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Yamareco

記録ID: 5999984
全員に公開
ハイキング
中国

道後山 岩樋山 多里大山

2023年10月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
8.2km
登り
494m
下り
479m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:05
休憩
0:17
合計
3:22
8:40
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15
8:55
9:02
9
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12
11:47
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月見ヶ丘登山口
天候 曇のち晴。稜線は北西の風5m/s前後。
前夜に寒冷前線が通過し、朝のうちは山地を中心に低層の雲が残っていました。その後、午前10時頃から連続して日差しを感じるようになりました。
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中国自動車道を庄原ICで下り、国道183号を北東へ。鳥取県境手前の三坂で右折して県道250号に入り、車道終点の月見ヶ丘駐車場へ。トイレあり。下山時30台余入っていました。
コース状況/
危険箇所等
一般登山道です。岩樋山東斜面は下りスリップ注意。また多里大山付近は一部で笹の繁茂のため道が見えにくくなっており、初心者は経験者同伴が精神衛生上よいかもです。
その他周辺情報 ●コンビニは庄原IC付近と備後西城にあります。
●下山後、ひばごん郷温泉すずらんの湯へ。道後山から国道183号を挟んで向かいの道後山高原クロカンパーク内にあります。放射能泉。大人一人620円、JAF会員証で100円割引です。
●すずらんの湯の食堂(14:00まで)にて、猪焼肉定食1,300円。猪肉消費にご協力下さい、と張り紙がしてありました。
山登りの前に車で立ち寄ったJR芸備線の道後山駅。備後落合から朝の列車が着きました。いよいよ再構築協議会の設置をJR西日本が要請するそうですが、
2023年10月01日 06:55撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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10/1 6:55
山登りの前に車で立ち寄ったJR芸備線の道後山駅。備後落合から朝の列車が着きました。いよいよ再構築協議会の設置をJR西日本が要請するそうですが、
昭和50年代までは高速道路がなかったため、道後山へ遊びに行くといえば国鉄芸備線とバスを乗り継ぐのが普通で、この駅には広島から直通の急行列車が停まりました。しかも1日に2往復も。さらに冬にはスキー客用の臨時列車まで走って。
2023年10月01日 07:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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昭和50年代までは高速道路がなかったため、道後山へ遊びに行くといえば国鉄芸備線とバスを乗り継ぐのが普通で、この駅には広島から直通の急行列車が停まりました。しかも1日に2往復も。さらに冬にはスキー客用の臨時列車まで走って。
こちらは昭和13年に建てられた旧国鉄道後山山の家です。その2年前に開業した道後山駅とセットで、当時の鉄道省が行った観光開発の産物です。道後山を代表する宿泊施設でした。現在の登山口の少し下にあり、今でも最低限の管理はされているようです。
2023年10月01日 07:43撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 7:43
こちらは昭和13年に建てられた旧国鉄道後山山の家です。その2年前に開業した道後山駅とセットで、当時の鉄道省が行った観光開発の産物です。道後山を代表する宿泊施設でした。現在の登山口の少し下にあり、今でも最低限の管理はされているようです。
自分は泊まったことはありませんが、うちの母は皇太子殿下ご成婚のとき(昭和34年4月)学校の授業が林間学校に切り替わって、芸備線とバスでここへやって来たと話しておりました。
2023年10月01日 07:43撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 7:43
自分は泊まったことはありませんが、うちの母は皇太子殿下ご成婚のとき(昭和34年4月)学校の授業が林間学校に切り替わって、芸備線とバスでここへやって来たと話しておりました。
前置きが長くなりました。月見ヶ丘駐車場から行ってきます。午前8時半、正面に見えるはずの岩樋山はまだガスガス。
2023年10月01日 08:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 8:25
前置きが長くなりました。月見ヶ丘駐車場から行ってきます。午前8時半、正面に見えるはずの岩樋山はまだガスガス。
40分ほどで岩樋山頂上へ。ガスが画面左から右へと流れてゆき、道後山は見えたり隠れたり。
2023年10月01日 09:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 9:03
40分ほどで岩樋山頂上へ。ガスが画面左から右へと流れてゆき、道後山は見えたり隠れたり。
岩樋山東斜面の滑りやすい道を下りて、気持ちのよい稜線を道後山へ。
2023年10月01日 09:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 9:26
岩樋山東斜面の滑りやすい道を下りて、気持ちのよい稜線を道後山へ。
道後山頂上に着きました。
2023年10月01日 09:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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道後山頂上に着きました。
イヨフウロの花がわずかに咲き残っています。もう10月ですね。
2023年10月01日 09:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 9:35
イヨフウロの花がわずかに咲き残っています。もう10月ですね。
道後山頂上から東の方へ少し下って、三叉路を左へ。多里大山を目指します。
2023年10月01日 09:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/1 9:38
道後山頂上から東の方へ少し下って、三叉路を左へ。多里大山を目指します。
要所の笹は刈り払われています。ありがとうございます!
2023年10月01日 09:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/1 9:46
要所の笹は刈り払われています。ありがとうございます!
道後山と多里大山のゆるやかな鞍部へ下りると私製道標がありました。ここから少し笹の茂り方がきつくなりますが、
