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Yamareco

記録ID: 612978
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

悪天の西穂高岳 冬毛の雷鳥に遭遇

2015年03月28日(土) 〜 2015年03月29日(日)
 - 拍手
chunkichi その他3人
GPS
32:00
距離
9.7km
登り
1,156m
下り
1,163m

コースタイム

1日目
山行
2:52
休憩
1:08
合計
4:00
12:20
70
13:30
14:16
62
15:18
15:40
27
16:07
16:07
13
16:20
2日目
山行
5:13
休憩
1:00
合計
6:13
5:12
16
5:28
5:28
51
6:19
6:25
28
6:53
6:53
51
7:44
7:50
98
9:28
9:28
11
9:39
10:27
58
11:25
西穂高口
天候 【1日目】快晴
【2日目】雪
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
西穂独標は雪が飛んで岩が出ています。
独標からの下りは、雪の上にステップが切ってあって歩きやすくなっています。
西穂山頂直下も、ステップが切ってありました。
満杯の駐車場の端っこにギリ止めて身支度。
満杯の駐車場の端っこにギリ止めて身支度。
このロープウェイひっさびさ〜♪
このロープウェイひっさびさ〜♪
おご丸くんだって!
おご丸くんだって!
頂上駅に着きました!穂高の絶景どーん!!
頂上駅に着きました!穂高の絶景どーん!!
今や西穂といえばこのお方!にしほくんです!!
今や西穂といえばこのお方!にしほくんです!!
正面のトンガリは笠ヶ岳。
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正面のトンガリは笠ヶ岳。
槍ヶ岳がちょびっとだけ見える。
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槍ヶ岳がちょびっとだけ見える。
なんと白山まで!この日は本当に天気がよかった。
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なんと白山まで!この日は本当に天気がよかった。
山荘に向けていざ!
山荘に向けていざ!
青い空、白い峰々…私やっぱり、北アルプスが好きだなぁ。
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青い空、白い峰々…私やっぱり、北アルプスが好きだなぁ。
あれが、明日目指す西穂高の本丸です。
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あれが、明日目指す西穂高の本丸です。
1時間ほどで西穂山荘に着きました。すでにテントがかなり張られています。
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1時間ほどで西穂山荘に着きました。すでにテントがかなり張られています。
せっせとみんなで整地作業。
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せっせとみんなで整地作業。
んで出来上がり〜。エスパースの建設はもうだいぶ慣れました。
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んで出来上がり〜。エスパースの建設はもうだいぶ慣れました。
テントを張って、独標まで行ってみる事にしました。
テントを張って、独標まで行ってみる事にしました。
眼下には大正池が見えます。
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眼下には大正池が見えます。
めっさ気持ちえぇぇぇええええ!!!!!!
めっさ気持ちえぇぇぇええええ!!!!!!
リーダー、なんとハンチング。これがまた似合うんだなぁ。往年の山ヤって感じ。
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リーダー、なんとハンチング。これがまた似合うんだなぁ。往年の山ヤって感じ。
空に向かって伸びる、白銀の縦走路。
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空に向かって伸びる、白銀の縦走路。
他にも登山者ぞくぞく。賑やかですね。
他にも登山者ぞくぞく。賑やかですね。
先頭のリーダー、ノーアイゼンでストックです。
先頭のリーダー、ノーアイゼンでストックです。
独標に群がる人々。
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独標に群がる人々。
前穂の吊尾根。
今年は、稜線上の雪がだいぶ少ないらしいです。
今年は、稜線上の雪がだいぶ少ないらしいです。
背後に、梓川と霞沢岳。
背後に、梓川と霞沢岳。
独標直下の岩場。すれ違いは慎重に。
独標直下の岩場。すれ違いは慎重に。
最後は綺麗なステップが切ってある。
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最後は綺麗なステップが切ってある。
んで、独標に着きました!思ったより怖くなかった…。
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んで、独標に着きました!思ったより怖くなかった…。
独標からの下り。ちょっと行ってみたいな…。
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独標からの下り。ちょっと行ってみたいな…。
