天狗岳・白駒池・にゅう 唐沢鉱泉から高見石テント泊でプチ縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
天候 | 12/9(土)10(日)両日とも快晴 風やや強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビで「唐沢鉱泉」を入力。夏沢鉱泉との分岐にたどり着く。 ここから3.5キロ唐沢鉱泉駐車場までは斜度のあるダート道。 冬季はブラックアイスバーンになりやすく車の足元装備必須。 凹凸少なく道幅広い。この日は凍結・積雪少なめスタッドレスで進入。 唐沢鉱泉駐車場キャパは40台程。登って右がトイレ上・下登山者用。 左は宿泊者用。駐車場内にトイレあるも簡易トイレ共に冬期閉鎖中。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 唐沢鉱泉玄関の軒下にあり。 <唐沢鉱泉〜唐沢鉱泉下降点〜西天狗岳> 鉱泉向かいの橋を渡り、ツヅラ折れのトラバースで登る。 下降点から尾根芯に乗る。強風時は風が抜けそう。斜度は緩い。 第一展望台周辺は細尾根の岩場、第二展望台付近は痩せたキレット状、 積雪状況や天気により冬は難易度が上がる。 西天狗へはゴロゴロ岩の急登となる。この日は岩と雪ミックス。 状況によりアイゼン・ピッケル要。山頂はフラットで広い。 <西天狗岳〜東天狗岳> 急斜面を下降。岩場でないので比較的下りやすい。 コルから東天狗に登りあげる。歩きやすい。山頂は狭い。 <東天狗岳〜中山峠> 岩場の下り。途中かなり傾斜きつくアイゼン・ピッケル要。 <中山峠〜中山展望台〜高見石小屋〜丸山> 少し尾根筋を行くがにゅうとの分岐以降は緩やかな樹林帯歩き。 アップダウンはあるも緩やかで滑り止めなしで歩ける。丸山展望なし。 <高見石小屋〜白駒池〜にゅう〜中山峠> 高見石小屋裏の岩場は取り付き付近のみアイスバーン。 白駒池までは緩やかな斜度。滑り止めは必要ない程度。 にゅうへも基本は緩やかな斜度だがにゅう付近は滑り止めあっていい。 にゅう岩場付近は全く雪無し。中山峠まではやや斜度ある登り。 <中山峠〜黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉> 峠からヒュッテはフラット、ヒュッテからやや斜度ある下り。 渋の湯分岐以降は斜度緩いツヅラ折れトラバース。アイスバーン注意。 <黒百合ヒュッテ> 唐沢鉱泉登山口に軽食販売休止中の案内あり。 私が通過時も提供の様子なしでした。トイレ水洗200円。 https://www.kuroyurihyutte.com/ <高見石小屋> 平日は日によってあげぱん提供なし、この日は土日のためか提供あり。 喫茶10〜14時。あげぱん2個500円。5個1100円。水500ml200円。 テント泊600円。小屋前がスペース。多くてもソロテント8張程。 小屋泊者も屋外トイレ使用の様子。非水洗。通過者協力金100円。 https://takamiishi.com/ <唐沢鉱泉> 日帰り入浴10〜15時990円。食堂11〜13時半。玄関外に自販機あり。 日帰りお疲れ様プランに興味津々。昼食入浴駅まで送迎付き。 http://www.karasawakousen.com/ |
その他周辺情報 | <下山後の入浴施設> 茅野市「縄文の湯」市外者大人600円。 道をまっすぐ西に進んだところにあり便利。 https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1356.html |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
以前からテント泊装備で周回してみたかったのと、
高見石小屋テント泊を抱き合わせて出掛けて来ました。
快晴予報なので駐車場争奪余裕もってキープすべく早め到着。
アクセスも一部以外雪無くて安心。6時半スペース空いてました。
テント泊装備で周回してる人みたことないルート。
平気だろうかと思ったけど、重さ感じないし、体調もいい感じ。
西尾根は途中から痩せ尾根で風が当たりやすいことに配慮して
早めにアイゼン着けたら岩と雪のミックスでしんどかったです。
途中ではつけにくいので積雪が中途半端な時期にありがち。
東西天狗岳の久々の展望はよくて気持ちいいです。
基本、曇天風雪と大親友ですから。友達選びたい…
黒百合ヒュッテでアイゼン外して休憩、アイゼンは腰に堪えます。
これ以降は斜度が緩いのでノーアイゼンでてくてく。
雰囲気に変化が少なく飽き始める頃に高見石小屋到着です。
別にあげぱん目当てじゃなかったのにテント受付した時に
あと20分で終了ですって言われたら食べたくなっちゃいました。
テント設営はさくさく終わるも雪がなく水作り難航。ゴミ多い;
昨今の燃料高騰を考えたら小屋での水購入のがお手軽だったかも?
ちなみに暑くて寝られず途中で上下1枚ずつ服脱いで寝ました。
翌日は丸山へまず日の出を見にと登ったら展望なし;
慌てて高見石小屋に戻って小屋裏岩場から日の出拝みました。
テントはさくさく撤収して白駒池を経由してにゅうへ。
凍結した白駒池ははじめてみましたがとても綺麗でした。
出来たらしっかり雪が乗った頃にスノーシューで歩いてみたい。
にゅう周りは静かに淡々と歩けて楽しかったです。
やっぱり自分は岩稜みたいなのより雪上を歩く方が好きですね。
目的をきちんと達成できて、温かく過ごせた2日間でした。
いや〜ニアミスでしたね…
minislopeさんが西天狗から硫黄を眺めていた頃、私たちも硫黄から天狗を眺めてました。
まぁ雪は少なかったですね、水作りの大変さが目に浮かぶようです。
しかしこの周回コースは面白いですね。
この山域、大半の方が王道を歩かれるから、もっと色々なコース取りができるのにもったいないなぁと常々思ってますσ(´∀`;)
追伸:アンバサ、気が合いますねw
って朝早っ。雪がどこも少ないので少ないながらも雪があるとこ目指して八ヶ岳に皆なりがちと思います。雪が少ないって言っても稜線とは違うので飛ばされてない分、なくはないんですがゴミが多くて大変だったんです;今位なら行動中に凍結もまだしないので水持って上がってもよかったんですよね。それか購入か。高見石は500ml200円の良心価格ですし。黒百合は1L500円ですって。
今回の周回コースはちょっとした岩稜がありつつも北八らしい森や池も楽しめるという欲張りなものですね。とはいえ西尾根は雪が多いと嫌らしいですし、主稜線は風が強ければテント泊ザックごと煽られれば厳しいですから、雪山の行動術が身についてないなら王道でいいと私は思ってますよ。王道を何度か歩いて行動術が身についたら次へです。
登山あるある「登山口自販機にアンバサありがち」。
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