ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6271961
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳・白駒池・にゅう 唐沢鉱泉から高見石テント泊でプチ縦走

2023年12月09日(土) 〜 2023年12月10日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.8km
登り
1,426m
下り
1,419m

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
0:00
合計
8:00
6:40
60
7:40
6:40
130
下降点
8:50
8:50
30
9:20
9:20
50
10:10
10:10
40
10:50
10:50
60
11:50
11:50
70
13:00
13:00
40
2日目
山行
5:10
休憩
0:40
合計
5:50
6:20
20
6:40
6:40
10
6:50
7:30
20
7:50
7:50
90
9:20
9:20
90
10:50
10:50
30
11:20
11:20
50
12:10
唐沢鉱泉
天候 12/9(土)10(日)両日とも快晴 風やや強め
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<アクセス・駐車場>
ナビで「唐沢鉱泉」を入力。夏沢鉱泉との分岐にたどり着く。
ここから3.5キロ唐沢鉱泉駐車場までは斜度のあるダート道。
冬季はブラックアイスバーンになりやすく車の足元装備必須。
凹凸少なく道幅広い。この日は凍結・積雪少なめスタッドレスで進入。
唐沢鉱泉駐車場キャパは40台程。登って右がトイレ上・下登山者用。
左は宿泊者用。駐車場内にトイレあるも簡易トイレ共に冬期閉鎖中。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
唐沢鉱泉玄関の軒下にあり。

<唐沢鉱泉〜唐沢鉱泉下降点〜西天狗岳>
鉱泉向かいの橋を渡り、ツヅラ折れのトラバースで登る。
下降点から尾根芯に乗る。強風時は風が抜けそう。斜度は緩い。
第一展望台周辺は細尾根の岩場、第二展望台付近は痩せたキレット状、
積雪状況や天気により冬は難易度が上がる。
西天狗へはゴロゴロ岩の急登となる。この日は岩と雪ミックス。
状況によりアイゼン・ピッケル要。山頂はフラットで広い。
<西天狗岳〜東天狗岳>
急斜面を下降。岩場でないので比較的下りやすい。
コルから東天狗に登りあげる。歩きやすい。山頂は狭い。
<東天狗岳〜中山峠>
岩場の下り。途中かなり傾斜きつくアイゼン・ピッケル要。
<中山峠〜中山展望台〜高見石小屋〜丸山>
少し尾根筋を行くがにゅうとの分岐以降は緩やかな樹林帯歩き。
アップダウンはあるも緩やかで滑り止めなしで歩ける。丸山展望なし。
<高見石小屋〜白駒池〜にゅう〜中山峠>
高見石小屋裏の岩場は取り付き付近のみアイスバーン。
白駒池までは緩やかな斜度。滑り止めは必要ない程度。
にゅうへも基本は緩やかな斜度だがにゅう付近は滑り止めあっていい。
にゅう岩場付近は全く雪無し。中山峠まではやや斜度ある登り。
<中山峠〜黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉>
峠からヒュッテはフラット、ヒュッテからやや斜度ある下り。
渋の湯分岐以降は斜度緩いツヅラ折れトラバース。アイスバーン注意。

