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Yamareco

記録ID: 58196
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

丹沢山塊 鍋割山〜大野山縦走

2009年05月23日(土) 〜 2009年05月24日(日)
 - 拍手
YAMA555 その他1人
GPS
27:48
距離
26.2km
登り
1,367m
下り
1,534m

コースタイム

1日目:8時間45分
大倉8:00→二股9:20→11:45鍋割山(昼食)12:15→鍋割峠12:35→雨山峠13:40→雨山14:30→15:25桧岳15:35→伊勢沢ノ頭15:55→秦野峠16:45ツエルト泊

2日目:7時間
秦野峠4:50→道間違えで引き返す5:30→日影山6:55→大野山分岐7:55→9:25大野山10:00→登山口10:45→山北駅11:48
天候 1日目:曇り
2日目:曇り→雨
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
丹沢は人気のある山ですが、今回縦走した鍋割山〜大野山は人がほとんど入ってませんでした。

鍋割山までは登ったことがあり土地勘があったのでそれほど大変ではなかったです。

山頂で食べる鍋焼きうどんは2回目ですがボリュームあって美味しいです。

鍋割山〜雨山峠は3人会っただけでいずれも鍋割山に向かう方でした。長めの鎖場があったり稜線が切れ込んでいたりと他のコースと一風違う面白いルートです。西丹沢特有の白い土壌が新緑の緑との相乗効果でとても綺麗でした。

雨山峠〜秦野峠は誰にも会いませんでした。本当に人は少なくなり、むしろ何回も鹿とご対面です。秦野峠に若干平らな箇所があったのでこちらにツェルト立てて宿泊しました。焚き火の跡があって数日前にも誰か泊まったのでしょうか。

秦野峠から先は何箇所か道が不明瞭になり地図とコンパスを見ながらの慎重な歩きが必要でした。展望はほとんどありません。

丹沢の西端に位置する大野山は、牧草地帯で早朝牛が放し飼いになっていて間近に接近できました。車で山頂まで来れる山のようです。

ハイキングコースが数本あってそれぞれ往復で3時間程度と気軽に登れます。天気が良ければ丹沢山塊と富士山の眺めがあってなかなか素敵な山でした。

今回は電車だったので駅まで歩きましたが、最寄の駅でも遠かったです。
大倉から鍋割に向かいます
大倉から鍋割に向かいます
ツツジが咲いている
ツツジが咲いている
丹沢らしい雰囲気
丹沢らしい雰囲気
名物鍋焼きうどんです
ボリューム満点
名物鍋焼きうどんです
ボリューム満点
白砂の西丹沢
キレイな山道
ツェルト泊した秦野峠
ツェルト泊した秦野峠
鬱蒼とした檜岳山頂
鬱蒼とした檜岳山頂
雨の中笹をかきわけ
雨の中笹をかきわけ
丹沢湖?が見えた箇所
丹沢湖?が見えた箇所
大野山への分岐
大野山で放し飼いの牛さん
大野山で放し飼いの牛さん
大野山から丹沢山塊
大野山から丹沢山塊
大野山の山頂道標
大野山の山頂道標

感想

天気は残念ながら曇り→雨と丹沢3回目ですが未だにキレイな富士山が拝めません。

●鍋割山へ
大倉から鍋割山は人気コースで頂上では登山客をたくさん見かけた。新緑がキレイでたちこめるガスが丹沢の雰囲気をかもし出していた。
昨年丹沢・塔ノ岳間を繋いだ時に雰囲気はわかっていたが、あいにくの天気で今回も富士山は見えず、海側の展望も全くなし。それでも鍋割山名物の鍋焼うどんは健在、具沢山なうどんに大満足し旨い物が待っている山も良いものである。

●鍋割山から秦野峠
今回は人気の塔ノ岳へのコースとは真反対、大野山への縦走ということで雨山峠へ向かう。峠まで3組会っただけで人気薄。
鍋割から雨山峠まではちょっと長めの鎖場があったり、稜線が切れ込んでいて登山道が1.5m位の細さだったりと以外に面白いコースであると共に、西丹沢特有の白い土壌が新緑の緑との相乗効果でとても綺麗だった。広い丹沢はエリアにより様々な特徴があり面白さを再認識した。

雨山峠から先は1日目から2日目の大野山まで誰一人会わず、その代わり鹿とは何回もご対面。秦野峠に到着するまでは50〜200m位の上り下りを何回も繰り返し、複雑に入り組んだ地形。背負っているザックの重さが足にこたえる。それでも、新緑で緑色に輝くブナ林や色の映えるツツジと目を喜ばせてくれる景色があったから頑張れた。秦野峠でツエルトを設営し、6時には餅とインスタントラーメンで早めの夕食。就寝までの間、会長からのありがたいお話をお聞きでき、人生においても貴重な一日となった。

●2日目大野山を目指して
翌日は雨の音で目を覚まし3時から朝食の準備。食事と水がすっかり減りザックは随分と軽量化され元気も回復。
7時出発予定でしたが天候悪化前にと思い5時前に出発。と、いきなり道を間違え30分のロス。最初の間違えだったので元気があるだけ精神的にも肉体的にもダメージは軽微。怪しい所まで戻りルートを確認してチャレンジする。

このコースはメジャーでないため踏み後も少なく慎重に歩を進めた。聞こえるのは雨の音と鳥のさえずりと、鹿の鳴き声だけ。途中丹沢湖が見えたりしましたが、ほとんどは展望の利かない山道歩き。
途中藪漕ぎや2m以上ある笹地帯を横に歩いたりとバリエーション豊かなコースではある。静かな山で黙々と歩を進めると、自分の不要な部分が削ぎ落とされていって軽くなる気がする。だから山はやめられない。

●バスハイクによさそうな山
2日目は基本的に下りなのとザックが軽いため、雨を差し引いても楽々で大野山にたどり着けた。
丹沢の西端に位置するこの山頂は、牧草地帯で牛がのんびりと草を食むのどかな場所。そして丹沢山塊を一望できる景色の良さ。更に天気が良ければ富士山も拝めるという素敵な山だった。
山頂まで車で登れるようになっているが、ハイキングコースもありお手軽登山を楽しめるようだ。

今回は登山口まで降りてから山北駅まで歩かなければならず、アスファルトの道は歩けどなかなか駅が見えてこないのがもどかしかった。

■失敗■
前日までの予報で天気が悪くなりそうだったのと、荷物が17キロオーバーだったので一眼は置いて、コンパクトデジカメのみ持ってきました。で、ふと大倉で写真を撮ろうとしたら動かない…ま・まさか!と恐る恐る電池を確かめるとあるはずの場所が空間に・・・。よりによって電池を忘れた。
幸いにも売店に電池があったので4本購入。気を取り直して写真を撮りながら歩いていると10枚位撮ったら所で電池切れ。残りの2個を大事に使うためにほとんど写真が撮れずだった。アルカリ乾電池は持ちが悪すぎで、改めてエネループの凄さを体感した。カメラは電池とメモリを必ずチェックしましょう。

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