武奈ヶ岳＆釣瓶岳（今回もダメかと思いきや、三度目の正直で大逆転！）

2023年08月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,158m
• 下り: 1,166m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 2:00
• 合計: 7:19

1:56 葛川市民センター駐車場
1:59 1:59 坊村
2:53 2:53 RP御殿山１
3:25 3:33 RP御殿山２
3:35 3:35 846ｍ地点
3:49 3:51 RP御殿山３
4:03 4:03 RP御殿山４
4:18 4:24 御殿山
4:26 4:26 ワサビ峠
4:35 4:35 西南稜1120ｍ地点
4:56 6:21 武奈ヶ岳
6:26 6:26 細川尾根分岐
6:39 6:39 細川越
7:06 7:14 釣瓶岳
7:36 7:41 イクワタ峠
7:54 7:54 笹峠道出合
8:08 8:11 コメカイ道出合
8:50 8:51 地蔵峠・釣瓶岳登山口
8:55 8:55 釣瓶岳登山口
9:00 9:00 細川休憩所
9:01 9:02 細川尾根取りつき
9:03 9:03 貫井バス停
9:04 9:04 貫井谷出合
9:14 9:15 坊村
9:15 葛川市民センター駐車場

天候

山頂はガス→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

＜葛木市民センター駐車場＞
坊村登山口近くにある、無料の駐車場です。
全面舗装されていて、46台駐車可能です。
24時間利用可能なトイレがあります。

コース状況／危険箇所等

ルートは明瞭で歩きやすく、特筆すべき危険箇所もありません。
この間の台風の影響か、序盤の登山道で若干荒れている場所がありますが、通行に支障はありません。

その他周辺情報

＜くつき温泉 てんくうの湯＞
内湯（てんぐの湯）と露天風呂、サウナの他、「木の湯」と「石の湯」もあります。
屋内温水プールも併設されています。（追加料金が必要）

■入浴料金
　750円

■営業時間
　10:00〜21:00（受付終了 20:30）
　木の湯、石の湯は土日祝限定14:00〜営業
　※休館日：不定期（下記URLを確認）

URL
https://gp-kutsuki.com/spa#01

写真

8/26 1:34

今日は晴天を期待して、三度目の武奈ヶ岳に登ります。
今回は葛川坊村から入山して、ここ朽木栃生（くつきとちゅう）に下山します。
葛川坊村までの5.8kmを自転車で戻る計画です。
ハマーくん、ここでしばらく待っててね。

8/26 1:58

ハマーくんをデポした後、坊村の葛川市民センター駐車場へ。
午前2時前のこの時間でも、車は数台停まっていました。
自転車のカギを忘れず持って出発です。
（以前、自転車をデポしたものの、カギを車に忘れたことがあったのですよw）

8/26 2:10

明王院を通って登山口へ。

8/26 2:16

こんな倒木、前は無かったような・・・。

8/26 2:37

ヤスデちゃん。
かわいい。

8/26 3:05

たぶん、トライフォースが収まっていた（笑）窪み。

8/26 3:32

ご立派！

8/26 3:39

ここの分岐は、素直に右の無雪期ルートへ。

8/26 4:22

御殿山到着。
なんか盛大にガスってる気が・・・。
まさか今回もダメなの？

8/26 4:47

山頂のすぐ手前。
ガスっとるやんけーーっ！

8/26 5:01

でも、山頂でしばらく待つとガスが流れて晴れてくれました。
よかった〜。
先着していた地元の方と山談義しながら、強風の山頂でご来光を待ちました。
Tシャツが汗でびっちょりなので、ちょっと寒い・・・。