2023年10月01日 09:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 9:51
道後山と多里大山のゆるやかな鞍部へ下りると私製道標がありました。ここから少し笹の茂り方がきつくなりますが、
どうにか多里大山の頂上に到着。大山野呂ともいうそうです。
2023年10月01日 10:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 10:06
どうにか多里大山の頂上に到着。大山野呂ともいうそうです。
多里大山頂上にある石の仏様? 優しげなお顔でした。でも、どうも神社らしいです。
2023年10月01日 10:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 10:06
多里大山頂上にある石の仏様? 優しげなお顔でした。でも、どうも神社らしいです。
これくらい茂っているところもありますが、路面がよく踏まれているので、道形をしっかり見ながら歩けば大丈夫でした。ストックで前を払うと楽です。
2023年10月01日 10:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/1 10:11
これくらい茂っているところもありますが、路面がよく踏まれているので、道形をしっかり見ながら歩けば大丈夫でした。ストックで前を払うと楽です。
途中で見つけた石垣。昔聞いた覚えがありました。道後山の山頂周辺にはかつて両国牧場という牧場があって、牛の放牧範囲を県境で仕切ろうとして築いたのだとか。
2023年10月01日 10:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 10:25
途中で見つけた石垣。昔聞いた覚えがありました。道後山の山頂周辺にはかつて両国牧場という牧場があって、牛の放牧範囲を県境で仕切ろうとして築いたのだとか。
多里大山から道後山へと戻ったら、道後山の南面を巻いて帰ります。途中にある大池。かつてはたたら製鉄の水源だったのだそうな。
2023年10月01日 10:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 10:49
多里大山から道後山へと戻ったら、道後山の南面を巻いて帰ります。途中にある大池。かつてはたたら製鉄の水源だったのだそうな。
2時間前に通過した岩樋山が再び見えてきました。朝の展望がいまひとつだったので、もう一度頂上を踏みに行きます。
2023年10月01日 10:56撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 10:56
2時間前に通過した岩樋山が再び見えてきました。朝の展望がいまひとつだったので、もう一度頂上を踏みに行きます。
この頃になると日の差す時間が長くなって、リンドウの花も開いてくれました。随所に咲いています。
2023年10月01日 11:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 11:00
この頃になると日の差す時間が長くなって、リンドウの花も開いてくれました。随所に咲いています。
今度は晴れ姿。岩樋山から眺めた道後山です。
2023年10月01日 11:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 11:13
今度は晴れ姿。岩樋山から眺めた道後山です。
こちらは猫山。スキーゲレンデが見えます。
2023年10月01日 11:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 11:14
こちらは猫山。スキーゲレンデが見えます。
岩樋山頂上。家族連れでにぎわっていました。
2023年10月01日 11:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 11:21
岩樋山頂上。家族連れでにぎわっていました。
月見ヶ丘駐車場(画面右)から左へ延びる山稜は前座野呂。昔のガイド本には国鉄山の家と月見ヶ丘を結ぶ登山路として紹介されていましたが、今歩く人はいなさそうですね。
2023年10月01日 11:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 11:26
月見ヶ丘駐車場(画面右)から左へ延びる山稜は前座野呂。昔のガイド本には国鉄山の家と月見ヶ丘を結ぶ登山路として紹介されていましたが、今歩く人はいなさそうですね。
月見ヶ丘の駐車場に戻りました。すっかり青空です。
2023年10月01日 11:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/1 11:48
月見ヶ丘の駐車場に戻りました。すっかり青空です。
マツムシソウの花。登山道沿いにもところどころ咲いていましたが、駐車場の脇のが一番立派でした。
2023年10月01日 11:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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10/1 11:49
マツムシソウの花。登山道沿いにもところどころ咲いていましたが、駐車場の脇のが一番立派でした。
下山後、すずらんの湯の食堂で注文した猪焼肉定食。お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。
2023年10月01日 13:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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10/1 13:04
下山後、すずらんの湯の食堂で注文した猪焼肉定食。お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。

感想

昭和50年代まで広島県民にとってお手頃な行楽地だった道後山。鉄道と共に栄え、鉄道の衰退と共に結果として忘れられていきましたが、この山で観光開発をしようと最初に考えた人(鉄道省のお役人?)はきっと慧眼だったでしょう。今でも近くてよい山だと思います。

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コメント

はじめまして。
旧国鉄道後山山の家には49年前に一度泊ったことがあります。
当時の写真が1枚残っていますが、江波山のたぬきさんが写されている写真と感じが違うな…とも思いましたが、撮影の箇所/方向が違っているんでしょうね。
一応その写真を載せた49年前の山行記録をヤマレコに上げています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3514853.html
2023/10/2 13:54
にっしー(べいびー)さん
貴重なお写真を見せていただき、ありがとうございます。
にっしーさんのお写真の真ん中に写っている、自然石を埋め込んだ壁が、正面玄関の左側です。私はお写真の右端に止まっている車のあたりから撮影したのだと思います。
2023/10/2 20:53
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