雄松山荘道から武奈ヶ岳へ


- GPS
- 06:36
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:37
天候 | 晴れるも風あり曇りありの天気でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北比良峠の北側の崩落は変わってませんでした。カラ岳から八雲ヶ原への道は改善されていました。 |
その他周辺情報 | 比良駅の一休は寄れませんでしたが、駅の北側の屋台のようなお店でビール350ml缶が350円で購入できました。車窓から登った山を眺めつつ、いただくビールは最高でした(^^)。 |
写真
感想
初めて近江舞子から比良山系へ(^^)。ヤマレコでも線が引かれていないので手動で引きつつルートを作ります。目的は雄松山荘道です。破線すら引かれていない道はどれほどワイルドなのでしょうか!期待しつつルートを作って当日を迎えました(Symly様のルートを参考にさせていただきました)。
近江舞子駅の近くにセブンイレブンがあったので、珍しく登山前にコーヒーブレイク。今から行く目の前の山容を眺めつつ優雅なひと時(笑)。今日もお世話になりますm(__)m。さて、山に向けて高級山荘の間を抜けていくと、建物の勝手口みたいなことろへ到着。ここでいいのでしょうか(^^;)?その先登っていきました。途端に普通の登山道になりました。
いや、ほんまに普通に登山道でした。ルートが引かれていないのにめっちゃ踏まれているんです。この先はワンゲル道に合流してからの釈迦岳なのですが、ワンゲル道自体がマイナー(すみません)なのに、ここがこれほど踏まれているのは本当に不思議でした。でも背後の琵琶湖はきれいで楽しいです(^^)。まず第一のバリエーションルートは普通にメジャー状態でした。
トラロープが出てきて、規制かお助けかと思ったらお助けでした。ありがとうございます。ロープあたりから少し険しくなりますが、その先程なくワンゲル道に合流。普通に登っていき、最後の岩場を目指します。このルートはこの岩場がハイライトですね。意外と合流点から上部にありました。楽しんで通過させていただきましょう!
昨日の雨で濡れてはいましたが、ありがたいことに木の根と岩がガバになっているので本当に楽しく登っていけます。一旦下ってもういっちょやろうかとも思いましたが、先が長いのでやめておきます(^^;)。今日は三昧なのであと二つお楽しみを予定してますので。
釈迦岳からはカラ岳経由で八雲ヶ原。その先広谷にトラバースしていきます。何度来ても素晴らしい高原風景ですね。さて、私もここからさらに遊ばせていただきたく、面白そうな尾根を目指させていただきます。ついでにホワイトシーズンに向けて渡渉ポイントもおさらいを。
ヤマレコのドットがたくさんついてた尾根筋を目指しますが、まずは早速尾根間違いをしました(^^;)。再度渡渉をして目的の尾根の根元へ。いや、これ無理っしょ(笑)。弱点を探して取り付きを見つけようとします。尾根芯の右側からなんやら行けそうなところを見つけたので行ってみます。まああれだけドットがあるなら尾根芯にさえ乗ったらなんとかなると思いつつ取り付きます。
尾根芯に乗りました。何とかなりそうです(^^)。というか、厳しいところは足並みが揃うのか、道っぽくなっていたりして。広がったらもちろん何もない尾根(^^)。ここはさすがにバリエーションぽいです。自由に歩くこの幸せをかみしめて歩いていたところ、不穏な音に足がすくみました。
今年はあちこちで熊の被害がニュースになっていました。私も必要以上に熊鈴を鳴らして歩いていたのですが、明らかに動物の気配がします。猿ぐらいであって欲しいと思いつつ、熊鈴を振りながら歩きます。と、かなり近くで気配が。熊だったら逃げてほしい。「ガサッ!」え、どっち?いろいろ考えつつ左手に石を持って、右手の熊鈴をザックから外して(カラビナが笛なので)構えつつ、鈴を強く打ち鳴らすと突然目の前の茂みから飛び出してきたものが!
鹿かーい(^^;)。ビビったあと力が抜けました(笑)。いやいや、抜けている場合ではなく力を入れて最後の登りを制覇せねば。1200mとはいえなかなか今日は体力を消耗しています。気温が低いので助かっていますが、熊への恐れと直登に疲れております。てか、目の前に山頂もあるし、山頂で休憩している人も見えてるんでそこまで行くだけなんですけど、ラスト100mが核心でした(^^;)。
あえて山頂へのダイレクト方向にに登頂させてもらいました(^^)。山頂で自撮りしようとすると、そのタイミングでシャッターのお声がけをいただきましたのでありがたくお願いします。お返しに私もシャッター押させていただきます。続々と登頂される方がいらっしゃいますね。ちょうどいいタイミングだったのでしょうね。
さて、下山していきます。登りで頑張ったので、下りはちょっとご褒美をいただくべくパノラマ新道を通らせていただきます。イブルキノコバルートは眺望がありませんが、こちらは八雲ヶ原を見ながら下れます。まあちょっとのことなんですけど(^^;)。こんなデコボコが雪が降るとフラットになるんですね。今年こそはこの斜面で何かやらかしてみたいです(笑)。
八雲ヶ原を散策しようも足元が悪かったので、北比良峠へ逃げます。北比良峠の北側はかつて崩落が進んでいたので、ちょっと調査がてら散策します。意外と崩落は進んでなくて、普通に通行可能です。でも落ちるなら西へ。東は多分死にます(^^;)。
さて下山。最後はイン谷口へ下って行きます。まずはカモシカ台まで下山していきます。紅葉を眺めつつ、足元の落葉の絨毯を体中で感じながら歩いていきます。今の季節では落葉のほうが多くなっていますが、残っている紅葉も黄葉もとても美しい。落ち葉もまだ色鮮やかで、踏むのが申し訳ないぐらい。そして途中にある分岐点まで下ってきました。
分岐点に名前はあるのかわかりませんが、しっかり倒木で塞がれていました(^^;)。ここから自由歩きの第3弾の始まりです。が、下りのバリエーションなので、やっぱり緊張します。崩落などが出てきませんように。
まずは下りのはずなのに登り基調の尾根芯を進んでいきます。鞍部を通過後、次の小ピークへ。今のところ、さして標高も変わっていないので何かあれば引き返すことは可能ですが、この先は高度を下げていくので引き返しハードルが上がります(^^;)。
当初のドキドキと裏腹に、なんかルートのようなものが出てきました。なんで(^^;)?もしやこれは古道でしょうか。凹部になっているルートに導かれて進ませていただきます。さすがに人が少ないのか、この季節でも蜘蛛の巣パンチを食らったりしましたが、おおむね気持ちよく歩けます。崩落もありませんでした。
尾根周辺にいることはわかるのですが、せっかくなので着地点を知りたくてそのまま進み続けます。やがて大きな石が出てきた先に、道標が出てきました。さすがにもう何も出てこないでしょう(^^)。そのまま進むと、イン谷口のバス停近くに突然飛び出しました。こんなところから登り口があったなんて!何回も来ているのに知らないことばかりです(^^;)。山はいつも面白い。
最後は比良駅までの歩きです。ちょっと距離のある歩きですが、たまには歩いておかないと忘れてしまうので(^^;)。比良駅へ最後の右折のところでビールを購入できました。湖西線でいただきます(^^)。駅前の一休にも寄りたかったのですが、比良駅に着いたところ5分後に電車が来る予定。なら乗っちゃうか。この駅にはまた来るでしょうし。登った山を眺めつつ車窓からビールを飲むこの贅沢よ!今日もありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する