会津朝日岳（森抜けた先に待つ大展望）

2023年08月11日(金) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,365m
• 下り: 1,379m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:34

5:28 会津朝日岳登山口
6:12 6:17 三吉ミチギの水場
6:52 6:57 人見ノ松
7:14 7:15 叶の高手
7:39 7:44 会津朝日岳避難小屋
7:58 7:58 バイウチの高手
8:23 8:59 会津朝日岳
9:19 9:19 小幽沢ノカッチ
9:28 9:31 会津朝日岳避難小屋
9:52 9:52 叶の高手
10:04 10:04 人見ノ松
10:24 10:30 三吉ミチギの水場
11:02 会津朝日岳登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口前駐車場

いわなの里から駐車場までの300m程は未舗装
また、いわなの里までの林道は、道幅が狭いため対向車に注意

コース状況／危険箇所等

・沢付近の一部で踏み跡がやや不明瞭な以外
　コースの大部分はしっかりしている
・登山口から暫く進むと数回ほど沢を渡るため
　大雨の後などは要注意
　（簡易橋があるのは1箇所のみ）
・三吉ミチギ（水場）までのコース中には下草が茂るところあり(8/11時点)
　雨後や朝露がある状態ではかなり濡れるかと
・人見の松付近でやや足場の悪い岩場が一部にあり
・山頂直下は岩場の急斜面
　補助ロープのないところもあり、下りは足元注意
　（足元が濡れている場合はより慎重に）
・夏場につき、アブが多く発生している状態
　虫除けの対策も必要かと
・登山ポストは登山口にあり

