久し振りの黒斑山

2023年09月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:12
• 距離: 6.1km
• 登り: 482m
• 下り: 464m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:51
• 休憩: 1:15
• 合計: 4:06

10:48 車坂峠
11:10 11:10 車坂山
11:29 11:52 コマクサ展望台
12:28 12:39 槍ヶ鞘
12:48 12:57 トーミの頭
13:17 13:49 黒斑山
14:04 14:04 トーミの頭
14:54 車坂峠

天候

曇り時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/3 10:47

マツムシソウ（松虫草）

9/3 10:50

ワレモコウ（吾亦紅）とアキアカネ。

9/3 10:50

アザミとアブ。両方とも詳しい名前は判らない。

9/3 10:50

アサマフウロ（浅間風露）かな？とも思ったけれど、やっぱりハクサンフロ（白山風露）っぽい。アサマフウロってもっと中心部まで色が濃いんだよね？（それでいいのかな？）

9/3 10:51

ハナイカリ（花碇）。

9/3 10:51

ヤマホタルブクロ（山螢袋）。あまり見かけなかった。この花の季節も終わりだな。

9/3 10:52

ミヤマセンキュウ（深山川弓）。葉が可愛らしいから多分ミヤマセンキュウで良いんじゃないかな。（葉の写真は地味なのでアップしないけど。）

9/3 10:57

ハクサンオミナエシ （白山女郎花）？ハクサンオミナエシにしては随分と花が少ないような気がするけれど…。

9/3 10:57

これ、何だか全く判らなかった…。ご存知の方、教えてください。

9/3 10:58

9/3 11:01

登山道脇に群生するシラタマノキ（白玉の木）。

9/3 11:05

キオン（黄苑）。毒があって鹿も食べないのだとか。（ほんと？）

9/3 11:07

ツリガネニンジン（釣鐘人参）。枯れている花があってあまりきれいでは無かったので綺麗な部分だけをアップ。

9/3 11:10

車坂山のピーク周辺はこんな感じ。等高線でアップダウンがあるが、大したことは無い。

9/3 11:16

車坂山過ぎると下り坂になり、そして登り返しとなる。ここはその鞍部。

9/3 11:19

イワインチン（岩茵陳）そこここで見かけた。群生している場所もあり。意外と写真に収め辛い花だった。

9/3 12:01

ちょっとだけ岩が出ている箇所もある。

9/3 12:10

こんな感じの道が続く。歩き易い。

9/3 12:16

木漏れ日が良い雰囲気だ。

9/3 12:20

夏の盛りは過ぎた、そんな気配がする空。

9/3 12:26

トーミの頭の横に小さく顔を見せる浅間山。

9/3 12:29

槍ヶ鞘手前にある避難小屋。この避難小屋、U字に曲げられた鉄の板を四連に並べて作られている。荒天時の宿泊ではなく、浅間山の噴火による噴石を想定している。頼もしく思えるかもしれない…が、これと同型の避難小屋が噴石によってクシャクシャに曲がってしまったのを見たからなぁ。同程度の噴石があればコイツも持たないのだろう。まぁ、無いよりマシだけど。

9/3 12:35

オノエイタドリ（尾上虎杖）。イタドリの高山種なのでオノエイタドリにしたけれど、実はその差は良く判らないんだよな。

9/3 12:36

夏の終わりを感じさせる良い天気。槍ヶ鞘から浅間山を望む。

9/3 12:37

ホシガラス。木の一番上に止まっていた。鳴き声は結構うるさい。

9/3 12:42

長坂-火山館間の登山道を見下ろす。中々良い雰囲気だと思う。

9/3 12:52

ウメバチソウ（梅鉢草）。

9/3 12:56

トーミの頭から下を見ると草すべりを登ってくる登山者が見えた。写真では表現出来ていないが高度感がすごい。

9/3 13:15

トーミの頭を離れた場所から見るとこんな感じ。あの崖の端で下を見下ろすとあまり経験する事の無い高度感を感じる。気になるのはトーミの頭の下に斜めに走るクラック。そのうちあのクラックから崩落する事になるのだろう。果たしてそれはどんなタイミングで起こるのだろう。

