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記録ID: 6248033
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

初冬の仙ヶ岳【7年振りに南尾根から周回】

2023年12月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
onetotani その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:43
距離
9.7km
登り
1,180m
下り
1,174m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
1:20
合計
8:43
7:05
21
石谷川第二堰堤駐車地
7:26
7:26
27
9:06
9:26
94
11:00
11:41
2
11:43
11:48
17
12:05
12:09
109
14:50
14:57
4
15:27
15:27
21
15:48
石谷川第二堰堤駐車地
天候 晴  【気温】石谷川林道終点:6℃  仙ヶ岳:8℃  白雲の滝:9℃
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石水渓研究施設の駐車場に集合し、乗り合って石谷川第二堰堤へ移動。

仙ヶ岳登山口バス停から茶畑を抜け林道へ入ると狭い凸凹道になり、
石水溪からの登山道を左から併せた突き当りが石谷川第二堰堤上部と
なり、林道のふくらみに駐車。(5台は駐車可能かな?)
《石水渓研究施設駐車場》
モルゲンロートに染まる鬼ヶ牙。
2023年12月03日 06:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/3 6:46
《石水渓研究施設駐車場》
モルゲンロートに染まる鬼ヶ牙。
【石谷川林道】
朝陽を受ける鬼ヶ牙東峰、南峰、北峰の3ピークを眺めながら進む。
2023年12月03日 07:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/3 7:13
【石谷川林道】
朝陽を受ける鬼ヶ牙東峰、南峰、北峰の3ピークを眺めながら進む。
【イタハシ谷】
南尾根の鞍部まで急な谷を詰める。
2023年12月03日 08:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/3 8:00
【イタハシ谷】
南尾根の鞍部まで急な谷を詰める。
以前渡った橋が崩れ、手前から谷底へ降りる。
2023年12月03日 08:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 8:10
以前渡った橋が崩れ、手前から谷底へ降りる。
ナメ滝の下を捲くように迂回するようだ。
2023年12月03日 08:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/3 8:16
ナメ滝の下を捲くように迂回するようだ。
廊下状になると谷も終盤で、傾斜も増してくる。
2023年12月03日 08:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/3 8:33
廊下状になると谷も終盤で、傾斜も増してくる。
名残の紅葉
2023年12月03日 08:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 8:52
名残の紅葉
【南尾根】
岩壁に安置された滝谷不動明王。
2023年12月03日 09:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 9:08
【南尾根】
岩壁に安置された滝谷不動明王。
岩塔のTOPに鎮座する三体の石仏(大日、不動、地蔵)。
2023年12月03日 09:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/3 9:09
岩塔のTOPに鎮座する三体の石仏(大日、不動、地蔵)。
鞍部に戻り、 頼りないロープが下がるP5の岩場からアップダウンを開始だ。
2023年12月03日 09:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/3 9:20
鞍部に戻り、 頼りないロープが下がるP5の岩場からアップダウンを開始だ。
P4から節理が美しい岩壁を望む。
2023年12月03日 09:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 9:56
P4から節理が美しい岩壁を望む。
仙ヶ岳(西峰)を望む。
2023年12月03日 10:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 10:25
仙ヶ岳(西峰)を望む。
P3から仙ヶ岳西峰とP2、獅子岩(P1)、仙ヶ岳東峰を望む。
2023年12月03日 10:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 10:28
P3から仙ヶ岳西峰とP2、獅子岩(P1)、仙ヶ岳東峰を望む。
P2の狭い岩溝を攀じる。
2023年12月03日 10:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/3 10:38
P2の狭い岩溝を攀じる。
正面から眺める獅子岩(P1)。
2023年12月03日 10:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 10:45
正面から眺める獅子岩(P1)。
東峰の仙の石を捉える
2023年12月03日 10:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 10:48
東峰の仙の石を捉える
《仙の石》
南尾根のピーク(P3〜P1)とベンケイ〜御所平を振り返る。
2023年12月03日 11:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 11:00
《仙の石》
南尾根のピーク(P3〜P1)とベンケイ〜御所平を振り返る。
《仙の石》
奇岩は東峰の代名詞だ。
2023年12月03日 11:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/3 11:02
《仙の石》
奇岩は東峰の代名詞だ。
《仙ヶ岳東峰》
昼食後に立ち寄ると以前より展望が良くなっていた。
2023年12月03日 11:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 11:44
《仙ヶ岳東峰》
昼食後に立ち寄ると以前より展望が良くなっていた。
《仙ヶ岳東峰》
突端の展望地にて、御在所岳と鎌ヶ岳〜入道ヶ岳、奥に雲母峰、そして手前に犬返しの剣、宮指路岳を望む。
2023年12月03日 11:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 11:45
《仙ヶ岳東峰》
突端の展望地にて、御在所岳と鎌ヶ岳〜入道ヶ岳、奥に雲母峰、そして手前に犬返しの剣、宮指路岳を望む。
《仙ヶ岳(西峰)》
北側に雨乞岳そして県境稜線の山並みを望む。
2023年12月03日 12:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 12:04
《仙ヶ岳(西峰)》
北側に雨乞岳そして県境稜線の山並みを望む。
《仙ヶ岳(西峰)》
2本の川を隔てたサクラグチ〜横谷山、そして綿向山、清水頭〜雨乞岳を望む。
2023年12月03日 12:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 12:04
《仙ヶ岳(西峰)》
2本の川を隔てたサクラグチ〜横谷山、そして綿向山、清水頭〜雨乞岳を望む。
《仙ヶ岳(西峰)》
こちらは南尾根のギザギザだ。
2023年12月03日 12:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 12:09
《仙ヶ岳(西峰)》
こちらは南尾根のギザギザだ。
白谷から下ろう。
2023年12月03日 12:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 12:16
白谷から下ろう。
【白谷】
落ち葉に埋まった伏流の谷底を下る。
2023年12月03日 12:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 12:24
【白谷】
落ち葉に埋まった伏流の谷底を下る。
落ち葉のラッセル。
2023年12月03日 12:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 12:29
落ち葉のラッセル。
急なガレのような谷を振り返る。
2023年12月03日 12:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 12:29
急なガレのような谷を振り返る。
これが仙ヶ滝と呼ばれる滝かな?
2023年12月03日 13:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 13:26
これが仙ヶ滝と呼ばれる滝かな?
広い河原の左岸から大堰堤を捲き終える。
2023年12月03日 13:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 13:36
広い河原の左岸から大堰堤を捲き終える。
相変わらず歩きづらい谷だな〜。
2023年12月03日 13:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 13:47
相変わらず歩きづらい谷だな〜。
やっと御所谷出合の到着だ。
2023年12月03日 13:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 13:56
やっと御所谷出合の到着だ。
尾根下の登山道崩壊地をアルミ梯子で迂回する。
2023年12月03日 14:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/3 14:28
尾根下の登山道崩壊地をアルミ梯子で迂回する。
尾根下に付けられた鎖のトラバースを終えれば白谷も最終盤だ。
2023年12月03日 14:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 14:35
尾根下に付けられた鎖のトラバースを終えれば白谷も最終盤だ。
白雲の滝源頭部を通過。
2023年12月03日 14:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 14:51
白雲の滝源頭部を通過。
白雲の滝:
正面から見ると二段の滝だと気付く。(落差:10m)
2023年12月03日 14:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/3 14:55
白雲の滝:
正面から見ると二段の滝だと気付く。(落差:10m)
「山の神」の石祠はきれいに保たれていました。
2023年12月03日 14:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 14:57
「山の神」の石祠はきれいに保たれていました。
解体された営林小屋の跡。
2023年12月03日 14:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/3 14:57
解体された営林小屋の跡。
《石谷川第二堰堤》
最後の一台になりました
2023年12月03日 15:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/3 15:51
《石谷川第二堰堤》
最後の一台になりました
撮影機器:

