【西穂高岳】 〜テン泊で夕日と朝日の絶景ショーを楽しみました〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 837m
- 下り
- 838m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れのち曇り 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ピラミッドピークからのトラバースと山頂直下の岩稜の登下降は慎重に。高度感になれないとキビシイ。 |
写真
感想
雪の西穂高は何回か登っているが、いつも雪の状態が安定せず今回はどんな状況だろうと不安を抱えながら挑むことが多い。一昨年は11月下旬に来て、雪がサラサラ状態で山頂直下のルンゼを「ズルーズルー」とヒヤヒヤしながら登頂した。また、以前は凹状のルンゼを登ったが、すぐ右横に岩があるので精神的に安心した。今回は岩稜帯を登るトレースが付いていた。雪が少なく、アイゼンがよく効くので登りは問題なかったが、下を見るとスッパリ切れていて「おいおい、ここを下るのかよー」と少し不安になってきた。今日は私の前に一人この山頂を踏んでいるが、後続はなさそうで、今日は2人のみの登頂になる。怖いのと同時に誰も来ない山頂独り占めの気分を味わう。帰りは、山頂直下の急傾斜を慎重にクライムダウンする。次は、表面が氷結した雪壁のトラバースだ。登るときは右にアックスを刺して登るのでそう怖くはないが、下りは不安定で、危険を感じた個所では「カニのヨコバイ」で通過する。なんとか核心をクリアするとホッとしてピラミッドピークに着いた。天気は曇り状態で周辺の山々にガスがかかっていたが、快晴時には見られない「滝雲」などが見られ、かえって喜んだ。テンバに戻り、夕食をしていると天気は良くなり、真っ青な空になった時はさっそくカメラを持って外に出た。ちょうど夕刻になっていたので丸山近くまで登り、夕日の絶景ショーを堪能した。翌日は、天気が良さそうなので早起きして朝日を見に丸山まで行った。せっかくの好天なので、その足で、独標、ピラミッドピークまで足を延ばし、絶景を心ゆくまで堪能した。冬登れる山は限られてくるが、ロープウェイで気軽に来れる西穂高などはテント泊でゆっくり楽しみたい山だ。
bstariさん、土曜日の朝ピラミッドピークでアドバイスを頂いたものです。
お陰で安心感を持って西穂高岳まで往還できました。ありがとうございました。
素晴らしい写真を見て昨日を振り返っています。
(テントはbstari さんのすぐ前の外張り付きのアライテントでした。耐寒訓練と思っていましたが、暖かかったですね〜。)
昨年僕もアコンカグアに登り、次の目標にこの5月に北米大陸の山を目指しています。また何処かの山でお会い出来ますように!
西穂登頂良かったですね。その日、ロープウェイ駅に向かう途中、多くの登山者と会いましたが、夏山と間違うほどの人で、独標あたりで渋滞するだろうと思いました。北米の山を目指しているとのこと、日本の山で訓練し元気で行ってきてください。お若いですので、今後の益々のご奮闘をお祈りします。
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