霊仙 (榑ヶ畑から残雪を繋いでフクジュソウへ)


- GPS
- 05:06
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 870m
- 下り
- 876m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:37
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
榑ヶ畑林道の状況:倒木処理済で落石も少なく雪無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・お猿岩下の夏道は乾燥しており、泥濘は無し。 ・北側から山頂へ直登できる雪渓は3本あり。 ・山頂から西南尾根へのショートカットは、雪渓歩きで可能。 ・西南尾根上の雪は、尾根筋に少しあり。 ・南霊岳北東面には残雪あり。谷に繋がる雪渓は3本あり。踏み抜き注意。 |
写真
感想
入道ヶ岳、木和田尾、御池岳と北上を続けてきたフクジュソウの山旅。
次は、当然の如く満を持しての霊仙だ。
今回は、夕方に用事があり、早く帰らなければならず、あまり時間的に余裕がない。
とりあえず、経塚山と最高点をカットし、榑ヶ畑から時計回りでという計画にした。
これは、当然残雪頼みのショートカットをしようという目論見だ。
ところが、お猿岩に着いてビックリ。
山上台地の雪は大方消えており、目の前には茶色の台地が広がっていた。
谷の冬道を辿り、雪渓の具合を調べながら進む。
何とか使えそうなのが3本あり、ほっと胸をなでおろす。
無事雪渓を登り、三角点峰に到着する。
雲はまだ多いが、この頃から晴れ間も広がってきた。
このまま西南尾根に行って今畑に下ってしまうのは勿体ない。
そんな欲が出てきて、出来るだけ長く台地で遊び、帰りは時間の短い榑ヶ畑コースにすることにした。
残雪期の霊仙は雪がしまり、ツボ足で歩けるのが嬉しい。
僅かに残った雪を繋ぎルート取りをするのも面白い。
ショートカットであっちに行ったりこっちに来たりするのは実に痛快だ。
山頂の雪庇で遊んだ後、西南尾根に直行し、フクジュソウを愛でる。
ランチは、お気に入りの大パノラマを目の前にした展望レストランだ。
休んでいる間、どんどん空が青くなっていく。
自然の中にどっぷり浸かり、身も心もきれいに浄化されていく思いがした。
これだから霊仙は堪らない。
帰りは、鹿さんを避け三角点峰経由とする。
ちょっと遠回りだけど、ちっとも苦にならない。
むしろ、もう一つの雪渓を登れるのが嬉しい。
二度目の山頂は、すっかり晴れ渡り、眺望も欲しいままだ。
360度の山座同定を楽しんだ後、心置きなく予定していた雪渓を下る。
雪渓の下りは実に楽しい。
足スキーで滑ったり、シリセードしたり、走ったり。
あっという間に谷に着地。
もうお猿岩はすぐそこだ。
お猿岩からは、乾いた登山道を速足で下る。
途中、ミスミソウを見つけると、霊仙の山旅は完結だ。
駐車場に着くと、榑ヶ畑が本籍という人に会った。
記憶にないルーツを探しに来たという。
石垣が残っていて良かったと思った。
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