<黒百合ヒュッテ>
唐沢鉱泉登山口に軽食販売休止中の案内あり。
私が通過時も提供の様子なしでした。トイレ水洗200円。
https://www.kuroyurihyutte.com/
<高見石小屋>
平日は日によってあげぱん提供なし、この日は土日のためか提供あり。
喫茶10〜14時。あげぱん2個500円。5個1100円。水500ml200円。
テント泊600円。小屋前がスペース。多くてもソロテント8張程。
小屋泊者も屋外トイレ使用の様子。非水洗。通過者協力金100円。
https://takamiishi.com/
<唐沢鉱泉>
日帰り入浴10〜15時990円。食堂11〜13時半。玄関外に自販機あり。
日帰りお疲れ様プランに興味津々。昼食入浴駅まで送迎付き。
http://www.karasawakousen.com/
その他周辺情報 <下山後の入浴施設>
茅野市「縄文の湯」市外者大人600円。
道をまっすぐ西に進んだところにあり便利。
https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1356.html
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉駐車場。向かって右側トイレの先も市営駐車場みたい。左側は唐沢鉱泉敷地。
5
唐沢鉱泉駐車場。向かって右側トイレの先も市営駐車場みたい。左側は唐沢鉱泉敷地。
鉱泉真ん前の橋を渡って西尾根に向かいます。
5
鉱泉真ん前の橋を渡って西尾根に向かいます。
少しだけ沢状地形を進んで…その後はツヅラ折れトラバースで下降点まで。
3
少しだけ沢状地形を進んで…その後はツヅラ折れトラバースで下降点まで。
下降点から尾根芯に乗ります。時々芯を巻くこともありますが基本尾根に忠実。
4
下降点から尾根芯に乗ります。時々芯を巻くこともありますが基本尾根に忠実。
何気に今年初アイゼン。強風で装着する場所困ると嫌だと思い第一展望台手前でつけるも早すぎて歩きにくかった…
11
何気に今年初アイゼン。強風で装着する場所困ると嫌だと思い第一展望台手前でつけるも早すぎて歩きにくかった…
第一展望台から。中央アルプスと御嶽山が綺麗。先日登った入笠山のスキー場が見えます。人工雪頑張ってます。
4
第一展望台から。中央アルプスと御嶽山が綺麗。先日登った入笠山のスキー場が見えます。人工雪頑張ってます。
西尾根は細尾根で第二展望台付近は低木が張り出します。テント泊ザックだとややひかかる。
5
西尾根は細尾根で第二展望台付近は低木が張り出します。テント泊ザックだとややひかかる。
第二展望台付近からの西天狗岳。
6
第二展望台付近からの西天狗岳。
前回来た時、霧氷のついてた立ち木。温かくて欠片もなし。
3
前回来た時、霧氷のついてた立ち木。温かくて欠片もなし。
奥に北アルプス。真ん中やや手前は霧ヶ峰。手前左は登って来た西尾根。右は蓼科山。雪無いですね。
4
奥に北アルプス。真ん中やや手前は霧ヶ峰。手前左は登って来た西尾根。右は蓼科山。雪無いですね。
蓼科山と北横岳付近をズーム。
4
蓼科山と北横岳付近をズーム。
霧ヶ峰をズーム。車山スキー場が見えてるのかな?
4
霧ヶ峰をズーム。車山スキー場が見えてるのかな?
西天狗登り途中、振り返るとこんな感じ。岩の露出が多く疲れます。
4
西天狗登り途中、振り返るとこんな感じ。岩の露出が多く疲れます。
左中央アルプス、中御嶽山、右乗鞍岳。
2
左中央アルプス、中御嶽山、右乗鞍岳。
根石山荘と箕冠山越しに硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳。
6
根石山荘と箕冠山越しに硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳。
東天狗岳とその向こうの山々。
3
東天狗岳とその向こうの山々。
プレスバターサンド、蓼科、北横添え。
7
プレスバターサンド、蓼科、北横添え。
東天狗岳へ向かいます。
7
東天狗岳へ向かいます。
東天狗岳から見た西天狗岳。
5
東天狗岳から見た西天狗岳。
東天狗岳から南八ケ岳を望む。
4
東天狗岳から南八ケ岳を望む。
さてさて中山峠へ下ります。
2
さてさて中山峠へ下ります。
途中、稲子岳越しの展望。
3
途中、稲子岳越しの展望。
中山展望台経由で高見石小屋へ向かいます。
5
中山展望台経由で高見石小屋へ向かいます。
中山から多分あのちょっこりはにゅう。
3
中山から多分あのちょっこりはにゅう。
中山展望台から。
5
中山展望台から。
高見石小屋にて。あげぱん目当てでなかったがまだ大丈夫と言われ、つい注文。
10
高見石小屋にて。あげぱん目当てでなかったがまだ大丈夫と言われ、つい注文。
冬用フライで。雪が少なくとも固定方法はちゃんとあります。雪が少なくて水作りが大変。
12
冬用フライで。雪が少なくとも固定方法はちゃんとあります。雪が少なくて水作りが大変。
三日月。
一番近いピークの丸山に登ったが樹林帯でほぼ展望なし。高見石に急いで戻ります。
3
一番近いピークの丸山に登ったが樹林帯でほぼ展望なし。高見石に急いで戻ります。
高見石から日の出前。白駒池が光る。
6
高見石から日の出前。白駒池が光る。
ちょうど尾根がかかって日の出が少し遅いみたい。私には幸運。
4
ちょうど尾根がかかって日の出が少し遅いみたい。私には幸運。
振り返ると中央アルプスがちょっとモルゲン。
5
振り返ると中央アルプスがちょっとモルゲン。
高見石小屋。宿泊者も屋外トイレ利用なので夜間早朝ややざわざわする。テントも宿泊者も多くないみたい。
3
高見石小屋。宿泊者も屋外トイレ利用なので夜間早朝ややざわざわする。テントも宿泊者も多くないみたい。
白駒池越しに見えるテーブル状の山って荒船山でしょうか。
7
白駒池越しに見えるテーブル状の山って荒船山でしょうか。
日の出。岩場に登るのを敬遠してか人は少なかった。
9
日の出。岩場に登るのを敬遠してか人は少なかった。
白駒池付近に来ると木道があるのでわかりやすい。
4
白駒池付近に来ると木道があるのでわかりやすい。
白駒荘は休業期間。年末以降営業するみたい。北八ツRWの休業と期間を合わせているのかな。
8
白駒荘は休業期間。年末以降営業するみたい。北八ツRWの休業と期間を合わせているのかな。
白駒池。凍結はしてるけど、まだ氷の薄いとこもありそう。
7
白駒池。凍結はしてるけど、まだ氷の薄いとこもありそう。
もうちょっとしっかり氷が張ったら歩いてみたい。
4
もうちょっとしっかり氷が張ったら歩いてみたい。
なんかいい雰囲気。
6
なんかいい雰囲気。
さてにゅうへ向かいます。
3
さてにゅうへ向かいます。
白駒湿原。
木道。意外に滑らない。
4
木道。意外に滑らない。
小さな湿原です。北八ツって地図にない湿原が時折あったりする。
3
小さな湿原です。北八ツって地図にない湿原が時折あったりする。
にゅう付近でちょっと斜度がありますがキツクナイです。
3
にゅう付近でちょっと斜度がありますがキツクナイです。
にゅう。あんな穴あったっけ?メタボチェッカー?
4
にゅう。あんな穴あったっけ?メタボチェッカー?
さっき歩いた白駒池が地味に遠い。
4
さっき歩いた白駒池が地味に遠い。
にゅうからの展望。
6
にゅうからの展望。
富士山みえました。
7
富士山みえました。
にゅうから一度中山峠方面へは登りです。
3
にゅうから一度中山峠方面へは登りです。
休憩なしで一気に唐沢鉱泉へ。沸いてるか触りたくなりますよね。まあ湯気で出ない時点で冷泉ですが。
9
休憩なしで一気に唐沢鉱泉へ。沸いてるか触りたくなりますよね。まあ湯気で出ない時点で冷泉ですが。
唐沢鉱泉の自販機でアンバサ。私が押したボタンのみ故障しててスタッフさんに出して貰いました。ある意味あたり。
9
唐沢鉱泉の自販機でアンバサ。私が押したボタンのみ故障しててスタッフさんに出して貰いました。ある意味あたり。

