那須連峰:三斗小屋温泉煙草屋泊で間もなく見頃の🍁紅葉ハイク

2023年10月01日(日) 〜 2023年10月02日(月)

• GPS: 15:03
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,387m
• 下り: 1,516m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:56

8:06 沼ッ原駐車場
8:30 8:38 沼原湿原
12:33 12:43 日の出平
13:04 13:04 牛ヶ首
13:11 13:12 無間地獄
13:29 13:29 硫黄鉱山跡
13:32 13:42 峰の茶屋跡避難小屋
14:02 14:04 那須岳避難小屋
14:34 14:36 延命水(水場)
14:43 14:43 沼原分岐
15:11 三斗小屋温泉煙草屋旅館

2日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:34

15:11 三斗小屋温泉煙草屋旅館
8:23 8:29 隠居倉
9:06 9:07 熊見曽根
9:14 9:15 1900m峰
9:33 9:34 清水平
9:46 9:47 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
10:21 10:27 三本槍岳
10:56 11:01 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
11:11 11:12 清水平
11:29 11:30 1900m峰
11:36 11:37 熊見曽根
11:49 11:50 朝日の肩
12:01 12:04 朝日岳
12:10 12:10 朝日の肩
12:34 12:35 恵比寿大黒
12:54 12:56 峰の茶屋跡避難小屋
12:58 12:58 硫黄鉱山跡
13:15 13:16 無間地獄
13:20 13:22 姥ヶ坂
13:44 13:45 姥ヶ平
13:51 14:02 ひょうたん池
15:43 15:43 東ボッチ
15:51 15:51 沼ッ原駐車場
15:51 ゴール地点

天候

1日目:10時半頃まで雨模様、その後雨は止み薄日もさしたが、標高を上げるたと風強くガスでやや視界不良、茶臼岳山頂は雲で覆われていた
2日目：朝のうちは雨が残ったが晴れベースに好転、三本槍山頂方面はガス視界不良
稜線は強風エリアが多く清水平からの復路では1900mPから熊見尾根分岐部までは15〜20mの烈風でバランスを維持するのに苦労した

アクセス

利用交通機関：

自家用車

当初、好天であれば満車の心配がないマウントジーンズスキー場駐車場からの入山としていたが悪天のため沼原駐車場に変更、到着時数台であった。トイレは立派で綺麗であった

コース状況／危険箇所等

・泥濘ヶ所が特に清水平から三本槍岳直下まで多かった。
・全体的に良く整備されて危険ヶ所はないが一部鎖場・ガレ場・浮石など要注意エリアあり

その他周辺情報

・煙草屋旅館：11500円、美味しかった
野天風呂など三ヶ所の温泉♨️は最高
・板室健康の湯♨️グリーングリーン：65才以上250円(大人500円)

