富士山（須走口ー剣が峰ー宝永火口ー富士宮口）

2023年08月16日(水) 〜 2023年08月17日(木)

• GPS: 16:47
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,930m
• 下り: 1,506m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:49

11:35 五合目 入山届ブース
11:41 11:46 古御嶽神社
13:31 13:55 須走口登山道 六合目
13:57 13:58 長田山荘
14:49 14:52 須走口登山道 本六合目
14:59 15:10 瀬戸館
16:25 16:35 太陽館 七合目
17:24 見晴館 本七合目

2日目

• 山行: 9:13
• 休憩: 1:48
• 合計: 11:01

4:00 見晴館 本七合目
5:00 5:05 八合目
5:30 5:35 トモエ館 本八合目
6:05 6:10 御来光館 八合五尺
6:34 6:35 九合目鳥居
7:30 7:40 須走ルート頂上鳥居
8:33 8:40 浅間大社奥宮
9:13 9:23 剣ヶ峰
9:45 9:45 三島岳
9:51 10:14 御殿場口頂上
11:33 11:39 御殿場口八合目
11:55 12:05 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
12:31 12:47 御殿場口七合五勺・砂走館
12:49 12:49 御殿場口七合四勺・わらじ館
12:55 12:56 御殿場口七合目
13:27 13:29 御殿場口下り六合（走り六合）
13:35 13:36 宝永山馬ノ背
14:13 14:17 宝永第一火口
14:28 14:29 宝永第一火口縁
14:41 14:42 六合目雲海荘
14:59 14:59 富士宮口五合目
15:01 ゴール地点

込み合うのを嫌って須走ルートを選択。台風の名残の雨天ということもあり1日目の登りでは人を見ないこともしばしば。2日目は好天で、吉田ルートと合流することもあり人は多いが、頂上でのご来光を避けたことでペースを乱されることはさほどありませんでした。外国の方が本当に多い。頂上も混雑というほどではなく、剣が峰の最高峰碑の記念撮影でほんのちょっと待たされた程度。御殿場ルートの下りではまた人が少なくなり、終始自分のペースで行動できました。

天候

五合目は雨、上部は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士宮駅前に車を置き、JRで御殿場、バスで須走五合目に移動。下山は富士宮五合目からバスで富士宮駅前へ。

コース状況／危険箇所等

特に危険は感じなかった。

その他周辺情報

登山前後は富士宮の花の湯に宿泊

写真

8/16 11:35

入山届を記入。台風接近のため、この日この場に立つまでにも紆余曲折がありました。今は大雨でも回復基調の予報を信じて出発。

8/16 11:43

石畳の参道

8/16 11:47

古御嶽神社到着

8/16 11:48

樹林帯の中、木段や・・・

8/16 11:58

岩道や・・・

8/16 12:17

砂利道が続きます。

8/16 12:22

イタドリ

8/16 12:24

オンタデ

8/16 12:26

フジアザミ。でかい！

8/16 13:20

雨は小ぶりになりましたがどんどんガスが流れてきます。

8/16 13:23

ムラサキモメンヅル

8/16 13:33

ヤマホタルブクロ

8/16 13:36

ヘビイチゴ、ですよね？

8/16 13:37

8/16 13:38

新六合目、長田山荘に到着

8/16 14:50

太陽がのぞくと虹が出ました。

8/16 14:55

本六合目　瀬戸館

8/16 14:59

有名な？ヒヨコたち

8/16 15:30

不穏な感じ

8/16 15:41

コインを刺す習慣を知らなかったのでびっくりした。

8/16 16:26

七合目、太陽館に到着。だいぶ晴れ間が広がってきました。

8/16 16:52

本七合目まで、意外に遠い。小さな歩幅で止まらず淡々と歩きます。

8/16 17:01

山頂付近の雲が晴れると富士山の影が！

8/16 17:18

河口湖も見えてきた。

8/16 17:24

本日の宿泊地、本七合目見晴館にようやく到着

8/16 17:52

お腹ぺこぺこでカレーがうまい。

8/16 18:37

着替えて割り当てられた別館に移動。ほんのちょっとした距離なのに外の風に吹かれると急速に体が冷えて歯がガチガチ。すぐに寝袋に潜り込んだらもう出られなくなり、そのまま寝てしまった。

8/17 3:54

12時過ぎ、トイレに出た時は無風で寒さは感じませんでした。多くの外国人の方達がベンチで休んでいました。我々は二度寝して4時出発。手前に富士吉田市、忍野村の明かり。右奥には東京の明かりも見えます。

