記録ID: 6129130
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
天狗岳・秘湯巡り：みどり池入口〜本沢温泉〜天狗岳〜唐沢鉱泉
2023年10月31日(火) 〜
2023年11月01日(水)
SamT
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,158m
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1日目
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:33
2日目
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 8:25
9:25
9:29
10分
白砂新道分岐
9:58
10:00
6分
根石岳山荘入口
10:11
10:11
3分
箕冠山山頂付近
10:14
10:16
7分
箕冠山
11:23
11:24
24分
白砂新道分岐
16:08
ゴール地点
10／31：本沢温泉15：12−15：23野天風呂15：58−16：07本沢温泉
11／2：＜宿の送迎＞唐沢鉱泉9：00−9：35茅野駅
11／2：＜宿の送迎＞唐沢鉱泉9：00−9：35茅野駅
| 天候 | 1日目（10／31）：快晴のち晴れたりくもったり、午後くもり 2日目（11／1）：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
みどり池入口：小海町営バスのバス停があり、下車しました。駐車場があり10台位駐車可能です。ゲートの右側に登山ポストがあります。トイレはありません。 みどり池入口〜みどり池：林道をショートカットする登山道もありますが、標識が設置されています。こまどり沢を過ぎると急坂が続きますが、広い道に合流するとほぼ平地になり、しらびそ小屋、みどり池は近いです。 みどり池〜本沢温泉：特に問題ありません。 本沢温泉〜天狗岳分岐（白砂新道）：積雪期は通行止めですが、まだ積雪はありません。急坂が3ヶ所あり、尾根に近い3ヶ所目が滑りやすい個所もあるので要注意です。 天狗岳分岐〜根石岳〜根石岳山荘〜箕冠山：一部岩場もありますが、注意すれば問題ないです。根石岳山荘は工事のため休業中でしたが、お願いしてトイレをお借りしました。オーレン小屋、夏沢峠への分岐にある標識に箕冠山（みかぶりやま）と明記されていますが、山と高原地図や地形図を 見ると本当のピークはやや西にあるようです。そのピークを目指しましたが、それらしき辺りはシャクナゲの藪があり確認はできませんでした。 天狗岳分岐〜東天狗岳〜西天狗岳：一部岩場もありますが、注意すれば問題ないです。西天狗岳の上部の急坂部でルートが分かりにくい所があったので要注意です。西天狗岳の山頂部は霜や霜柱が溶けて一部ぬかるんでいます。 西天狗岳〜唐沢鉱泉：西天狗岳の最初の下降部の途中に大きな岩が続く急坂があり要注意です。第2展望台〜第1展望台は一部岩稜帯もあります。それぞれの場所の位置を勘違いしていました。第2展望台は2510mのピークの手前、第1展望台は「山と高原地図」の「展望台」の位置のようです。「醤油樽ノ滝」は唐沢鉱泉分岐（枯尾の峰分岐）です。勘違いもあり、第1展望台〜唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉は距離が長く感じました。最初急坂もあり膝が悪い身には堪えました。下山口に近い沢沿いで、目印も乏しくルートが分かりにくい所があったので要注意です。5年前の3月の積雪期にこのルートを歩いていますが、西天狗岳〜唐沢鉱泉のその時の所要時間と比べると、今回はその1．6倍掛かりました。その頃はまだ膝に心配がなかったとは言え、体力、脚力の衰えが進んでいることも痛感しました。 |
