後白髪山・船形山 〜船形山升沢コース〜（船形山山頂小屋泊)

2015年04月27日(月) 〜 2015年04月28日(火)

• GPS: 10:30
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,482m
• 下り: 1,474m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:05
• 合計: 8:00

8:00 升沢コース登山口駐車場
8:23 8:24 旗坂平
8:35 8:36 一群平
8:59 9:00 鳴清水
9:54 9:55 三光の宮
10:07 10:08 三光の宮分岐
10:30 10:30 不動石
11:21 11:21 蛇ヶ岳
12:43 12:43 後白髪山
13:55 13:55 蛇ヶ岳分岐
13:58 13:58 蛇ヶ岳
14:14 14:14 瓶石沢分岐
15:58 15:58 スタート地点
15:58 15:58 船形山
16:00 宿泊地

2日目

• 山行: 2:24
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:39

5:33 宿泊地
5:40 5:41 千畳敷分岐
6:03 6:03 升沢小屋
6:13 6:15 瓶石沢分岐
6:18 6:29 不動石
6:47 6:47 三光の宮分岐
6:53 6:53 三光の宮
7:28 7:28 鳴清水
7:44 7:44 一群平
7:53 7:54 旗坂平
8:10 8:10 升沢コース登山口駐車場
8:12 8:12 船形山 升沢コース登山口
8:12 ゴール地点

天候

快晴　　　　
山頂前まではほぼ無風
山頂は暴風
気温　平地で25℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】
・旗坂キャンプ場駐車場へ20〜30台ほど駐車可能
・今回は平日だったこともあってか、朝8時の時点で駐車している車は自分も含め3台だけ。
・旗坂キャンプ場まで未舗装道路なし

コース状況／危険箇所等

【登山道の状況】
・升沢コース登山口(30番標識)から一群平(24番標識)までは夏道ですが、24番以降は残雪を歩きます。
・雪の状況はだいぶ解けて、柔らかくなっていました。踏み抜きの恐れがある箇所もありますので注意を。
・升沢コースから蛇が岳・後白髪山へのアクセス道は残雪の傾斜地をトラバースしていくので、アイゼン装着のほうが無難でしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
【危険箇所】
・升沢コースから蛇が岳・後白髪山までは目印はなく、標識もあまりなく、トレースもないので、道迷いしやすいかと思います。

【トイレ】
・旗坂キャンプ場駐車場にトイレ有り
・升沢小屋、山頂小屋にトイレ有り

【登山ポスト】
・旗坂キャンプ場駐車場の登山道案内看板の横に設置されています。
・県道147号線沿いの「沢渡りのカヤの木」の横に設置されています。

上記、2箇所に設置されており、用紙・鉛筆も置いてあります。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その他周辺情報

【温泉】
・台ヶ森温泉　山野川旅館　日帰り￥５００
　とても感じが良いこじんまりした温泉です。お湯もとても良いです。
・かっぱの湯　１日券￥１０００　短時間券￥５００(土日祝日２時間・平日３時間)
【飲食店】
・近くに飲食店はありません。

写真

4/27 7:19

県道147号線沿いの沢渡のカヤの木にある入山者カード提出場所です。

4/27 7:22

入山者カード提出場所に置いてある入山者届出書です。
鉛筆も置いてあり、記入も簡単です。
親切ですね。

4/27 7:49

旗坂キャンプ場駐車場設置されている入山者カードポストです。

4/27 7:58

木の影になっちゃいましたが、駐車場はこんな感じです。
この時間で駐車台数3台

4/27 7:59

登山口。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ここから登り始めます。　　　　　　　　　　　　　　　
30番の標識。山頂が1番です。　　　　　　　　　　　　　　