8/17 3:54

上方にはヘッドランプの列が続きます。

8/17 4:35

水平線が明るくなってきた。右下に小さく見晴館の鳥居が見えています。

8/17 5:02

八合目でご来光。

8/17 5:21

頂上まで3つの鳥居が直線上に並んでいます。

8/17 5:32

本八合目、トモエ館

8/17 5:33

もう目の前に見えているんですが・・・

8/17 5:40

金峰山、国師岳、甲武信ケ岳の向こうに浅間山が見えているのだと思いますが、なにぶん土地勘がないので間違っていたらすみません。

8/17 5:41

ご来光を頂上で迎えた人たちの下山の列。

8/17 5:41

8/17 5:46

本八合目、胸突江戸屋

8/17 6:03

八合五勺　御来光館

8/17 6:25

八ヶ岳が見える。

8/17 6:34

もう少し・・・

8/17 6:41

もう少し・・・

8/17 6:57

もう少し・・・

8/17 7:22

もう少し・・・

8/17 7:29

やっと到着！

8/17 7:34

富士山頂上奥宮

8/17 7:38

お疲れ様！

8/17 8:07

剣ヶ峰に向かう道中、宝永火口がすぐ近くに見える。

8/17 8:28

御殿場ルート下山口。剣ヶ峰に行った後はここから下る予定。

8/17 8:33

富士宮ルート頂上の浅間大社奥宮

8/17 8:38

お鉢火口

8/17 8:53

剣ヶ峰。最後の登りは滑りやすくヨレヨレ。

8/17 9:13

最高部に到着！

8/17 9:26

碑は最高部より少し低い。

8/17 9:31

下山開始。青空だが下は雲海。他の山々を見たかったのですがまったく見えませんでした。

8/17 10:17

御殿場コースを下山開始

8/17 10:20

滑りやすい道をただただ下る・・・

8/17 11:27

ただただ下る・・・。走る人もいるが、そんなことしたらヒザがやられそう。区切りとなる山小屋もなく、このルートを登るのは大変そう。

8/17 11:29

キベリタテハ

8/17 11:32

長田尾根登山道建設の碑

8/17 11:32

ようやくいくつか小屋が見えてきました。頂上からすぐ下に見えていた宝永火口はあいかわらず下の方です。雲が上がってきます。

8/17 12:41

七合五勺、砂走館到着

8/17 13:23

左が大砂走り。我々は右の宝永山方面へ。ここまでの下りでは少しですが砂走りを体験できました。砂と一緒に流れ下るように足を進めると、ヒザへの負担も少なく意外に楽に下れました。腰はひねらないけど、ショートスキーのウェーデルンに似ているかな。

8/17 13:32

雲が上がってきているし、時間も押しているので宝永山は諦め、我々は右下に降ります。

8/17 14:14

宝永山火口底から宝永山を見上げる。ガスがかかり、雨が降り出しました。

8/17 14:40

雨が強くなる中、少し登り返して富士宮ルートの六合目、宝永山荘に出ます。

8/17 14:57

富士宮ルートを下り、五合目登山口に到着。バス出発まであと2分、バス停まで徒歩3分と聞き、あわててバスまで走りました。なんとかセーフ。

撮影機器：

OM-D E-M1X ボディ オリンパス

iPhone 12 mini 128GB au Apple

装備

個人装備

GORETEXカッパ上下 ショートゲーター テムレス手袋 合皮手袋 羽毛ジャケット 毛糸帽子 ショートパンツ ウールシャツ 化繊パッチ エコバッグ ヘッドランプ カメラ＋標準ズーム 広角レンズ 歯磨きガム 持病薬 バンドエイド カロリーメイト アメ 経口補水剤 モバイルバッテリ iPhone充電ケーブル Watch充電ケーブル 水筒（大小） 水2L ティッシュ ウェットティッシュ 車の鍵 現金 メッシュシャツ メッシュパンツ Xタイツ 長ズボン 長袖シャツ ドライタオル 雨帽 iPhone Apple watch ポール 登山靴 靴下

共同装備

携帯トイレ 携帯トイレ用ポンチョ

備考

星空撮影用の三脚は持っていかなくて正解だったと思いたい。カロリーメイト半分, バンドエイド, 携帯トイレ, 携帯トイレ用ポンチョ, エコバッグを除き全て使用した。過不足のない装備だった。

感想

ms777

学生時代3年ほど岩登り系の山岳会にいました。当時は「登るだけの富士山なんて・・」という感じでしたが、山を離れて40年も経つと富士山も大きな壁に感じられます。地元近辺には低山しかなく、昨年後半から始めたトレーニングも十分とは思えません。当然コースタイムはボロボロでしたが、体へのダメージがほとんどなく終えられたことは良かった。久しぶりにアルプスの山々を遠望することを期待したのですが、雲海に遮られたのが残念。今後は、昔登った険しい山々を近くで眺めるような登山がしたいです。