| その他周辺情報 | 本沢温泉、唐沢鉱泉共に日本秘湯を守る会の宿です。スタンプ帳を持参しました。本沢温泉で管理している日本最高所（２１５０m）の野天風呂は入浴料１０００円です。本沢温泉から徒歩約１０分掛かります。脱衣所はありませんが、風呂桶が２つ用意されていました。去年訪れた時の反省で、衣類を置くシートを持参しました。本沢温泉：缶ビール（２５０㎖）６００円、お湯（５００㎖）１００円、水無料。唐沢鉱泉も日帰り入浴できます。９９０円。夕食時：生ビール（中ジョッキ７７０円）。入口の右に登山ポストがあります。 |
写真
浅間山、初めて降りた佐久平駅でビルの谷間に見えたので撮りました。雲かと思っていましたが、噴煙も混じっていたかもしれません。
1
10/31 8:21
浅間山、初めて降りた佐久平駅でビルの谷間に見えたので撮りました。雲かと思っていましたが、噴煙も混じっていたかもしれません。
みどり池入口バス停、手前の車で準備している人達は本沢温泉で同宿されました。
みどり池入口登山口のゲート、ゲートの陰で見えにくいですが、ゲートの先の右側に青い登山ポストがあります。
林道を歩き始めてすぐ右に、ショートカットする登山道があります。ミドリ池2．2km、稲子湯0．5km
この林道が屏風橋に続く登山道で、台風の影響で現在通行不可になっています。左の登山道を進みます。
落葉松の黄葉がきれいです。未確認ですが、こまどり沢の水場付近と思われます。
こまどり沢、道がありますが山小屋関係者が使っている道のようです。
広い道は山小屋関係者が荷物搬送で使っているようです。一般登山者は通行不可、規制のロープが張られています。右から登ってきました。
1
10/31 12:08
広い道は山小屋関係者が荷物搬送で使っているようです。一般登山者は通行不可、規制のロープが張られています。右から登ってきました。
しらびそ小屋、通年営業ですが、この日は臨時休業と出ていました。知り合いらしい登山者が小屋の方と話していました。
本沢温泉キャンプ場を通過します。上のサイトに1張りテントが見えました。
日本最高所の野天風呂、3人（男1人女2人）入浴していたので入浴後に撮りました。
去年はなかった桶が2つありました。上からも温泉が引かれていますが、足元からも湧いているらしいです。硫黄泉です。
朝焼け、スポットを探しましたが、見つかりませんでした。右は御座山でしょうか？日はもっと右寄りから上ったようです。
（ズーム）手前は稲子岳、籠ノ登山〜水ノ塔山〜黒斑山〜浅間山、さらに背後に根子岳・四阿山〜御飯岳〜横手山・岩菅山〜佐武流山〜白砂山
1
11/1 9:16
（ズーム）手前は稲子岳、籠ノ登山〜水ノ塔山〜黒斑山〜浅間山、さらに背後に根子岳・四阿山〜御飯岳〜横手山・岩菅山〜佐武流山〜白砂山
（ズーム）左に浅間隠山〜鼻曲山、右に妙義山とその左後方に榛名山、背後は谷川連峰〜上州武尊山〜燧ヶ岳〜日光白根山辺り
（ズーム）手前の稜線右寄りは茂来山、2つ先の稜線左寄りに荒船山、その背後に妙義山〜鹿（かな）岳、背後に日光白根山〜男体山〜女峰山辺り
1
11/1 9:16
（ズーム）手前の稜線右寄りは茂来山、2つ先の稜線左寄りに荒船山、その背後に妙義山〜鹿（かな）岳、背後に日光白根山〜男体山〜女峰山辺り
中央右に男山、その背後の稜線に茂来山〜御座山〜甲武信ヶ岳、御座山の左後方に赤久縄（あかぐな）山・御荷鉾（みかぼ）山方面
（ズーム）左に茂来山、右後方に赤久縄（あかぐな）山・御荷鉾（みかぼ）山辺り
（ズーム）手前から、右に男山、左に御座山、その右背後に両神山も見えます。
（ズーム）小川山〜国師ヶ岳・北奥千丈岳〜朝日岳〜金峰山〜瑞牆山
西に御嶽山、その手前左は中央アルプスの経ヶ岳、その手前は守屋山
根石岳に着きました。山頂標識はありません。→＜訂正＞他の方のレコを見たらこれが山頂標識でした。白地の右側に「根石岳山頂」とあるようです。
1
11/1 9:50
根石岳に着きました。山頂標識はありません。→＜訂正＞他の方のレコを見たらこれが山頂標識でした。白地の右側に「根石岳山頂」とあるようです。
中央アルプスと御嶽山〜乗鞍岳、中央アルプスの左に恵那山も見えます。
（ズーム）南アルプス（鋸岳〜白岩山〜釜無山〜程久保山）、右後方に恵那山
（ズーム）手前は南アルプスから延びる稜線で左に入笠山、後方は中央アルプス（空木岳〜桧尾岳〜宝剣岳〜木曽駒ヶ岳）
（ズーム）北アルプス（穂高岳〜槍ヶ岳〜常念岳〜大天井岳）、手前右は鉢伏山
