りもないこちらのルートを気に入ってしまった。

《今回の結論》
過去、いろんなルートから西尾根に取り付いてみたが、個人的には
無積雪期には今回のルートを選択肢としてはTOPに推奨したい。
藤切谷の流れも心細いな〜。
2023年08月05日 07:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 7:00
藤切谷の流れも心細いな〜。
【千種街道】
甲津畑の避難小屋を通過。
2023年08月05日 07:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 7:03
【千種街道】
甲津畑の避難小屋を通過。
奥の畑谷分岐で休憩中に雨が・・・。
2023年08月05日 07:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/5 7:33
奥の畑谷分岐で休憩中に雨が・・・。
蓮如上人「一夜泊りの竈」で雨宿り。
1時間以内に止むかな・・・。
2023年08月05日 07:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
8/5 7:44
蓮如上人「一夜泊りの竈」で雨宿り。
1時間以内に止むかな・・・。
【奥の畑谷】
奥の畑入口への踏み跡を見送って、
2023年08月05日 08:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 8:17
【奥の畑谷】
奥の畑入口への踏み跡を見送って、
一ノ谷が合流する二股に到着。
2023年08月05日 08:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 8:19
一ノ谷が合流する二股に到着。
【一ノ谷(北谷)】
右岸へ逃げよう。
2023年08月05日 08:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 8:27
【一ノ谷(北谷)】
右岸へ逃げよう。
合流する小谷の左岸寄りへ移る。
2023年08月05日 08:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/5 8:32
合流する小谷の左岸寄りへ移る。
ゆったりした本流の右岸を進む。
2023年08月05日 08:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 8:39
ゆったりした本流の右岸を進む。
支尾根に乗って間もなく、
2023年08月05日 08:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 8:48
支尾根に乗って間もなく、
西尾根のラインを捉えた。
2023年08月05日 08:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 8:54
西尾根のラインを捉えた。
【西尾根】
分岐で一息入れよう。
2023年08月05日 09:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 9:05
【西尾根】
分岐で一息入れよう。
ガレ場記号の尾根に出た。
2023年08月05日 09:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
8/5 9:20
ガレ場記号の尾根に出た。
《三本杉の窯跡》
3月には残っていた二本もとうとう朽ちてしまった。
2023年08月05日 09:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 9:35
《三本杉の窯跡》
3月には残っていた二本もとうとう朽ちてしまった。
《三本杉の窯跡》
2018-3月当時の三本杉。
2018年03月03日 09:29撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
3/3 9:29
《三本杉の窯跡》
2018-3月当時の三本杉。
リョウブの花?
2023年08月05日 09:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 9:58
リョウブの花?
笹原の展望地から望む綿向山へ続く稜線と琵琶湖方面。
2023年08月05日 10:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 10:02
笹原の展望地から望む綿向山へ続く稜線と琵琶湖方面。
雨滴を残したオトギリソウ。
2023年08月05日 10:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
8/5 10:02
雨滴を残したオトギリソウ。
《雨乞岳西峰》
東側のしつこいガスが一瞬晴れて、イブネ〜銚子ヶ口方面が展望できた。
2023年08月05日 10:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 10:09
《雨乞岳西峰》
東側のしつこいガスが一瞬晴れて、イブネ〜銚子ヶ口方面が展望できた。
ズボンを濡らして笹藪を漕ぐ。
2023年08月05日 10:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 10:22
ズボンを濡らして笹藪を漕ぐ。
《雨乞岳》
山頂の池「大峠の澤」(おおたわのさわ)も干上がってしまった。
2023年08月05日 10:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
8/5 10:27
《雨乞岳》
山頂の池「大峠の澤」(おおたわのさわ)も干上がってしまった。
《雨乞岳》
ガスの切れ間にやっと姿を現した東雨乞岳。(三角点名:雨乞岳)
2023年08月05日 10:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 10:35
《雨乞岳》
ガスの切れ間にやっと姿を現した東雨乞岳。(三角点名:雨乞岳)
《雨乞岳》
南雨乞岳と奥に野洲川ダムを望む。
2023年08月05日 10:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 10:36
《雨乞岳》
南雨乞岳と奥に野洲川ダムを望む。
目前に広がる景色もこの稜線の魅力だ。
2023年08月05日 10:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 10:49
目前に広がる景色もこの稜線の魅力だ。
《南雨乞岳》
雨乞岳とガスの吊り尾根を望む。
2023年08月05日 10:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 10:56
《南雨乞岳》
雨乞岳とガスの吊り尾根を望む。
大好きな清水頭で昼食にしよう。
2023年08月05日 11:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 11:09
大好きな清水頭で昼食にしよう。
《奥の畑峠》
大峠から綿向山へ続く稜線と琵琶湖を望む。
2023年08月05日 11:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 11:17
《奥の畑峠》
大峠から綿向山へ続く稜線と琵琶湖を望む。
綿向山ズームすると青年の塔がクッキリと。
2023年08月05日 11:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 11:34
綿向山ズームすると青年の塔がクッキリと。
《清水頭》
無人の山頂でのんびりしよう。
2023年08月05日 11:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
8/5 11:38
《清水頭》
無人の山頂でのんびりしよう。
《清水頭》
食事も済んだし、靴下も代えたし、そろそろ戻ろうか〜。
2023年08月05日 12:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 12:10
《清水頭》
食事も済んだし、靴下も代えたし、そろそろ戻ろうか〜。
真西尾根、タイジョウ、霊仙山、御池岳を望む。
2023年08月05日 12:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 12:10
真西尾根、タイジョウ、霊仙山、御池岳を望む。
鎌尾根は相変わらずガスの中。
2023年08月05日 12:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 12:14
鎌尾根は相変わらずガスの中。
奥の畑谷への下降地点から望む雨乞岳、南雨乞岳、展望岩場。
2023年08月05日 12:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 12:19
奥の畑谷への下降地点から望む雨乞岳、南雨乞岳、展望岩場。
谷に向かって一気に下る。
2023年08月05日 12:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 12:20
谷に向かって一気に下る。
【奥の畑谷】
あっという間に左岸へ着地。
2023年08月05日 12:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 12:29
【奥の畑谷】
あっという間に左岸へ着地。
目を凝らすとトリカブトだ!
2023年08月05日 12:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 12:29
目を凝らすとトリカブトだ!
本流とは思えない細い流れを飛び石伝いで右岸へ。
2023年08月05日 12:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
8/5 12:41
本流とは思えない細い流れを飛び石伝いで右岸へ。
「奥の畑の主」シオジの大木に挨拶していこう。
2023年08月05日 12:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
8/5 12:53
「奥の畑の主」シオジの大木に挨拶していこう。
圧倒的な存在感だ。
2023年08月05日 12:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
8/5 12:54
圧倒的な存在感だ。
《奥の畑・上》
シダや苔の茂る平原から稜線を遠望。
2023年08月05日 13:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
8/5 13:05
《奥の畑・上》
シダや苔の茂る平原から稜線を遠望。
《奥の畑入口》
この木は「奥の畑の番人」と呼ばれる。
2023年08月05日 13:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
8/5 13:27
《奥の畑入口》
この木は「奥の畑の番人」と呼ばれる。
《奥の畑入口》
奥の畑入口に広がる平原。
2023年08月05日 13:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 13:27
《奥の畑入口》
奥の畑入口に広がる平原。
【千種街道】
さあ〜、一休みしたらのんびり帰ろう。
2023年08月05日 13:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
8/5 13:40
【千種街道】
さあ〜、一休みしたらのんびり帰ろう。