4/27 8:00

カタクリも咲いてました！　　　　　　　　　　　　　　

4/27 8:01

新緑と青空が綺麗です。　　　　　　　　　　　　　　
この時期の船形山の魅力は、低標高では新緑を楽しめ、標高を上げれば残雪のブナ林を楽しめるってことです！　　　　　　

4/27 8:15

立派なぶなの木です。
青空に映えますね。

4/27 8:21

イワウチワも咲いてましたよ。

4/27 8:38

24番標識くらいから残雪が出てきます。

4/27 9:22

残雪のブナ原生林。
この景色が見たくて毎年訪れているんですよね。

4/27 9:54

三光の宮到着！　　　　　　　　　　　　　　　　　
陽、月、星の3つの光を祀っているそうです。

4/27 9:55

三光の宮からの眺望

4/27 10:10

この辺りでは早春なんですね。
芽吹きです。

4/27 10:10

これは実なの？糞なの？
鹿の糞かなって思ったんですが…

4/27 10:33

ここから蛇ヶ岳、後白髪山へ向かいます。
残雪で登山道も見えなくて、目印もないので、イマイチ不安ですが、トレースがあるのでたぶん大丈夫

4/27 10:45

結構な斜度の斜面をトラバースします

4/27 10:54

雪道をひたすら歩きます。

4/27 11:24

やっと夏道が見えた！
夏道が見えると少し安心

4/27 11:32

後白髪山分岐。

4/27 11:39

いい景色ですね〜。
見渡す限り山です

4/27 11:41

後白髪山が見えました！
ここまでくれば、あと少し！

4/27 12:04

ザックはここにデポして、後白髪山山頂を目指します

4/27 12:35

後白髪山山頂到着！

4/27 12:34

振り返れば船形山の山頂が見えます。
今日泊まる予定の山頂避難小屋も小さく見えます

4/27 12:35

山頂からの景色は霞んで見えませんね

4/27 14:58

同じ道を戻って、升沢小屋まで来ました。
ここで升沢小屋に泊まってもいいなぁと思ったんですが、やっぱり山頂まで頑張ります！

4/27 15:01

ここから山頂までひたすら登ります

4/27 15:29

結構、きついんですよね。この登り。

4/27 15:45

長い登りを登り終えると山頂小屋が見えてきます

4/27 15:55

どんどん山頂避難小屋が近づいてきます。
あと少し…

4/27 15:59

山頂到着！

4/27 15:58

今日の宿

4/27 16:00

山頂避難小屋の中はこんな感じです。
ラッキーなことに今日は僕1人のようです。

4/27 16:31

水節約のために明るいうちに水作り
山頂付近には雪がないので、少し歩いて、雪を確保。
コッヘルで溶かします。

4/27 16:34

今日の珈琲と夕食用の水をつくりました。

4/27 18:24

夕食を食べたり、珈琲を飲んだり、読書をしながら過ごして、やっとこの景色が見れました。
素晴らしいグラデーションです。
1日の疲れも忘れてしまいます。

4/27 18:28

小屋にはロウソクがあります。
とりあえず点けてみましたが、ヘッドランプがあるのですぐ消しましたよ！

4/27 21:24

携帯もバッテリー節約のため、オフにしてるし、ラジオも持ってないので、外部との繋がりは一切ない中、読書をしたり、夜景を眺めたり、星を眺めたりして、ゆっくりと過ごしました。
スゴく贅沢な時間に感じられました。

4/28 4:23

これは朝焼け。
少しずつ夜が明けてきます。

4/28 4:28

日の出前に朝食をとって、ゆっくりと御来光を楽しもう！
フライパンでパンを暖めて、雪を溶かした水で作った不味い珈琲と一緒に食べました。

4/28 4:45

御来光！
今日1日、僕らの上を照らす太陽です。

4/28 5:28

朝靄の中、山々が連なって幻想的な風景を見ることができました。

4/28 5:29

モルゲンロート。

4/28 6:02

この風景とも、もうすぐお別れです。
来年も見に来たいですね。

4/28 6:55

今日もいい天気！

4/28 7:28

下に降りてくるとショジョウバカマも咲いてます。

4/28 7:53

標高を下げると新緑のブナがお出迎え。
一つの山で残雪と新緑を楽しめるなんて、嬉しいですね。

撮影機器：

EOS 40D CANON

iPhone 5 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ニット帽 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 夕ご飯 朝食 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル カメラ コッヘル ストーブ ろうそく 小説

備考

日焼け止めを忘れたので、照り返しがきつかった。

感想

Sugar_69

3年連続でこの時期に来ている船形山ですが、今まで一番気持ちいい山行が出来ました。

最高の天候、歩いた距離も満足、誰にも会わない静かな山行。パーフェクトな山行でした。

そして、山頂避難小屋を1人で贅沢に使わせていただくことができ、普段から保守管理に携わってる方々への感謝の気持ちも忘れてはいけないことだと思います。

ずっと山の中で1人でゆっくりとした時間を過ごしたいと思ってましたが、やっと念願叶い、想像していた以上に楽しい時間を過ごせ、時間が許せばもう一泊したかったですね。