記録ID: 6166370
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
大崖頭山東尾根~高谷山東尾根
2023年11月11日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:33
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,579m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:29
12:07
ゴール地点
天候 | ◎曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎大崖頭山東尾根 金山沢は右岸に林道がタツノ沢出合まで伸びている。 林道はタツノ沢上部まで伸びているが堰堤工事のものと思われるので出合で身限り尾根に取り付く。 等高線の通り急斜面で岩壁があり空身なら、、、と思うような場所でしたが、濡れた岩だったので右に巻きながら登れそうな場所を探しましたがトラバースが悪く、滑ったら数十メートル下の沢まで止まらない感じだったのでひさしぶりに恐怖感が出ました。結果的に空身で岩を登った方が安全だったかもしれません。 何とか直登出来そうな場所を強引に登り尾根に乗ると1250mまでは急登ですが、それ以降は藪も無く快適な尾根が大崖頭山まで続きます。 ◎高谷山東尾根 山と高原地図で破線ルートになっています。 荒れていると記載がありますが、桧尾峠までは新しいトラロープが設置されていました。 それ以降は赤いマーキングがありますが、兎に角落ち葉が深く踏み跡は殆ど分かりません。尾根を外しやすいので注意が必要です。 今回は綺麗なラインを歩きたかったので、破線ルートを外し尾根末端まで行きました。 事前に確認済みの鉄階段で容易に林道へ着地出来ました。 |
写真
感想
今週はひさしぶりのソロハイク。
アキレス腱炎が一向に回復しないので家でのんびり、、、なんて事も考えましたが週末に山へ行かないのは身体が鈍るし、何より尾根ハントを進めたいので日帰りカードの中から行程が短めの大崖頭山東尾根~高谷山東尾根に行ってきました。
今回の行程中、唯一の懸念材料だったのが等高線が詰まった大崖頭山東尾根の取付き。
木が繋がり急斜面というだけならラッキーと思っていましたが、なかなかの露岩で直登を躊躇。ソロの場合は特にミスれないので北側を巻きつつ登れるラインを探しますが、尾根の向き植生は違うものの三峰川流域の尾根に来たかのようなトラバースの悪さで、落ち葉を払ってホールドを探し何とか通過してミスっても滑落しないラインを見つけ尾根に乗りました。
その後は藪も無く快適な尾根になり大崖頭山に到着。
一般登山道に出て夜叉神峠で冠雪した北岳を見ながらカップラーメンを食べる予定でしたがガスガスで展望無し。
仕方ないので高谷山まで進み静かな山頂で昼食を食べていると、少しだけガスが抜け木の隙間から一瞬だけ冠雪した白い山が見えました。思っていたより降雪ラインは上部で3000mのようでした。
下山は高谷山から芦安へ伸びる高谷山東尾根。
破線ルートながらも『荒れている』との注釈通りで踏み跡不明瞭な場所も多々ありますが危ない場所にはトラロープが設置されていて安心して歩けました。
下山は正午と早かったので以前から行ってみたかった芦安山岳館へ。
興味深い資料が多く時間がある時にまた訪れたくなりました。
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コメント
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何をさらっとあの尾根に参加させようとしてるんですかw
バスが通る時期にやってやりますか!
コメント失礼します。
登りは歩いたことがありません。
危なっかしそうですね。
林を観ながら歩くので、下りの尾根筋は、たしか針葉樹の造林地と落葉紅葉樹の林班境だったと記憶してます。
登りの尾根も林業の痕跡はありましたが、夜叉神峠経由の方が効率よく縦走出来るので登山としての利用価値は今後もないでしょうね。
下山路は確かに尾根北側は植林、南側は広葉樹林でした。流石にお詳しいですね!
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