写真

10/1 8:06

入山は沼原駐車場、紅葉の見頃は例年より遅れており空模様が芳しくなく、日曜日にも関わらず先行車は数台

10/1 8:39

到着時は雨模様、少し車の中て待機し、小降りなってスタート、初めて沼原湿原を散策してみた。

10/1 8:42

アケボノソウは開花直前の蕾状態の株がほとんど、小さな花を咲かせている株もあった

10/1 8:51

この辺りは紅葉にはまだ早いが色づいている樹木もある。熊🐻出没注意

10/1 9:22

昼頃には雨は止む予報ではあるが雨足が
強くなり東屋で休憩、慌ててもしょうがないので、ドリップコーヒー☕️を楽しんだ

10/1 9:36

雨☔️は弱まりそうもないので、雨具を羽織ってリスタート

10/1 9:54

そのまま煙草屋に直行するか、好転の兆しが有れば日の出平に向かうか思案しながら進む

10/1 10:00

被写体探し、色づいた樹木

10/1 10:11

足下には奇異なキノコ？

10/1 10:17

分岐点にトウチャコ、雨は止んでおり、空も明るくなるようだ。煙草屋に直行せず日の出平に向かうルートに進む

10/1 10:19

雨が止みテンションは幾分アップ

10/1 10:49

雨はすっかり上がりテンションアップ、沼ッ原調整池が見える

10/1 10:52

10/1 11:03

オトギリソウ

10/1 11:20

陽当たりが良さそうな斜面では紅葉🍁が見頃になっている樹木がポツポツ

10/1 11:35

小さな池

10/1 11:47

日ノ出平BC(ヤマレコ記録あり)の偵察も兼ねているため、良さげ斜面を物色

10/1 11:50

天気予報通り正午近くなり漸く晴れ間が広がってきた。更なる好転を祈る

10/1 11:56

沼ッ原調整池方向俯瞰、BC向きのライン

10/1 12:00

ホコリダケ

10/1 12:12

日ノ出平付近、カエデ🍁の紅葉は鮮やか

10/1 12:19

ナナカマドは樹高が高い木も多いが紅葉🍁は未だ、赤い実はたわわ

10/1 12:39

日ノ出平分岐点トウチャコ、2018年10/21に会の集中山行の際、南月山経由で７人で訪れて以来、2回目

10/1 12:54

牛ヶ首に向かう、姥ヶ平を俯瞰するが紅葉は遅れている。天気の更なる好転を期待したが・・・

10/1 12:55

少しの間けっこうな下りルート、可愛いシオガマギクが数輪咲いている

10/1 12:56

牛ヶ首の平坦地に来た。可愛い！これはなーに

10/1 13:04

ガスって風も強く茶臼岳登頂は諦めトラバースルートを峰ノ茶屋跡避難小屋に向かう

10/1 13:29

茶臼岳山頂への分岐点まで来た避難小屋まであと僅か、風が強く早く小屋で休みたい

10/1 13:42

小屋の中で暫し行動食休憩後三斗小屋温泉に向かう、那須岳避難小屋が見える

10/1 14:02

那須岳避難小屋、古そうであるが中は整備されており、かなりの人数が収容できそう

10/1 14:29

ブナハリダケがびっしり

10/1 14:35

漸く延命水、美味しかった

10/1 14:37

この登山道は牛が歩いたのだ

10/1 14:44

疲れがたまりCTの1.5倍のスローペース、沼原からの登山道との合流点、煙草屋はすぐソコ

10/1 15:00

三斗小屋温泉の歴史、1142年に発見された。凄え古っ！

10/1 15:06

憧れの煙草屋にトウチャコ

10/1 15:07

底が青緑色の苔？、温泉が勢いよく流れている

10/1 15:34

まず共同風呂、温めでじっくり入浴、野天風呂は女性時間

10/1 16:24

夕食まで1時間ほどある。まずは何はともあれ乾杯、小生は相変わらず金麦と氷結(冷水で冷やせる)

10/1 16:59

夕食まであと15分、ほろ酔い加減で大人気の野天風呂へ、共同風呂より暑く身体が芯から温まった。夕食は期待どおり那須牛など美味でした

10/2 7:13

前夜は夕食後、部屋で二次会、山談義・山スキー談義に盛り上がり、Hさんの持参したワインですっかり酔いが回ってしまった。夜明けまで雨が長引いたようだ。美味しい朝食前の野天風呂は最高、宿のご主人に出発前の記念撮影をお願いした。温泉卵に超長ソーセージなど、ご飯も美味しくしっかり食べて元気盛り盛り、テンションアップのショット

