いざ出発!
登山口にはトイレや登山届ポストの他に山の情報を発信する掲示板が整備されている。
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いざ出発!
登山口にはトイレや登山届ポストの他に山の情報を発信する掲示板が整備されている。
思ったより天気良くてテンションアガる♪
なにせ昨夜は大荒れの中を移動してきたのだ。
ツ「日本海の高波を浴びるわ、横風でまっすぐ走らないわで散々だったッペ」
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思ったより天気良くてテンションアガる♪
なにせ昨夜は大荒れの中を移動してきたのだ。
ツ「日本海の高波を浴びるわ、横風でまっすぐ走らないわで散々だったッペ」
しばらく登ると南アルプスと伊那谷を見渡せる展望台に出た。
ツ「あれは甲斐駒だっぺか?」
茶「たぶん…。そして鞍部を挟んで仙丈ヶ岳ってところかと…」
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しばらく登ると南アルプスと伊那谷を見渡せる展望台に出た。
ツ「あれは甲斐駒だっぺか?」
茶「たぶん…。そして鞍部を挟んで仙丈ヶ岳ってところかと…」
アンテナピークへ向けて急登開始。
どこからともなくモノレールの線路が出現し登山道と並行する。
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アンテナピークへ向けて急登開始。
どこからともなくモノレールの線路が出現し登山道と並行する。
アンテナが立つアンテナピーク。
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アンテナが立つアンテナピーク。
モノレールの終点はこのアンテナ施設だった。
アンテナ施設まで林道や作業道が通っているのはよくある話だが、モノレールが敷設されているは初めて見たかも。
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モノレールの終点はこのアンテナ施設だった。
アンテナ施設まで林道や作業道が通っているのはよくある話だが、モノレールが敷設されているは初めて見たかも。
アンテナピークにはベンチが設置されていて休憩ポイントになっている。
ツ「まだ休まなくていいっぺ」
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アンテナピークにはベンチが設置されていて休憩ポイントになっている。
ツ「まだ休まなくていいっぺ」
休憩所付近からは周囲の景色を望めるのだが、南側はまぁまぁ良い天気なのに対して…。
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休憩所付近からは周囲の景色を望めるのだが、南側はまぁまぁ良い天気なのに対して…。
これから進んでいく北側は黒い雲とガスに覆われて不穏な空気が漂う…。午後に向けて天候は回復傾向のはずなので、今後に期待したいところ。
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これから進んでいく北側は黒い雲とガスに覆われて不穏な空気が漂う…。午後に向けて天候は回復傾向のはずなので、今後に期待したいところ。
アンテナピークから先は、しばらく緩やかな道が続く。
急勾配もなくお散歩気分だ。
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アンテナピークから先は、しばらく緩やかな道が続く。
急勾配もなくお散歩気分だ。
穏やかな散歩道ではあるが、登山道沿いにはいくつもの面白い形の岩があり通行人を飽きさせない。
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穏やかな散歩道ではあるが、登山道沿いにはいくつもの面白い形の岩があり通行人を飽きさせない。
岳見岩という大岩。
名前から想像するに景色が良いのではなかろうか。
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岳見岩という大岩。
名前から想像するに景色が良いのではなかろうか。
攀じ攀じ…。
ちょっとだけ登ってみた。
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攀じ攀じ…。
ちょっとだけ登ってみた。
大展望!…とは言い難い。立ち込める雲が邪魔で「岳」は見えなかった。その代わり雲と地上の間に架かった虹が見えた! これはこれで良い感じ。
ツ「…あのへん、雨降ってるんでは?」
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大展望!…とは言い難い。立ち込める雲が邪魔で「岳」は見えなかった。その代わり雲と地上の間に架かった虹が見えた! これはこれで良い感じ。
ツ「…あのへん、雨降ってるんでは?」
続いて「まっくん岩(三兄弟)」が登場。
ツ「岩が4つある気がするっぺが?」
茶「てか、まっくんって?」
色々と疑問が残るところだが、それに答えてくれる者は居ない。
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続いて「まっくん岩(三兄弟)」が登場。
ツ「岩が4つある気がするっぺが?」
茶「てか、まっくんって?」
色々と疑問が残るところだが、それに答えてくれる者は居ない。
さらに続けて観音岩。
あー、これはまぁ観音と言われればそう見えなくもない。
マリア岩とか聖母岩とかでも通じそう。
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さらに続けて観音岩。
あー、これはまぁ観音と言われればそう見えなくもない。
マリア岩とか聖母岩とかでも通じそう。
標識や案内看板をはじめ登山道は非常によく整備されている。刈払はもちろん、階段や泥濘の補修など感心するくらいに丁寧な仕事がなされている。
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標識や案内看板をはじめ登山道は非常によく整備されている。刈払はもちろん、階段や泥濘の補修など感心するくらいに丁寧な仕事がなされている。
経ヶ岳友の会の方々が整備や植物の保護活動をしているらしい。その仕事ぶりに頭が下がる。
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経ヶ岳友の会の方々が整備や植物の保護活動をしているらしい。その仕事ぶりに頭が下がる。
グリーンロープのいたる所に鹿沼土のようなものが袋に入ってぶら下げられている。これはどうやら鹿の忌避剤のようだ。
ここもご多分に漏れず鹿の食害が深刻なようだ。
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グリーンロープのいたる所に鹿沼土のようなものが袋に入ってぶら下げられている。これはどうやら鹿の忌避剤のようだ。
ここもご多分に漏れず鹿の食害が深刻なようだ。
あたりが急に暗くなった。曇ってきたというよりは、自分たちが雲の中に入ってしまったようだ。さっきまで見えていた下界の景色も遮られてしまった。
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あたりが急に暗くなった。曇ってきたというよりは、自分たちが雲の中に入ってしまったようだ。さっきまで見えていた下界の景色も遮られてしまった。
微妙に紅葉が始まっている?
