尾瀬周回（御池〜燧ヶ岳〜至仏山〜アヤメ平〜御池）
福島県
群馬県
新潟県
ganbaruken
体力度について
- GPS
- 24:50
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 2,715m
- 下り
- 2,723m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:55
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 11:47
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:04
| 天候 | 晴れ 夕方は雷雨 （8／17は15：30〜2時間程の雷雨） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
三条ノ滝の観瀑台への階段は8／21以降修理の予定らしい。 |
写真
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最初の日以外、天気は思わしくない。
3日との雷、夕立に見舞われる。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
8／17
御池の駐車場に前夜止めて車中泊する。夏山シーズンだが、ここの駐車場は北ア、南ア、八ヶ岳と違い空いている。尾瀬だと多くは群馬側から入るからだろう。
見晴らし十字路でテン泊予定なので、17kgほどの重いザックを 背負って燧ヶ岳の登山路を登る。尾瀬二来る方はほとんどが軽装のハイカー、たまにトレランナーで、50lのザックを背負っているのは私以外いない。だいたいのキャンパーはベース張って、燧ヶ岳、至仏のピストンだと思う。そんな雰囲気が尾瀬には確かに似合う。
とはいえ、御池からは標高差800m程なので大した事はない。
登り切ってホットしたのか、アクシデントが起きる。柴安�瑤惴�かおうとザックを抱えた時に転倒して、1m下の岩場に落下。ザックを背負い直すと、右脇の下が激痛。しばらくすると収まるも、やはり痛い。幸いザックを背負うには支障がないので、予定通り見晴らし十字路テント場に下る。最悪肋骨にヒビもありかと思うが、翌日の具合で下山するか考える事にする。腕を伸ばすと痛むが、それ以外は作業に支障はなく幸いだ。
8／18
朝起きると、幸い痛みはない。山ノ鼻までは平坦な木道なので、そこで様子を見て先を考えることにする。朝早いとハイカーもおらず山ノ鼻まで出会ったのは数人と静かな尾瀬ヶ原だ。ザックを背負いこむ時に少し傷む程度で、歩くには全く支障がないので、予定通り至仏山を登り始める。ここは植生保護のため登り専用であるのと、早朝であるため登山者が少なく上りやすい。ただ、蛇紋岩のため岩の表面がローを塗ったようにツルツルしておりよく滑る。また、転倒して傷んだ腕にさらに追い打ちを掛けられたらたまらないのでかなり慎重に登る。途中晴れ間も見えだし頂上に近づくと霧がなくなる期待をしていたが、残念ながら頂上に到着する時には再び雲の中となる。
今日の工程、距離は長いが平坦で軽装、おまけにテント場帰りなので、1時間以上の休憩をとり頂上を後にする。下り開始数分後、背中に冷たいものを感じる。ハイドレーションの口元からの漏水が原因で、以前にも同様な事があった。きちんと締めたつもりだが、緩みやすいのか不具合が生じやすい。半分ほど漏れ、ザックのボトム室がびしょ濡れに。乾かすためにザックボトムジッパーを開放する。
鳩待峠で一旦下界の雰囲気に触れ、再びアヤメ平へダラダラと400mの標高差を登り返す。数十年前には荒廃したという湿原も今ではほぼ回復、また訪れるハイカーも少なく湿原の雰囲気は良いのだが、真夏の暑さは容赦なく、のんびりと涼むとは程遠い。
富士見峠手前から尾瀬ヶ原（龍宮小屋）への木道は、ゴムマット敷の最近の仕様で、実に歩きやすく結構なことだが、東電もお金がないなかここまでしなくても良いのにと正直思う次第だ。
このころから昨日と同様雲行きが怪しい。心配してた雨が龍宮小屋手間でポツリと感じ思わず足早となるが、転倒は禁物だ。逸る気持ちを抑え尾瀬ヶ原木道に出るまでは慎重に。
見晴らし十字路手前で若干雨脚が強くなったが、最後はなんとかテント場に滑り込みセーフ。手の負傷はほとんど気にすることなく、よく歩いた一日だった。
8／19
転倒で痛めた箇所は、腕の付け根から胸元の筋肉のようだ。咳、クシャミ、手を挙げ、ザックを背負う時痛みがでるが、ザックを背負った後は特段痛みがないのが幸いだ。たぶん、骨までは大丈夫かなと自問自答。
最終日は、下りではなく、三条ノ滝から急登した後はだらだとした登りが終点御池近くまで続く。
平滑ノ滝、三条ノ滝をパスも考えたが、中学生以来の久々の場所だったので、寄り道をする。この日は連日の雷雨の影響もあるのだろう水量も多く一見する価値はある。
見晴らし〜御池までの裏燧ヶ岳登山道まで急登を登れば、木陰の樹林帯の道となりがこれがだらだらと意外に長い。
最後の外田代の湿原で濡れたテントを干し、1時間程ランチタイム休憩。すると、まとも遠くで雷様の唸りが聞こえるので、急ぎ撤収。雨に見舞われずに御池に到着。
雷雨の恐れを感じた3日間だった。
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