悪沢岳＆赤石岳周回

2023年08月25日(金) 〜 2023年08月27日(日)

• GPS: 20:32
• 距離: 29.3km
• 登り: 3,128m
• 下り: 3,101m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:52

5:46 椹島ロッジ
5:55 5:55 赤石岳東尾根コース登山口
6:03 6:03 滝見橋
7:26 7:31 岩頭見晴らし
8:15 8:15 小石下
9:20 9:35 清水平
10:15 10:20 蕨段
10:31 10:31 見晴岩
11:35 11:44 駒鳥池
11:54 11:54 駒鳥池駐車場
12:38 千枚小屋

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:35

6:13 千枚小屋
6:53 6:59 千枚岳
7:39 7:40 丸山
8:07 8:15 悪沢岳
9:13 9:14 荒川中岳避難小屋
9:18 9:23 中岳
9:34 9:36 前岳
9:59 10:05 お花畑（荒川前岳南東斜面）
10:43 11:22 荒川小屋
11:54 11:54 大聖寺平
12:50 12:52 小赤石岳の肩
13:07 13:08 小赤石岳
13:19 13:19 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:39 13:40 赤石岳
13:48 赤石岳避難小屋

3日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:59

5:10 赤石岳避難小屋
5:20 5:24 赤石岳
5:40 5:43 赤石岳・小赤石岳間分岐
6:30 6:35 北沢源頭
7:18 7:18 富士見平
7:48 8:12 赤石小屋
9:21 9:22 休憩ポイント
9:41 9:41 カンバ段
11:00 11:02 赤石岳東尾根コース登山口
11:08 11:08 椹島ロッジ
11:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・畑薙夏季臨時駐車場(無料) ※新静岡ICから約2時間かかる
・東海フォレスト運行の椹島連絡バス ※畑薙〜椹島まで約1時間かかる

コース状況／危険箇所等

注意したい箇所は以下の通り
・千枚岳西側 ※ハシゴあり、岩峰群巻道あり(小岩峰群に登らないこと)
・悪沢岳西側 ※ざれた岩場
・赤石岳〜赤石小屋間のトラバース道 ※濡れた木道下り、切れ落ちたトラバース道

その他周辺情報

立ち寄り湯：白樺荘 畑薙夏季臨時駐車場から約2分、￥510

写真

8/24 14:14

畑薙夏季臨時駐車場。ここから椹島ロッジまでのバスが出る

8/24 15:51

このバスに乗って椹島ロッジに来た

8/24 15:23

椹島ロッジでは、宿泊者は15:00〜17:00にお風呂に入れる

8/24 15:23

ビール350缶は\350、ロング缶は￥500は良心的

8/24 15:24

ロッジ宿泊棟はA〜Cの3つに分かれ、すべて個室。

8/25 5:29

個室は6畳

8/24 15:48

いろいろなパンフが置いてある

8/24 15:48

かほちゃんの色紙

8/24 15:49

お団子の標識

8/24 15:52

椹島ロッジ全景

8/24 15:56

椹島ロッジの隣にあるレストハウス椹

8/24 15:57

8/24 15:57

軽食(ソバ、カレーいずれも\1000)や生ビール(￥700)、ソフトクリーム(\500)などある

8/24 15:58

レストハウス椹室内

8/24 15:58

Tシャツなどお土産も売ってる

8/24 15:59

8/24 15:59

テント泊用トイレ

8/24 16:01

テント場(写真館の前の広場)

8/24 16:03

写真館(中には入らなかった。入れたのかな)