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

8/11 5:28

連日熱帯夜並みの中・・・
これ位の気温なら安眠できそうなのですが

8/11 5:38

既に先行者がいる様子
お早いですね

8/11 5:47

この程度の下草なら気にならず

8/11 6:00

ですが時には鬱蒼とした状態
（沢沿い一部で踏み跡がやや不明瞭に）

8/11 6:02

そんな中でソバナがさりげなく

8/11 6:04

徐々に明るみに出る山体

8/11 6:05

数度の渡渉を経て本格的な登り

8/11 6:13

ミヤマカラマツソウは終盤

8/11 6:20

数は多くないですがソバナが見頃

8/11 6:30

水場を過ぎて最初の展望箇所
奥には薄っすらと飯豊連峰

8/11 6:33

山陰から太陽が顔を出し始め

8/11 6:36

森が明るくなる反面、暑さが心配に

8/11 6:38

こんなところにジャコウソウ

8/11 6:41

巨大なキノコ
アカヤマドリとのことで食べられるキノコのようです

8/11 7:03

ママコナが登場すると

8/11 7:04

人見の松に到着

8/11 7:05

周囲の見晴らしは良好

8/11 7:10

ただ日除けは無く

8/11 7:11

強烈な日差しを浴びる

8/11 7:11

舞う木の葉・・・
ではなくトンボ達のようです

8/11 7:12

夏に咲くツツジの一つ
コメツツジ

8/11 7:17

こちらはホツツジ

8/11 7:21

8/11 7:25

ここから一旦下ります

8/11 7:28

枯れても残る風格

8/11 7:29

少し開けたところから望む浅草岳方面

8/11 7:30

会津朝日岳の全容
その左に延びる鋸刃

8/11 7:47

見上げる先に山頂

8/11 7:52

避難小屋にはノートあり
これに書込む日はくるのかな？

8/11 8:00

樹林帯を登り詰めて

8/11 8:06

ツルリンドウをふと見かける

8/11 8:11

ママコナは今主役の花

8/11 8:16

核心部の登りへ

8/11 8:17

ただ登るだけでなく足止めも
最初にミヤマホツツジ

8/11 8:18

次にキンコウカ
（花期は最終盤）

8/11 8:19

青々とした草と空の青さ

8/11 8:20

草地にポツンとニッコウキスゲ

8/11 8:22

そして振り返ればこの大展望

8/11 8:23

吾妻連峰、磐梯山ですね

8/11 8:27

コゴメグサが控え目に

8/11 8:28

以前、飯豊でも見かけた花
何でしょうね

8/11 8:31

オトギリソウを過ぎれば山頂

8/11 8:34

8/11 8:35

雪食地形を見下ろして

8/11 8:35

目線を上げれば・・・

8/11 8:36

浅草・守門岳、田子倉湖がくっきり

8/11 8:36

辺りは人を寄せ付けない深い山

8/11 8:37

あの山は米山で正解？

8/11 8:37

未丈ヶ岳の奥は妙高、火打辺りでしょうか・・・

8/11 8:38

越後駒、中ノ岳、荒沢岳
言わずと知れた裏越後三山揃い踏み

8/11 8:39

その左には平ヶ岳
そして尾瀬の至仏山まで

8/11 8:40

視線振って那須方面
雲に隠れている様ですが二岐山は判別可能

8/11 8:48

山頂でのコーヒータイム

8/11 8:56

一人寛がせて頂きました

8/11 9:07

飯豊連峰を見納めて山頂を後にします

8/11 9:12

名立たる名山に劣らない風格

8/11 9:13

遥かなる秘境の丸山岳

8/11 9:14

その左には三ツ岩岳、窓明山が確認できて

8/11 9:14

平らな山頂は田代山でしょう
奥は女峰山かと

8/11 9:17

咲き残りのコキンレイカに別れを告げて

8/11 9:20

足場に注意しながら慎重に下る

8/11 9:44

いつもなら泥濘の場所も少雨につきやや干上がった状態

8/11 9:52

叶の高手への登り返しが待ってます

8/11 10:00

ホツツジで少しだけ息抜き

8/11 10:08

山並みを見渡しながら

8/11 10:12

既に色付いている葉も見かけます

8/11 10:16

ここでママコナとお別れ

8/11 10:16

そして樹林帯へ

8/11 10:19

8/11 10:34

ブナばかりでなくカエデも交じる森

8/11 10:36

山中のオアシス
冷えた清水が美味しい

8/11 10:49

飛沫を浴びる心地良さ

8/11 10:50

不思議な花の形のツリフネソウ

8/11 10:54

8/11 11:09

朝は閉じていたハナニガナ

8/11 11:13

駐車場に戻ります

8/11 12:07

途中でお昼を食してから帰宅
お疲れ様でした

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

wakasato

山の日から始まった夏季休暇。
お盆の準備は後回しに、私事をまずは優先・・・

会津朝日岳、山頂からの展望は良き眺めでした。
この時期にしては珍しくクリアな視界。
（フェーン現象による乾燥した空気のため？）
先日歩いた飯豊連峰の姿を遠く望み、
名立たる山の裏越後三山や秘境の丸山岳など。
近い位置の浅草岳は岸壁など山体の様子も判別できる位でしたね。

日差しが降り注ぐ快晴の空続き。
ただ多くはブナなどの森が遮ってくれました。
（暑さは相応のものでしたが・・・）
山中で出会った方は両手で余る位。
大展望と静かな山頂時間を過ごせて満足のハイクでした。

コメント

Satwo3

こんにちは、
猛暑の中でも確実に山行を重ねてますね。
自分は暑さに負け、中ア以来すっかり登山から遠ざかっております

14番のキノコ食べられるんですよ
おそらくアカヤマドリというキノコで結構おいしいらしいです（実は自分もまだ食べたことがない）

会津朝日岳懐かしいです。
初めて熊に遭遇したのもここで、確か叶の高手の辺りでした。
熊がこちらに気づいてもうすごい勢いで灌木帯を駆け下りていったのを覚えています。
衝撃的な早さで、とても人間はかなわないな、と思いましたよ。

wakasato

こんばんは、Satwo3さん。

アカヤマドリで検索してみましたが、確かに食べられるキノコなんですね。
しかも味が濃くて極上品とか。
ですが写真は食べ頃を過ぎているように見えます・・・
逃しは魚は大きい!?
（価値は分からないので豚に真珠かな）

熊との遭遇
すごい勢いとは・・・正に野生ですね。
それを逃げる方に向けてくれるのはまだ良いですが
こちらに向けられると太刀打ちできる気は全くしません
遭遇しないための熊鈴は最低限必要ですね