というわけで、降りてみたw 撮影は一足先にピーク10へ行ったサブリーダー。
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というわけで、降りてみたw 撮影は一足先にピーク10へ行ったサブリーダー。
なかなかの斜度。
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なかなかの斜度。
登り返して〜からの〜
登り返して〜からの〜
ピーク10にキター!!
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ピーク10にキター!!
ピーク10から見る独標。リーダーが早く帰って来いとお怒りのご様子、スイマセンデシタ…。
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ピーク10から見る独標。リーダーが早く帰って来いとお怒りのご様子、スイマセンデシタ…。
下山途中にて。背後中央は笠ヶ岳、その右の抜戸岳から延びる顕著な尾根が笠新道。右端は弓折岳とその背後に双六岳。
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下山途中にて。背後中央は笠ヶ岳、その右の抜戸岳から延びる顕著な尾根が笠新道。右端は弓折岳とその背後に双六岳。
山荘まで帰ってきました。あー楽しかった!今日本丸に行けたら良かったのになぁ。
山荘まで帰ってきました。あー楽しかった!今日本丸に行けたら良かったのになぁ。
小屋前の何かの残骸…溶けまくって見るも無残。
小屋前の何かの残骸…溶けまくって見るも無残。
小屋でワインを購入、なんとリーダーのおごり!!ありがとうございます!!みんなであっという間に1本開けるw
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小屋でワインを購入、なんとリーダーのおごり!!ありがとうございます!!みんなであっという間に1本開けるw
翌朝。初めてヘルメットにヘッドランプを取り付ける。ハーネスを着けると気持ちが引き締まる。
翌朝。初めてヘルメットにヘッドランプを取り付ける。ハーネスを着けると気持ちが引き締まる。
丸山に着くころには明るくなってきた。
丸山に着くころには明るくなってきた。
が、ご覧の天候です。昨日と全然違う…。
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が、ご覧の天候です。昨日と全然違う…。
なかなかの視界の悪さ。
なかなかの視界の悪さ。
あまりパーティーがバラけると見失いそうです。
あまりパーティーがバラけると見失いそうです。
独標まで来ました。残念ですが今回はここまで…と思いきや、リーダーからのGOサイン!
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独標まで来ました。残念ですが今回はここまで…と思いきや、リーダーからのGOサイン!
なんと冬毛の雷鳥さんに遭遇!悪天候ならでは。
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なんと冬毛の雷鳥さんに遭遇!悪天候ならでは。
岩場を慎重に通過。
岩場を慎重に通過。
斜度はありますが、ステップが切ってあります。
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斜度はありますが、ステップが切ってあります。
ここがピラミッドピーク。当然、展望はゼロ。
ここがピラミッドピーク。当然、展望はゼロ。
山頂直下、下山パーティーとすれ違えず我々が登った岩です。真ん中部分を、小さな割れ目に前爪を引っ掛けて登る。マジで怖かった。ちなみに登山道はこの左側にあります。
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山頂直下、下山パーティーとすれ違えず我々が登った岩です。真ん中部分を、小さな割れ目に前爪を引っ掛けて登る。マジで怖かった。ちなみに登山道はこの左側にあります。
西穂高岳に到着。展望はないけれど、ある意味貴重な体験だったかも。
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西穂高岳に到着。展望はないけれど、ある意味貴重な体験だったかも。
もはや誰だか分からんwww
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もはや誰だか分からんwww
「親子」で1枚。笑って写真が撮れるくらいの天候です。
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「親子」で1枚。笑って写真が撮れるくらいの天候です。
下山でも再びライさんに遭遇!多分、さっきと同じ個体だろう。
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下山でも再びライさんに遭遇!多分、さっきと同じ個体だろう。
本当に真っ白なの。ふわってしてて、足が太くて、ちょーカワイイの。
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本当に真っ白なの。ふわってしてて、足が太くて、ちょーカワイイの。
首回りとしっぽが、ちょっと黒くなってきてるかな?
首回りとしっぽが、ちょっと黒くなってきてるかな?
雪の上を歩くライさん。可愛いあんよ。
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雪の上を歩くライさん。可愛いあんよ。
無事に山荘まで帰ってこられました、本当に無事でよかった…。
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無事に山荘まで帰ってこられました、本当に無事でよかった…。

