飛騨細江駅・天生峠・飛騨峡合掌ライン・福野駅

2023年09月29日(金) 〜 2023年09月30日(土)

• GPS: 26:19
• 距離: 91.3km
• 登り: 2,097m
• 下り: 2,558m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:58
• 休憩: 0:45
• 合計: 11:43

距離 38.4km 登り 1,258m 下り 1,314m

3:24 スタート地点
10:13 10:18 天生峠
13:53 13:59 白川郷バスターミナル
14:06 14:15 和田家
14:23 14:48 白川郷バスターミナル
15:07 鳩谷（宿）

2日目

• 山行: 14:03
• 休憩: 0:33
• 合計: 14:36

距離 52.9km 登り 841m 下り 1,266m

3:23 宿泊地
7:18 7:31 道の駅上平
7:39 行徳寺
7:44 林道上平福光線起点
9:58 10:17 上梨バス停
12:42 12:43 梨谷
13:40 南砺市のへそ
13:40 五箇山トンネル入口（城端側）
15:42 城端駅
17:59 福野駅

1日目
3：24 ヒダイエ（宿）-5：33 保峠-6：01 ダム湖-6：52 月ヶ瀬-7：13 天生集落-10：19 天生峠-12：22 中滝-13：53 荻町交差点-15：07 鳩谷（宿）
2日目
3：24 宿-5：51 加須良トンネル-7：23 道の駅-8：37 菅沼集落-9：12 小原ダム-11：32 相倉集落入口-12：46 五箇山トンネル-15：42 城端駅-
18：00 福野駅

写真

9/29 3:47

周辺に全く灯りのない県道75です。
飛騨市古川町信包（のぶか）です。
織田信包（のぶかね）

9/29 3:51

湯峰トンネル

9/29 4:23

素晴らしい中秋の名月。
月の下には山並が、山腹にはポツポツと街灯が灯る。
この美しさは肉眼でしか味わえないだろう

9/29 5:21

路面が変わった。上りもこの辺りまでの様だ。

9/29 5:28

『保』と出てきた。どうやら保峠は近い。

9/29 5:55

峠の表示は気付かなかったが、30分足らずの間に峠を越えたようだ。周りもすっかり明るくなった。

9/29 5:58

下小鳥ダムのダム湖だ。

9/29 6:08

熊か？

9/29 6:17

下小鳥ダム

9/29 6:23

月ヶ瀬が奈良の梅林を思い出す。

9/29 6:34

岩肌も美しいが、落石が少し怖い。

9/29 6:35

下の方に道があるようだ。あそこまで下るのだろうか？

9/29 6:46

R360he向かいます。

9/29 7:15

天生(あもう)の集落に着きました。

9/29 7:38

散歩中のおばあさんと徒歩旅のおじいさんが会話を楽しみました。最近、腰を悪くしたら、娘さんが医者か整骨かを探してきたそうです。ありがたいと思うのが常です。この方は、それが気に入らないと、自分で歩いて治すんだと気丈でした。私と同じ考えの様で嬉しくなりました。白川郷のみたらし団子はもち米で作るのでおいしい。私は車が無いので、もういけない。と言っていました。いつまでもお元気で！

9/29 8:33

天生峠はあの鉄塔の傍か、同程度の高さだろうから、まだまだ登らなければ。

9/29 8:40

通ってきた道が眼下に見える。

9/29 10:12

やっと天生峠です。

9/29 11:09

白山連峰の峰々

9/29 11:11

気が遠くなるほど下に、進むべき道が見えています。相当な九十九折が待っていそうです。

9/29 11:37

ここも荻町。これから行く白川郷の中心地も同じ萩町。
萩町はひろ〜い。

9/29 12:20

中滝

9/29 13:11

この様なゲートを出ると、下界に来た実感がします。

9/29 13:33

出ました。合掌造りの宿。

9/29 13:34

特殊地域だけに、一般には見かけない”放水銃”があちこちにありました。毎年10月に実施される放水訓練を見たい気持ちが有っても、なかなか日程調整してまでは。

9/29 13:35

茅の葺き替えは10年に1度らしいです。

9/29 13:35

合掌造りも色々。

9/29 13:37

合掌造りの集落に、似つかわしくない”飛び出し坊や”

9/29 13:37

廃屋寸前

9/29 13:54

奥側（バスの横）で食事をした後、手前の店でみたらし団子を食べました。天生集落のおばあさんが教えてくれたようにおいしかったです。注文を受けてから焼くので、温かく柔かい団子でした。

