山登りの原点,山上ヶ岳から稲村ヶ岳へ周回&初ブロッケン体験♬

2023年09月13日(水) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,372m
• 下り: 1,377m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:43

6:03 大峯大橋
6:15 6:16 一ノ世茶屋跡
6:41 6:41 一本松茶屋
7:05 7:06 お助け水
7:27 7:29 洞辻茶屋
7:43 7:43 陀羅尼助茶屋
7:47 7:47 松清店
8:05 8:19 鐘掛岩
8:30 8:37 西の覗岩
8:51 8:55 山上ヶ岳
9:07 9:08 日本岩
9:35 9:36 レンゲ辻
10:31 10:46 山上辻
10:47 10:48 稲村小屋
11:05 11:06 大日山
11:18 11:31 稲村ヶ岳
11:41 11:42 大日山
11:52 11:54 稲村小屋
11:56 11:56 山上辻
12:24 12:24 パオーン杉
12:41 12:47 法力峠
13:12 13:13 母公堂・五代松鍾乳洞への分岐
13:18 13:21 母公堂
13:42 13:42 毛又橋
13:49 13:49 大峯大橋
13:49 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大橋茶屋駐車場　登山者1000円
トイレ有り

コース状況／危険箇所等

⚫︎清浄(大峯)大橋登山口〜洞辻茶屋
いきなり女人禁制の結界門が有ります
よく整備されています。時折り急傾斜地に木階段有りますが、基本等高線に沿うように徐々に高度を上げていく全体的に緩やかな登山道。
最後の七曲りと呼ばれる九十九折はやや急登。
途中に一本松茶屋や役之行者慈悲の助水の休憩ポイント有り。
⚫︎洞辻茶屋〜分岐の立看板
大峯らしい稜線の登山道
途中陀羅尼助販売の出店があります。販売しているかは不明、少なくとも平日は閉まっていますw
⚫︎分岐の立看板〜西ノ覗
右は平成新道と呼ばれる階段の多い急登、足にくると書いてある。眺望良くなさそう。山頂ピストンでの下山ルートの案内がなされています。
左は古来よりの行者様の修験道。やや遠回りする分平坦な所も有るが、基本木階段や鎖場の有る岩場の急登。途中眺望良い。鐘掛岩は下にもビュースポットあるが、岩の上まで登れてそちらの方が断然眺望◎、岩の上までルートが整備されているが木の通路が非常に滑りやすいので注意！
鐘掛岩〜大峯奥駈道〜亀石を経て西ノ覗に至る。
⚫︎西ノ覗〜山頂
行者様や登山者の宿坊が建ち並ぶ中を進んで、大峰山寺の山門をくぐって大峰山寺。そこから直ぐお花畑(熊笹)の生い茂る山頂です。
⚫︎山頂〜日本岩〜レンゲ辻
山頂稜線の北西に眺望の良い日本岩があります。その途中からレンゲ辻に向けては鉄製階段混じりの激下りの細尾根です。下草の熊笹が伸びて足元見にくいので転倒、捻挫に注意。
⚫︎レンゲ辻〜稲村小屋
最低コルのレンゲ辻からは少し登ってその後は等高線に沿って進みます
⚫︎稲村小屋〜山頂
しばらく熊笹の中の緩やかな登山道を進み大日山に至ります。そこからは大日山に沿って片側崖のトラバース道です。夏場は問題ありませんが雪が付いてると危険です。大日山と稲村ヶ岳の間にある大日キレットを右手に見ながら最後の登りです。登り切って右手に進むと稲村ヶ岳山頂展望台に至ります。三角点は展望台の下に有ります。
⚫︎稲村小屋〜母公堂
稲村ヶ岳から母公堂に向けては緩やかなトラバース道で、あまり下ってる(登ってる)感がありません。谷を横切る所を慎重に進めば特に問題が有りません。途中に壊れた鉄橋、水子地蔵、パオーン杉、法力峠等のポイントが有ります。
※稲村ヶ岳は女人禁制ではなく、傾斜が緩やかで、雪のトラバースが危険な冬以外は季節毎に花や紅葉を楽しめる女性にも人気のお山です。