（ズーム）天狗岳の鞍部に見えた蓼科山〜前掛山、左後方は北アルプスの白馬三山付近
左手前に男岳、右後方に武信白岩岳〜三宝山〜甲武信ヶ岳、武信白岩岳の左後方は和名倉山
（ズーム）乗鞍岳〜北アルプス（霞沢岳・焼岳〜穂高岳〜槍ヶ岳〜〜常念岳）、手前右は鉢伏山、さらに手前は霧ヶ峰（車山）
（ズーム）北アルプス（常念岳〜大天井岳〜燕岳〜餓鬼岳〜立山〜剱岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜白馬三山）、手前は鷲ヶ峰〜美ヶ原、その手前は八子ヶ峰〜蓼科山
1
11/1 12:02
（ズーム）北アルプス（常念岳〜大天井岳〜燕岳〜餓鬼岳〜立山〜剱岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜白馬三山）、手前は鷲ヶ峰〜美ヶ原、その手前は八子ヶ峰〜蓼科山
（さらにズーム）西穂高岳・前穂高岳・奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳〜西岳〜常念岳〜大天井岳
1
11/1 12:03
（さらにズーム）西穂高岳・前穂高岳・奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳〜西岳〜常念岳〜大天井岳
（さらにズーム）常念岳〜大天井岳〜燕岳〜餓鬼岳〜立山（雄山）〜剱岳
第1展望台に着きました。標高はまだ2400mほど、これからさらに500m位下ります。
枯尾の峰分岐です。山と高原地図の「醤油樽ノ滝」の地点のようですが、滝は見えません。地点名が紛らわしく誤解の元です。
沢沿いに出て、目印が乏しく踏み跡も多いのでルートが分かりにくかった所です。振り返って撮りました。
翌朝見に行った光苔群生地、光がないので苔は確認できませんでした。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
着替え
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ニット帽
登山靴
スパッツ
軽アイゼン
ザック
サブザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料（水
スポーツドリンク）
テルモス
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
高度計
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
ラジオ
ロールペーパー
ごみ持ち帰り袋
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|---|
感想
丁度1年前にも本沢温泉に泊まりましたが、その時は「日本秘湯を守る会」の宿だと認識していませんでした。なので、リベンジで再訪しスタンプ帳にスタンプを押してもらうことが登山のきっかけでした。天狗岳の西側にある唐沢鉱泉も日本秘湯を守る会の宿だったので、秘湯巡りの天狗岳登山を計画しました。
本沢温泉は奥山の秘湯という感じで、石けんもシャンプーもありませんし、食事も山小屋の食事でした。でも、夕食にはお蕎麦も付いていて、ご飯とみそ汁は一級品でした。唐沢鉱泉は宿代も高めでしたが、茅野駅への送迎もあり、石けんやシャンプーもあり、浴衣やタオル・バスタオル付きで、部屋にはテレビも暖房（ストーブ）も付いていました。下山してゆっくり寛ぐことができました。
白砂新道の登りと西天狗岳からの下りが大変でしたが、天気に恵まれて360度の展望を楽しむことができました。去年は高所には既に降雪がありましたが、今年は天狗岳付近にはまだ根雪はありませんでした。念のために軽アイゼンは持参しましたが、必要ありませんでした。
南八ヶ岳は編笠山から麦草峠まで歩いていると思っていましたが、夏沢峠〜東天狗岳は未踏だったようです。今回箕冠山〜東天狗岳は踏破したので、チャンスがあったら箕冠山〜夏沢峠もつなげたいと思いました。今回もレコを見て読んで下さりありがとうございました。
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