ツ「紅葉っていうか、ただ枯れているだけでは?」
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微妙に紅葉が始まっている?
ツ「紅葉っていうか、ただ枯れているだけでは?」
何個目のピークかは忘れたが、コイノコに到着した。コイノコとはどういう意味なんだろう。疑問は尽きない。
ツ「恋の子・濃いの子・鯉の子・故意の子」
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何個目のピークかは忘れたが、コイノコに到着した。コイノコとはどういう意味なんだろう。疑問は尽きない。
ツ「恋の子・濃いの子・鯉の子・故意の子」
「2038m」
岩手県民にとっては特別な数字だ。
ツ「岩手山の標高だッペ」
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「2038m」
岩手県民にとっては特別な数字だ。
ツ「岩手山の標高だッペ」
岩場に進む道と巻き道へ迂回する道とに分かれるようだ。
茶「岩場側に展望地があるらしいから、まず行ってみよう」
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岩場に進む道と巻き道へ迂回する道とに分かれるようだ。
茶「岩場側に展望地があるらしいから、まず行ってみよう」
虚無! まぁ、分かってはいたが…。
この展望台の先に岩場があるようだ。急な下りになっている。
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虚無! まぁ、分かってはいたが…。
この展望台の先に岩場があるようだ。急な下りになっている。
地面が濡れているし安全最優先で巻き道を行くことにした。
茶「別に岩場が怖いわけじゃないからね」
ツ「誰もそんなこと言ってないっぺ」
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地面が濡れているし安全最優先で巻き道を行くことにした。
茶「別に岩場が怖いわけじゃないからね」
ツ「誰もそんなこと言ってないっぺ」
巻き道は樹林帯の中をトラバースしていく。
ちょっと滑りやすいが転んだところでなんてことない安全な道だ。
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巻き道は樹林帯の中をトラバースしていく。
ちょっと滑りやすいが転んだところでなんてことない安全な道だ。
岩場を越えると、いよいよ経ヶ岳本体へ登っていくセクションになる。ガスの間から見え隠れしているのが経ヶ岳…だろうか。
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岩場を越えると、いよいよ経ヶ岳本体へ登っていくセクションになる。ガスの間から見え隠れしているのが経ヶ岳…だろうか。
日本中央分水嶺を越える。ここを堺に水が太平洋と日本海に別れて流れ下っていくのか。
ツ「壮大な話だっぺ」
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日本中央分水嶺を越える。ここを堺に水が太平洋と日本海に別れて流れ下っていくのか。
ツ「壮大な話だっぺ」
お、晴れてきた!
急に明るくなったと思ったら青空がのぞいているではないか。
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お、晴れてきた!
急に明るくなったと思ったら青空がのぞいているではないか。
いいぞ、いいぞ!
このまま晴れてくれれば、我々が山頂に着いた頃にはいい感じになっていそうだ。
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いいぞ、いいぞ!
このまま晴れてくれれば、我々が山頂に着いた頃にはいい感じになっていそうだ。
ん? 地面に氷が散らばっておるな…。
ツ「初氷だっぺ」
茶「そんな季節なんだねぇ」
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ん? 地面に氷が散らばっておるな…。
ツ「初氷だっぺ」
茶「そんな季節なんだねぇ」
経ヶ岳山頂直下は急登が連続する。
ここまで比較的緩やかな道が続いたので、その分を一気に取り返す気でいるようだ。
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経ヶ岳山頂直下は急登が連続する。
ここまで比較的緩やかな道が続いたので、その分を一気に取り返す気でいるようだ。
西の肩というところで勾配は一息つく。
しかし天気は再び下り坂になり北から冷たい風が容赦なく吹き付けてきた。
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西の肩というところで勾配は一息つく。
しかし天気は再び下り坂になり北から冷たい風が容赦なく吹き付けてきた。
その冷たい強風は更に冷たい霧を運んできた。
ツ「くそ寒いっぺ!」
茶「低温・濡れ・強風のコンボはまずいな…」
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その冷たい強風は更に冷たい霧を運んできた。
ツ「くそ寒いっぺ!」
茶「低温・濡れ・強風のコンボはまずいな…」
いよいよ厳しい天候になってきたと思った矢先、ジャラジャラという音とともに白いものが降ってきた!
