氷ノ山 ~大会役員で選手と同じコースを歩いた~
- GPS
- 06:54
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:42
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地面が濡れていたり水溜りがあったりして滑りやすく、注意を要しました。それ以外の危険箇所はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
サポーティングタイツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
トレッキングポール
帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび+野菜ジュース)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
手拭い
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共同装備 |
無線機
|
感想
中国高校登山大会が氷ノ山一帯を会場として行われた。今回は鳥取県がホスト県なので、顧問には何らかの役割が割り当てられるのだが、私は女子隊の先導だった。男子と女子の出発時刻は間隔が30分あるのだが、女子隊は男子隊を追い越してはいけないルールなので、男子パーティが女子隊に追いつかれるほどゆっくり歩くと制限時間オーバーでリタイヤになる。私には男子隊の最後尾と女子隊の先頭の間をペースを調整しながら歩くことが求められる。最初は男子隊の最後尾のすぐ後ろを歩いていたのだが、男子隊はリタイヤとなるパーティもなく制限時間は軽くクリアし、割といいペースで歩くものだから、このまま男子隊の後にくっついて女子隊と距離が開くのもマズいかなと思って、三ノ丸あたりから少しペースを落として歩いた。前回の山行で、私が目一杯頑張って歩いたときのペースがだいたい男子隊の規定時間(減点されない最大時間)であることがわかったので、無理せず、のんびりもせず、けれども休憩は最小限にして歩いた。果たして、最後の三の丸ゲレンデの見晴らしの良いところでで女子隊の先頭と300m差ぐらいになっていることがわかった。チェックポイント以外での選手の先頭位置情報は(無線で)送られてこないので、「追いつかれたらどうしよう」と、常にストレスを抱えながら歩いていたが、結果としてはまあまあのペースだったのではなかろうか。
出発時は霧雨だったし、稜線で霧と共に吹く風が寒かった。けれども、ゲレンデの直登では息も苦しいしだらだらと汗もかく。雨具の上着を着たり脱いだりして対応した。地面は濡れているし、水溜りやぬかるみもあるので、スパッツはずっと着けたままだった。氷ノ越から後は雨の気配も無くなったので、雨具は不要で気持ちよく歩けた。
広葉落葉樹の色付きはまだらで、あまり陽が差さなかったこともあり、期待していたほど鮮やかな紅葉を見ることができなかったのは残念だ。ただ、綺麗な落ち葉は見つけられたので、撮った写真のいくつかをここに載せておく。
大会の三日間を通して、すっきりと晴れた天気ということにはならなかったが、計画通りの全行程で登山行動ができたのは幸いだったと思う。設営審査の合間に小雨が降ったり、霧の稜線で展望が無かったりして戸惑ったり残念だったこともあるが、そういうことも含めて選手も運営側も臨機応変な対応が求められるのが山岳競技だと実感した。大会の計画段階、コロナの収束が見通せない中で、テント泊を取り止めたり、炊事審査を無くしたりという決断をしたのはやむを得ない対応だったと思う。何より、大きなトラブル無く大会を終えられたことは、開催県として胸を撫で下ろしているところだ。選手の高校生がこの大会を高校生活の思い出の1ページとしてくれたなら有り難い。
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