強風の高千穂峰 日本二百名山98座目
- GPS
- 03:15
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 615m
- 下り
- 609m
コースタイム
天候 | 晴れ、山頂に近づくにつれ物凄い強風! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道60号線を経由して 県道480号線で高千穂河原駐車場に着きます |
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界から御鉢迄の急坂は細かな火山岩で覆われ. ザレて歩きにくくなっています 登りより、下りの方が滑りやすく慎重に下りました 鞍部から山頂までの急坂は木段が設けられていて 森林限界〜御鉢の間に比べ、歩き易く感じました 物凄い強風の為、体感温度はマイナス10度位、 九州の山だからと防寒対策を安易に考えていました 山頂でダウンを着こみ、その上にレインウェアを着て 下山に備えましたが 耳当て付きの温かな毛糸の帽子を持っていなくて 頬や耳が、針で突き刺され続ける極寒状態 帽子のような小物を複数ザックに入れておくべきだったと反省です |
写真
感想
九州南部は更に遠く、どうやって行こうかと思い悩んだ挙句
前回(昨年11月に尾鈴山・市房山・国見岳)と同様
九州南部にかたまっている三山を一泊二日で催行する登山ツアーに参加、
飛行機で鹿児島空港に着き、その日の内に高千穂に登頂しました。
このツアーは大人気だったようで、暮れの申込時に既に残席僅か
キャンセル待ちも出たようです。
羽田から約二時間、自宅から羽田の時間の半分以下で鹿児島に到着。
どう考えても距離と時間が比例せず(当たり前ですが)
飛行機の速さにはいつも唖然とするばかり。
そして、相変わらず、離着陸の際の恐怖心はなくなりません。
登山を始めてから更に、飛行機に不信感が強まっているかもしれません。
ツアーの良い点は、非常に効率よく時間が使えること。
どんなアクセスの悪い登山口までも、様々な方法で間違いなく運んでくれ
縦走も簡単ですし、単独の危険もなく、現地ガイドまで附くことも。
まさに至れり尽くせりなのですが、自分で細部まで計画していないので
登る山についての予備知識習得がついおろそかになっている自分に
登り始めてから気付き、いつも反省させられます。
二月の南九州の山だからと、ちょっと甘く考えていたかもしれません。
到着時のあまりの暖かさに、冬の山という感覚が全くなく、
森林限界を超えた辺りから次第に強まる風に散々煽られて
冬用の毛糸帽子を携行していない事を酷く後悔しました。
軽アイゼンは念の為、携行していたのですが
ザレ場は殆ど凍結していず、問題なく歩けたので
やはり、浅間山のような火山を想定した強風対策が盲点でした。
風がなければ、木々に遮られない、御鉢辺りの登山道歩きや
山頂での見晴らしの良さは、火山特有の正に360度の大パノラマ。
ゆっくり、この大展望台から周囲の山々を眺めていたくなります。
この日は特別だったのか、それとも常時強風が吹いているのでしょうか?
日本二百名山ようやく98座目を達成しました。
垂水に宿泊し、明日は高隈山(大箆柄岳)に登り、
桜島を展望台から眺めて鹿児島空港を発ち、とんぼ返りをします。
宿泊するホテル前で、桜島がいきなり噴火しました。
もくもくと吹き上がる噴煙に恐ろしさを覚えながらも
なんだか派手に歓迎して頂いているような気恥しさを覚えました。
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