感想

今回は全て一般道で仙ヶ岳を歩こうとの誘いに記憶を手繰ると、南鈴鹿に
目が向いて、紅葉の時期に仙ヶ岳の南尾根と白谷コースを初めて
歩いてからもう7年もご無沙汰していた。
すでに紅葉の季節は終わり冬を迎えてしまったが好展望の尾根歩きが
楽しみだ。

凸凹の林道を石谷川第二堰堤へ向かうとすでに3台の車で駐車スペースは
埋まっていた。「白糸の滝」へ向かう登山道の脇に駐車して林道を
登山口へ向かうと先ず目に入ってくるのは朝陽に照らされた鬼ヶ牙の
東峰だ。歩を進めるに従い姿を現す南峰、そして北峰の山頂を眺めながら
小矢場峠を過ぎると現れる道を塞ぐような落石も7年前と変わらぬ
状態だった。

営林小屋の跡地から滝谷不動を目指し、イタハシ谷を上流へ向かうと
残る記憶と変わらぬ道標やマイナールートの様な谷道が続いていた。
躊躇しながら渡った橋はすでに崩れて無くなり、ナメ滝を下部から
迂回する様なコースに道が変わっていた以外は、迫る岸壁、次第に増す
傾斜など、概ね記憶と景色を照らし合わせながら南尾根の鞍部まで
上がる事が出来た。

南尾根は長いイタハシ谷を登りきった鞍部からやっと始まるが、
特徴は5回ほど現れるピークを越えながら東峰の「仙の石」に到着する
アップダウンの繰り返しと恵まれた展望だ。
冬の到来を実感する冷たい風に吹かれながらP5、P4と越えて行くに従い
展望が広がり、獅子岩と言われるP1を越えると仙ヶ岳から続く御所平〜
ベンケイ、うぐい川を越えたサクラグチから横谷山〜能登ヶ峰へ続く
U字稜線が間近に望める。

「仙の石」を僅かに東へ進んだ陽当たりの良い斜面で風を避けて食事を
摂ったあと、東峰に寄ってみると随分展望が良くなっていた。
突端が伐採され雨乞岳〜鎌ヶ岳〜入道ヶ岳など主脈や県境稜線が
一望できる展望地になっていた。

最高点となる仙ヶ岳西峰で鈴鹿の山並みを満喫した後、僅かに戻った
鞍部から白谷へ下る。道の無い伏流の谷芯がルートになる為、
谷底に埋まった落ち葉に隠されたトラップから逃げたり、不安定な岩ゴロ
に難儀しながら慎重に下るが大堰堤を過ぎた御所谷の出合いまでが
やけに長く感じたが、まだ距離的には1/3ほど残っていそうだ。

やっと緩やかになったと感じる辺りから左岸の尾根下に付けられた道へ
出ると白谷も終盤で、崩壊した尾根下を不安定なアルミ梯子で迂回すると
しばらくして解体された営林小屋の跡地に出て、長く感じた白谷コースも
終了。跡地の奥で見られる「白雲の滝」や「山の神」を眺めながら休憩を
取り林道を戻る頃には陽も傾きかけ、駐車地に戻った時には他の車は
残っていなかった。

【久しぶりに歩いた南尾根は相変わらず魅力的だった。
高度感を感じながら岩稜のアップダウンを繰り返し、最後は一転して
穏やかな雰囲気に変わり仙の石に到達する。その終わりようが今回も
爽快な尾根歩きを感じさせてくれた。】

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