8/24 16:07

明日はここから千枚岳に登る

8/24 17:05

椹島ロッジの夕食。山の中とは思えない食事

8/25 5:07

椹島ロッジの朝食

8/25 5:47

千枚岳に向けて出発。

8/25 5:48

椹島ロッジの横にある神社に安全登山を祈願

8/25 5:50

Let’Go

8/25 5:54

登山口につながる道路に出る。左に行くと赤石岳、右に行くと千枚岳への登山口がある

8/25 6:02

鉄橋(滝見橋)を渡る

8/25 6:06

滝見橋から見える滝

8/25 6:09

千枚大吊橋

8/25 6:10

意外と揺れるので怖い

8/25 6:37

吊り橋渡るとすぐに岩場の急登

8/25 6:41

登る箇所にマークがついてるので安心

8/25 7:08

岩場登るとなごみの道になる

8/25 7:11

最初の鉄塔

8/25 7:12

2つ目の鉄塔までは緩やかな道

8/25 7:13

案内板がたくさんあるので迷うことはない

8/25 7:27

痩尾根岩場の岩頭見晴らし。

8/25 7:27

岩頭見晴からは明日登る荒川岳が良く見える

8/25 7:27

岩頭見晴からいったん下る

8/25 7:36

右側の大井川側は切れ落ちてるので慎重に進む

8/25 7:38

登山道上にある案内板。千枚小屋までの間に、これがいくつか出てくる。

8/25 7:47

いったん林道に出る

8/25 7:52

林道から再び登山道へ

8/25 7:52

林道前にあった標識。林道は東海フォレストの車がけっこう走っている。

8/25 7:52

階段を登る

8/25 8:51

木の説明があるのはありがたい

8/25 8:51

ウダイカンバの木

8/25 9:25

清水平には沢が流れてる

8/25 9:25

水場に見えるがそのまま飲めるか怪しい。浄水器を使った方が安全だと思う。

8/25 9:47

秋だなー

8/25 10:09

蕨段

8/25 10:15

ようやく半分

8/25 10:17

FHとMはどういう意味だろう？

8/25 10:26

こんな巨木のナナカマドは見たことが無い

8/25 10:44

流石に明治40年の道はどこが道なのか判らない

8/25 10:57

今までの看板には通し番号がついていなかったが、見落としていたのだろうか？

8/25 10:58

だらだら道が続く

8/25 11:26

明治40年の伐根は見つけられないけど、この林は明治40年以降に育った林なのね

8/25 11:44

駒鳥池まで来た。が、コマドリは全く鳴いていない

8/25 11:44

駒鳥池の前にあったコマドリに関する説明板

8/25 11:56

管理用道に入らないよう案内板がいくつかある

8/25 12:06

シラビソは甘い香りがするので、すぐわかる。

8/25 12:08

風倒樹林という言葉を初めて知った

8/25 12:10

標高2400mを越えたあたりからトリカブトが出てきた

8/25 12:14

一面トリカブト畑

8/25 12:18

千枚小屋まであと少し！

8/25 12:22

マルハダケブキもそろそろ終わり

8/25 12:31

樹齢200年の森なのか！

8/25 12:35

千枚小屋に到着

8/25 13:32

8/25 12:41

昼食の提供はカップ麺やパンのみ。

8/25 12:41

書庫

8/25 12:41

部屋全景

8/25 16:02

携帯などへの充電は16:00から

8/25 17:00

千枚小屋の夕食。キノコハンバーグが絶品

8/26 5:01

千枚小屋前から見た富士山

8/26 5:09

日の出と富士山

8/26 5:49

千枚小屋の朝食

8/26 6:39

ナナカマドには実がなっていた

8/26 6:41

千枚岳に向けて登る

8/26 6:41

タカネナデシコ

8/26 6:41

振り返ると富士山が見える登山道

8/26 6:42

左側はあとで登る赤石岳

8/26 6:42

千枚岳まであと少し

8/26 6:47

悪沢岳が目の前に見える

8/26 6:52

本日1座目の千枚岳(2880m)

8/26 7:04

梯子を下る

8/26 7:11

千枚岳を過ぎるとちょっと急な岩場の下りがある

8/26 7:25

丸山に向けて緩やかな登り

8/26 7:38

2座目の丸山(3032m)

8/26 7:49

丸山を過ぎると岩場がある

8/26 7:58

岩場を登っていく

8/26 8:07

3座目は日本百名山の悪沢岳(3141m)

8/26 8:23

タカネシオガマ

8/26 8:34

悪沢岳西側の岩場を200mほど下る。目の前の荒川中岳まで登り返すのがツライな

8/26 8:49

岩場のトラバース

8/26 9:13

中岳避難小屋

8/26 9:17

すぐそばに中岳(3083m)標柱

8/26 9:28

荒川前岳分岐を荒川前岳へ

8/26 9:28

小ピークを越えて進む

8/26 9:33

荒川前岳(3068m)で、荒川三山制覇！

8/26 9:34

荒川前岳標識のすぐ後ろは山体崩壊してる！

8/26 9:52

荒川小屋に向かって進む

8/26 10:05

イブキトラノオ

8/26 10:18

荒川前岳と荒川小屋間には鹿除柵に囲まれたお花畑がある

8/26 10:20

イワインチン

8/26 10:42

荒川小屋に到着。今日の宿の赤石避難小屋まではまだ2時間半もかかるのか...