感想

この季節は「ヒルの巣窟」と言われる千種街道だが、連日の好天続きで
ヒルの活動も鈍いだろう。秋を待たずに予てから考えていた西尾根への
取り付きルートとして一ノ谷は是か非か。改めて確認に行こう。

予想したように鳴野橋手前の路肩には1台しか駐車されていなかった。
やはりこの季節に千種街道を歩く人は少ないようだ。
足元にたっぷりと「***のジョニー」を吹きかけて出発する。
岩ヶ谷林道終点に架かる橋から藤切谷を眺めるとやはりその水量には
勢いが無く、乾ききった千種街道でヒルを見る事もなかった。

安心して奥の畑分岐でザックを外し休んでいると思いがけず雨で顔を
たたかれた。しばらく木陰に身を隠すが本降りになってきたので
あわてて蓮如上人旧跡の小屋に逃げ込み雨宿りしていると
30分ほどして雨音が消えたので外へ出ると所々青空が見えるので
予定通り千種街道を離れ奥の畑へ向かう。

奥の畑へ入る踏み跡を見送り谷を上流へ向かうと最初の二股に出る。
東側から合流する左股の一ノ谷(北谷と呼ぶ人も居る)左岸から
上流へ向かう。やがて険しくなって右岸へ逃げると窯跡が残る緩やかな
台地状の地形になり、次に左から合流する小さな涸れた谷の左岸へ
上がると次第にゆったりとした広がりを感じる頃、左手の浅い谷の奥に
西尾根の鞍部がチラリと覗け、東へ延びる明確な尾根が現れる。
昨年末には無かったリボンを追って僅かに登れば西尾根に合流し
本日の目的の一つは達成だ。

残る目的は積雪期しか知らない西尾根や、お気に入りの清水頭の稜線を
堪能する事だ。次の目的に向かってきつい登りで「三本杉の窯跡」に
到着すると今年の3月まで残っていた二本の杉の木がとうとう朽ち果て
ただの窯跡に変わっていた。
長年「三本杉の窯跡」と呼ばれた場所も特徴を失い、次第に忘れ去られて
いくのだろうか?

複雑な思いを胸に西峰に上がると、三重県側(東側)はしつこいガスの
おかげで生憎だったが、滋賀県側には青空が広がっていた。
雨乞岳での展望を楽しみに山頂へ向かうと次第に笹薮が深くなり、
山頂に着く頃はズボンはぐっしょりと濡れ、更に深い笹を漕ぐように
南雨乞岳、清水頭へ向かう頃には靴も下半身もぐっしょりだ。
幸い到着した清水頭は好展望が広がり独占状態なので、食事の間は
裸足になって中敷や靴を乾かし、のんびりと周囲の展望を楽しむ。

清水頭の稜線に立つのは20回を越えたが今回もまた期待通りの絶景を
見せてくれた。昼食は済んだし、靴下も交換したので名残惜しいが
奥の畑谷へ下ろうと鞍部へ向かうと鹿の大群が蜘蛛の子を散らすように
斜面を下って行った。

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