9/29 14:37

私が退出して間もなく閉店になりました。
多くの店員が賄い食を食べ始めていた理由が判りました。

9/29 14:37

団子が焼きあがるまで、リュックを降ろしてブラブラしました。

9/29 15:04

今夜の宿は突き当りのゲストハウスです。

9/30 5:11

加越能バスが白川郷迄営業しているのに驚きました。

9/30 5:45

飛越峡合掌ライン。ギョギョ！！
飛騨峡と思っていたら飛越峡。
どちらも正しいのか？ 或いは区間によって、呼び名が変わるか？　疑問が残る。

9/30 5:48

加須良トンネル。

9/30 6:05

合掌大橋。このあと、川を渡るたびに県名が変わります。カーナビで走っていたら、煩わしいと思います。

9/30 6:07

全国各地に境川はありますが、こここそ名に”名にし負う境川”です。

9/30 6:08

山峡の美しさ

9/30 6:11

岐阜県です。

9/30 6:13

ここは道路の左右で県名が違う。

9/30 6:13

”越前”とは少し変だと思いつつ、”越”が付くので、これから先は富山県と思った。

9/30 6:18

飛越橋も出てきた。

9/30 6:19

成出ダム

9/30 6:19

富山県？今までは岐阜県？
混乱してきました。

9/30 6:25

岐阜県です。

9/30 6:26

成出発電所

9/30 6:41

富山だ。

9/30 6:47

岐阜だ。

9/30 6:52

いい加減にしろ！！！！

9/30 6:54

この標識。最高だね。
”県境入組み区間”とは素晴らしい造語だ。
”ご迷惑おかけしました”とメッセージが入れば、更に感激だった。

9/30 6:56

飛騨と越中の入組み区間だけに”飛越峡”合掌ラインが良いね。

9/30 6:57

中津川・下油井間は”ニゴロ”を歩いていたが、今日は”イチコロ”を歩いています。

9/30 7:09

赤尾ダム。

9/30 7:14

我が世代には、二人の”赤尾”が有名だった。
一人はお世話になった”赤尾の豆単”の好夫。現在の文化放送、フジテレビ、テレビ朝日の創業にも関わった。
もう一人は、”大日本愛国党総裁”の赤尾敏。

9/30 7:36

山門も茅葺。

9/30 7:36

”道宗道”なる道があるんだ。
赤尾道宗が蓮如上人の教えを乞うために、行徳寺から瑞泉寺まで月に一度通った山岳路のようです。

9/30 7:37

立派な合掌造り

9/30 7:44

スイッチを押しましたが、民謡は流れませんでした。

9/30 7:47

白川郷行のバスは一日に9本も出ています。
ちょっと驚きでした。観光用の直通バスでなく、多くの集落を巡る一般生活用のバスでした。

9/30 7:50

このご婦人ともしっかり会話しました。運んでいるのは”えごま”だそうです。今年は全く実が成らないと悲観していたら、この数日で急に実が成り出したそうです。
高価なえごま油は知っているが、自宅でこれをどうするのかを聞き忘れました。

9/30 7:55

五箇山そーめんカボチャ

9/30 7:56

五箇山ぼべら
カボチャと言うようです。

9/30 8:25

菅沼の合掌集落。
歩きの特権です。車と違い、上から歩きながら楽しめました。

9/30 8:27

高速のトンネルは袴腰トンネル。

9/30 8:35

超駑級の合掌造りより好きです。程よい距離に点在する庶民的な合掌造りと感じました。

9/30 8:35

手前の空き地は廃屋跡かもしれない。

9/30 8:37

素晴らしい。

9/30 8:39

バスの待合所。

9/30 8:39

バスの待合所の中にコインロッカーがありました。
大小を問わず100円。

9/30 9:05

小原ダム

9/30 9:18

赤かぶも名産品のようです。

9/30 9:25

こちらはSWを押すと音楽が流れてきました。

9/30 9:54

街道沿いにあるので、村上家を見学しました。

9/30 9:58

釘を使わずに縄で固定しているのにおどろきました。

9/30 9:59

空間を利用して、生活民具を展示しています。

9/30 9:59

かっては養蚕に使われたと思います。

9/30 10:01

煤も相俟って古色ゆたかです。

9/30 10:06

昔は次男以下が入れない部屋があったんですね。

9/30 10:07

大木をくり抜いて、火鉢を造っています。

9/30 10:12

火薬を作る場所

9/30 10:15

白山宮

9/30 10:18

こきりこ？

9/30 10:18

踊り子が手にしている竹製の楽器のことです。

9/30 10:20

上梨トンネル

9/30 10:46

庄川の畔から五箇山を越えます。

9/30 11:33

急に勾配がきつくなってきました。

9/30 11:37

合掌集落の入口ですが、更に登って戻ってくるようなので断念しました。

9/30 12:14

立派なトイレのようです。

9/30 12:21

梨谷トンネル

9/30 12:40

梨谷大橋

9/30 12:44

五箇山トンネル

9/30 13:47

サルビア？

9/30 15:19

城端は情緒ある風情があります。

9/30 15:20

城端伝統芸能会館？

9/30 15:39

城端駅

9/30 16:02

組長戸辺神社。
何と読むのだろうか？

9/30 16:02

”組長”を”しな”と読むのを知りました。

9/30 17:48

小雨が降り始め、慌てて撮影した再訪地です。
2013年10月8日、津沢から氷見へ歩いたコースです。
今回の旅は福野駅でゴールです。

撮影機器：

DSC-W830 SONY

感想

4万K旅人

飛騨細江駅から約3.3Kmの宿からスタートして2日間、91Km歩いた福野駅までのコースは最高です。
山里を結ぶいくつもの峠を越え、何度も苦楽を味わい、素晴らしい自然、峡谷美、下界を支えるダムも多く、先人が難工事で気付いたトンネルや橋梁、歴史を伝える合掌造りの里、山間の郷土料理などなど素晴らしい。
地元の人との出会いも楽しかった。
トンネル区間が多いので、若干安全性に問題あるが、100Kmウオークを主催する会社が現れれば、スーパーウオーカーには人気が出るだろう。アクトレップなどが主催してくれたら嬉しいな。