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Yamareco

記録ID: 6043788
全員に公開
ハイキング
奥秩父

甲武信岳〜十文字峠:苔むす渓流と森の中の岩稜をのんびり歩き。

2023年10月11日(水) 〜 2023年10月12日(木)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:37
距離
19.5km
登り
1,626m
下り
1,602m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:18
休憩
1:08
合計
6:26
7:55
27
8:22
8:22
16
8:38
8:41
63
9:44
9:45
112
12:16
12:25
31
12:56
13:26
10
13:36
13:42
22
14:04
14:06
15
2日目
山行
5:00
休憩
1:15
合計
6:15
6:03
46
6:49
6:53
0
6:52
6:57
43
7:40
7:41
27
8:08
8:21
17
8:38
8:40
45
9:25
9:53
32
10:25
10:41
1
10:42
10:42
67
11:49
11:55
5
12:00
12:00
17
天候 11日、12日:両日とも晴れ、遠くの山は雲が架かって見えにくかった。  
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛木平駐車場:50台ほど、11日朝7:30は半分くらい。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されている。危険個所なし。
毛木平駐車場
登山口(千曲川源流、十文字峠とも)
3
登山口(千曲川源流、十文字峠とも)
さっそく苔の谷。
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さっそく苔の谷。
渓流沿いの登山道。
1
渓流沿いの登山道。
千曲川左岸を登る。さっそく渓流。
12
千曲川左岸を登る。さっそく渓流。
しっとりした登山道。
2
しっとりした登山道。
ハシゴ有り。
紅葉見つけた。
落葉広葉樹は少ない。
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落葉広葉樹は少ない。
ナナカマドの実、葉はまだ緑。
4
ナナカマドの実、葉はまだ緑。
苔むす登山道。
千曲川、小滝の連続。
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千曲川、小滝の連続。
苔の登山道。
ナメ滝。
右岸へ渡って、登る。
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右岸へ渡って、登る。
千曲川源流に近づいたか。
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千曲川源流に近づいたか。
だいぶ細くなった。
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だいぶ細くなった。
千曲川源流標識。
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千曲川源流標識。
暗い針葉樹林帯。
暗い針葉樹林帯。
稜線に向かって登る。
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稜線に向かって登る。
奥秩父主稜に達する。
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奥秩父主稜に達する。
甲武信岳へ。
南面が見えたが、富士山は雲の中。
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南面が見えたが、富士山は雲の中。
シャクナゲの中を登る。
2
シャクナゲの中を登る。
甲武信岳山頂直下。
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甲武信岳山頂直下。
甲武信岳山頂標識。
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甲武信岳山頂標識。
甲武信岳山頂から金峰山〜国師ヶ岳。
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甲武信岳山頂から金峰山〜国師ヶ岳。
甲武信岳山頂から、西に向かう奥秩父主稜。
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甲武信岳山頂から、西に向かう奥秩父主稜。
甲武信岳山頂から富士山、裾野だけ。
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甲武信岳山頂から富士山、裾野だけ。
甲武信岳山頂から御座山。
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甲武信岳山頂から御座山。
甲武信岳山頂から三宝山。
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甲武信岳山頂から三宝山。
甲武信岳山頂から八ヶ岳。権現岳〜赤岳。
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甲武信岳山頂から八ヶ岳。権現岳〜赤岳。
甲武信岳山頂から木賊山。
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甲武信岳山頂から木賊山。
甲武信小屋。
木賊山山頂、眺望なし。
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木賊山山頂、眺望なし。
木賊山山頂下のガレ場から甲武信岳
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木賊山山頂下のガレ場から甲武信岳
朝日を浴びる甲武信小屋、紅葉ではありません。
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朝日を浴びる甲武信小屋、紅葉ではありません。
三宝山への道。
三宝山山頂標識。
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三宝山山頂標識。
三宝山三角点から樹間に甲武信岳。
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三宝山三角点から樹間に甲武信岳。
今日も苔の道を行く。
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今日も苔の道を行く。
稜線上は岩が多くなってくる。
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稜線上は岩が多くなってくる。
このハシゴから岩稜の始まり。
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このハシゴから岩稜の始まり。
ちょっと紅葉の岩稜。
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ちょっと紅葉の岩稜。
三宝山を振り返る。
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三宝山を振り返る。
武信白岩を望む。
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武信白岩を望む。
武信白岩、裏から。
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武信白岩、裏から。
やや雲が架かる。
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やや雲が架かる。
最後の登り、大山へ。
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最後の登り、大山へ。
大山へ。
大山の眺望所から北方。
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大山の眺望所から北方。
大山の眺望所から梓山方面、右の山は御座山、左手前には男山、天狗山。
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大山の眺望所から梓山方面、右の山は御座山、左手前には男山、天狗山。
大山の眺望所から三宝山。
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大山の眺望所から三宝山。
大山の眺望所から武信白岩。
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大山の眺望所から武信白岩。
大山からの下り。
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大山からの下り。
大山からの鎖場。
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大山からの鎖場。
十文字小屋。
まだ、少々登りがあった。
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まだ、少々登りがあった。
苔の谷。
もうすぐ、往路登山道と合う。
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もうすぐ、往路登山道と合う。
橋を渡って右で、毛木平駐車場。
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橋を渡って右で、毛木平駐車場。