感想

以前からテント泊装備で周回してみたかったのと、
高見石小屋テント泊を抱き合わせて出掛けて来ました。

快晴予報なので駐車場争奪余裕もってキープすべく早め到着。
アクセスも一部以外雪無くて安心。6時半スペース空いてました。
テント泊装備で周回してる人みたことないルート。
平気だろうかと思ったけど、重さ感じないし、体調もいい感じ。
西尾根は途中から痩せ尾根で風が当たりやすいことに配慮して
早めにアイゼン着けたら岩と雪のミックスでしんどかったです。
途中ではつけにくいので積雪が中途半端な時期にありがち。
東西天狗岳の久々の展望はよくて気持ちいいです。
基本、曇天風雪と大親友ですから。友達選びたい…
黒百合ヒュッテでアイゼン外して休憩、アイゼンは腰に堪えます。
これ以降は斜度が緩いのでノーアイゼンでてくてく。
雰囲気に変化が少なく飽き始める頃に高見石小屋到着です。
別にあげぱん目当てじゃなかったのにテント受付した時に
あと20分で終了ですって言われたら食べたくなっちゃいました。
テント設営はさくさく終わるも雪がなく水作り難航。ゴミ多い;
昨今の燃料高騰を考えたら小屋での水購入のがお手軽だったかも?
ちなみに暑くて寝られず途中で上下1枚ずつ服脱いで寝ました。

翌日は丸山へまず日の出を見にと登ったら展望なし;
慌てて高見石小屋に戻って小屋裏岩場から日の出拝みました。
テントはさくさく撤収して白駒池を経由してにゅうへ。
凍結した白駒池ははじめてみましたがとても綺麗でした。
出来たらしっかり雪が乗った頃にスノーシューで歩いてみたい。
にゅう周りは静かに淡々と歩けて楽しかったです。
やっぱり自分は岩稜みたいなのより雪上を歩く方が好きですね。

目的をきちんと達成できて、温かく過ごせた2日間でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:368人

コメント

minislopeさん、おはようございます(*'▽')

いや〜ニアミスでしたね…
minislopeさんが西天狗から硫黄を眺めていた頃、私たちも硫黄から天狗を眺めてました。
まぁ雪は少なかったですね、水作りの大変さが目に浮かぶようです。
しかしこの周回コースは面白いですね。
この山域、大半の方が王道を歩かれるから、もっと色々なコース取りができるのにもったいないなぁと常々思ってますσ(´∀`;)

追伸:アンバサ、気が合いますねw
2023/12/12 4:18
いいねいいね
1
あっきー@くまさん、こんにちは。

って朝早っ。雪がどこも少ないので少ないながらも雪があるとこ目指して八ヶ岳に皆なりがちと思います。雪が少ないって言っても稜線とは違うので飛ばされてない分、なくはないんですがゴミが多くて大変だったんです;今位なら行動中に凍結もまだしないので水持って上がってもよかったんですよね。それか購入か。高見石は500ml200円の良心価格ですし。黒百合は1L500円ですって。
今回の周回コースはちょっとした岩稜がありつつも北八らしい森や池も楽しめるという欲張りなものですね。とはいえ西尾根は雪が多いと嫌らしいですし、主稜線は風が強ければテント泊ザックごと煽られれば厳しいですから、雪山の行動術が身についてないなら王道でいいと私は思ってますよ。王道を何度か歩いて行動術が身についたら次へです。

登山あるある「登山口自販機にアンバサありがち」。
2023/12/12 5:58
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
縞枯山〜茶臼山〜高見石〜中山〜東天狗岳
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
白駒池から東天狗岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら