伊藤新道 CT0.8(1day)


- GPS
- 25:03
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 4,003m
- 下り
- 4,017m
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
■伊藤新道の最新の情報はこちら↓(kumonodaira.net)
https://kumonodaira.net/ito_shindo/index.html
→必要な装備、特に注意が必要なこと記載あり
■以下メモです!
・伊藤新道での夜明けにあわせて1時すぎに出発
・この時期にしてはかなり水量が少ないのか渡渉もヒザ下程度だった。
・ヒザ下程度でも流れが速いため気を抜くとコケる。
・ルートと技量を見誤ると転落という箇所もあり、不安がある場合は渡渉した方が安全
・沢の水は飲めない(たしか硫黄?温泉成分を含むため)。
・暑い時期は渡渉が気持ちよくて病みつきになる。
・渓谷区間を過ぎた先は急登との事前情報あり
・三俣山荘では小屋前の蛇口が渇水となっており驚き(水場に水あり)
・裏銀座はやはり長い
(以下おまけ)
・大町温泉郷の屋敷の湯は7:00から朝風呂やってる。
・カイザーの鹿肉ステーキおすすめ
・美麻珈琲もおすすめ
■マイ装備(テン泊装備一式)
・ビバークセット(ツェルト、ヴィヴィ、マット)
・食料、行動食、ガス
・着替え一式、防寒ウェア
・ヘルメット、ポール ほか
■コースタイム
・コースタイムは約25時間(YAMAP・ヤマレコ)
・七倉→湯俣 約3時間
・湯俣→三俣 約6時間
・三俣→七倉 約9.5時間
・全体ではCT0.8程度の20時間
CT25時間の0.7ってなかなかだな…
■こちらは伊藤新道に関する情報
◇【北アルプスのラストフロンティア】伊藤新道 復活プロジェクト(CAMPFIRE)
https://camp-fire.jp/projects/view/589526
◇伝説の古道「伊藤新道」が復活! 再興プロジェクト現地レポート(YAMAP MAGAZINE)
https://yamap.com/magazine/32348
◇伊藤新道ルート紹介(kumonodaira.net)
https://kumonodaira.net/route/mitsumata_E1.html
■以下は個人的に興味深い内容
コンセプトも面白いけど、整備方針が決まっているところが復活させるからには持続可能なものにしていくという意志を感じる。日本山岳歩道協会の立ち上げもあったし、これからはこういった方針を持つことがスタンダードになるんだろうなと。
以下サイトより転載
◇新しい伊藤新道のコンセプト
1. 道自体の歴史や自然体験を楽しむことができるトレイル
2. ルートファインディングによるセクションがある
3. 環境インパクトを最小限にするため、工作物の設置を最小限にする
4. 沢歩き経験者以上か、ガイド付きのグレードとする
5. 管理者、利用者、行政全体で保全する
◇伊藤新道の整備方針
最低限の安全を確保しつつ、不安定な地質をクリアーして登山道の恒久化をめざすということはどういうことなのか?
具体的には以下の5つの項目が挙げられます。
1. オリジナルでは5本あった吊り橋を、管理の利便性と最低限の安全確保の観点から3本に絞り込む
2. 吊り橋以外の渡渉箇所や河原歩きに関しては、通行者のルートファインディングに任せる
3. 河川部と稜線部の境界地点にある通称「茶屋」という場所に、渡渉困難時の緊急避難、および登山道整備の資材置き場として避難小屋を設置する
4. 湯俣川の水量を観測するカメラを数カ所に設置し、湯俣山荘にてモニタリングし、三俣山荘と共有して登山者にアナウンス。通行可否の目安とする
5. 伊藤新道の維持・管理、専属ガイドの教育、ツアーの斡旋を行なう団体を立ち上げる
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