感想

先日は大賑わいの木曽駒だったので、少し落ち着いた所に行こうかと、梓山、毛木平から甲武信ヶ岳〜十文字峠周回に行くことにした。甲武信小屋にも一度泊まってみたかったので、1泊して回ってみることにした。天候は両日ともまずまずの予報だった。一泊なので、8時ころ歩き始めでよいかと、自分としてはやや遅めの出発。梓山から入ると、最後の数百メートルはダートで、広い舗装の駐車場へ着く。毛木平駐車場は週末はかなり混むということだが、平日では7時半で半分程度だった。

駐車場奥のゲートから登山道が始まる。500m程で、十文字峠への道を分け、千曲川源流への道に入る。いきなり、苔の多い谷を見ながら樹林帯の千曲川沿いの道を歩く。時々、高巻きをするところもあるが、概ね渓流沿いの左岸を登って行く。紅葉のカエデやナナカマドの実はあるが、今日は苔に覆われた樹林帯をずっと登って行くことになる。コメツガやシラビソ等の針葉樹林がほとんどで、紅葉鑑賞には向いていない山域のようだ。ナメ滝で、一休み、右岸に渡って、更に登ると渓流も細くなって千曲川源流の標識にでる。ここまで結構長かった。ここから稜線に向かって、ジグザグの登山道、やはり樹林帯の苔の道を登る。奥秩父主稜線に出ると、やっと眺望が得られるが、富士山は雲が架かって、裾野しか見えなかった。主稜線も樹林がほとんどだが、山頂近くになるとシャクナゲが多くなり、最後は岩とザレ場となって、甲武信岳山頂に到着する。

甲武信ヶ岳山頂の眺望は良いらしいのだが、今日は遠くの高山には雲が架かり、近場の金峰山〜しか見えなかった。雲が切れて、八ヶ岳の権現岳、赤岳〜蓼科山辺りが見えた。山頂から樹林帯に入り、下って、甲武信小屋に着く。宿泊受付の前に、木賊山に登って甲武信ヶ岳の姿を見てくることにした。木賊山は小屋から甲武信ヶ岳の反対側で、山頂の展望はないが、少し手前のザレ場からの眺望が良く、甲武信ヶ岳の三角の姿が眺められる。

甲武信小屋は2日前に予約、今日の宿泊者は平日にしては多く24名ということだった。2階の二部屋の一つは使わず、一人1畳弱、毛布2布団1を使える程度。夜、夜明けとも寒さは感じなかった。夕食は17:00でカレー。宿泊者は100円で、水補給、顔洗いなど可。

朝も0℃程度で、風もなく、さほど寒くない。十文字峠方向に向かう甲武信小屋からの巻道は、しばらく緩い登りで、甲武信ヶ岳からの道が合っても緩い道がしばらく続くが、三宝山への急登が始まる。全体には、なだらかな三宝山だが、標高は甲武信ヶ岳より高い。でも、樹林で眺望はない。三宝山からは、もうお馴染みの樹林帯の苔の多い道をかなり下って行く。最低鞍部辺りに、大きな岩、尻岩の標識がある。ここからP2288、武信白岩への登りが始まる。ハシゴを登ると、岩稜が始まる。武信白岩は左を巻いて行くが、その後も危なげのない岩稜を歩く所もある。十文字峠への最後のピークが大山である。山頂標識かと思った標識から左に出ると眺望が良い場所がある。しかし、少し行った本当の山頂も眺望が良い。今日も遠くの山は雲が架かっていた。大山からの下りに4カ所ほど鎖場がある、急だがさほど危なくはない。樹林帯を下って十文字小屋に着く。

十文字小屋からは、下り一方かと思っていたが、トラバース道がやや登り、その後下り気味になる。標識から右へ、急な斜面をジグザクの道が谷へ降りていく。沢から離れたり、近づいたりしながら下りが続く。尾根を回って、本流の橋を渡ると、往路の分岐点となるので、毛木平駐車場までは近い。

今回は最初から最後まで苔に覆われた森林で、少し岩もあり、これぞ奥秩父という素晴らしいコースだった。まさに、標識にあるように「秩父山地緑の回廊」だった。

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