口ノ深谷



- GPS
- 08:25
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ|曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
同輩より、奥ノ深谷の話を聞き、ぜひとも行きたいと思っていた口ノ深谷。厳しい場面も想定され、ドキドキワクワクの当日を迎えました💓
集合は4時半。順調に駐車場へ。
入渓点で、さっそく分岐に気づかずに30分ほど奥ノ深谷側へ遡行してしまった一行。口ノ深谷なら、入渓してすぐに滝があるはずなのに無かった。ていうか、アプリが道間違いを知らせてるのに、聞いてなかった。思い込みとは困ったものです。
気を取り直して、再出発は8時半。
さっそく巻きが続き、かなり時間がかかり、先の長さに気が遠くなる一行。一度だけ、最近買ったHILLSOUNDの軽アイゼン使ってみました。良い感じ!
初心者としては、緊張感を強いられる状況が続きます。
それでも、今シーズンで学んだことを思い出しながら、できるだけ無謀なことはせず、安全に登るにはどうするのがベストか、常に落ち着いて、状況をよく観察し、考え、対処しながら進みました。
特に印象に残った滝は2つ。1つは、進行方向に沿って、斜めに筋の入ったナメ滝。長いヘツリ。足場は狭く滑るし、持つところは、あっても捕まりにくく、滑る。同輩は、豪快に淀へドボン。お助けローブを出しました。もう1つは、最後の15m滝。高巻くのは難しくないものの、出口はナメてて油断ならない。ロープを下ろしてもらい、私は右岸の途中まで、頑張って登りました。シャワーを浴びて凍えながら、ツルツルの岩で何とか安定を図ります。クラックに足を突っ込み、何とか上がり切った時は、思わず叫びました😆後半は、草つきで危険だし、面白みも感じなかったから巻きました。
詰めは、藪漕ぎもなくあっけなく。いつもの如く、プチトレランモードで下山。
麓のトイレで、蚊数十匹に刺される災難がありましたが😅。
そして温泉に寄り、土砂降りの帰りのドライブ。山行中に振られなくて良かったです。
今シーズン最後の沢かも?で、集大成的な遡行となりました。
着実に進歩しているという実感がありました。登攀力、ルートファインディング、ロープワークなどは言わずもがな。リスク管理で、ヒヤッとするような場面にも、今できる最大限の安全策をとって、実際に、想定の範囲内で、最悪の事故を防ぐことができました。もちろん、反省点はまだまだあるし、今後も改善して行きたいです。
そして何よりも、沢登りは、どんなものでも、最高に楽しい!!ということを全身全霊で味わうことができました😊
みんな充実感があり、和気あいあいと楽しい帰り道でした。こんな仲間がいる幸せ。
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