8/26 5:05

そろそろかな？

8/26 5:15

あっちの雲が焼けていて綺麗！

8/26 5:17

あれはこの後、積乱雲になる雲ですね。

8/26 5:21

まだガスが流れてきてますが、これなら大丈夫そうかな。

8/26 5:22

もう間もなくです。

8/26 5:22

低い位置にある雲の向こうまで昇ってきてます。

8/26 5:26

出ました！
おはようございます！

8/26 5:26

寒いので、風除けできる岩の裏から撮ってます。
下は琵琶湖ですね。
初めて武奈ヶ岳山頂から琵琶湖を見ました。

8/26 5:28

やっぱ、ご来光はいつ見てもええな〜。

8/26 5:28

下を流れる雲もイイ感じ。

8/26 5:35

先着していた地元男性に撮ってもらいました。
ありがとうございます！
琵琶湖とご来光をバックに。

8/26 5:47

反対側の谷に雲海が。

8/26 5:48

歩いてきた稜線。

8/26 5:50

今日はまだ歩いたことがない北方面へ行きます！
手前に見えているのは釣瓶（つるべ）岳、その向こうは蛇谷ヶ峰（じゃだにがみね）ですね。

8/26 5:51

山頂にある石仏様たち。
おかげさまでやっと晴天をゲットできました。
ありがとうございます。

8/26 5:51

三等三角点タッチ。

8/26 5:51

隣りのコヤマノ岳。
前回はあちらへ行きました。

8/26 5:52

琵琶湖に朝日が当たって輝いています。
素晴らしい！

8/26 5:53

西方面。
真ん中奥が頭巾山、その右奥に養老山が見えています。

8/26 5:59

南西方面。
あっちにも雲海ができていますね。

8/26 6:03

朝陽＆琵琶湖＆雲海。

8/26 6:23

反対側にはブロッケン現象！
久しぶりに見ました。
確かに、今のコンディションは発生条件を完璧に満たしていますね。

8/26 6:29

さて、そろそろ出発します。
歩いたことが無いルートって、ワクワクしますよね。
まずはあの釣瓶岳を目指します。

8/26 6:48

振り返ると、武奈ヶ岳山頂はまたガスっていました。

8/26 6:51

トリカブト。

8/26 7:03

もう山の上は秋の気配が。

8/26 7:10

武奈ヶ岳山頂から約40分で釣瓶岳山頂に到着です。
山頂は樹林帯の中にあり、特に展望はありませんでした。

8/26 7:14

さらに北へ。
次のチェックポイントはイクワタ峠です。
（最初、「イワクタ峠」かと思ったw）

8/26 7:16

あ、アレって「畑（はた）の棚田」ですね。
高島市畑地区内にある棚田です。

8/26 7:17

陽の光を反射して輝く琵琶湖。

8/26 7:21

青々とした比良山地の山々。

8/26 7:24

蛇谷ヶ峰へも、いつか歩いてみたいな。

8/26 7:26

おお〜っ、素晴らしい稜線じゃないですか！

8/26 7:29

可愛いキノコを発見。
まだ幼菌ですね。

8/26 7:35

イクワタ峠に到着。
さっきまで居た釣瓶岳を振り返って。

8/26 7:35

あちらへ進むと蛇谷ヶ峰です。
ここからだと遠いので、今回は行きませんけど。

8/26 7:38

ヤマジノホトトギス。

8/26 7:44

地図上で名前が付いているわけではないようですが、開けた場所がありました。

8/26 7:50

マリーゴールドみたいなキノコ。
なんかこの山域はキノコが多いみたいなので、久しぶりにアレを開催しますか。
そう、「キノコ祭り」を！（笑）

8/26 7:54

結構大きなサルノコシカケ。
（大きいものは比較対象としてスマホ（iPhone13 Pro Max）を置いてます）

8/26 7:56

白いキノコはヤバい。

8/26 8:00

育ちすぎてカサが割れちゃってますね。

8/26 8:03

いい雰囲気。
歩きやすいし涼しいし、最高ですね！

8/26 8:10

これもなかなかデカいな〜。

8/26 8:12

年輪のような模様が綺麗ですね。

8/26 8:16

ここにもありました、巨大なサルノコシカケ。
今度はローアングルで。

8/26 8:19

赤っぽく、柄の長いキノコ。

8/26 8:24

これは二つですが、カサが合体してます。

8/26 8:27

これはたぶん、さっき見た赤っぽいキノコの成菌ですね。

8/26 8:31

これもデッカいな〜。

8/26 8:32

なんかめくれ上がってます。

8/26 8:37

出たーっ、アカヤマドリ！
これでも小さめです。

8/26 8:38

上から見るとこんな感じ。
こんな見た目ですが、実は食べられるキノコです。
（ここまで育ってしまうと味は悪そうですが）

8/26 8:39

植樹林の中をジグザグに下りていきます。

8/26 8:44

林道に出ました。
この先で工事をしているようでした。

8/26 8:46

ここから再び登山道へ。

8/26 8:49

貯水池かな？

8/26 8:51

ハマーくん、戻ってきたよー。
ここから葛川坊村までの5.8km、よろしく頼むね。

8/26 8:57

辺りはすっかり晴れ渡ってました。
今日は遅く登ったほうが正解だったみたい。
それにしても長閑な景色だな〜。

8/26 9:14

ただいま〜。
歩いたら1時間はかかる道のりも、自転車なら25分で着きました。
道はほぼ平坦か緩やかなアップダウンがあったのでこのくらいのタイムですが、下りだったらさらに早いと思います。

8/26 9:17

靴ベロの裏にヤツがいました。
幸い足に吸血の後はありませんでしたが、なぜか臍の上辺りを一箇所やられてました。

8/26 10:10

ちょっと距離はありますが、車を走らせ「くつき温泉 てんくうの湯」へやってきました。
なんか見覚えがあると思ったら、前に京都観光した際に来たことがあった温泉でした。