感想

1月の蒲田富士のリーダーを務めて下さった先輩に、
「このままどこも行かずに冬が終わるのは寂しいので、
もう1本どこかやりませんか?西穂独標などどうでしょう?」
とメールを出したのです。
そしたら「いいですね、行きましょう」とお返事が来て大喜び!!
その時のサブの先輩と、会で「親子」と言われている女性の先輩と、
ベテラン3名に囲まれて西穂独標を目指せる事になって喜んでいたのです。

ところが!!
計画書案が届いてビックリ!!
「西穂高岳」
になってる!!(笑)

マジっすか先輩…
私まだそんなに冬山やってないんだけど…

これはヤバイと思い、出発前に日和田でアイゼントレをやっていただき、
それでも戦々恐々で今回の山行に臨みました。
毎晩毎晩、BSTBS「絶景探訪」の西穂高編を見ながら研究し
(とはいえだいたい半分は酔っぱらいながら見てる・笑)
ヤマレコ眺めながらその日を迎えたのでございます。

どうやら2日目の登頂予定日は天候がよろしくない様子。
内心ほっとするというあるまじき心境で当日の朝を迎え、
ガスが立ち込める中独標を目指す。
恐らくリーダー以外の3人は、ここで終わりだろうと思ったでしょう。
でもね、行くって。リーダーが。

マジデスカ…。
視界めっちゃ悪いですよ…。
ただこの日、風は弱かったのです。
それがアタックの決め手となったよう。
もともと厳冬期にやろうと言っていたくらいの方でしたから、
あのぐらいの気象状況は「OK」になるのでしょうね。
そして実際、風がなければそんなに怖い場所はありませんでした。
(あくまで個人的感想です。)
ただ、雪が降っていて視界が少々悪かったのでルートロスのリスクがあります。
経験者の先輩方と一緒だったから行けましたが、
一人だったら絶対行ってません。

ちなみに今回の核心部は、山頂直下の岩場でした。
ここは通常ルートの雪に綺麗なステップが切ってあって階段状になっており、
かなり歩きやすくしてあるのですが、
下山してきたガイド山行のご一行とすれ違う事ができなかったため、
我々はルート外の岩の上を通過しました。
たった一度アイゼントレやっただけでまだ慣れていなかったので、
岩のリスに前爪2本をひっかけて登るのは血の気が引くほど怖かったです。
ロープも出てませんので、落ちたら本当にアウトでした。
「怖い!怖い!」を連呼しながら登りましたが、
絶叫しながら登っていた時の、ガイドご一行の冷めた視線が忘れられません(笑)。

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コメント

なんと!
西穂登頂おめでとう
すごいですね〜拍手!!

先輩方がいると心強いですね
確かに単独でのトライは難しいっていうか止めたほうがいいですね。

こんなレコみたらウズウズしちゃうじゃん
あ〜早く北ア行きてぇ〜ぞ〜

こちらはGWに常念からのんびりと槍でも眺めに行く予定です
2015/4/12 22:48
Re: なんと!
まさかの西穂登頂ですよ。
自分でもビックリ。
やはり、経験のあるベテランの先輩がいてくれると本当に心強いし、
逆に、知りもしないのに行っちゃイカンとも思う。
この日、単独の男性が2人いたのですが、すごいなぁと思ってしまった。

やっぱ北アいいよね!!
雪の常念もいいなぁ〜!
私は、黒部五郎に行こうと思っています。
2015/4/14 22:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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