燕岳
- GPS
- 11:40
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,431m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 8:01
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームカバー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
2年前の燕山荘100年の時に行きたかったけど、なかなか行けず、ようやく実現した。今回は、なくした手ぬぐいを買い直すのと、100周年バンダナゲットが目的。ゆっくりしたかったので、穂高駅に前泊し、朝イチの中房温泉行きのバスに乗った。
始発の10分前に駅に行ったら既に3台目だった。最終的には5台になったらしい。
中房温泉は人でごった返していた。トイレは男子の方が長蛇の列だった。
休憩ポイントはどこも人で溢れ、すれ違いも多かった。天気は良かったものの、雲が9時半くらいから上がってきて、これは着く頃には真っ白になるんじゃないかとちょっと心配になった。かといってペースを上げるのも疲れるので、写真を撮りながらゆっくりと。花は麓の方は全然だったけど、合戦小屋を過ぎてからたくさん出てきた。燕山荘の周りはお花畑!
燕山荘に着いたときは、鷲羽岳方面はよく見えたものの、槍ヶ岳はギリギリ。そのうち見えなくなった。
チェックインした後自炊室で昼食ををとり、霧に覆われた燕岳へ。真っ白な中、山頂を踏む。途中コマクサの群生はほぼ終わりかけ。天気が悪いので雷鳥が出るかも?と思ったけど出会えず。この後小屋に戻ってから、すごい夕立がきたので、行っておいてよかった。
戻って喫茶室でいちごミルクを頼んだ。いちごが甘くて美味!しかし高山病の症状(吐き気)が出てきたので、お湯をもらって(宿泊者は無料)少しずつ飲みながら、深呼吸を繰り返した。夕食までには回復したので一安心。
夕食では赤沼さんから、従業員にもコロナが出ているので、黙食をお願いします、というお話があり、「代わりに私が30分お話をします」。こう話を始めるだけで、会場がわっと湧く。さすが名物オーナー。スライドを交えながら、燕山荘の歴史、四季折々の燕岳の楽しみ方、登山の注意など、ユーモアを交えながらたっぷりお話をしてくださった。
夕食後外に出ると夕立が止んで夕陽が出ていて、北アルプスの稜線が見え始めた。東側の安曇野方面は霧で覆われていて、初めてブロッケン現象を見ることができた。
翌朝、予想していたものの高山病の症状が戻っていて、固形物をほとんど取れず、用意していたゼリー飲料を摂取。あとは、水分と深呼吸。多少マシになったので外へ出て夜明け前の星空と、ご来光を堪能。朝は一面の雲海と、そこに浮かぶ八ヶ岳、富士山、南アルプスが見えた。北アルプス方面も、朝は槍ヶ岳もくっきり。
景色を見つつ下山を始める。合戦小屋まではいい調子だったのだが、そこを過ぎたあたりで転倒。右足首を捻ってしまった。靴紐を固く結んで固定すれば痛くなかったので、しっかり結んで歩き始めたが、また同じように捻ってしまった。やばい。ここからは超スローペースで下山。ストックも1本だったのを2本にする。右足を置く場所を見定めながら、少しずつ降りる。
なんとか到着。バスの時間まで30分あったので、温泉にささっと入り、ついでに足首も冷やす。松本駅で湿布薬を買い、それを貼って帰宅。
登山でここまで捻ったことはなかったが、朝ごはんをほとんど食べてない状況だったので、シャリバテ気味だったのかも。足の踏ん張りが効かなかった。それでも歩けない程ではなかったのが不幸中の幸か。
久しぶりの燕山荘、前から欲しかった100周年バンダナと、以前なくしてしまった手ぬぐいを買うことができた。ブロッケン現象も見られて、何より美しい景色をゆっくり堪能できた。しかし体力が落ちてることを実感…リカバリ頑張らなくては。
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