雪!? 霰?
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いよいよ厳しい天候になってきたと思った矢先、ジャラジャラという音とともに白いものが降ってきた!
雪!? 霰?
いや、霧氷だ。樹上の氷が風に煽られて地面に積もるほど落ちてきたのだ。
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いや、霧氷だ。樹上の氷が風に煽られて地面に積もるほど落ちてきたのだ。
秋山登山…のはずだったのだが…。
ツ「赤を通り越して白になってしまった…」
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秋山登山…のはずだったのだが…。
ツ「赤を通り越して白になってしまった…」
山頂!…なのか?
樹木が伐採された広場に出てきたが、真っ白けで周囲はなにも見えない。
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山頂!…なのか?
樹木が伐採された広場に出てきたが、真っ白けで周囲はなにも見えない。
標識があった。どうやら山頂のようだ。
茶「経ヶ岳じゃなくて虚無ヶ岳〜!」
ツ「なんも見えねぇだ」
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標識があった。どうやら山頂のようだ。
茶「経ヶ岳じゃなくて虚無ヶ岳〜!」
ツ「なんも見えねぇだ」
山頂周辺は森が切り開かれベンチなどが整備されている。
伐採は林業のためというよりは、山頂の整備のためのものらしい。
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山頂周辺は森が切り開かれベンチなどが整備されている。
伐採は林業のためというよりは、山頂の整備のためのものらしい。
この辺の整備も「友の会」の仕事だろうか。お疲れ様&ありがとうございます。
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この辺の整備も「友の会」の仕事だろうか。お疲れ様&ありがとうございます。
せっかくベンチがあるので天気待ちをしてみた。
不思議なことに山頂周辺は無風だったので20分ほど待機したが一向に晴れる気配がない。
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せっかくベンチがあるので天気待ちをしてみた。
不思議なことに山頂周辺は無風だったので20分ほど待機したが一向に晴れる気配がない。
残念三角点タッチ!
いくら無風とはいえ体が冷えてきた。
下山しよう。
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残念三角点タッチ!
いくら無風とはいえ体が冷えてきた。
下山しよう。
…下りたら晴れた?
ツ「うちらが雲から出ただけだっぺ」
下界は予報通りの晴れだが、山には雲がかかる…そういうお天気のようだ。
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…下りたら晴れた?
ツ「うちらが雲から出ただけだっぺ」
下界は予報通りの晴れだが、山には雲がかかる…そういうお天気のようだ。
下山時もそれなりにアップダウンがある。
あとは下るだけ〜というわけにはいかないのだ。
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下山時もそれなりにアップダウンがある。
あとは下るだけ〜というわけにはいかないのだ。
帰りは岩場にチャレンジしてみよう!
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帰りは岩場にチャレンジしてみよう!
これが件の岩場か…。
登る分にはそれほど難易度は高くないように見える。
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これが件の岩場か…。
登る分にはそれほど難易度は高くないように見える。
岩よりその間を這っている木の根が滑って怖い。
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岩よりその間を這っている木の根が滑って怖い。
滑って転んだら崖下に転落一直線コース。
ここは下山時にチャレンジするのが正解だろう。
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滑って転んだら崖下に転落一直線コース。
ここは下山時にチャレンジするのが正解だろう。
展望地再訪!
ツ「今度はなにか見えるっぺよ!」
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展望地再訪!
ツ「今度はなにか見えるっぺよ!」
「おんたけ・のりくら・やりほたか」と書いてはいるが…
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「おんたけ・のりくら・やりほたか」と書いてはいるが…
うーん? よくわからん…。
景色をスッキリ見通せるほどには晴れてくれなかった。
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うーん? よくわからん…。
景色をスッキリ見通せるほどには晴れてくれなかった。
北沢山付近からは中央アルプスの姿を見ることができた。
南から順に天気は回復傾向だ。
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北沢山付近からは中央アルプスの姿を見ることができた。
南から順に天気は回復傾向だ。
ふと振り返ると経ヶ岳の姿がバッチリ見えていた…。
ツ「本日も安定の『下りたら晴れる法則』発動だっぺ」
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ふと振り返ると経ヶ岳の姿がバッチリ見えていた…。
ツ「本日も安定の『下りたら晴れる法則』発動だっぺ」
まぁ、思っていたよりはいい天気だったよね。風は強かったけど。
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まぁ、思っていたよりはいい天気だったよね。風は強かったけど。
無事、げざーん!
ツ「おつつかれ!」
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無事、げざーん!
ツ「おつつかれ!」
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