記録ID: 620021
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
蓮華温泉BC【天狗原〜白馬乗鞍〜蓮華温泉〜木地屋】
2015年04月22日(水) 〜
2015年04月23日(木)



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 14:02
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,339m
- 下り
- 2,423m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
栂池スキー場からゴンドラ、ロープウェーを利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗原〜振子沢〜蓮華温泉〜木地屋 クラシカルなツアーコースとの事でルート上標識やピンクのリボンにて明確です。ガスってなければ安心なルートですがしつこいぐらいのリボンが、所々少なくなると逆に不安な気持ちになります。 思っていたより気持ちよく滑走できる斜面が少なく平坦な斜面が続くので沢筋へ滑走したくなりますが極力沢へは落とさずトラバースするほうが最終的には無難と感じました。そんな平坦な斜面が多い為スノーボーダーには厳しいコースになると思います。 雪解けが激しく雪面のクラック多数。沢の水量も多く複数個所のスノーブリッジも途切れる心配も、、、そして山の稜線上、山頂の雪が極端に少なく例年ならこの時期スキーのまま登り、滑る事が出来るところも完全に雪がなくなっていた。おかげで思わぬ藪漕ぎを強いられれた。 林道に積もった雪の上を滑走やシール登行をする個所が多く安心かと思いきや、山の中腹は雪が多く、山の斜面に沿って斜めに積もっている為トラバース気味に通過が必要で気を使う個所です。 蓮華温泉から木地屋ツアーコースに向かってすぐの2個目の橋手前でヤッホー平にむけて沢へ滑走するルートとそのまま林道沿いに積もった雪の上を移動するルートがありますが、林道先を見ると道路上の雪が崖のような斜面となっており通過は大変危険な個所と思われます。 木地屋集落付近で林道は通行止めとなっていますが除雪は進んでいます。当日林道脇を滑走出来ましたが雪解けが激しいので時間の問題でしょう。 |
その他周辺情報 | あちこちに温泉があります。 |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
外湯の案内図
ちなみに山小屋内に内湯(もちろんこちらも素晴らしい温泉)がありシャンプー、ボディーソープまで用意されていました。ここでフランス団体さんの中で明らかに一番若い方がみえたので勇気を出して片言英語で会話してみました。彼は以前白馬に滞在していた時期がありスキーを含め素晴らしい日本を知り、今回はガイドとしてフランスから20日間の旅でやってきたとの事、東京、京都を巡り、日本食を楽しみ、温泉につかり、そして立山、白馬、小蓮華、雪倉岳、白馬乗鞍を周り最後に富士山のバックカントリーで締めくくるという何ともアクティブで壮大なジャパニーズツアー真最中であった。
ちなみに山小屋内に内湯(もちろんこちらも素晴らしい温泉)がありシャンプー、ボディーソープまで用意されていました。ここでフランス団体さんの中で明らかに一番若い方がみえたので勇気を出して片言英語で会話してみました。彼は以前白馬に滞在していた時期がありスキーを含め素晴らしい日本を知り、今回はガイドとしてフランスから20日間の旅でやってきたとの事、東京、京都を巡り、日本食を楽しみ、温泉につかり、そして立山、白馬、小蓮華、雪倉岳、白馬乗鞍を周り最後に富士山のバックカントリーで締めくくるという何ともアクティブで壮大なジャパニーズツアー真最中であった。
2日目の朝
木地屋に帰るだけではもったいない気がして行けるところまで雪倉岳に向かうことも考えていましたが、私たちの技量、体力では危険と判断しゆっくり昨日入れなかった仙気ノ湯につかりその足で横にある沢筋斜面を登り滑って変える事としました。
木地屋に帰るだけではもったいない気がして行けるところまで雪倉岳に向かうことも考えていましたが、私たちの技量、体力では危険と判断しゆっくり昨日入れなかった仙気ノ湯につかりその足で横にある沢筋斜面を登り滑って変える事としました。
蓮華温泉から木地屋にむけたツアーコースで帰途に、、
まず橋へ戻り林道を左に曲がりしばらくすると谷筋へ滑る降りる(ヤッホー平に向かう)ルートとそのまま林道を周りこむルートの分岐が出てきました。リボンは谷筋を示していましたが沢の水量を心配して林道を選択しました。しかし回り込む林道先を望むと切り立った崖に沿って林道の雪が積もっているように見えとても容易に通過できる状況ではないように見えましたので戻り谷へ滑走しました。所々沢は雪切れしていた程度でした。その後シール登行、落とした分登り返しがあると思っていましたがそうでもなかった。
栂平まで林道シール登行で標高は変わらず平坦ではありますが林道上の雪は山の斜面に沿って積雪している為トラバース登行となり気を使いました。
まず橋へ戻り林道を左に曲がりしばらくすると谷筋へ滑る降りる(ヤッホー平に向かう)ルートとそのまま林道を周りこむルートの分岐が出てきました。リボンは谷筋を示していましたが沢の水量を心配して林道を選択しました。しかし回り込む林道先を望むと切り立った崖に沿って林道の雪が積もっているように見えとても容易に通過できる状況ではないように見えましたので戻り谷へ滑走しました。所々沢は雪切れしていた程度でした。その後シール登行、落とした分登り返しがあると思っていましたがそうでもなかった。
栂平まで林道シール登行で標高は変わらず平坦ではありますが林道上の雪は山の斜面に沿って積雪している為トラバース登行となり気を使いました。
栂平から林道を外れ120mほど標高を上げて尾根へ登り返したところ今回最大の難所が、、稜線まで残り10〜20m程の斜面で完全に雪切れ、目の前は深い高さ2m程の藪、手前は雪につぶされた藪、板を担いで藪に突っ込むもつぶされた藪はとてもスリッピーで通過できない。
苦肉の策でアイゼン装着し何とか通過できた。藪漕ぎでアイゼンを使うとは思ってもいなかったが結果としては良い判断でした。稜線上は逆に雪が豊富で、回り込めば雪がつながっていた個所もあったかもしれません。ルートを示すピンクのリボンにこだわりすぎた結果だったかも??
藪漕ぎで疲れ切った体に雪はザクザクストップスノーで疲労感いっぱいの中の滑走、以降はシールを着けずに最後まで滑ってきましたが平坦な斜面が多く漕ぎながら、少し登りながらの滑走で辛かった。
撮影機器:
感想
スキーでいつかは訪れたかった所、訪れるための手段や条件に答えてくれる最高のロケーションと天然温泉、そしてバックカントリーの聖地ともいえる山々、いつかは滑ってみたい斜面は数えきれない程、出来る事なら2泊、3泊してみたい。
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