【過去レコ】台風のさなかに池口岳縦走
- GPS
- 176:00
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,908m
- 下り
- 3,020m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:40
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:30
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ・曇り・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・平岡駅-登山口:遠山タクシー(数日前予約)、9,000円 ・畑一ダム‐静岡駅:静鉄バス、3,100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・9年前の記録なのでご参考です(最新の情報を仕入れてください)。 ・池口岳北峰まではルート明瞭、数か所、薙ぎ縁ギリギリを通るので注意。 ・ザラナギ水場は未確認(看板あり) ・大倒木帯は西側に迂回ルートあり ・倒木帯〜加加森山〜光岳間(特に2,286mピーク付近)は草、羊歯、灌木藪で ルーファイ慎重に。テープ類はあてにならない。 ・倒木帯〜光岳間は大雨時、数か所ふくらはぎ深さの大池が出現する。 |
その他周辺情報 | ・前泊は龍泉閣(平岡駅併設) ビジネス向けのエコノミープランで宿泊(違いは夕食) ・平岡駅周辺には雑貨屋、酒屋等の店舗が数件(コンビニはありません) ・登山口にはプレハブの避難小屋あり(6畳程度だったかな) |
写真
感想
【8/8】
平岡駅まではなかなか遠かった。9時頃自宅を出て、平岡に着いたのは15:45だった。長時間の飯田線に閉口するが、天竜川の眺めや、時折現れる秘境駅が気晴らしだった。終日曇り。台風がそれてくることを願って就寝した。
【8/9】
予約したタクシーで登山口に向かう。深夜・未明にもかかわらず対応していただいた遠山タクシーに感謝して出発する(昨日、龍泉閣泊ではなく、登山口泊の方が双方楽だったと思う)。「山と高原図」範囲外なので25k地形図で歩くが、池口岳までルートは明瞭で地図読みは不要だった。午後早めに池口岳北峰にツェルトを張り、144MHzSSBでCQを出してみるが3局だけだった。17時頃から雨が降り出し、就寝時には本降りとなった。
【8/10】
昨夜からの本降りの中、手早く撤収する。JCT以北は藪が多い。しばらく進んで、大倒木帯に至る。土砂降りの中、どう通過していいか、呆然と周囲を見渡していると、左手(西側)に踏み跡が見つかった。倒木帯を迂回したら、今度はひざ下位の大池が現れた。晴れていれば直進10秒の所を藪の中を迂回し20分位費やす羽目になった。暴風でドスドスと木が倒れる音に肝を冷やしながら歩き続ける。加加森山を過ぎると、次第に樹林の中に羊歯の小草原が現れるようになるが、これが曲者であった。コースサインはあるのだが、テープを追っては進退窮まるの繰り返しだった。地形・ルート不明の急登、土砂降り、暴風で半ベソをかきながら、光小屋に着いた時は、精魂尽き果てた気がした。
【8/11】
終日、雨で光小屋連泊。午後、いっとき晴れ間が現れたので、濡れ物を干す。
椹島、易老渡は土砂崩れのため不通の情報。
【8/12】
夜半晴れ間が見えたが、出発時は本降りになった。池口岳のバリ道と異なって、通常の登山道を歩くため、(多分)思考停止し黙々と進むだけだった。この日も雨だったので、茶臼小屋素泊りにする。夕刻ストーブにあたっていると、ヤレヤレ峠付近崩落の情報があった。
【8/13】
朝食の支度をしていると、次第に晴れだしてきた。出発すると、意外に入山者多く、聞いてみると、ヤレヤレの崩落個所、その他登山道は問題ないらしい。ようやく椹島についてツエルトをはる。実はこの日は茶臼小屋から上河内岳を往復して、横窪沢泊の予定だったが、やる気が失せて1日早く下山したのであった。
【8/14】
3時起床、曇り。4時過ぎ牛首峠へ向かうが、赤石岳は雲の中だった。ツエルトの撤収が終わると、雨が降り出した。以降、降ったり止んだりするが、ウダウダ過ごし、13時過ぎ、二軒小屋へ向かった。一週間ぶりに入浴し、二軒小屋のディナーとワインを堪能した。寝所は2段ベッドのドミトリー形式(max1室4人)ではあるが、宿泊者が多くなければ、個室になるようだ。
【8/15】
朝から晴れ。二軒小屋名物のめんぱ弁当を手にして、椹島へ向かう。時折にわか雨があったが、椹島でめんぱ弁当を含め飲み食いした後、静岡へ向かった。
いいねした人