荒川中俣沢 雪渓なし渇水…
- GPS
- 50:16
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 2,055m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:00
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:59
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:13
天候 | だいたい晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北アの沢を狙っていた週末+αだったがどうやら増水でダメぽ…
メンバーの持ってる日程等を考慮して朝日の沢に行ってみることにした。
9/22(金) 晴れ
登山口12:10〜13:50大玉沢出合(入渓)〜15:00小滞沢出合(C1)
早朝都内発で400kmオーバーのドライブをこなして昼すぎ入渓。
この日はほぼ河原歩きのみ、ちょちょっと泳ぎもこなしてゴルジュ突入前の広い河原で幕。
魚影を見て竿を出した場所からすぐ先に釣り師作成と思われる快適テンバを発見してそこに落ち着いた。
釣果はとりあえず一人一匹+αくらいはなんとか。
薪も豊富で久々広々とした場所での大焚火を楽しんだ。暖かい夜、まだ夏は続いてる。
9/23(土) 曇りのち晴れ
C1 6:05〜6:45毛無沢出合〜7:00曲滝7:30〜7:50綾滝8:30〜8:50トイ状3段滝9:30〜9:45西俣出合10:00〜10:15大滝〜11:20東俣出合〜13:00奥の二俣(C2)
今日は泊場の関係であまり早く出る必要ないんじゃね?といいながらも3時起床で出発。
毛無沢出合手前の円形劇場的な岩壁は一見の価値あり。
曲滝はY君がロープを出して左のルンゼから登る。悪いのは最初の数mだけ。そのままルンゼを登ってクライムダウンで沢床へ。
続いて綾滝は滝裏を右から左へ横断する。先日、似たようなやつでフリーで滝壺に叩き落されている自分はドキドキだったがロープも出して安全に登る。この辺から急に秋の風が吹き始めて寒くなってくる。
トイ状10mは最初の滝は泳げば登れそうだったが寒いので巻きライン選択。左のスラブに乗ったが逆層で悪くてフリクションで登り、草を握ってトラバースしてロープ1ピッチ分進んだところで切る。その先は歩いて沢床へ。
西俣出合には真新しいたき火跡が残っていた、先週のパーティのものかな。
大滝はぱっと見登れなさげで右からの高巻き選択。カンテ側は悪かったのでルンゼ状を適当に登って岩が切れたあたりからトラバース気味に左へ。みんなが下降に使っているルンゼらしきものは滝壺下付近に落ちてそうなので見送り、そのまま薄い踏み跡を追っていくとかなり標高を下げられたが沢床まであと一歩が出なくて少し戻って25m懸垂して沢床に立つ。ちなみに東俣出合に出た。
第一目標地点だったがまだ11時過ぎでさすがに酒が持たないので進む。
中俣に入るとここまでとは渓相が一変、登れる小滝が連続して快適に標高を上げていける。4mCS滝を左からロープを出して登り、20m滝は右の支流を少し登ってトラバースして滝上へ。あっという間に奥の二俣へ。これでもまだ早いがさすがにこの上は快適テンバはなさそうなのでここで切る。周辺を薪集めがてら偵察するも二俣すぐ下の右岸側をチョイス。魚はいないがたっぷりの薪で快適に過ごす。しかしこの晩は風も強くけっこう寒かった。(モノはすべて乾いた) 夜、星空を見上げていると連なって飛ぶ謎の光を目撃。あれはいったいなんだったのか…(人工衛星かなぁ、と思って検索するとどうやらStarlinkの衛星っぽいですね…目撃証言多し)
9/24(日) 晴れ
C2 6:10〜8:50登山道〜9:00大朝日小屋
朝からも大焚火で体を温めてから出発。
二俣出合に懸かる2段滝が2段目が登れないので右岸草付きから高巻くも悪い。小滝をこなしていくと8mチムニー滝が現れここは大事をとってロープを出して登る。あとはひたすら詰めていく。振り返ると快晴の西朝日、袖朝日が美しい。最後は直登ではなくて右のコル方面へ進路を取ると少々の藪漕ぎを経て登山道へ。小屋前でのんびり休憩してから山頂へ。百名山だけあって山頂はそれなりに人で溢れていた。そして誰もいなさそうな平岩山方面へ下っていくと分岐付近で登り2パーティと遭遇、1パーティはここで撤退らしいけど。しかし暑い、熱中症になりそう。前日感じた秋の風はまた何処かへ去ってしまったようだ。ひたすら下って樹林帯でようやく一息。あとは沢まで下りたら往路を戻るだけ。なんとかその日のうちに帰京。
感想:5級は…ない。4級も怪しい。
まぁ水量と雪渓でグレードが上がった沢なのかも。
出発や天候の都合で2泊にしたけど行動時間的には1泊でも十分抜けられる。
しかし水はきれいし岩は硬いし快適です。
久々の朝日の沢を満喫できました。
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