笹ヶ峰〜乙妻北東斜面〜高妻山（山スキー）

2010年04月25日(日) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,316m
• 下り: 1,280m

コースタイム

笹ヶ峰ダム5:53ー7:07林道ー7:43乙妻北東斜面入口ー8:54標高1785mスキーアイゼン装着9:01ー10:07稜線のコル10:32ー10:43中妻山アイゼン装着10:55ー11:53高妻山11:56ー12:39中妻山13:00ー13:21林道でシール装着13:35ー15:10笹ヶ峰

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

「火打山の風」のウェブサイトの情報では先週末には笹ヶ峰まで除雪されたらしい。笹ヶ峰乙見湖休憩舎に駐車し、ダムの下をくぐるトンネルからアプローチしたが、地図上の登山道は崖になっていたので、雪のついたロックフィルダムをのぼり、ダム上の道と合流、ダム湖南岸の石段の上からシールをつけて出発。ルートはわかりにくいということだったのでGPSを頼りに乙妻北東斜面をめざす。約2時間で乙妻北東斜面入口に到着。斜面は傾斜が強くなるとスリップしゃすくなり、スキーアイゼン装着。二重稜線になっているコルを経由し通称中妻山と呼ばれるピークでスキーをデポし、アイゼン、ピッケルに切り替える。高妻山までは二箇所雪壁あり、ピッケルでステップをつくり慎重にすすんだ。乙妻北東斜面の滑降は快適なザラメ雪。林道途中でシール装着。帰りはダムの上を歩いた。

写真

4/26 0:24

笹ヶ峰ダム南岸から乙見湖と天狗原〜焼山〜火打を望む。

4/26 0:44

池の氷の下にはミズバショウが芽をだしている。

4/26 0:19

杉林を行く。

4/26 0:19

氷沢川の林道から高妻山。

4/26 0:17

北東斜面を行く。

4/26 0:16

乙妻山

4/26 0:16

稜線を見上げる。次第に傾斜が強くなり、右寄りにルートをとる。

4/26 0:15

1760m付近でクトー装着。この日の乙妻北東斜面は他に3人パーティーと単独行者1人が入山。

4/26 0:15

稜線に到達、通称中妻山を望む。このあたりは二重稜線となっている。

4/26 0:14

天狗原、焼山、火打、妙高。

4/26 0:13

乙妻山。

4/26 0:12

高妻山。頂上まで雪の急斜面が2箇所ある。

4/26 0:12

北アルプス後立山連峰。

4/26 0:12

雪庇のはりだした高妻山頂上まであとわずか。

4/26 0:11

頂上着。

4/26 0:11

戸隠連山。

4/26 0:10

高妻山を振り返る。

4/26 0:10

4/26 0:09

いよいよ北東斜面の滑降。長い快適斜面。

4/26 0:09

シュプールをふりかえる。

4/26 0:08

4/26 0:08

4/26 0:28

林道に到着。

4/26 0:07

雪田がとけてミズバショウが顔をだしている。

4/26 0:48

笹ヶ峰ダムに到着。

撮影機器：

μ1030SW オリンパス

感想

Neuron

笹ヶ峰〜乙妻北東斜面は思ったよりも近かった。樹林帯は落ちた枝葉であまりきれいとはいえないがミズバショウが所々咲いて良い雰囲気。目標物のない水平移動でトレースなければGPS必携。氷沢川左岸林道をたどり右手の乙妻北東斜面の疎林にはいる。樹林がなくなりしばらくすると傾斜がきつくなるので右から回り込むようにのぼってから左にトラバース、稜線の鞍部をめざす。二重稜線の鞍部でしばし休憩。高妻山と乙妻山の間の通称中妻山につくと高妻山が見えてきた。ここからは高妻山乙妻山は等距離に見える。滑落に注意してステップを切ってのぼり雪庇の張り出した高妻山頂上に到着。帰路も慎重にくだり中妻山からいよいよ滑降だ、この時期でも言われている通りの快適斜面。往路の林道から笹ヶ峰ダムにもどるがダム湖南岸から望む火打〜焼山〜天狗原の稜線は一見の価値あり。