祖母山傾山縦走(障子岩ー大障子岩−祖母山−障子岳−本谷山−笠松山−千間山−古祖母山−傾山)


- GPS
- 23:45
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 4,263m
- 下り
- 4,352m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:19
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5月1日に九州に来るので、前乗りで4月28日〜30日に本山行に来る予定だったが、天候が悪そうだったので、日程を前倒しした。
朝4時に起きて、休憩せずに運転し、登山口手前のコンビニでむすび三つとスポーツ飲料500mlを購入、さらに「道の駅原尻の滝」で稲荷寿司を買って、その場で食べた。
健男社下の駐車場で、荷物を背負い登山口からスタート。すぐにルートを外れていることに気づいたが、谷沿いに登れば行けるだろうと思って登ると三方を岩の壁に阻まれ、引き返すことになった。やはり、赤テープを見失ったら早めに引き返した方がよい。何とか赤テープまで戻り、正規ルートを進むが、道が分かりにくいので、赤テープを慎重に探して進む。普段荷物あり登山をほとんどしないので、ふくらはぎ、ひざ、腰に負担がかかる。登りに嫌気がさして来たころに尾根に出る。少しは歩きが楽になる。しばらく歩くと、目の前に岩の壁が・・・。障子岩の登りだ。ここはピストンなので荷物を置き登る。山頂を踏みさらに進むと、眺めは良く、はるか彼方に祖母山が見える。
岩を引き返し、荷物を背負い、急な登りと降りを繰り返し嫌になり引き返したくなった頃に、大障子岩に到着する。ここも眺めがよいが、あいにく少しかすんでおり、阿蘇、九重、由布岳はわずかに見える程度であった。ここで、むすびを一つ食べる。祖母山ははっきり見えるが、まだ遠く、明るいうちに着けるか不安になる。降り口が分からずウロウロするが、結局、来た道を引き返したところに分岐があった。
足はすでに終わっていたが、さいわい、その後は道が少しは良くなり順調に進め、小屋にたどり着く。
小屋に入ると、コタツがあり人が密集していたので、支払いを済ませ、荷物を置き頂上に登ることにした。山頂は夕景で影祖母山が見えた。
小屋からすぐの水場で、水を補給し、小屋に戻る。山頂の夕景を見に行った方がおられたので席を確保できたので、湯を沸かし、マジックライスと水で戻すカレーに湯を多めにかさ上げしたカレーおじやみたいなものを食べる。小屋は、発電機があり明かり、コタツ、オーディオがあった。
二階に登るとかなり広くスペースを広く使えた。マットを膨らませて、シュラフにくるまり、鼻が詰まるので風邪薬を飲んで寝た。
朝は、日の出が五時半くらいで小屋から見えるらしかったことと、一日目の終わりが遅かったことにより、少しゆっくりした。朝日を拝んで、スパゲティをお湯で戻してから食べ、荷物を整理して出発した。祖母山山頂で、朝の影祖母山を拝んで、古祖母山を目指す。
ルート上に眺めがよい場所があるので、展望台分岐があっても無視して進んだ。障子岳(障子岩と混同するらしい)で眺めを楽しんだ後、そのままアシの間のコースらしきところを降りるが、途中で道が、はっきりしなくなる。アシには、火山灰が積もっており、口の中がじゃりじゃりする。障子岳から少し南に降りてから曲がるのが正しいと思われる。
古祖母山も眺めがよいが、山が多いので、どれがどの山かは確認するのは面倒なのでやめた。
尾平越からは登りが続くが、水に入れたクエン酸入りのスポーツ飲料用粉が効いたのか、坂が昨日よりなだらかなのがよかったのか、比較的順調に距離を稼げた。昨日食べてなかったむすび二つをここで食べた。ブナ広場の水場で水を補給しようと思っていたが、スルーしてしまい、本谷山を越えてすぐの水場によった。水は出ていたが、ホースの上の水たまりが少し淀んでいる感じで、水も濁っていたので、補給を断念した。笠松山に登り東展望台と思われる岩から景色を眺めた。
九折越小屋に到着したが、水が補給出来ていなかったので、九折越を右に曲がって降りたところにある水場で水を補給した。ホースの上の水たまりが気になったが水が濁ってなく水量も多かったし、他に選択肢はなかったので使った。
小屋には、時間も早いこともあり、誰もいなかったので明日に備えゆっくりした。
夕方、四人のグループが入ってこられたが、それからは増えなかった。ここに昨日は二十人くらいいたらしい。梅ご飯をお湯で戻し食べた。明かりはヘッドライトしか持ってきていなかったので明日に備え早めに寝た。
最終日は、山頂での日の出をめざし早めに出る。急坂だったけど、荷物の重量が食料の消化と水を減らせたので減り、順調に高度を稼げた。頂上での日の出にすれすれで間に合った。
三つ坊主コースは、のこぎりの歯のような、上り下りを繰り返す。頂上は眺めがよいが、距離があまり離れていないので、どうしてもアングルが同じような景色になる。
一旦森林に入ると眺めはなくなり、急坂をひたすら降りる。ようやく登山口に出たと思ったら、まだしばらく山道を進むことになる。観音滝は、水量、高さとも良い。残念ながら、一番下が見えなかった。
筋湯温泉に一泊し、メンテナンスして帰った。
コメント
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すごくパワフルな登山でうらやましいい限りです!
私は、先日、”大崩山”にアタックしました。(都合で途中までのピストン)面白そうなお山です。ぜひ、チャレンジしてみてください!
去年の7月に全く同じコースを周ってきました。似たような所での写真が多く懐かしく思いました。歩いてきた尾根を眺めると感激しますよね。縦走するならやっぱり今の時期が良いですね!7月は暑くて虫と雨に悩まされ大変でした。それでも九合目小屋の周りに咲く大山蓮華に癒されました。
お久しぶりです
大崩山は岩が良い感じの山らしいですね。
元気だったら、ついでに行こうと思っていましたが、ボロボロでした
毎週のような山行をいつも楽しみにしています
又、どこかで会えたら良いですね🐱
18kgの荷物を背負っての山行だったんですね
自分は、削りに削って、たぶん半分以下だったんですが、それでも結構大変でした
花は少し早かったみたいです🌺
九州は、行きたい山が多いのです
私のブログを見てくださったんですね!ありがとうございます。あの時は7月の暑さの中でウエイトの殆どは水分でした。あの時の重さに懲りて今は少しでも重量を減らすように色々と試行錯誤しているところです。
夏は、水の量が増えるから大変ですよね
今後、又、九州にお邪魔させていただく際には、ブログを参考にさせていただきます
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