丹沢主脈縦走 平丸-姫次-蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳-大倉


- GPS
- 07:52
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,746m
- 下り
- 1,844m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは大倉から渋沢までバス。その後、新松田経由で御殿場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーション豊かなフィールド。 雪も緩いものから凍った箇所まで。 泥道や岩場もあるルートなので楽しめます。 |
その他周辺情報 | 下山後は明日の登山のため御殿場まで移動。 |
写真
感想
今回、念願の丹沢主脈縦走をしてきました。
1年3ヶ月前に計画しながらも、悪天候のため断念したルート。
今回こそリベンジです。
【前回の丹沢主脈縦走チャレンジは下記URLからどうぞ】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-584911.html
行程がかなりあるのでなるべく早く登り始めたいところですが、電車&バスでの移動ですので、どんなに早くても三ヶ木経由で平丸まで行くと8時過ぎからの登山開始となってしまいます。
仕方ありませんね。
とにかく頑張って登ります。
三ヶ木からバスに乗車したのは自分を含めて4名。
そのうち登山客は自分を含めて2名。
同じ平丸で下車されたのでどちらまで行かれるのかお伺いしたところ、とりあえず姫次までとの回答でした。自分は大倉まで行こうと思っていると伝えると、ちょっとびっくりされたようでした。
さて、登山開始です。
平丸から丹沢主脈までガンガン登ります。
多少雪はありますが、土の箇所も多いのでチェーンスパイクを付けるか悩みますが結局は装着。気温も高かったのでこの辺りの雪は緩んでいて歩きづらかったですね。
時間を意識してハイペースのため、あまりのキツさにすでに後悔し始めます。笑
平丸分岐から姫次までは穏やかなルート。
木洩れ日の中、非常に気持ちがいいですね。
しかしながら、熊出没注意箇所です。
黍殻山や避難小屋はパスしてさっさと姫次へ到着。
こちらでご年配の登山客にお会いしました。
蛭まで行くのか聞かれたので「大倉まで...」と伝えると、これまた驚かれるという...。笑
その方は焼山方面へ向かって行きました。
チョコレートをひとかけら食べてすぐに蛭を目指します。
姫次直下は硬めの雪&凍結箇所があるので注意が必要ですが、チェーンスパイクや軽アイゼンがあればむしろ歩きやすいですね。
軽いアップダウンを繰り返しながら蛭ヶ岳に近づいていきます。
谷から吹き上げる風が冷たく体温が下がる箇所です。
蛭ヶ岳へ登る木の階段はほとんど雪に埋もれており、最初は階段まだだっけ?と思った程です。気が付けば登り始めていました。
踏み跡は明瞭ですので問題ありませんが、少しでも外れると踏み抜く可能性大です。笑
やはり蛭ヶ岳直下の上りも風が強く冷たいですね。
雪は比較的柔らかめなので足を取れらます。
トレースも木道からそれている箇所が多々あったので、降雪後の蛭ヶ岳北側は要注意だと思います。ルートを外れるとかなり危険ですからね。
やっとの思いで蛭ヶ岳へ到着。
ほぼ当初の予定通りのタイムでたどり着くことができました。
というか、このしんどさをよそに簡単に計画を立てているということです。
自分自身を呪います。笑
姫次から蛭ヶ岳間では2名の方とすれ違いました。
どちらの方も立派なアイゼンでした。私のチェーンスパイクがおもちゃみたい。笑
山頂は驚くほど風もなく暖かいコンディション。良い意味で期待を裏切られました。
しかも貸切で優雅にランチタイムです。
今日は荷物を軽くしたかったのでビールも350ml缶です。笑
30分近く景色とビールを楽しんだあと、山荘でバッヂを購入。
以前来た時に1タイプ買ったので、今回はもう1つをゲットしました。
さて、それではここから丹沢山-塔ノ岳を目指します。
いやぁ、塔ノ岳まで遠いですね。
それにしても、蛭ヶ岳から丹沢山の尾根歩きは最高です。
景色は良いし、アップダウンも苦になりません。
今回の山行でここがNo.1でしょう。
鬼ヶ岩付近は風が吹くと多少怖いですが、鎖等もあるので慎重に足を進めれば問題ないです。
途中ネックウォーマーの落し物が木の枝にぶら下げてありました。
不動ノ峰を過ぎた辺りから泥が出てきましたが、まだ硬めでそれほど気になりませんでした。それより景色が勝ってしまいますね。
一気に丹沢山を通過し塔ノ岳を目指します。
この辺りから頭の中は尊仏山荘でビールを買うことでいっぱいになり始めます。笑
途中、そんな煩悩を察してのことか、送り足を引き上げようとしたところチェーンスパイクに木道の釘が引っかかるというアクシデント。思いっきりふくらはぎがつりました...。思わず「痛いっ!!」と声を出してしまった程です。
なんとか歩けそうなのでビール(塔ノ岳)を目指し一気に登ります。笑
丹沢山-塔ノ岳間は4名の方とお会いしました。
みやま山荘に泊まられる方や塩水橋へ下山される方など、やはり丹沢は多くの方に愛されていますね。
塔ノ岳へ到着。
あとは下山するだけなのでホッとひと安心。
ここまで来るとホームに帰ってきた感があります。
美味しいビールをゆっくりといただきました。
それにしても、こんなに風もなく穏やかな塔ノ岳は初めてかもしれませんね。
それでは一気に下山します。
他の登山客の方をガンガン追い抜いて転がるように下山しました。笑
でも、迷惑にならないように他の方に近づいたらペースを落として、先行の方に道を譲っていただいたタイミングで「ありがとうございます」と言いながら先を急ぎました。
自分ひとりの丹沢ではありませんからね。
マナーは大事です、絶対!!!
花立付近でチェーンスパイクを外しました。
このタイミングはバッチリ。このあとは泥まみれでしたから。
見晴茶屋あたりであまりに穏やかな感じがして、平和だなぁとしみじみ思いました。
どんぐりハウス営業終了時間に間に合ったのでご褒美(ビール)です。
靴の泥を落として、荷物を整理して、ビールを買ったらちょうどバスが来ました。
足のコンディションはどうかな?
とりあえず御殿場に移動して明日どうするか考えるとします。
それにしても天候に恵まれた山行でした。充実感いっぱい!
でも、当分このルートは行きませんっ!!!笑
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する