その他周辺情報

洞川温泉センター　700円
水曜日定休
なので
黒滝の湯　700円
道の駅の駅吉路時黒滝の裏直ぐ
に行きました

写真

おはようございます☀
大橋茶屋駐車場です。
早朝、大峰の空は快晴♬

9/13 6:04

今日は私の山登りの原点、大峰 山上ヶ岳へ3年ぶりに登り、花を求めて稲村ヶ岳へ周回します。

9/13 6:18

よく整備された比較的緩やかな登山道

9/13 6:40

程なく一本松茶屋に到着！
今日はスルーして先へ進みます。

9/13 7:06

約1時間でお助け水に到着。こちらで冷たい水で喉を潤します。祠の役行者像が4月に持ち去られたので返してくれと張り紙が有りました。

9/13 7:14

ヘビかと思ったデッカいミミズ❗️
途中3回目撃しました。
シーボルトミミズと言うそうな。

9/13 7:22

ここは七曲り
稜線への急登の九十九折

9/13 7:25

もうすぐ稜線にある洞辻茶屋です

9/13 7:30

洞辻茶屋で小休止
スポーツ羊羹で糖分補給

9/13 7:32

洞辻茶屋を出ると大峰ブルーが広がります♬

9/13 7:37

しばし大峰らしい稜線歩き♬

9/13 7:42

程なく陀羅尼助茶屋です。
今でもここで販売してるのかなぁ？

9/13 7:45

同じく陀羅尼助販売所の松清店を過ぎて直ぐ分岐があります。右は地味でしんどい急登💦左は古来よりの行者道。眺望の良い鐘掛岩等が有ります。ヤマレコ自動ルート作成はこちらです。