9/3 13:21

アキアカネ。この個体はそれ程赤くはなかった。

9/3 13:31

左に浅間山、右に剣ヶ峰。

9/3 14:02

ヤマハハコ（山母子）。

9/3 14:07

ヤマトリカブト（山鳥兜）。葉の形が一番似ているのがヤマトリカブトなのだが、近くに生えていた別の株の葉はミヤマトリカブトのような感じ。結構違う形だった。別種？近くに生えているのだからそんな事は無さそうなんだけどな。

9/3 14:20

何の看板なのだろう。”13”とあるからにはその前後の数字のものもあるのだろうが見かけなかった。

9/3 14:26

調べれば調べる程訳が分からないくなるオトギリソウの仲間。これはイワオトギリ（岩弟切）で良いのかな？

9/3 14:38

黒斑山を振り返ってみる。ん？あの山頂の枯木帯はもしかして縞枯れじゃないだろうか。実は山頂近辺で光が良く差し組む一角があって「縞枯れ山の縞枯れ現場によく似ているな」と思ったのだが、離れてみてみると更にそっくりに見える。本家と比べると規模は小さいが。残念な事に特に研究されているような感じは無かった。（なので本当に縞枯れ現象なのかどうか、確信は持てない）

9/3 14:40

これだけはっきりとした写真になると縞枯れ部分も目立つようになる。

9/3 14:43

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）？それともアキノキリンソウ？高山にあるからミヤマアキノキリンソウって事にしておく。（実は見分け方が良く判らない・・・）

9/3 14:43

ここから急に平坦な道になる。恐らく軌道跡。写真右側から登山道に合流し、車坂峠までほぼ平な道が続く。

9/3 14:48

平でまっすぐな道。軌道っぽいな。少し調べてみたが、ここに軌道があったという記録を見つける事は出来なかった。もう少し調べれば判るのかも。

9/3 14:53

登山口まで降りてきた。意外な事に、高山植物はこの登山口付近に一番多く咲いていた。登り始めてしまうとそれ程多くは無い。

9/3 14:54

マツムシソウ（松虫草）とウラギンヒョウモン？

9/3 14:56

ゴマナ（胡麻菜）。駐車場の脇に咲いていた。

撮影機器：

Z 6 ボディ ニコン

感想

Washiba2924

当初、湯ノ丸山にアサギマダラを見に行こうと出かけたのだが、南側から湯ノ丸峠に至る道がナントカヒルクライムレースとやらの為に完全通行止。来た道を引き返して地蔵峠経由で大回りして行けとの指示をされちゃいました。湯ノ丸までの距離は普通なら11km、指示された迂回路だと39km。「20分程余計に掛かります」と涼しい顔で言っていました。峠道を含む一般道28kmを20分は無茶だと思いましたね。まぁ「大した迂回じゃない」と強調したかったんでしょうけれど。無理して行っても大会関係者等の有象無象で駐車場は無駄に混んでいそう…。（ちょっと恨みが入ってるんでやや過激表現です）
と言った訳で、急遽湯ノ丸の横の黒斑山に目的地を変更しました。
車坂峠からの黒斑山往復は以前一回行った事があるのみ。それも結構以前の話。比較的簡単な散歩道だったような記憶が薄っすらとありました。前回とは逆の廻り方（多分）で登ります。今回は車坂山を経由する尾根コースを登り、谷コース（正式名失念）を下ります。
湯ノ丸方面は鼠色の雲に覆われて今にも雨が降りそうでしたが、黒斑山の天候はまずまず。それ程離れていない筈ですが何故ここ迄違うのでしょう。
登りもキツイ事もなく、ハイキングにはちょうど良い感じでした。（逆に言うとやや登り足りない？）