8/26 10:43

荒川小屋も昼食の提供はカップ麺しかない

8/26 11:22

3分ほど降りたところに水場がある

8/26 11:41

小赤石岳に向かって進む

8/26 11:51

大聖寺平までは緩やかな登り

8/26 11:55

小屋間にある標識が新設だけど、なかなか心が折れるような時間

8/26 12:54

ウサギギク

8/26 13:07

小赤石岳(3081m)

8/26 13:30

赤石岳がガスで見えない。雨が降る前に小屋に着きたいと気が焦る

8/26 13:37

赤石岳(本日の日本百名山2座目)。思ったより天気が崩れなかった。

8/26 13:39

本日のお宿が見える

8/26 13:43

赤石岳避難小屋に到着

8/26 14:38

キャパ10名のこじんまりとした小屋

8/26 14:59

赤石岳お団子標識は別のピークにある

8/26 14:59

お団子標識のところから見た赤石岳避難小屋と赤石岳

8/26 16:00

避難小屋のフリーボックスのアイデアは良い！柿の種とちょい食べカレーをカンパしました。

8/26 16:00

避難小屋でも、カップ麺や佐藤のごはん＋レトルトで暖かい食事提供がある！

ソフトドリンクはあるけれど、アルコール販売無いのが残念

8/27 4:50

3日目の朝が来た

8/27 5:03

富士山シルエット

8/27 5:19

朝日が昇る

8/27 5:25

椹島に向かって下山開始

8/27 5:59

振り返ると赤石岳。名残惜しい

8/27 6:20

水と書かれているけどちょっと怪しい水場

8/27 6:28

マツムシソウ

8/27 6:43

右側が切れ落ちてるので慎重に進む

8/27 6:51

赤石東尾根(大倉尾根)は気が抜けない箇所が多い

8/27 6:55

木道も雨に濡れていて滑る

8/27 6:57

木道の下りがとってもやっかい

8/27 7:16

富士見平まで降りてきた

8/27 7:14

荒川岳が良く見える

8/27 7:16

富士山も良く見える

8/27 7:16

赤石岳と小赤石岳も良く見える

8/27 7:16

聖岳も良く見える

8/27 7:55

赤石小屋に到着

8/27 8:11

椹島までまだ3時間半もかかる...

8/27 8:47

赤石小屋過ぎると樹林帯

8/27 9:21

あと1時間半

8/27 9:21

赤石小屋まで5ステップの標識があったのね

8/27 10:35

いよいよあと1/5か

8/27 11:00

赤石岳登山口の階段が見えた

8/27 11:07

無事椹島に戻ってきた

8/27 11:24

レストハウス椹で昼食。生ビールがうまい！

8/27 13:33

TJARで良く見る畑薙大吊橋

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

iPhone 12 mini 128GB au Apple

Google Pixel 5a (5G) SIMフリー Google

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ヘルメット

感想

とも(やまなし大使)

午後は天気が崩れる予報の中、全日程で天気に恵まれた荒川三山と赤石岳の周回山行だった。3000m級の山々をいくつも乗り越える山行経験は今まで無く、せっかく登ったのに300m下るとか500m登り返しとか、なかなか体力およびメンタルに厳しい道のりだったが、くじけそうになると山小屋が現れる絶妙な登山道に助けられ苦しみながらも楽しく乗り切ることができた山行であった。
メモ：
[畑薙夏季臨時駐車場]
・携帯(au)は圏外
[椹島ロッジ]
・全室6畳個室
・宿泊者風呂は15時〜17時まで
・夕食は17時、朝食は5時
・トイレは和式だが1か所だけウォシュレット付き洋式あり
・部屋にコンセントあり
・ビール350缶350円、ロング缶500円
・携帯(au)は問題なし
[千枚小屋]
・富士山が目の前に見えるロケーション。日の出も小屋前から富士山とセットで見える
・水は無料。携帯電話充電無料(ただし16時から)
・夕食は17時、朝食は6時
・軽食はカップヌードルまたはパンのみ
・ビール350缶600円、チューハイ500円
・携帯(au)は問題なし
[荒川小屋]
・軽食はカップヌードルのみ ※利用しなかったが千枚小屋と同等と思われる
・水場は小屋から3分離れたところ。無料
[赤石岳避難小屋]
・軽食はカップヌードル、レトルトカレー、牛丼、親子丼、パン。カレー、牛丼、親子丼は佐藤のごはんをレンチンして提供される
・お湯は無料。(水は有料ペットボトル)
・アルコール販売は無し。ソフトドリンク販売あり
・携帯(au)は問題なし
[赤石小屋]
・水は無料(入り口横に蛇口あり)
[道路情報]
しずみちinfo(通行止め情報) https://shizuokashi-road.appspot.com/index_pub.html

PS
当日入りした友人は、畑薙臨時駐車場直前で車がパンク。畑薙に近づくにつれ道路端には落石が目立ち、すれ違い時などで道路端を走るとパンクする危険あり。簡易補修キットでは修復できないダメージを負ったが、保険会社に連絡しレッカー車を手配できたこと、また帰路は前日入りした私の車に同乗できたため、事なきを得た。畑薙までの道は日中でも時間通行止めや夜間通行止めもあり、登山以外にも注意する箇所は多々ある