8/26 11:10

＜ドローン空撮＞
温泉の駐車場からドローンを飛ばしてみました。
南方面。
左手前が蛇谷ヶ峰、中央奥が今日登った武奈ヶ岳、釣瓶岳ですね。

8/26 11:11

＜ドローン空撮＞
南西方面。
峰床山、天狗岳、三国岳などが見えています。

8/26 11:11

＜ドローン空撮＞
北西方面。
左の一番高い山が百里ヶ岳ですね。
右には久須夜ヶ岳も見えています。

8/26 11:11

＜ドローン空撮＞
東方面。
琵琶湖の向こうに伊吹山（山頂部は雲に隠れていますが）、霊仙山が見えていますね。

8/26 11:11

＜ドローン空撮＞
南方面。
すぐ近くに見える蛇谷ヶ峰。
そういえば、温泉の駐車場でやたら登山者を見ましたが、みんな蛇谷ヶ峰へ登っていたんですね。
（温泉から登山道が整備されているようです）
蛇谷ヶ峰は比良山地の中でも展望が良い山として知られ、人気が高い山のようなので、今度登ってみようと思います。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX10M4 SONY

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

装備

MYアイテム

MonsieurKudo

重量：7.24kg

感想

MonsieurKudo

※動画編集中・・・。

今日は、これまでに二度（初回：名古屋出張中の2018年11月10日、二回目：1年前の2022年08月06日）登って、どちらもガスガスの真っ白で山頂からの展望がゼロだった武奈ヶ岳へ、晴天を期待して登ることにしました。

どうせなら山頂でご来光を見ようということで、深夜2時前に出発。
最初は星も綺麗に見えていて雲も無く、（今回はイケるのでは？）と思いましたが、御殿山の手前で徐々にガスが発生、稜線に出る頃には辺りが真っ白に・・・。

テンションダダ下がりで山頂へ向かって歩いていると、山頂にヘッデンの灯りが見えました。
まさか先着の人がいるとは思わなかったので嬉しくなりました。

山頂に着くと、そこにいたのは自分と同じ歳くらいの男性でした。
挨拶してお話しすると男性は地元の方で、今日は自分と同じようにご来光目当てで登ってきたとのこと。

山頂は風が強く、岩陰に避難。
Tシャツは汗でびしょびしょだったので、やや肌寒かったです。
今日は午前中で下山する予定だし、雨の心配も無かったので軽量化のためにレインウェアを持ってこなかったことをちょっと後悔・・・。
（今後は、こういった待機があるシチュエーションが想定される場合、着替えや羽織るものを持ってこようと思いました）

着いたときは真っ白だった山頂ですが、男性と話しながら待っているとガスが風でどんどん流されていき、徐々に晴れてきました。
やがて琵琶湖や周りの山々も見えてきて、二人で思わず歓声を上げました。

そして、その少し後には眼下に雲海、周囲は晴れて見渡せるという良コンディションに！
もちろん、ご来光も見ることができました。
三度目の正直で晴天の山頂をゲットできて、感無量でした。

男性は坊村のほうへ先に下山していきました。
自分はその後もしばらく山頂にいましたが、再びガスが出てきたところで久しぶりにブロッケン現象を見ることができました。

結局山頂では1時間半ほど過ごしてから出発しました。
今回はピストンではなく、北へ歩いて釣瓶岳へ向かい、イクワタ峠を経由して朽木栃生に下山する予定なので、この先は未踏です。
初めての道を歩くのって、ワクワクしますよね。
蛇谷ヶ峰も気になりますが、ここからだと遠いので、今回は素直に下山しました。

釣瓶岳以降は、綺麗な稜線以外特に見どころもなかったですが、登山道脇にはキノコがたくさん生えていて、久しぶりにキノコ祭りを開催できたので楽しかったです。
・
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今回、やっと晴天の武奈ヶ岳に登ることができ、良かったです。
ガスガス → 晴れという流れは、やっぱりドラマティックで感動もひとしおです。
山頂でお会いした男性の話では、冬の武奈ヶ岳は素晴らしいとのこと。
そういえば冬に武奈ヶ岳に登ったことがないので、今冬はまた訪れたいと思ったのでした。

コメント

riepico

Kudoさん

晴れの武奈ヶ岳、おめでとうございます😊
武奈ヶ岳は比良の山の中でも、360度展望が開けていて大好きな山です。関西の山の中では格別に高度感と開放感があると思います。釣瓶岳への道も面白そうですね〜いつか歩いてみたい🎵

雪の武奈ヶ岳の西南稜は素晴らしいですよ😊
私のような雪山初心者でも歩ける貴重な雪山なんです。関西にいる間にぜひ☆

MonsieurKudo

riepicoさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

いやはや、やっと晴れの武奈ヶ岳山頂に立つことができましたよ。
ガスガスの山頂に着いたとき「自分はどんだけ武奈ヶ岳に嫌われてるんだよっ！」ってガックリしましたが、晴れてくれたのでポジティブに「武奈ヶ岳がドラマティックな演出をしてくれた」と思うことにします（笑）。

riepicoさんにおすすめされたら、雪の武奈ヶ岳は行くしかないですね。
冬も葛川防村から登るのが一般的なんですかね？

武奈ヶ岳の展望は比良山系で随一かと思いますが、蛇谷ヶ峰もかなり良いらしく、気になっています。