大文字山 - 諸羽山〜柳山〜陰山〜北斜面〜火床〜山頂〜大日山〜山科疏水


- GPS
- 07:26
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 909m
- 下り
- 901m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 地図に掲載されている登山道は多くの人が歩いており、特に危険な箇所はなし。 その他の登山道として一般に使用されている道についても、標識が少なくなる程度で、特に問題なし。 ■大文字山北斜面 踏み跡に沿って歩いている分には、特に危険な箇所もなさそうです。 ただし、分岐が多く、色々な方向に道が通じているので、現在位置の把握が難しいように感じます。 道迷いした場合でもエスケープは難しくなさそうだけど、地図とコンパスだけでなく、GPSを携帯して歩くと安心できます。 谷筋は倒木などで荒れ気味だし、必ずしも踏み跡がある訳ではなく、ルートファインディングをしながら進む事になります。 判断を誤ると危険を招き寄せてしまいそうな箇所もあります。 整備の手が入り、それなりに様変わりしていますが、探りながら歩きたい人向けの山域だと思われ、歩き慣れていない初心者は十分に準備した上で歩くようにしたいですね。 |
写真
感想
大文字山のミヤマウズラがそろそろ咲いているはずで、今回はそちらへ。
9月になったものの、この日の京都の予想最高気温は37℃ぐらいで、そんなに長い距離を歩かないよう、昨年の山行を参考にしつつ予定を組んでみました。
山科駅からスタートし、いつものように諸羽神社で手を合わせてから、近くの公園の東端にある登山口から入山です。
序盤のしんどい坂を一登りすると、山科の市街地が眼下に見え、その後は傾斜が緩み、最初のピークの諸羽山へ至ります。
これまでの記憶を基に、適当な辺りからミヤマウズラを探しながら進んで行きます。
この辺りでは、以前は葉っぱしか見かけていなかったはずだけど、今年は花茎を伸ばしているのがいくつかあり、生息地として定着してくれそう?
でも、思っていたよりも開花は進んでおらず、まだ咲き始めぐらい。
いくつかのピークを経て、P381に到着。
ピークハンターさんのプレートを撮影しようとしたら、左腕に小さなゴミっぽいのが付いているけど、払い除けようとしても、くっ付いたまま。
プレートの撮影後に確認してみると、ゴミに見えたのはどれも同じ形をしていて、細かく動いている。
体調は1mmあるかないかぐらいのダニのようで、マダニかなという感じ。
10匹ぐらいいるようで、虫への苦手意識はあまりない方だけど、これには背筋がひんやりとするような感覚に襲われる。
1匹ずつ取り除き、近くの木の幹へこすり付ける。
何とか全てを除去し終えたようで、少し安心。
気付くのが遅れていたら、他の箇所へ広がっていたはず。
ミヤマウズラを撮影する際に、肘を地面に付けたりしていたので、その時に取り付かれたのでしょう。
この後も注意しておかねば。
雨社大神に寄ると、行方不明の方を探している掲示が目に入る。
過去には、ある程度の年配の方が行方不明となっている掲示を見かける機会があったのだけど、こちらはまだ若い方で、ご家族の心中を思うと、いたたまれない気分になります。
無事の山行の大切さを改めて認識させられます。
この後に備え、ここで小腹を満たしておきます。
P444を経て、雰囲気の良い樹林帯へ。
もう少しで山頂なのだけど、後で向かう事にしており、そのまま北斜面へ。
良さそうな尾根を選び、まずはやや急な斜面を下って行きます。
踏み跡は薄めながらも、目印はあり、利用している人はいるよう。
トラバース道に出合い、その先は傾斜が緩み、快適な尾根となり、天の原へ至る。
この先は谷歩きとなります。
歩き慣れているルートで、先月の台風による影響を探りながら進んで行きます。
いくらか荒れている所はあるものの、そんなに悪化していなさそう。
二段の滝では、滝に横たわっていた倒木がなくなっており、以前の姿に戻っている。
対岸の斜面が崩れているようで、あちらからのアクセスに影響があるか、どうか?
少し舗装路を歩き、写真20の地点から再入山。
こちらの谷もやや荒れている箇所はあるけど、台風による影響は大きくなかったよう。
歩いている人はやや多めという感じで、ルートとして定番化していますね。
中尾の滝、幻の滝を経て、火床へ。
前の週ほどではないものの、空気は澄んでいて見晴らしは良く、素晴らしい眺めとなっています。
端へ移動し、昼食にします。
火床から山頂へと歩くのは、ちょっと久しぶりかも。
王道のルートだし、歩いている人はやはり多い。
大文字山山頂に到着すると、思っていたほどには人は多くないよう。
今回は京都一周トレイルを辿っての下山。
こちらも王道ルートなので、歩いている人は多い。
そろそろ気温が上がっている頃合なので、暑く感じても良さそうなのだけど、いくらか風が吹いているし、湿度が低めなのか、ちょっと快適なぐらい。
この日は体調が良かったのかも。
大日山の辺りでは、これまで通りの行動を。
引き続き、何人もの登山者とすれ違い、挨拶を交わしつつ。
七福思案処に到着、アケボノソウの具合を確認すべく、所定の進路へ。
アケボノソウの存在は確認できず、とても残念。
トボトボと歩いて行き、疏水沿いの休憩所に到着。
トイレを利用後、休憩されていた地元の方が声をかけて下さり、少しお話しを。
疏水沿いの道へ進むと、昼時だからか、暑さのせいなのか、歩いている人はほとんどいない。
まあ、でも、木々が陰を作ってくれていて、そんなに暑くはなかったのだけど。
疏水沿いを離れると、高校のグラウンドでは野球の試合をやっているようで、暑い中をご苦労様という感じだけど、他の人からすれば、この時期の登山も似たようなものだと思われているんでしょうね。
短めの山行でもあり、心地良い疲れと共に山科駅に到着し、ゴールです。
この日の京都は予想最高気温が37℃ぐらいで、暑さに苦しむかもと警戒していたのだけど、こちらも予報通りに風がそれなりに吹いてくれたのもあり、程々の暑さだったかな。
体調が良かったのか、後半はちょっと快適なぐらいでした。
ミヤマウズラは思っていたよりも開花が進んでおらず、ちょっと残念でした。
またの機会としたいですね。
他では、P381でのマダニでしょうか。
帰宅後に確認すると、右足の靴下の下にマダニを発見。
P381で見た個体よりも大きく、別の箇所で取り付かれたような?
触るとすぐに移動したので、まだ吸血前だった可能性が高く、あまり問題はなさそう。
という感じで、リスクは存在するので、改めて気を付けておきたいと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する