9/13 7:47

トリカブト群生

9/13 7:53

急登始まったところで振り返ると真正面は大天井ヶ岳かなあ？その向こうはどこだろう？
金葛はもっと左だと思うのですが、、、

9/13 7:55

こちらも急登の階段や、

9/13 7:58

鎖場有ります。

9/13 7:57

カニコウモリ

9/13 8:03

鐘掛岩の下に来ました

9/13 8:04

ミヤマママコナ

9/13 8:07

アキノキリンソウ

9/13 8:06

鐘掛岩の下の展望台から眺望を楽しもうと思ったら、一気にガスが上がってきました。
辛うじて稲村ヶ岳方面が見えます。

9/13 8:11

鐘掛岩に登ってみると、、、
ガスガス〜💦
何も見えん

9/13 8:13

足元はリンドウの蕾だらけ

9/13 8:14

と、ガスガスに目をやると〜
これは、もしや

9/13 8:14

まさかのブロッケン現象ですね♬
初めて見ました♬

9/13 8:20

しばしブロッケン現象で遊んだ後
大峰奥駈道を先へ進みます

9/13 8:22

これはお亀石

9/13 8:25

大峰山の山門をくぐると、

9/13 8:26

向こうに宿坊が見えてきます

9/13 8:28

これはナナカマドなんだろうか

9/13 8:31

最初見逃してしまった西ノ覗への分岐
右へ進むと西ノ覗

9/13 8:32

西ノ覗

9/13 8:33

遠景は雲が多くてイマイチ

9/13 8:34

近くはよく見えます
直ぐ右手の岩場

9/13 8:35

絶対に吊るされたくないですねw

9/13 8:40

ここを左に進んで、宿坊、大峰山寺方面へ

9/13 8:42

サラシナショウマ

9/13 8:43

宿坊が数軒建ち並ぶ横を通って、

9/13 8:49

大峰山寺の山門をくぐり、

9/13 8:52

大峰山寺到着❗️
ここから程なく

9/13 8:55

3年ぶりの山上ヶ岳山頂です♬

9/13 8:55

青空は見えますが、眺望は少し残念😢
まぁ見えてるだけ良しとしますw

9/13 8:58

山頂で数人の方がドローンを使った山の記録撮影をされていました。人は映らないように向こうの木の陰に隠れています。

9/13 9:00

上空を飛ぶドローン

9/13 9:05

レンゲ辻経由稲村ヶ岳へはここで左折。その前に日本岩に寄り道。

9/13 9:07

日本岩からの眺望その1
少し雲が晴れてきました。左に大日山と稲村ヶ岳♬

9/13 9:08

日本岩からの眺望その2
北西方面

9/13 9:12

それではレンゲ辻経由で稲村ヶ岳へ

9/13 9:24

稜線をレンゲ辻へ

9/13 9:27

ミヤマママコナ群生♬

9/13 9:33

左側絶壁

9/13 9:34

レンゲ辻の女人結界門が見えてきました
こちら側へは女性は来れません

9/13 9:35

レンゲ辻女人結界門

9/13 9:35

トリカブトがこれでもかというくらい群生w

9/13 9:38

ミヤマヒキオコシの蕾

9/13 9:42

ミヤマヒキオコシ
咲くとこんな感じ

9/13 9:44

レンゲ辻は最低コルで、ここから登りです

9/13 9:49

ニカワホウキダケ

9/13 9:56

そして見たかったシラヒゲソウ咲いてました♬

9/13 9:56

独特の形

9/13 9:56

こちらの群生地は蕾も有ります

9/13 9:58

こちらは終盤

9/13 10:08

秋の兆し

9/13 10:14

稜線を稲村小屋に向かいます

9/13 10:31

稲村小屋の赤い屋根が見えてきました

9/13 10:32

稲村小屋到着
ここで数人のハイカーが休憩していました

9/13 10:37

シャリバテしそうなので早めのランチ休憩取ります

9/13 10:47

ランチ後山頂目指します
山上ヶ岳では山頂でドローン関係の方にしか合いませんでしたが、稲村ヶ岳は平日にも関わらず多くのハイカーにお会いしましたw

9/13 10:55

プチ紅葉🍁

9/13 10:56

大日山、ゴリラの横顔
今日は登りません

9/13 11:00

大日トラバース
リンドウはまだ蕾

9/13 11:01

そしてこちらのシラヒゲソウ♬

9/13 11:02

こちらは終盤です

9/13 11:03

でも咲いていてくれて感謝😊

9/13 11:09

大日キレット

9/13 11:09

キレットに咲くミヤマヒキオコシ

9/13 11:14

キレットを過ぎたら最後の登り

9/13 11:23

山頂到着もガスガスで全く眺望無しでした😭

9/13 11:25

取り敢えず三角点にはタッチしておこう

9/13 11:30

早々に下山します

9/13 11:34

雪が積もると難所になりそうなトラバース

9/13 11:43

大日トラバースも雪が付いてると危険です
氷ノ山のこしき岩のトラバースを思い出す

9/13 11:56

稲村小屋を過ぎて母公堂に向け下山します。右に行けばレンゲ辻。
更に多くの方が次々と登ってこられます。
本当に今日平日？w

9/13 11:59

谷を横切るトラバースは少しだけ神経使います

9/13 12:01

見た目危険そうですが問題無し

9/13 12:01

母公堂から稲村ヶ岳へのルートは等高線に沿う形のトラバース道を少しずつ高度を上げていく道。
登りも下りも登山者に優しい♬

9/13 12:03

谷地形のトラバースだけ気をつけて通過

9/13 12:06

水子地蔵さん
出川哲朗さんに見えるのは私だけw

9/13 12:06

偶然撮れた一枚
緩やかな下りはジョグで下ってます

9/13 12:07

谷あいに咲くサラシナショウマ

9/13 12:23

お久しぶりのパオーン杉

9/13 12:26

谷あいに咲くこれはシラネセンキュウ？

9/13 12:41

法力峠まで花を撮る以外はノンストップ
向こうから法螺貝を鳴らしながら行者さん一行が登ってこられました。引率の3名以外は皆女性でした。

9/13 12:56

ここからは下山時に出会ったお花シリーズ
ミカエリソウ

9/13 12:56

ミズヒキ

9/13 13:12

ハガクレツリフネソウ

9/13 13:18

これはベニナギナタダケかな

9/13 13:19

県道21号すずかけの道が見えてきました

9/13 13:19

ウバユリの実

9/13 13:20

母公堂を過ぎ、奥の大橋茶屋まで舗装路歩きですがもう一つのお目当てが咲いてるかな？

9/13 13:23

咲いてましたアケボノソウ♬

9/13 13:24

たくさん咲いてます♬

9/13 13:25

大好きな花です♬

9/13 13:25

今年も見れて良かった♬

9/13 13:28

ミゾソバもたくさん

9/13 13:29

マツカゼソウ

9/13 13:30

イヌトウバナ

9/13 13:32

ゲンノショウコ

9/13 13:36

ヨメナかなぁ
葉がザラついてないから

9/13 13:50

最後はお花を鑑賞しながらのんびりと駐車場に戻りした。久しぶりの大峰楽しめました♬

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

OM SYSTEM OM-5 ボディ OMデジタルソリューションズ

感想

KASHITAKU

私の山登りの原点、初めて登った本格登山のお山が山上ヶ岳です。原点回帰と稲村ヶ岳へは気になっていた花を求めてニ山の周回をしてきました。
どちらの山も登山始めた年以来ですので3年振りとなります。
初登りの時は、山登りの先輩の後をひたすらついて行くだけであまり記憶が無いのですが、今回はじっくりと楽しんで色々思い出したり確認したりしながら登りました。
晴れているけど雲多めで遠景は今一つでしたが、強烈なガスと太陽光とが重なって、初めてブロッケン現象を見ることができ、感動しました。
お目当てのお花、シラヒゲソウ(終盤)とアケボノソウ(これから見頃)を見ることができ、充実の山行となりました。

コメント

まっさん

お疲れ様でしたー。
ブロッケン現象、未だ見たことが有りません。
関西でも見れるのですね。高山限定かと思ってました。

KASHITAKU

まっさん、こんばんは！
そうなんです、私も高山限定の現象と思ってましたが、条件が揃えば見られるんでしょうね、空中で私の影がバンザイしたりするのが面白かったですw