10/2 7:15

2日目は約30年前に下り大黒屋に宿泊した時の逆ルートで朝日岳方向へ

10/2 7:15

標識の向こうの苔むした倒木に可愛いキノコ、まるで人工的にくっつけたような天然物

10/2 7:17

まず苔むした参道の階段

10/2 7:20

三斗小屋温泉神社で参拝

10/2 7:21

三斗小屋温泉神社説明の看板

10/2 7:36

間もなく源泉が

10/2 7:37

源泉を上から覗く

10/2 7:37

高度を上げると陽に照らされた山肌が

10/2 8:04

このルートは初めから急登、鎖が設置

10/2 8:10

登って来たルートを振り返る

10/2 8:18

上部に上がるほど紅葉🍁が綺麗になつてきた。今日は茶臼岳は雲がかかってない

10/2 8:25

展望の効く隠居倉にトウチャコ

10/2 8:26

これから向かう朝日岳へのルートを観察

10/2 8:28

煙草屋泊のハイカーか続々やって来て大賑わい

10/2 8:31

さあ、朝日岳に向かってリスタート、標高差40mほど下る

10/2 8:36

最初の核心部、段差があり後向きで下るメンバー

10/2 8:48

鞍部から見頃間近となった紅葉🍁を愛でながらの熊見曽根の緩やかな登り

10/2 9:00

橙色に色づいたカエデ、真っ赤な部分もある

10/2 9:17

遂に稜線(熊見尾根分岐)にトウチャコ、風が強い。真っ赤な紅葉🍁を前景に朝日岳と茶臼岳のグレイトショット

10/2 9:18

朝日岳は復路で登頂することにして三本槍岳に向かいます。この時点では視界良好

10/2 9:32

清水平に下りてきた。この頃から三本槍方面はガスが出てきて雲の流れも早い

10/2 9:34

朝日岳方面を振り返ると晴れ間

10/2 9:50

北温泉・マウントジーンズスキー場への分岐を通り過ぎ、多彩な紅葉🍁が楽しめるエリアになって来たが、ガスで三本槍山頂が隠れることが多くなってきた。

10/2 9:58

山頂から降りてくる数Pとすれ違い、山頂下の急斜面を目指す

10/2 9:58

この辺は泥濘が多く苦労したが、これが極めつきで登山道が池のようになっている

10/2 9:59

朝日岳から清水平・三本槍は紅葉🍁が見頃となってきている

10/2 10:00

ガスが来ないうちに記念撮影

10/2 10:05

急斜面登山道右側のこの辺りが今回の山行で最も見頃の紅葉🍁エリア

10/2 10:21

残念ながら三本槍岳山頂(小生は無雪期2回、山スキーで1回の計3回登頂)の周囲は真白、風も強く記念撮影して下山

3/7 12:02

2021年３／７にマウントジーンズスキー場から山スキーで登頂した際に山頂から見える、西側の流石山・三倉山方面のグレイトビューです

10/2 10:58

往路を戻り風の弱い北温泉への分岐部で行動食休憩

10/2 11:28

清水平から1900mPまで登り上げ、熊見尾根分岐までの稜線は風速15〜20mの烈風が吹き荒れており、今回の山行中最も風の強いエリアであった

10/2 11:43

マウントジーンズスキートップからの中の大倉尾根、また山スキー仲間を誘って三本槍岳に山スキーで訪れたい

10/2 11:44

熊見尾根分岐から朝日岳を望む

10/2 11:48

漸く朝日岳の基部(朝日の肩)にトウチャコ

10/2 11:53

まだ強風エリア、朝日岳山頂ま岩場を少し頑張りましょう

10/2 12:02

朝日岳山頂(小生は4回目の登頂)は烈風で長居できない

10/2 12:03

左側に茶臼岳を望みながら、強風の中バランスを崩さないように岩場を下った

10/2 12:12

朝日の肩から峰ノ茶屋跡避難小屋までは迫力ある火山ルート、今回で4回目である。若い頃は怖い物知らずで不安感は感じなかったようだ

10/2 12:17

怖そうな鎖場がけっこうある。慎重に通過すれば問題なし

10/2 12:19

振り返るとアルプス的な景観の朝日岳の岩壁

10/2 12:24

天気も良くなり焦らず慎重に下れば怖くないが、迫力の火山地形を縫って下るため、高齢になると気弱になるのは致し方ないか

10/2 12:35

恵比寿大黒

10/2 12:35

怖い岩場の下りエリアは終わり、剣ヶ峰直下のトラバースエリア

10/2 12:43

あと僅かで峰ノ茶屋跡避難小屋です

10/2 12:46

避難小屋内はハイカーで一杯で入れません。この辺の風は弱いため外で行動食休憩

10/2 12:59

時間も押してきているので茶臼岳登頂は断念し牛ヶ首に向かいます

10/2 13:13

硫黄鉱山跡

10/2 13:16

無間地獄を通過

10/2 13:17

間もなく姥ヶ平に下ります。昨日はあそこの日ノ出平から下りできました

10/2 13:55

紅葉🍁の旬には１週間ほど早い姥ヶ平からひょうたん池にトウチャコ、少しさざ波がありますが、何とか逆さ茶臼をゲット

10/2 13:59

後続の方に記念撮影して頂いた

10/2 13:56

ひょうたん池の脇にクルクルカールの可愛いホツツジ(ツツジ科ホツツジ属、花期は8〜10月)が少し咲いていた8/7に木曽駒エリアには群落で沢山咲いていた。この時期にも咲いていてビックリ

10/2 15:35

沼原駐車場に向け最後尾でゆっくり、トップのNさんから40分ほど遅れてフィニッシュ、充実の2日間でした

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

teledaisuki

・30年ほど前に職場の山仲間で三斗小屋温泉♨️大黒屋に宿泊、それ以来2回目は憧れの煙草屋旅館泊が実現した。煙草屋泊はこの数年温めていた計画であったが中々週末の予約が取れず、今回は予約開始の4月に早々と日曜日の宿泊予約をゲットした。老舗であるが期待を裏切らない素晴らしさであつた。

・例年なら姥ヶ平の紅葉🍁の旬は10月初め頃と聞いていたのでその時期を狙ったが、今年の紅葉は全国的に遅れており残念であった。熊見曽根や清水平から三本槍辺りは見頃が近くなっており楽しめた。

・朝日肩から恵比寿大黒までの区間は迫力満点の火山地形、鎖場・ガレ場など要注意区間、このエリアは過去に数回通過しているが足場がしっかりしており不安感はあまりないが、以前の記憶がはっきりしないがこれほどの凄い火山🌋地形であったとは、今更ながら再認識させられた。あと4ヶ月足らずで後期高齢者、今回が最後でしょう。ご同行下さったメンバーに感謝・感謝です。